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偉大なる夢
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偉大なる夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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偉大なる夢という題名ですが、本当に偉大な夢でした。偉大な夢と言うより、とても大きなスキルですね。かなり大きなスケールだからこそ、かなりハラハラする内容でした。 | ||||
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戦時中に、しかも戦争そのものを題材にこれだけのエンターテイメントを書けるなんて乱歩の筆力は、やはり素晴らしい! 乱歩の古さを感じさせない普遍性を他の作品同様に味わい楽しめた。 今の私でさえわくわく楽しみつ読んだくらいだから、当時の読者もさぞや胸躍らせて読んだことだろう。残念ながら、連載を終えた翌年、敗戦となり日本の「偉大なる夢」はまさしく夢と消えてしまったが、作品自体の躍動する文体(文態、とも造語した上表現したい)は今なお私の胸を打つものがある。 | ||||
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この長編は乱歩の作品の中でかなり後になって読んだ。 というのもこの作品は戦時中の発表で、当時の軍国主義を肯定しており(特に第二章)なかなか出版されなかったから。 乱歩自身、再販されることはないだろうと思っており、同じトリック(犯人が犯行の目撃者となる)を戦後の月と手袋に再利用している。 読んでみると、なかなか楽しい。世相が現れた部分は仕方ないとして、他の部分は乱歩らしい飛躍があり、これもまた楽しい作品だ。 | ||||
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この長編は乱歩の作品の中でかなり後になって読んだ。 というのもこの作品は戦時中の発表で、当時の軍国主義を肯定しており(特に第二章)なかなか出版されなかったから。 乱歩自身、再販されることはないだろうと思っており、同じトリック(犯人が犯行の目撃者となる)を戦後の月と手袋に再利用している。 読んでみると、なかなか楽しい。世相が現れた部分は仕方ないとして、他の部分は乱歩らしい飛躍があり、これもまた楽しい作品だ。 | ||||
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長篇『偉大なる夢』と、短篇「断崖」「凶器」が収められている。 『偉大なる夢』は、『日の出』に昭和18-19年に連載されたもの。非常に異色の一篇である。日本の科学者が超高速飛行機のアイデアを得て、開発に取り組むのだが、アメリカのスパイが暗躍・妨害して・・・というお話なのだ。アメリカ人を鬼畜のように描いたり、日本人の一枚岩的な心情を賛美したり、いかにもといった時局礼賛型の小説で、乱歩も戦争協力をしたのだなと感慨深い。 しかし、異色で突飛な小説で、むしろ他の作品と味わいが違って面白いような。 乱歩ファンならかならず読んでおくべき一冊だろう。 | ||||
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長篇『偉大なる夢』と、短篇「断崖」「凶器」が収められている。 『偉大なる夢』は、『日の出』に昭和18-19年に連載されたもの。非常に異色の一篇である。日本の科学者が超高速飛行機のアイデアを得て、開発に取り組むのだが、アメリカのスパイが暗躍・妨害して・・・というお話なのだ。アメリカ人を鬼畜のように描いたり、日本人の一枚岩的な心情を賛美したり、いかにもといった時局礼賛型の小説で、乱歩も戦争協力をしたのだなと感慨深い。 しかし、異色で突飛な小説で、むしろ他の作品と味わいが違って面白いような。 乱歩ファンならかならず読んでおくべき一冊だろう。 | ||||
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表題作のトリックはカーのある作品と同じものですが、乱歩は執筆時、それを知らず「このトリックを開発したのは世界で自分が最初だ!」と喜んだと言います。ご承知のように本作は戦時中に書かれました。自身の命すら危険が迫っていたかもしれない時期に乱歩は1人、探偵小説家として史上の喜びを味わったのです。 | ||||
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表題作のトリックはカーのある作品と同じものですが、乱歩は執筆時、それを知らず「このトリックを開発したのは世界で自分が最初だ!」と喜んだと言います。 ご承知のように本作は戦時中に書かれました。自身の命すら危険が迫っていたかもしれない時期に乱歩は1人、探偵小説家として史上の喜びを味わったのです。 | ||||
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「偉大なる夢」-戦時中の作品を伺わせる作品。工学博士・五十嵐氏の偉大なる夢を失敗させようとする「スパイ」。犯人とラストには驚嘆した。また、途中実話と思われるアメリカ軍の空襲に関する記載されている。「断崖」-乱歩らしさは皆無。「凶器」(「兇器」)-犯人は見当がつくが、トリックはおもしろい。 | ||||
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「偉大なる夢」-戦時中の作品を伺わせる作品。工学博士・五十嵐氏の偉大なる夢を失敗させようとする「スパイ」。犯人とラストには驚嘆した。 また、途中実話と思われるアメリカ軍の空襲に関する記載されている。 「断崖」-乱歩らしさは皆無。 「凶器」(「兇器」)-犯人は見当がつくが、トリックはおもしろい。 | ||||
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