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宇宙怪人
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宇宙怪人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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小学校のときシリーズすべてを読了しましたが、還暦越えて改めて再読。当時のわくわく感を思い出し、昭和に思いをよせました。 | ||||
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恐らく小林少年が初恋しちゃった 謎の軍服美少年は結局誰だったのか? 本物のなんとか博士の助手なのか? 四十面相の助手なのか?子供なのか? ラストで明かされる 四十面相の反戦演説に感動必至 | ||||
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怪人20面相の思想=江戸川乱歩の思想、と考えられるが、この『宇宙怪人』は最も乱歩の思想が色濃く出ていると感じる。 特にこの“RANPO”シリーズは表紙と挿絵が気に入っている。 | ||||
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とってもおもしろいです。(^o^) | ||||
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江戸川乱歩が少年少女向けに描いた作品群「少年探偵団」シリーズのうちの一作、1953年作のとても古い作品ですが、出版された1953年のわずか一年前の1952年に、全世界にUFOや宇宙人の存在を認識させた「アダムスキー事件」があったことを考えると、そういう新しいネタをすぐ取り入れて作品にしてしまう乱歩の創作意欲はすごいと思います。もう50年以上も昔の作品で、時代が違い過ぎて、現代の子供たちが見たらぴんと来ないのかなあという気もしますが、私自身が子供時代に学校の図書館で読んだ時ですら30年以上たっていたけど、のめり込んで読んだ記憶があるので、小説を読み始めたころの子供に創造力や知的好奇心を与えるという意味ではまだまだ充分面白い作品だろうと思います。 | ||||
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今では、SF的な内容のものは、映画でも、ゲームでもデジタル的な面白さや恐怖感などが主流であるが、この本のストーリーの中の未確認飛行物体、謎の怪人など、すべてがアナログとしての恐怖感や面白さがある。謎解きでも、一見、なーんだとも思うが、しかしながら、その謎の実態は、デジタル的な超飛躍的なトリックでもない、アナログ的な仕掛けであるので、結構、楽しめた。 | ||||
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. 小学生のとき図書館から、手当たり次第に乱歩の「少年探偵団シリーズ」を借り出した時期があり、 友人の中には、このシリーズで「初めて厚い本1冊全部読んだ」というひとも たいへん多かったです。 とにかく、怪しい犯罪のにおいのする事件に小林少年と明智探偵が胸のすく解決をしてくれる・・・ 怖いもの見たさと、「最後は明智探偵がいる」安心感で、乱歩の作り出す小説の世界にはまり込みました。 友達と、「少年探偵の隠れ家」をつくって、「探偵道具」をひそかに隠していたことも懐かしいです。 乱歩の「少年探偵団シリーズ」は、少年向け読み物として不朽の名作と称してよいのではないでしょうか。 | ||||
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. 小学生のとき図書館から、手当たり次第に乱歩の「少年探偵団シリーズ」を借り出した時期があり、 友人の中には、このシリーズで「初めて厚い本1冊全部読んだ」というひとも たいへん多かったです。 とにかく、怪しい犯罪のにおいのする事件に小林少年と明智探偵が胸のすく解決をしてくれる・・・ 怖いもの見たさと、「最後は明智探偵がいる」安心感で、乱歩の作り出す小説の世界にはまり込みました。 友達と、「少年探偵の隠れ家」をつくって、「探偵道具」をひそかに隠していたことも懐かしいです。 乱歩の「少年探偵団シリーズ」は、少年向け読み物として不朽の名作と称してよいのではないでしょうか。 | ||||
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柳瀬さんの絵がとても魅力的で、 江戸川乱歩独特の文章がいいですね。 | ||||
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今回のスケールの大きさは驚きました。宇宙からの円盤が現れ、宇宙怪人が登場したといふ演出?が凄いです。その割に事件の展開が世田谷の一隅に集中するローカルさが少し変かなと苦笑しました。とは言へ、最後の最後に二十面相が現れ、明智探偵が種明かしするまでは、話がどこまで拡大するのやらと感じたのは確かです。世界の人々を目覚めさせるためにといふ大義を二十面相が語ったのは、今までのスタイルとは異なる新しさを感じましたが、やや取って付けた感じは否めませんでした。それでも、書かれた当時の時代風景を感じられたのはよかったと思ひました。上野にゐた戦災孤児のルンペン、駅前のラジオに人が集まってゐた事、世田谷のさびしい屋敷町等、昭和二十年代の雰囲気が随所に出てゐて、こんな事件で大盛上がりした世相だったかもしれないと思はれました。一大娯楽読物の傑作としての今回の作品の力を思ひました。 | ||||
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オレンジ色の表紙絵は昭和40年代に愛読した少年探偵団シリーズの中でも最も印象に残るものでした。両親の留守を狙い、邪魔が入らないように玄関を施錠して家に閉じこもり、この物語を楽しんだ記憶があります。その時食べていたのが真空パックのローストピーナツツ。いまでもこの表紙を見ると条件反射のようにその味を思い出すことができます(笑)。柳瀬茂氏の絵は本当に絶妙でどの巻も名画揃い。彼なくしてここまでこのシリーズが普及することはなかったでしょう。 さて、次々と超自然的な事件が発生し、日本はおろか世界中を震撼させるスケールの大きな物語ですが、謎が解明されるとやや拍子抜けの感が拭えません。ここで次のシリーズを読み続けるのか、または止めてしまうかの分岐点的作品ではないかと思います。(当然私は今でもこのシリーズの愛読者ですが、、、)空飛ぶ円盤出現のトリック解明については、諸外国は○○を使用、しかし日本は、、、執筆当時の国力の差を改めて感じさせるものがあります。 | ||||
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ラヴクラフト同様に、異様なまでの説得力で嘘八百を積み上げていく怪人・ランポ! これはほんとに面白いです。最初からおいおいおい、と思いながらもどきどきさせられ、最後まで一気に引っ張られる、ノンストップアクションノベル(でいいのだろうか?)。 唐突に繰り出されるショタ趣味も作品にいいスパイスとなっているのではないでしょうか。 しかし相変わらずというか当然のごとくといいましょうか、子供に読ませていいのかどうかは私にはちょっとわかりません(笑)。 いい時代にいい作品を書いたなあ、と郷愁と共に憧れを駆り立てられてやみません。 新しい装丁も正方形の造本もこの本を愛して広めたい、という作り手の強い意志を感じます。嬉しいシリーズ……さあどんどん読んでいこう! | ||||
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「宇宙人」「空飛ぶ円盤」というモチーフが壮大です。確かに,現代の目で見ると荒唐無稽の感は否めませんが,執筆当時の世相はUFOが話題になっていたのでしょうか。当時としては,相応に楽しめる作品であると感じます。 枠組みは,いつもの通り二十面相との対決なのですが,最後で二十面相が戦争批判をするくだりがあり,いつもとはやや異なった様相を呈しています。 本シリーズは,純粋な謎解きというよりは,「明智と少年探偵団vs二十面相」の丁々発止を楽しむことに主眼があると言えます。ですから,本作品のようなモチーフでも,かつての少年たちは(そして今のわれわれでも)満足できると思うのです。 | ||||
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しかし、今回は今までにも増して、荒唐無稽。まさか空飛ぶ円盤や宇宙人が出てくるとは。しかもその正体が... 子供のころ、読んだはずだけど、全く覚えていない。当時はドキドキして読んだんだろうに。 | ||||
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昨年発売分6巻に続いて、今回新たに4巻、ポプラ社版少年探偵シリーズ旧デザインを蘇えらせた文庫版が発売された。 大変に喜ばしく、このまま全26巻が発売される事を願う。 さらに、もし可能ならば、犯人を二十面相にしてしまう大胆なリライトが印象的だった『大暗室』をはじめとする、武田武彦や氷川瓏によるリライト版も含めた全46巻編成での復活を期待したい。 さて、この『宇宙怪人』で描かれているのは、壮大なスケールで展開される、一種の劇場型犯罪である。 だが、空飛ぶ円盤の正体などは、正直に申し上げてバカバカしさに呆れるほどで、SF的道具立てとミステリ的解決との落差が大きすぎる。 とは言え、ここまで大胆に大風呂敷を広げて見せた“勇気ある態度”は、後の西村京太郎作品、たとえば『寝台特急殺人事件』や『ミステリー列車が消えた』などへの、さきがけと評価することも出来るだろう。 | ||||
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少年探偵シリーズの中でも個人的に一番好きな話です。 宇宙から来た空飛ぶ円盤のやトカゲの怪人の騒動に始まり、 最終的に話を戦争や平和まで持っていく壮大なストーリーが 当時小学生だった自分を虜にしました。 推理ものとSFの要素が融合した、乱歩ワールドを味わうのに もってこいの素晴らしい一冊だと思います。 ぜひ今の小学生、未来の小学生にも読んで楽しんで欲しいです。 | ||||
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江戸川乱歩との出会いはいつ頃であったろうか? 昭和20年代後半、「少年倶楽部(クラブ?)」、「少年」といった少年向けの雑誌に江戸川乱歩と横溝正史が競うようにして少年向けに連載小説を書いていた。当時、小学校生徒であった小生は、先が読みたくて雑誌の発売日が待ち遠しかった記憶がある。 先日、木原善彦著「UFOとポストモダン」という本を読んで、この小説のことを思い出し、題目も忘れていたが、パソコンで検索した結果、単行本となって全集に収録されていることを知った。便利な世の中になったものである。 さて、50年振りに読んだこの奇想天外な探偵小説、少年の頃の感激が鮮やかに蘇ってきた。内容の詳細は読んでのお楽しみ。昔、読んだにせよ、読まなかったにせよ、50年前の少年にお奨めする。小説の背景となった当時の世相が感じられよう。もちろん、現在の少年にもお奨め。今の漫画やテレビドラマにないよさが感じられて本大好き人間になるかも知れない。 本筋と関係ないが、面白かったのは「註記」である。例えば、「空飛ぶ円盤」の報道が、専らラジオ放送と新聞であったことに対して「日本でテレビの実験放送がはじまったのは1953(昭和28)年。それまではラジオの時代であった」とわざわざ註があることである。 もう一点、気がついたのは、中尾明氏の解説にはUFOという言葉がありますが、「空飛ぶ円盤」に統一されていて、UFOという表現が全くないことです。 | ||||
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東京に出現した空飛ぶ円盤。その円盤を皮切りに、次々と世界中で円盤が目撃され始める。そして都内に現れた、不気味なマスクの空飛ぶ怪紳士!地球にやって来た、宇宙怪人の恐るべき目的とは!?名探偵・明智小五郎が、宇宙怪人相手にその頭脳を振り絞ります。※が、明智探偵や助手の小林少年の出番は少なめです。日本の推理小説の中でも、もっとも初期のSFジャンルかと。すごい面白いです。設定としては戦後から間もなくですので、当時の描写もありますし、ノスタルジックな気分になりました。確かに宇宙怪人が攻めてきたら(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ですね。 | ||||
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