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DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件



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【この小説が収録されている参考書籍】
DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件

DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件の評価: 3.40/5点 レビュー 167件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全90件 41~60 3/5ページ
No.50:
(4pt)

好みの分かれる作品

いろいろと酷評の目立つ作品ではありますが、私自身は西尾ファンということで、それほど不快感を覚えることもなく読み進められました。ただしデスノから初めて西尾先生に触れる方は、注意が必要かもしれません。しかし基本的に原作を読んでいることを前提とした作品なので、西尾ファンにはキツイかも…デスノが好きで、かつ西尾ファンな方が一番楽しめるような気がします。南空のキャラクターにギャップを感じる方が多いようですが、これはキャラ崩しの範疇ではないでしょうか。トリックに関しては、普段ミステリをあまり読まない人間としては十分に楽しめました。表現に癖がある部分は西尾先生の常かと思われますし、そもそも好き嫌いの分かれるタイプの作家さんなので、賛否両論あるのは仕方がないかと。 宣伝文句"Lの伝説"とのズレは、作家さんと出版社の間で何かあったのかと思わされるほどですけれど。 そういった部分を考えて、星4つです。
DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件Amazon書評・レビュー:DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件より
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No.49:
(4pt)

デスノート小説版として話題性に負けず、申し分ない見事な面白さ

 一度読み終えた後、再度読み直しましたが、騙す気満々でしたよ。それもデスノート好きならニヤリとするような描写の周辺に、
周到にワナを仕掛けている感じで、ただ原作におんぶだっこしているという印象はないですね。
 多少、美空ナオミのノリの良さや、ストーリーテラーであるメロのLへの偏向っぷりに、違和感を感じないでもなかったですが、
これもまた一つの解釈として、許容範囲な描写ではないかと。
 とにかく大前提として、原作の漫画版デスノートを読んでいた方が良いでしょう。
 というか必須ですよ。
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No.48:
(4pt)

西尾氏の「デスノ愛」が伝わります

原作を読んだ人なら、皆反応するであろう単語やエピソードがちりばめられており、ファンはにやりとさせられます。
本当に「Death Note」が好きな人が書いてくれたんだなと嬉しくなりました。
個人的には、メロが昔“L”から聴いた事件を語る・・・という体裁だけで感動です(笑)。
残り2つの事件(マンチェスター爆弾魔事件・コイル、ドヌーヴとの探偵合戦)についても小説化を熱望します。
(ここまで褒めといてなぜ星4つかというと、南空ナオミのキャラが原作と違うので。やたら面白い人になってます・笑)
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No.47:
(4pt)

小説は小説、漫画は漫画。

基本的にジャンプのような漫画は非常に文章にし辛い。
それを見事小説化したのが本書だ。
私は別段DEATH NOTE(原作)の熱狂的ファンではないから
DEATH NOTEの基本設定が出張っていれば、西尾維新色に
染まってしまっても構わなかった。
そもそもキャラクターの性格なんて作者でさえ
完全に理解出来ないのだから著者が多少面白く
アレンジ(もしくは本当に西尾氏が美空などを
こういう人物であると思っている)して文におこしても
それが小説として面白ければ良いと思う。
キャラクターのイメージは人によって
違うのだから、それを本書で非難しても仕方がない。
大体、小説は小説であって、漫画は漫画である。
問題はそんなことよりも、作品として
面白かったかどうかにつきる筈だ。
本書は私を実に楽しませてくれた。
但し、確かに前振りの『Lの伝説』的ではなかったので
☆を一つ減らし、四つにした。
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No.46:
(4pt)

南空ナオミファンは読まない方が・・・

最初この本を数ページ読んだ感想は南空ナオミさんのキャラ(イメージしていた性格と)が違う!!と思いました、私がイメージしていた人よりも違っていて例えば言葉の使い方がイメージしていたのと違っていたし・・・もう少し推理力があるんじゃないの?とも思ったし・・・私もファンとまでは行かなくてもナオミさんは好きだったので「え”〜!!」って思いましたし・・・Lもうちょっと出てよ!(実はLファンだったり・・・)とも思いました、でも!何だかんだで楽しめたので星4つ!ということで!お願いします!(何を?
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No.45:
(4pt)

あくまでも「アナザーノート」として楽しむ。

割と厳しい意見も目立ちますが、私は普通に楽しめました。
その理由としては、
1.これまで西尾作品を読んだことがなかった。
2.原作漫画は好きだけど、ファンってほどではない。
3.推理小説は好きだけど、普段から愛読するほどではない。
以上の事から私は楽しめたのかなと思います。
要するに、そんなに期待しないで気軽に手にとって
みたから・・・でしょうか(笑)
西尾さんが普段、どのような小説を書かれるのかは
知りませんが、久々に推理もので面白いなと思える
作品だと感じました。
最後のどんでん返しな展開が気持ちよかったです。
確かに細かいところで目に付くところはありますが、
原作者の大場つぐみさんが全く関わらずに
独自でこれだけ書いたことはそれなりに評価すべきかと。
Lが関わるような事件じゃないとの声もありますが、
Lにとっては関わらざるを得ない事件だったんですよね。
これ以上言ってしまうとネタバレになるので
気になる方はレビューの良し悪しに限らず一度読むべきです。
ただし、原作のデスノを求めるのではなく、あくまでも
西尾作品の一つとして読んだ方がよろしいと思います。
余談ですが、個人的にワタリとLの出会い話が読みたいです(笑)。
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No.44:
(4pt)

Lのことをもっと知りたかった

面白い!買うのを迷ったけれど、この面白さは損じゃなかったと思う。Lの伝説はみれなかった気がするけど・・・。Lをやるのも大変なんだなと思った。やはりLが死んだことが惜しまれてならない。もっとLの伝説がみたい。ビヨンド・バースデイの最期にゾクッときた。
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No.43:
(4pt)

おもしろかった・・・けど。

美空ナオミは少し堅物系のキャラだと思っていましたが、この小説を見ると「美空も普通の一般女性と同じ思考の持ち主なんだな」と思いました。
原作を読んだときは美空のことは好きでも嫌いでもありませんでしたが、この小説を読んだら美空のことは好きになりました(^ー^*)
Lとの会話はデスノートにしては、ていうか半分がギャグに聞こえました。(笑えましたが!)
でも美空・・・自分でドジっ娘と思われてしまう、という描写には・・・さすがに少し引きましたね。めがねっこまでならまだ許せます。Lはエロゲーしていないことを祈ります。
しかしL愛の人には結構満足できる作品なのではないでしょうか?Lの一挙一動がたまらなく好きな人にはオススメです。
イラストでLの骨見られますしね!最初のイラストも素敵でした。
語りてがメロなのも嬉しいです。読みやすいっていうのもありますが。
西尾さんは実は一番メロが好きっていってますしね。まあ編集者さんからは全部任せられたっていわれていたのでしょうから、好き勝手できて満足だったと思いますよ。
でも実際、Lの伝説がどうかはわかりません。ただの名前の由来でしょう。Lもそんなに出てませんし。ああ、でも買って損は無いです。
とりあえず腐女子にはオススメなんじゃないんですか?
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No.42:
(5pt)

後半

まあ、とにかく最初は竜崎の奇行っプリと、ナオミとの体を張った
コントに大爆笑していればいいと思う。
そして、真相がわかったとき戦慄し、次に少々の切なさを感じたら、
あなたはこの作品を楽しむことに成功したといえるだろう。
いやあ、騙されただまされた!
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No.41:
(4pt)

小説 DEATH NOTE

DEATH NOTEファンとしてこの本を購入しました。有名な方なので、西尾さんのお名前は以前から知ってはいたのですが、拝読させて頂いたのは今回が初めてです。批判的な意見が多かったので、それを踏まえた上で読みました。なるほど…。確かに多少無理がある設定だと感じました。冒頭で既に犯人とLの関係を説明しているので、途中からは竜崎の正体には気付いてしまい、因みにLのファンなので気付いてしまった時はかなりショックでした。ジャムの場面などはもう食い入る様に読み返してその姿をカワイイナ-などと想像したりして…いたので。 でもあんなに簡単に人前に顔出してたらナオミがいた意味もないですしね…。よくある方法(乙一さんとかもよくやる)ではありますが、小説ならではの読者を騙すトリックだったと思います。あとは、やはり一番気になったのはナオミの性格でしょうか。漫画にも多くは出てないので、彼女の性格は把握しきれてないので何とも言えませんが。少しオキャンなナオミ?それにしても、落ち着いた大人の女性としと描かれていた原作とは大分違う気が…。最後のおまけの様な対面にはホンワカしましたが。一番最後の本編との繋ぎも好きです。しかし、Lとの勝負にしては安易過ぎると言うか…。ナオミも事件解決に協力と言うか、パイプ感が強かった。話として個人的には何度も読みたくなる様な物ではなかったので、Lの活躍を物凄く期待している方は図書館にもあるから一度試し読みをしてみた方が良いのでは?また小説が出るとしたら、今度こそLが主人公の話希望です。装丁は豪華で気に入りました。
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No.40:
(4pt)

う〜ん・・・結構批判的な意見が多いですね・・・;

私もこの作品にあまりLがでてこなかったことに関しては不満です。
ですが、デスノファン&西尾ファンの私としては楽しめたと思います。
西尾さんのまどろっこしいトリックと、
デスノ独特の緊張感!!
語り手がメロでも、最初はなんで!?と思いましたが、BのLに対する思いなどから、メロが適任だったと思います。
追いつきそうで追い越せない、そんな感じです。
是非ファンの皆さんに読んでいただきたいです。
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No.39:
(5pt)

騙されればおもしろい

全く期待しないで読んだところ、最後までアレがわかってなかったので普通に楽しめました。普通の人なら読めてたんでしょうが何も考えず読んでたので見事騙されてしまいました。
会話はほんと素晴らしいですね。感心のあまりため息ついちゃいましたね。
西尾維新さんなのでトリックは別に期待してなかったからいいです。
あの人が襲ってきたそこらで変なところがあったような気がしないでもないですけど辻褄は合ってそうだしいいと思います。推理小説のつもりで書いてるわけでもなさそうですし。
キャラが違うとかは別にノベライズなんだからいいと思います。誰が書いたってキャラ違ってくるんじゃないかと。っていうかあれくらいなら許容範囲内です。
カバーとか無駄に豪華で値段を上げてるっぽいのが困ります。あれなら1300円ですね確かに。
デザインとかかっこいいけどちょっとやりすぎな気が。
デスノート読んでる人は特に楽しめると思います。デスノートが大好きで大好きでしょうがなくキャラのイメージ壊されたらたまらないとかそんな人は読まなくていいと思います。
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No.38:
(4pt)

実は・・・

読み終えた時は
「何がLの伝説だよ、美空ナオミばっかじゃん」
と愚痴ばっかり言っていました。
しかしよくよく考えてみると、BがLの真似をいしたのでは無く、最終的にLがBの真似をしたんですねコレが。
そうなると、B次第でLの性格は変わっていたかもしれない・・・
そういう意味ではLの重要な伝説なんじゃないかな、と思います。
まあ小説そのものはごく普通の推理小説です。
メロが何故語り手なのかは疑問ですが、もしかしたらコレも何かの伏線かもしれませんね。
例えば、本書内にあった後2つの過去話を今後描くためにメロを利用したとか。
そういう意味では色々考えさせられたので☆4です。
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No.37:
(5pt)

あくまで西尾維新

本格ミステリーがコミックで楽しめるとわくわくしっぱなしだったDEATH NOTEの小説化。コミック版でも中心人物であった"L"のキラ以前の物語を主軸としている。
DEATH NOTE物語としてはターニングポイントとなっている物語っぽいのだが、作家「西尾維新」が前面に出ているため、DEATH NOTEの世界観とは少々異なる印象を受ける。
ここらへん様々なメディアに展開するのはDEATH NOTEファンとしても嬉しいのですが、ストーリー展開など全面的に原案者が監督をするなど統一性をもって展開をしてもらいたい。
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No.36:
(4pt)

引き締まった西尾維新!

西尾維新は現代の萌え作品のファンが持つ「萌え作品に対する感情」をミステリー小説に組み込んで書くことが出来る作家だ。
彼の代表作「戯言シリーズ」のある作品では「萌えキャラがXXでXX」だったり、また別の作品では「登場するヒロイン全員が何かしらの非萌え要素を持って」いたりする。
ふと周りにある萌え作品と西尾維新の作品を比べた時、そのギャップと西尾維新の萌えに対する捉え方や洞察力の深さにグッとくる。
今回はデスノートのノベライズという二次創作であるが、「原作のファンがニヤリとする」という、
原作ではないからこそ起こりえる現象を逆手に取った、非常に素晴らしいトリックだと思った。
たぶんこの小説のミステリー(謎)は、この小説がミステリー(推理小説)と気付くことなんだと思うよ。
なんにせよ西尾維新最高だ。まるで引き締まった腹筋のように引き締まった小説だと思う。次回作に期待!
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No.35:
(5pt)

面白かったです。

西尾維新の作品が好きな人が読むとこの小説はとても面白く感じるのだと思います。文章のあちらこちらに「西尾維新らしさ」がでていますので。しかし、単純にデスノート好きで原作の雰囲気や話の書き方などを求めている人には「なんだこれは?」となってしまうんだと思います。
まだこの物語を読んでいない人、物語はとても引き込まれるものがあるので読んで損はしないと思います。
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No.34:
(4pt)

設定の複雑さが生んだ怪作

恐らく、作者の西尾維新氏は、この作品のノベライズを書くに当たって、非常に苦悩した事だと思う。本来の彼の文章は、比喩表現を多数用い、難解な文章を構築して読者を魅了するタイプだからだ。
このデスノートという作品は確かに名作に属する作品だが、読者年齢層が戯言シリーズと違い、若過ぎる。小学生くらいから読むかもしれないとすると、西尾維新の真骨頂たる難解な文章を使用するのは難しいからだ。だが、軽快な文章では彼の能力を発揮出来ない。その分、非常に苦悩した挙句の果てに、このような作品に至ったのだと思う。
西尾維新らしからぬ易しい文章。デスノート世界を上手く表現しようとした世界観。・・・だが、原作の設定の時点でハッキリとしない点があり、なんとか絵で誤魔化していた原作と違い、どうしようもない、小説の限界が出た。設定の矛盾に加え、やはり西尾維新ファンとしては納得出来ない文章もあり、評価は低かった。
ただ、この作品如何ではなく、西尾維新氏の苦労を労うつもりで☆4つです。
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No.33:
(5pt)

Lは伝説になった

この小説は、DEATHNOTEファン、特に’L’のファンにはたまらないだろう。私は夜神月の死に納得出来なかったが、この小説を読んでいて、’L’の死にも納得出来なくなった。Lは「ロサンゼルスBB連続殺人事件」の解決に乗り出した。南空ナオミの協力を得ながら捜査を進めることになる。合成音声のみで南空に指示を出しながら、竜崎ルエなる探偵が南空の前に現れる。つまり、南空はLの指示を受けつつ、竜崎ルエと共に捜査を進めることになる。竜崎と遭遇した南空の反応・行動が、たまらなくチャーミングであり、竜崎の異様な存在感、天才ぶりが遺憾なく浮き彫りにされていくところが大いに読み応えがある。このLの伝説を読んでいて悟ったのは、「夜神月とLは、結局のところ相討ちになってしまったのだな」ということだ。神は、両方、或いは片方が、生き残ることを許さなかった。ライトとLは、お互いが最初で最後の最高のライバルであり、友達だったという訳だ。誰も二人には勝てなかった。ようやく私は納得できた。そして「Lが探偵、ライトが犯人」という図式に収まりきらないところがDEATHNOTEの最大の魅力だったことに改めて気づかされる。『最も優れた名探偵は、最も優れた犯罪者である』
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No.32:
(4pt)

やはり維新

まず最初に自分は西尾維新ファンであり、かつデスノファンでもあるということを前提として。
正直、自分は漫画やアニメ、映画のノベライズはほとんど読みません(映像化作品に対する原作ではなく、映像作品に対するノベライズね)。
それは作者が原作に縛られすぎて作品が小説ではなく只のシナリオと化してしまっている事が多々あるからです。
で、この作品ですが、さすが西尾維新。やってくれた!て感じです(いい意味で)。
原作にガチガチ縛られず、西尾氏の作品の魅力を十二分に発揮シテクレタと思います。
西尾ファンなのでたっぷり楽しませていただきました。
西尾氏の小説を未読のデスノファンは拒否反応を示すだろうなぁとは思いましたが(まぁ、もともと西尾氏の小説は人を選ぶキライがありますが)。
これを読んでちょっとでも西尾氏に興味が湧いた方は「クビキリサイクル」を読んでみて下さいな。
っていうか西尾氏の小説初体験がデスノノベルっていうのはイロイロと問題があったりなかったり。
そういえば、同時発売のホリックの方も読みましたが、ジョジョネタが無いのにビックリ。
(自分がわからなかっただけかも知れませんが)
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No.31:
(4pt)

魅力

まず、読んだ感想。僕は普通に面白いと思いました。ラストのオチも驚かされました。まぁ多少強引な所や納得できないとこはありますが作品との天秤にかければ明らかに作品が面白かった。思ったよりデスノートに関わる感じで、デスノートを読まれた方は大いに楽しめると思います。設定も意外で良かった。でも唯一つ問題が・・・それは南空ナオミとLに感情移入してしまうという事です。僕はキラが好きだったのですが複雑な好意になってしまいました。小説を読んでからデスノ2巻を読むとキラが憎くてしょうがないし…南空が何故あんなにLを絶対視するのか(Lは何かしたのか?)、Lは何故あんなに南空に対して素っ気ないのか…小説が書かれた事によってまた疑問も増しました。しかし、そんなもんは僕にも分かってます。無理難題とともに、求める対象が間違ってるのは理解してますが一連の流れで今、書いているので感情が押さえられませんでした。何はともあれそんな食い違いはしょうがない。とにかく小説は面白いので是非、読んでみて下さい。
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