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火星の運河



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【この小説が収録されている参考書籍】
火星の運河 (角川ホラー文庫)

火星の運河の評価: 2.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

奇想と怪奇

 乱歩が残したホラー、怪談、怪奇幻想文学関連の文章を一冊に集めたもの。ただし、小説はすでに角川ホラー文庫の既刊分に収められているものが多いため、本書では随筆が中心となっている。
 「乱歩地獄」「懐かしき夢魔」「ホラーへの誘い」「怪談入門」の4部構成となっている。まず小説は、やはり小品が多い。有名作品の原型となったようなものもあり、興味はそそられるが、それ以上ではない。
 随筆は千差万別。乱歩の人となりを知るには面白い。欧米の怪奇小説がしばしば紹介されるのだが、何度も取り上げられる作品もあり、乱歩がどういう小説を「怖い」と思っていたかが伝わってくる。
 乱歩を読み漁っている人ほど楽しめる一冊と思う。
火星の運河 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:火星の運河 (角川ホラー文庫)より
4041053277

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