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密室キングダム
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密室キングダムの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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私は初めてミステリー小説を読みました。 タイトルに惹かれ、この本を読み始めました。 ミステリーと言えば、「ここのドアが外れる」「魔法で遠くから殺害した」といったタブーがあると思います。 その点を考えながら、この本を読んでいると、いくつか「あれっ」と思う場面に遭遇します。 心理的トリックとは言いながらも、タブーな気がしてなりません。 それで、途中から読むのをやめる人が多いのではないかと思います。 全部を読んでみると、伏線などはしっかりしているのですが、 タブーに近いこと(あるいはタブー)、言いわけっぽい文章のせいでこの評価です。 | ||||
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他の方のレビューでも触れられているが、この作家は小説家としては、あまり文章がうまくない。 タイトルからしてそうなのだが、擬音語・擬態語・外来語などカタカナの使い方がかなり無雑作であり、かつ比喩表現も変だ。 凝った文章を書こうとして失敗しているようにも見える。 長大な作品のわりには、軽く読めると言えば、そうなのだが、逆に言えば重みが無い。 笠井潔の『哲学者の密室』のような、いかにも力作という手ごたえが無い。 また、三津田信三の『厭魅の如き憑くもの』のような、文章の読みにくさが世界観と結びついていることへの驚きも、感じられない。 そのため、密室状況が次々と現れ、それが解き明かされていくまでは、それなりに面白いのだが、そこからが最大のクライマックス!とまでは行かない。 冷酷な真犯人との対決から終盤にかけての展開を、十分に支えるだけの文章力が無いように思える。 とは言え、個々のトリックと、隙の無い解明には感心させられた。 ミステリ好きなら、文章の難点に目をつぶっても読むべきだが、一般にはお勧めしない。 じっさい、私は途中で一度、文章の雑さが厭になって読むのを中止し、改めて最初から「そういう本だから」と割り切って接して、初めて読みきることが出来た。 | ||||
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