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地球平面委員会
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地球平面委員会の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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新入学生のサークル勧誘で、”僕”は地球平面委員会なるものに興味を持った。屋上からビラをばらまいていた女子学生に惹かれたのだ。”僕”は友人の笠木とともに、地球平面委員会へ顔を出す。地球平面委員会は、女子学生 宮里真希の他、団田正樹、福島古太の三名と、ネットを通じた百名のメンバーが活動しているのだという。彼らは地球が平面であるということを真面目に信じていたのだった ・・・ コメディタッチの青春ものなのかと思いきや全く違う。 校長室の金庫が破られた事件、町で発生した放火事件、そしてこれらの地球平面委員会の関与を疑った笠木の殺害事件によって、”僕”は抜き差しならない状況になる。地球平面委員会が、”僕”の入会を執拗に求めるのだ。不可解な事件はこれで終わりではない。町を何者かが氷づけにしてしまったのだった ・・・ ”僕”こと名探偵エラリー・クインの孫、クイーン・大三郎が事件解決に乗り出していく。ところが、大三郎は祖父ゆずりの探偵の才は持ち合わせていないという設定。真希らに翻弄されたあげく、見いだした真実とは何か。 地球平面委員会の正体が本作品のキモといってよい。続発する事件の契機が大三郎の存在に関わっているのだが、真相が判明するに至って、おおっ!となるのか、何じゃこれ!となるのか分かれるのかもしれない。 エラリー・クインを持ち出したところは、ニヤリとしてしまうのだが、そうきたかーというのが本音。正直、消化不良気味である。 | ||||
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大学生になった「僕」に、しつこく入会を勧める「地球平面委員会」。女性部長にひかれる「僕」。だが、怪しい組織に、二の足を踏む。そんな中「僕」の周りで起こる奇妙な事件の数々。そして、「僕」の友人の死。奇妙な事件の背景は、そして「地球平面委員会」の正体は? この筆者としては軽い方で、読みやすいものになってます。 謎、「しかけ」もそう複雑なものではないですが、最後に「なーるほど」って感じです。 コンプレックスを持つ内気な主人公、幼馴染の女性など、登場人物も魅力的です。でも、やっぱり、浦賀氏だなぁぁ、という仕掛けのある本でした。 | ||||
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安藤シリーズが好きで、この作品も読みました。浦賀作品は、最初に結構重要なヒントとか伏線が張ってあることが多いので、(と思っていても最後まで見破れないこと多いんですが^^;)主人公を執拗に勧誘する理由は、すぐにわかりました。でラストどうなるんだろうと期待したんですが、ちと無理があるなぁという感じがしました。安藤シリーズが大好きで他の作品も読んでみたいという人なら良いかも。 | ||||
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読み進めている間はどちらかというと単調で、うーんてな感じですが、最後になって歪んだ世界観が一気に吹き上げる、そして最後の最後にはそれすら包みこむ、更に大きな仕掛けが... というところでしょうか。でも、落差が大きいというか、最後のところを楽しめるほどテンションが保てなかった感があります。本自体が薄い割にはまとまっているとは思いますが。 | ||||
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