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地球平面委員会
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地球平面委員会の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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ほのぼのとした大学生活を送っていた主人公が、あやしい委員会の美人な委員長に付きまとわれ、周りで殺人や放火なども発生してしまい…という内容。 全体的に楽しく読めましたし、最後のオチもさすがにこれは思いつかないなあ…というものだったので、満足です。 | ||||
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浦賀和宏さんの無茶なトリックにはいつも呆れながらも感心して愛読してるのですがこれはダメ、ほんと。ネタバレとかなんとかいうレベルではなくてなんなんでしょうこれ。推理小説の体をなしていないじゃないですか。こういうのは同人誌とかファンサイトでの公開とかにして欲しい。商業出版で許されるレベルじゃない気がします。 | ||||
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この作品のオリジナリティは非常に良い。 大袈裟に聞こえても、前代未聞ではあるだろう。 浦賀和宏の作品は現代性を取り込んで独特の作品に仕上げることが多い。 ただ (一部の)若者に受けるからこそ、年代が上がるほど酷評され易い。 クイーンの名に釣られて手に取る古参マニアにはつまらないですよ。 何となく食指が動いた若者(といっても30代以下)で嵌まる人には嵌まるはず。 考えたことがあるかどうか。 最後の落ちは別に大きな意味は無いが、 その一歩前の整合性を思い付いたとき作者はきっとガッツポーズしたはず。 | ||||
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新入学生のサークル勧誘で、”僕”は地球平面委員会なるものに興味を持った。屋上からビラをばらまいていた女子学生に惹かれたのだ。”僕”は友人の笠木とともに、地球平面委員会へ顔を出す。地球平面委員会は、女子学生 宮里真希の他、団田正樹、福島古太の三名と、ネットを通じた百名のメンバーが活動しているのだという。彼らは地球が平面であるということを真面目に信じていたのだった ・・・ コメディタッチの青春ものなのかと思いきや全く違う。 校長室の金庫が破られた事件、町で発生した放火事件、そしてこれらの地球平面委員会の関与を疑った笠木の殺害事件によって、”僕”は抜き差しならない状況になる。地球平面委員会が、”僕”の入会を執拗に求めるのだ。不可解な事件はこれで終わりではない。町を何者かが氷づけにしてしまったのだった ・・・ ”僕”こと名探偵エラリー・クインの孫、クイーン・大三郎が事件解決に乗り出していく。ところが、大三郎は祖父ゆずりの探偵の才は持ち合わせていないという設定。真希らに翻弄されたあげく、見いだした真実とは何か。 地球平面委員会の正体が本作品のキモといってよい。続発する事件の契機が大三郎の存在に関わっているのだが、真相が判明するに至って、おおっ!となるのか、何じゃこれ!となるのか分かれるのかもしれない。 エラリー・クインを持ち出したところは、ニヤリとしてしまうのだが、そうきたかーというのが本音。正直、消化不良気味である。 | ||||
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レビューを読んで期待しただけに、盛り上がりに欠け、内容的にも全く共感できません。最後の種明かしも大したことはなく、正直だれにも薦められません。 | ||||
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書店の文庫本売り場で、題名に魅かれて購入。 浦賀和宏という作家の方の作品は、初めて。 読み終わってから奥付を見て、ああ、もう10年前に書かれた作品だったんだ〜、 で納得した部分はあり。 主人公を挟んで二人の女性の“鞘当て(?)”がからみつつ、平穏なはずの 大学生活が蝕まれていく・・・・。止められなくなって、読み進んで、ラストは、 40半ばのオジサンとしては、 そう来たか〜っ!!! 十二分衝撃的な結末でした。 え〜っと・・・、 最後のページは、“ハッピーエンド”と解釈してよいのでしょうか? | ||||
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この作家名を冠している作品には非常に珍しく、この作品には定番オハコ表現…カニバリズム、近親相姦等は一切出てきていません。文章を通して読んでみてそれらの表現がまったく見られないことにきっと驚かれることでしょう。しかしながらクルッテイルという条項に関しては大変残念なことに「存在しています」それは表題の地球平面委員会が真相部分に差し掛かっていったあたりで非常にクルッテイル組織だということがよくわかるから。ただし、この要素はここまで規模は大きいものではないものの実際に類似のことはあったのです。なのであまり目新しさを感じることはありませんでした。それと登場人物がかなり噴飯もののネームであることからも大体の質は想像がつくかと思いますが残念なことに事件の真相の関連部分が甘いという印象を受けました。まあ、この作品はあくまでも「ジョーク作品」なのであまり多くを期待してはいけません。読みやすさでいけば間違いなく星4つ相当です。だけれども狂っているものの作品が嫌いな人は星1〜2でしょう。タブー表現がなくても世紀末小説には変わりはないですからね。 | ||||
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著者の作品を読むのは初めてだったのだが、正直、これはひどいと思った。ちょっと期待していただけにガッカリだ。 「地球平面委員会」という謎の大学サークルをめぐるミステリなのだが、最後まで読んでも話が良く分からなかった。かなりテレビゲームをやりこんでいる人でないと楽しめないだろう。ラスト1頁の「表(?)」がオチらしいのだが、なにがなんだか…。 まあ、それでも結末についてはぼんやり理解できたのだが、そこから物語を振り返ってみても、整合性があるように思えない。怒りすら感じた一冊だった。 非常に読者を選ぶ作品だと思う。ご注意。 | ||||
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大学生になった「僕」に、しつこく入会を勧める「地球平面委員会」。女性部長にひかれる「僕」。だが、怪しい組織に、二の足を踏む。そんな中「僕」の周りで起こる奇妙な事件の数々。そして、「僕」の友人の死。奇妙な事件の背景は、そして「地球平面委員会」の正体は? この筆者としては軽い方で、読みやすいものになってます。 謎、「しかけ」もそう複雑なものではないですが、最後に「なーるほど」って感じです。 コンプレックスを持つ内気な主人公、幼馴染の女性など、登場人物も魅力的です。でも、やっぱり、浦賀氏だなぁぁ、という仕掛けのある本でした。 | ||||
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この本を許せるかどうかはひとそれぞれで、文句を言う人に文句を言わないように。 こんな構想思いついても普通書かないだろ、とゆうのを書くのはすごいと思う。たまにはこんな作品があってもいいんじゃいかなぁと。 軽い読み物なので、人食ったりしませんし。 | ||||
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安藤シリーズが好きで、この作品も読みました。浦賀作品は、最初に結構重要なヒントとか伏線が張ってあることが多いので、(と思っていても最後まで見破れないこと多いんですが^^;)主人公を執拗に勧誘する理由は、すぐにわかりました。でラストどうなるんだろうと期待したんですが、ちと無理があるなぁという感じがしました。安藤シリーズが大好きで他の作品も読んでみたいという人なら良いかも。 | ||||
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著者が浦賀和宏で、一風変わったタイトル。読み終わって、こういう発想の結末って、ありなんだと納得。ちなみに、友達に今「地球平面委員会」を読んでいるといったら、「君もそれを信じているの?」みたいに冗談の世界に飛ばされそうになった。話は--大学の屋上から「地球平面委員会」のビラを配っている美少女に惹かれて、彼らに関わってしまったとある有名人の孫の学生。でも委員長である美少女をはじめとした委員会の異常な行動や、彼の周りで起こる異常な事件。そのつながりは…著者のそのほかの作品よりは、少し読み甲斐はないかもしれないけど、主人公のモラトリアム的優柔不断さとか、二人の女性との関係が、手軽にさわやかに読めて、最後のありえない意外な結末が印象的です。 | ||||
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読み進めている間はどちらかというと単調で、うーんてな感じですが、最後になって歪んだ世界観が一気に吹き上げる、そして最後の最後にはそれすら包みこむ、更に大きな仕掛けが... というところでしょうか。でも、落差が大きいというか、最後のところを楽しめるほどテンションが保てなかった感があります。本自体が薄い割にはまとまっているとは思いますが。 | ||||
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何ページぐらいあるのかな?と最後のページがちらっと見えてしまって、ネタが解ってしまった。これから読む人は要注意。内容は小粒だけど、工夫されて良くまとまってる印象。ドカーンといった強烈な印象はないが、お手軽でいいかも。 | ||||
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