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クライマーズ・ハイ
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クライマーズ・ハイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全217件 81~100 5/11ページ
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さすがに面白い・・・ 「御巣鷹山」のあの事故から 何年経つのだろうか。。 確かに 衝撃的な事故でした。 新聞記者の立場から見ていくと 色んなことがあったのだろう、 著者の 一番書きたかった話なのだろう。。 良かったです。。 | ||||
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日航機航空事故。山岳小説。家族の物語。男の矜持。 色々な要素をここまで無駄を排して、小説にぶつけている。 とても勢いのあるそして、うまい作品だった。 小説を通して、記者という職業にどっぷりつかれた。 優れた小説は、幾つもの人生を体験させてくれる。その手本となるような本であった。 | ||||
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この作品を読み始めた時「沈まぬ太陽」をふと思い出した。焦点は事故報道を中心とした北関東新聞社を舞台に社内抗争、思惑、しがらみを刻々と綴っておりわずか一週間という短期間に内容を凝縮している。それにしても新聞社と言うところの職場は凄まじいところだと思う。過労、心身消失の激しさが良く伝わってくる。一般文学通算750作品目の感想。2014/02/21 06:00 | ||||
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この小説、むちゃくちゃおもしろいです! まだ読んでいない方いたらぜひとも読むことをおすすめします。 題材になっているのは、1985年の日航機墜落事故だが、 この事故そのものよりも、事故が起きて、マスコミはどう対応するのか、 デスクを任された新聞記者の心の葛藤や周囲の反応などが、 実にリアルに描かれていて興味深い。 さらには大事故が起きている最中も、 組織内の権力闘争に明け暮れる様が見事に描かれていて、 そこで一人一人の会社員がどう考え、どう行動していくかも読み応えがある。 働くとは何なのか。 生きるとは何なのか。 会社とは何なのか。 会社の社会的使命とは何なのか。 社内の人間ドラマを描いた素晴らしい作品です。 ぜひ読んでみてください。 | ||||
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読んでいる間、ものすごい緊張感でした。 読む手が止まらなくなりました。 横山さんの作品、人間関係の衝突が激しくあるんですが、最後にはなんとなくわかり合えて ちょっと優しい気持ちになるのが救われます。 この作品は、最後にふぅっと息がつけました。よかった‥‥ この事故の事はよく覚えています。 実際、これに近い状況だったんだろうなぁと思います。 祈るような気持ちでニュースを見ていた暑い夏を思い出しました。 | ||||
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物心つく前の大きな飛行機事故の裏で必死になっていた人たちの物語。 決して知られることのない、地元記者の葛藤と、命と言うもの。 とても有名な事故で、未だに沢山の資料や、検証サイトが、あるほど大変な事故だと理解していた。 そのなかに、たくさんの立場やドラマを抱えて。 下りるためにのぼるんさ。 わたしは、果たしてのぼることはできているだろうか。 | ||||
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地方新聞の記者悠木を主人公にしながら、背景は御巣鷹山のJALの事故、記者同士の葛藤、家族問題、新聞のあり方、 ある意味、盛りだくさんのテーマをやはり作者はその筆力で全部描き切った。もと群馬の地方新聞の記者であった横山が もっとも書きたかったテーマではないだろうか。そういった作者の思い入れが溢れて、凄い迫力の作品になっている。 作品自身の構成も心憎いほど上手い。大体20-30ページ単位で、自分の生い立ちの物語、同僚との葛藤、自分が殺した と思っている部下の従兄弟とのかかわりなど、10余りのテーマを上手くこなして、悠木の人と新聞のあり方を上手く浮かび 上がらせている。作者らしい謎解きの部分も散らばらせて、完成度の高い作品となった。 | ||||
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単行本で何年か前発売の時、読んで今回文庫本で再読、こんなに、面白い小説だったのだと改めて、感心しながら、読んだ、文句なし横山秀夫の最高傑作。 | ||||
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横山秀夫さん『クライマーズ・ハイ』は、日本航空123便墜落事故報道の舞台裏を描いた作品だ。 地元紙北関東新聞の記者 悠木和雅が、17年前の事故発生当時を振り返るかたちでストーリーは展開する。突然全権デスクに任命された遊軍記者 悠木の悪戦苦闘の日々がつづられていく。 未曾有の大事故に沸騰する記者たち。ペンの力で一旗あげようとするもの、茫然自失の体で何もできなくなってしまうもの、過去の栄光にすがり現場の手柄を潰そうとするもの。そんななか、社内では社長派と専務派による権力闘争がおこなわれている。憤り、焦り、嫉妬、苦渋が渦巻くなか、悠木の統制は力を失い、そして ・・・ 読んでいて、じりじりとした苛立ちを感じたり、胸ぐらをつかみたくなるような怒りの衝動にとらわれたりする。それだけ感情を昂ぶらせてくれるのだ。元新聞記者の横山秀夫さんだけに、報道に対する真摯な熱意が伝わる臨場感たっぷりの人間ドラマである。 本作品は、山登り仲間安西の滑落事故や、悠木の家庭の問題が並行して語られる。ストーリーの縦糸横糸ががっちり絡み合って、胸をうつ重厚な作品になっている。特に、父と子の不器用な愛情は、感涙ものだ。 悠木のなぜ山に登るのかとの(定番の)問いに、安西は「下りるために登るんさ」と応える。所々に見られる悠木の選択が、結果として、この応えに凝縮されているようだ。 悠木は、57歳となった現在、安西の息子と衝立岩に登る。そこで悠木は何を見つけるだろうか。 本作品は、人生の機微を謳いあげた名品である。 | ||||
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主人公に柔軟さがなく、読んでいて不快な気分だった。 それを400ページも読まされたという不満だけが残った。 主人公はクライマーズハイというよりはアスペルガー症候群。 | ||||
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64を読んで、横山さんにはまった、働く女三十路です。 短編よりも長編が好きで今回はクライマーズハイに挑戦しました。 まだ、読んだことがない方に向けてコメントしたいのですが、最後の20ページくらいから泣き通しです。 最後の方はミステリー解明系の要素は少ないですが、主人公視点でのめり込んで読んじゃうと最後は涙腺崩壊です。 ちょっと想像通りの落ちもあって、ほっこりしました。 そんなこと、期待もしてなかったのにって感じです。 府に落ちる一品、間違いないですね。 おすすめです。 | ||||
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新聞記者の主人公が事件にどう対峙していくのか、特に日航機墜落という歴史的悲劇への新聞社内での葛藤と記者の誇りなど考えさせらることが多かった。さらに、息子とどう関わっていったらよいかわからない主人公が自分と重なっていく。自分にとって関心のあるテーマが多く、最後は涙がでました。 | ||||
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何かと話題になる本なので購入。読んでみて後悔。 まず、主人公についていけない。 その場の感情で動き、責任も感じず、ただやりたい放題。 どの行動、思考をとっても何一つ共感できないのだ。 それなのに、まわりはこんな主人公を中心に動いていく。 主人公のほうに落ち度があっても、どういうわけか許され、しかも尚一層認められるのだ。 あまりに主人公に都合が良すぎて、リアリティなんかもうどうでもよくなる。 一番おもしろかったのが、あの投書を採用した場面だ。 その道のプロであるべき40過ぎのおっさんが、記事の扱いについて 女子大生の浅く幼い考えに感動し、会社に迷惑かけてまで投書欄に載せるのだ。 あの場面、普通に考えれば死んだ後輩に対する負い目があってのことではないのか。 しかしそのこのには一切触れず、ただ「気付かされた」とだけ書かれている。 終始にわたりこうなってくると、もう感情移入もへったくれもない。 が、こう書きつつ不安になって来るのは意外と好評価が多いからだ。 私がおかしいだろうか?? | ||||
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ハードカバー、文庫に続いて、ついつい電子書籍でも買ってしまいました… 「64」では、警察の広報担当が主役で、新聞記者はエキセントリックで身勝手な集団として描かれていましたが、この作品では日航機墜落事故を題材に、新聞社の裏側を描いています。読み始めたら止まらないリズムのよさと、息苦しくなるまでの深いドラマ、読み終えた後の心地よい感動… たまらない作品です。 | ||||
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重厚な文章力で新聞社内の軋轢、足の引っ張り合い、家庭内の不和うんたらかんたら……がよく描写されていて、すごくのめりこむことができました。特に足の引っ張り合いが面白くて……と考えてしまうのは自分の性格が悪いからでしょう。 そういうわけで、途中まではものすごく楽しめたし、主人公と燐太郎の関係は魅力的だと感じましたし、クライマーズ・ハイという言葉で一連の騒動をうまくまとめていたとも思います。 ただ、終盤、望月彩子が出てきてから冷や水をぶっかけられたかのような、夢からさめたような心地に落ち込んだ。おいおい、終着点、そこかよと。命の軽重とかそんな話じゃなかったじゃん! と。 ノンフィクションとして、社会に疑問提起するにはあまりにも書き込みが足らないし、その辺に対する葛藤も浅い。かといえば、エンターテインメントとして読者の感情を揺り動かすには、ラストが残念すぎた。 なので、新聞社の内部事情に関心がないと面白く読めないと思います。少なくとも、親子の情愛など描いていないし、大規模な飛行機事故ゆえの悲哀などもってのほか。 ノンフィクションの要素が、作者に遠慮させてしまったのかもしれません。とりあえず、評判からの期待を大幅に下回った作品でした。 | ||||
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御巣鷹山日航ジャンボ機墜落事故を扱った小説として著名ですが、ようやく読みました。初めての横山作品です。 普通、本をぱらぱらとめくり、解説にざっと目を通してから、本文を読みますが、この本は、初めの頁から引き込まれ、そのまま読んでしまいました。 この事故のことは良く覚えています。 事故当日の夕方、運輸省本庁にいて、何ともいえない「熱」や「気」のようなものを感じてました。 そのとき、日航機がレーダーから消えた、ということを聞きました。 夏の暑い日でした。 この本は、事故そのものを主題にしていません。 むしろ、組織の中で生きるサラリーマンを書いていると思います。 企業小説として、大変読み応えがあります。 そして、「下りる」ということが1つのキーワードになっています。 組織人としての経験を重ねていくと、その心境、状況が良くわかります。 (185) | ||||
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JAL機墜落事故を追う群馬県の地方紙の物語。新聞社の編集局の足の引っ張り合いに興味をお持ちの方ならばそれなりに楽しめる作品とは思いますが、登場人物たちの、狭い社会におけるあまりにウエットな人間関係に、読んでいて途中でバカらしくなりました。主人公たちが抜き損ねたスクープだって、いずれ発表される事柄でしょう。発表されることを少し前に書くのに命がけなのはわからないでもないですが、そんなに固執するかな〜。主人公たちが、もうちょっと幅の広いジャーナリストであってほしかったです。日本の新聞社のバカさかげんを詳述したというのであれば、それなりに意味があるものかもしれませんが。 | ||||
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ジャンボ機墜落に伴いプロジェクトの責任者となった主人公。 部下の頑張りに応えたい責任者、新聞記者として正しい情報を公開したい使命、他社との駆け引き、組織内にある政治に翻弄されるさま、家族への苦悩、最後には何が一番大切かを教えてくれるなど読み応えが非常にある作品でした。 | ||||
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組織で生きる自分と対比させながら場面ごと読み進めました。リーダーとなる者のさまざまな苦悩が手に取るように表現され、のめり込んでいました。結局物事うまくはいかない・・・現実的なストーリーにも共感できました。 | ||||
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どんな男性がすてきかと、考えさせられる本です。 映画より本のほうがいいですね! | ||||
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