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裸者と裸者
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【この小説が収録されている参考書籍】
裸者と裸者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
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久しぶりに読みたくなり、Kindle版を購入しました。 戦後70年というこのタイミングで、読む価値があると思います。 孤児の身から、世の悪を受け入れながら成長し、懊悩する主人公の一挙一動に吸い込まれるようです。 もっと評価されていい名作と思います。 ぜひ手に取ってみてください。 オススメです。 | ||||
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ラノベ調の表紙の絵が幾らか本編の内容を和らげていますけれど、苛烈な世界観を舞台に繰り広げられる 主人公たちの生々しい生き様を表現する筆致は中々読み応えがある。 設定自体は非現実的だと言い切ってしまえばそれまでだが、現に紛争・内戦地域の途上国の政情や生活環境を照らし合わせ、妙にディストピアな破滅的、退廃的な世界観は現実性がありながらも魅力的かと。 あながち将来の日本を舞台に設定にしても、現に相対的な平和と充足の生活を営めることを思うに、全く未知数、正反対な状況に生き問題に直面する登場人物達の背景を元に繰り広げれるストーリーは想像力を膨らませてくれます。 | ||||
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内戦下の社会とはどのようなものかを、日本を舞台として教えてくれる。 主要産業はドラッグと略奪。略奪から身を守るためには武装せざるを得ず、武装するための資金は他者を略奪することでしか得られない。まさに、「永久機関」ならぬ「永久戦争」。 イラクやシリアで今起きていることは、こういうことなのだろうか。 | ||||
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上巻で感じた「長い粗筋」ではないかという悪い予感そのままに話は進んだ。 上巻は主人公佐々木海人の成長とキャラクターに救われてなんとか読み進めることができたが、下巻は双子姉妹に視点が移り、読み進めるのは苦行以外のなにものでもなかった。内乱が続く世界での様々な武装勢力同士の衝突、思惑のぶつかり合い、離合集散、ドラッグと倒錯した性、そのような混沌とした世界を描くために、下巻ではあえてキャラクターを排除した双子姉妹を主人公にしたのだと思う。双子は文中で全く書き分けられることがない。これはキャラクターの放棄を宣言しているのであり、混沌とした世界にただ身を任せる様を描くための存在だと考えられる。 そういった作者の意図からすれば、理屈の上ではこういうやり方もありだとは思うが、ただナントカ軍がナントカ軍を倒しただかの羅列ばかりで、ストーリーらしいストーリーもなく、当然の帰結として魅力あるキャラクターもおらずでは、いったい何をもって面白く感じたらいいのかがさっぱり分からなかった。 | ||||
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戦乱の混沌として無秩序な世界を描きたいというのは分かる。 どちらが味方でどちらが敵という単純な話はそこに存在せず、政府側についたり反政府側についたり、そもそも政府が無かったり、人種の無差別を訴えてみても結局それはまた差別主義者の差別であったり……。 しかし、ナントカ軍がナントカ軍を制圧した一方、ナントカ軍はナントカ地方を制圧し……などと時系列に沿って延々と語られる様は、私にしてみればただの「永遠に続くあらすじ」を読まされているみたいなもんで、かといって特段おもしろいエピソードが挿入されているわけでもなく、ただただ読むのが苦痛であった。それでも海人の素直さとその成長ぶりに引っ張られてなんとか上巻は読破したものの、双子姉妹に視点が写った下巻の前半で、これ以上読むのは時間の無駄と判断し、読み進めるのを断念した。 | ||||
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不道徳で不公平、そして不安定な「戦争」というシステム。 この「仕組み」を孤児の少年兵の成長を軸に学べる戦記もの。 日本に内乱が起きたらどうなるか… 現代の戦争のルールと、太古の昔から引き継ぐ人間の本性が交錯。 そこには残酷な現実と、美しい信頼関係が展開されていました。 舞台は茨城県常陸市周辺。 具体的な地名の描写に、地元に住む人、そこに土地勘のある人には、たまらない想像力のシャワーが降ってきます。 ドロ沼の内戦。 戦争が尽きない現実世界の「闇」と「システム」を理解する助けになりました。 | ||||
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上巻は「ビジネスとしての戦争」の内面を描写していました。 下巻では、その理不尽なシステムに人を巻き込むメカニズムを学べます。 戦争孤児であり、戦争弱者。 双子の少女マフィア「パンプキンガールズ」の蜂起を軸に、組織的観点から戦争の裏事情を描写。 人を戦いへと動かす根本原理は何か? それは「信仰心」です。 全知全能な文献「聖書」。 それは、かつての戦争、これからの戦争、そして理念なき戦争にすら活用されてきた歴史を持ちます。 権力者たちの格好の「ツール」とされてきた、「宗教と戦争」の皮肉な関係を指摘する1冊です。 | ||||
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戦争孤児のカイトが運命に翻弄されつつも成長していく物語として楽しめた。 カイトのひらがなを主とした独特のセリフ回しも心地よい。 あっという間に読み終えて、下巻をその勢いで読み始めたが 何か下巻は上巻ほど世界観に乗れなかったのは残念。 | ||||
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上巻は、カイトを中心とする狭い交友範囲が軍隊といった 狭い世界で動くので気にならなかったが、椿子と桜子が スラム地区といえども一般地区で行動する下巻は、上巻で 気にならなかった世界観の粗みたいなものが目について いまいちのめり込めなかった。 ドラッグ産業が経済の中心という設定の割には、中毒者が 社会に溢れてる描写がないし、軍隊で銃を乱射するジャンキー も出てこない。ドラッグが冨を表す記号にすぎないような 印象を与える。レイプ等の残虐行為が語られても、その 心理的後遺症に苦しむ女性は出てこない。 全てがなんかオモチャっぽい。 語られるのは関東の一部分の武装勢力の戦闘と『政治』という 名で語られるグダグダ、それが延々と続くので飽きてしまった。 印象としては、過激派のテロ日記を読まされている気分だった。 フェミニズムとか、被差別者の闘い云々あたりも、なんか 武力集団というより『運動』ぽい感じだった。 | ||||
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近未来の日本の内戦を生き抜く少年少女の物語。 上巻は少年兵が主人公でしたが、 下巻はゲリラ活動の双子少女の視線。 上巻は茨城あたりが主戦場、 下巻は多摩ニュータウンあたり。 町田に住んでるので 見知った地名が多くて馴染みやすかったです。 上巻同様、ご都合主義が過ぎる展開や、 言葉のロジック先行で 状況説明が足りない場面も目立ちましたが、 それでもグイグイと物語に引き込む筆力に脱帽。 上下巻で視点・主人公が変わるのですが、 共通してるのは絶望しきってない空気感でしょうか。 「イマドキの漫画っぽい」 と評すると否定的に聞こえるかもしれませんが、 読者のほとんどがその「イマドキの漫画」を 読んで血肉にしてる世代です。 しかしそんな世代でも納得できる、 武装集団の力のバランスの説明、 ゲームではないリアルな戦闘描写、 きっと楽しめると思います! | ||||
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少年画報社のYOUNGKINGアワーズYOUNGKING OURS (ヤングキングアワーズ) 2011年 01月号 [雑誌]での コミカライズ版「裸者と裸者」、 そちらから本書を知り買いました。 コミカラズ版と進行が違いますが、 読み比べると染み込んでくる描写が多いです。 ご都合主義な展開も多いですが、 ぐいぐいと引き込む筆力はさすがです。 内乱になった現代(近未来?)の日本、 跋扈する外国マフィア、 それでも歯を食いしばって生きていく、 小さい小さい日本人たち…… 戦争は賛美するものではありませんが、 そこで生き残ろうとする主人公たちの 生き様に力づけられる思いです。 少年たちの成長譚、 多くの人に読んで貰いたいですよね。 | ||||
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上巻、下巻で話が変わります。 上巻は、孤児の長男、海人の話。混乱の中を生き抜く強さを早い展開でスリリングに描く。 下巻は、海人がであった双子の話。スリリングさはあるものの、何か物足りないし、展開も爽快でない。 ということで、この続編にあたる「愚者と愚者」、「覇者と覇者」には手が伸びませんでした。 | ||||
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僕の頭では社会背景や軍の関係などからの展開があまり理解出来なかったけれど、淡々と進む時間の中で葛藤していく主人公達の成長などがとても良く描かれていて、胸が熱くなる場面が何度もありました。 こういう話が初めてだったけれど読みやすかったと思います。 読みやすさで言ったら下巻のほうがよみやすいかな。 面白かったです。 | ||||
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村上龍「五分後の世界」信者の私にとっては 久々に出会った傑作戦争小説です。 硬質な文体と冷徹な観察眼が 日本で起こる内戦という、一見リアリティがないように感じられる世界観を リアルに感じさせてくれます。 残念なのは表紙のイラストです。 単行本の初版ではストーリーに沿ったイラストだったのですが、 途中からライトノベルを意識したであろう、アニメのような絵が使われ始めました。 ライトノベルを差別しているわけではありませんが、 ラノベブームに便乗するかのように 表紙を安易にアニメ絵に変更した出版社に対しては 強い抵抗を感じます。 とはいえ、内容は素晴らしいです。 派手なアクションよりも「プライベートライアン」のような リアルな戦争を読みたいという方におすすめ。 | ||||
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上巻だけなら星5つ。リアリティ云々に関しては、小説内でのリアリティは十分に確保できており、とにかく読んでいて滅法面白い。戦争の怖さ、悲しさはそれほど伝わってこないが、この世界観においてはそれで成功していると思う。ただ、孤児である海人が力のある人物(外人部隊の大尉だとかマフィアの幹部だとか)と知り合い、やたらと助けられるのにはちょっと興醒め。もっと苦労させたほうが面白くなったのでは。だが抜群のリーダビリティが、そんな細かいことは帳消しにしてくれる。下巻の双子の物語に入ってからは、面白さが半減。なぜ海人の物語だけで行かなかったのか。そうすれば傑作だったのに。 | ||||
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日本で内乱が勃発、米軍介入後に諸勢力は分裂し、地方軍閥化します。 就学前に孤児となった主人公は攫われてしまい、少年兵として反乱軍に組み込まれます。 訓練過程でもたつけば即射殺される環境を生き抜き、戦闘の混乱にまぎれて逃亡に成功し、 後に政府軍に徴兵されたときに孤児部隊で経験と能力を発揮していきます。 当初は弟妹を養う為に給料を必要とし、生き残る為に部隊を強化する必要に迫られて、 小隊長として独自行動を起こして、地方マフィアや敵軍物資の確保・転売に成功。 得た資金で更に強化を繰り返し、賄賂で上官の黙認を得ていく内に、孤児部隊を掌握していきます。 上巻で描かれるのは、主に主人公の出世物語となっています。 内乱下の混沌とした悪のはびこる地方都市で、 軍閥下がどんなものであるかという世界を見せつけられます。 主人公の出世物語に目を奪われてしまいますが、 描かれているのは人間であり、それ以上でもそれ以外でもないかと思います。 文庫という事とカバー絵で錯覚してしまうかもしれませんが、 これはライトノベルではなく、架空戦記物とかいった類の娯楽でもありません。 おそらく現在の日本からでは遠い内戦下の国の様子を、 この日本に置き換えて、読者に突きつけるものなのです。 | ||||
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上巻の主人公が地位を得て動きが制約される事になったので、 下巻では主役が交代して、双子の姉妹が物語の中心となります。 舞台は東京西部の人口密集地。スラムと化した市街地で、 武装マフィアの抗争と人種差別者のテロが横行しています。 上巻主人公も武装勢力の一因として首都東京のパワーバランスの一翼を担いつつ、 混沌と化した無法地帯そのものが描かれていきます。 そこは、賄賂と麻薬と性産業が経済の源であり、権力を動かします。 金と武器を手にした者が武装集団を作り、他者を支配し搾取し、権力抗争を余儀なくされます。 品性や自己顕彰は何ら意味を持たず、刹那の快楽に異議を唱えるものはいません。 平和時には吐き気をもたらすような日常が、平坦に起伏無く充ち満ちています。 この下巻では、これが元はハードカバーであると言う事を思い知らされました。 ライトノベルの戦記エンターテイメント的な出世物語ではありません。 登場人物達は利益で繋がり、あっけなく死に、姦淫に抵抗を持ちません。 特に双子姉妹はその傾向が顕著で、刹那の衝動が行動の原理、 諦観により完結しきった瑞々しい思考で状況を判断し、 その場の事態を打開する事が目的であり、手段でもあります。 一応大局的には内戦終結という目標もありますが、 淡々延々と続く抗争と殺戮に気が滅入りました。 上巻のレビューでも書きましたが、これは架空戦記物とかいった類の娯楽ではありません。 おそらく現在の日本からでは遠い内戦下の国の様子を、 この日本に置き換えて、読者に突きつけるものなのです。 そんなわけで、上巻では主人公の出世物語とかで薄まっていた、 この内戦下の日本の、救いがたい不快な現状をまざまざと見せつけられます。 他に首都圏での戦闘もありますが、関東地方の地理や地形に興味がないものですから、 まったく現実味のない文字列としか受け取れませんでした。 もし下巻を地理上でも楽しもうとされるのならば、 少なくとも関東圏の地理がよく判っていないと、難しい事にご注意ください。 | ||||
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上巻の前半はとにかく読み進めるのが辛い。 日本本土上で戦争が起こるのだ。 それはリアリティがあるとかそんな問題じゃなく、 着々と戦争ができる国造りに向かう日本の未来が重なってみえてしまうから。 (着々と、「公」に戦争が。) ただ、そんな悲惨な現実を物語上で受け入れた先からは、(しょうがないし) 登場人物たちの織り成す物語に引き込まれ、過酷な世界観も読めるほどに。 (ライトノベル系で言われる、いわゆる「キャラ萌え」という要素なのか。) いざ、そんな過酷な世界に突入したとき、自分自身がとらなければいけない、選択や立場は、というのがシュミレートできる。 大事な人や愛するものを守るため、果たして私は人殺しができるか。問うてしまう。 ただ、詳細で緻密な「戦略」(戦術や戦闘)描写は、難解でもあり、私にはたいくつだった。 興味の主体がキャラクターたちの会話や考え方(思想)に移ってしまったからなおさらで。 下巻などはそのほとんどを飛ばし読みしてしまった。けれど物語の流れを把握するのは困らなかった。戦略や戦術といった要素が好きならば面白く感じるのではと思うが。 | ||||
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疾風怒濤の佐々木海人くん編(上)より視点が変わり、こちらは月田桜子・椿子さんの双子姉妹編。時間の経過は(上)からほぼ連続していますが、映画「スワロウテイル」の円都を思わせるスラムが主な舞台となります。 姉妹は海人の援助を蹴って自分たちの道を進む(これは海人のスタンスが嫌いなんじゃなくて、大いなる遠慮だと思う)わけですが、これがポップでアナーキー。ガールズ・マフィアの結成です。「秩序の破壊」をうたいますが、そちらメインではなく、現代マフィアの原組織であったコーザ・ノストラの精神を思わせるテーゼにつながるように描かれています。 あっという間に誰も看過できない存在となる組織のボスとして(正確には結成直後に)思いがけず海人と再会し、自分たちの未来に関する思いを話したときに異を唱えた海人に対し、姉妹が投げつける「宝石箱」のたとえは秀逸!それでも、3人はお互いがコインの表裏ということを理解している(ふしがある)ため、完全に反目し合うというのではなく、時には信頼する友人として、時には共同作戦のパートナーとして前へ進みます。具体的に描かれているわけではないんですが、姉妹との共同作戦時に海人が見せる、「しょーがねーなぁ(彼としてはもっと胸の痛む深刻な問題なんだけど)」感がなんかいいです(笑)。しかも、作戦中に読んでる本がまたすげぇ! 北上次郎氏の解説にもあるように、悲惨な中に妙な明るさのある巻です。(上)より凝った設定ですが、こちらの巻のほうが、各登場人物の思いが出揃ってストレートに伝わってくることもあり、スピードが増しても軽やかに読めます。バイプレイヤーに回った海人の印象も薄すぎず、かといって主張しすぎずという立ち位置で絶妙でしたのでこの評価とします。 | ||||
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伊坂幸太郎と北上次郎が推薦帯書いているので読んでみたのですが・・・。 近未来の日本。何故か日本は国軍を有していて、その佐官クラスの将校達が蜂起してクーデターを起こし、日本は内戦状態に突入。多くの海外からの難民を巻き込んだ無政府状態の下、暴力やレイプの嵐が吹き荒れ、殺人が平然と行われる世の中で幼児達が困難を克服しながらやがて日本を動かす徒党のリーダーへと成長して行く物語。物語の設定に素直に入って行けるヒトにとっては下巻の最後まで一気に読み切れるのだと思う。しかし、私には読み進むのが苦痛だった。理由は、日本が無政府状態になってしまうまでの説得力が圧倒的に不足している事。さらに、ご都合主義的なストーリー展開、リアリティーのない戦闘描写、10年以上も内戦状態が続いている事のリアリティーの無さ、等。主人公の幼児達の描写に焦点を当てれば魅力的なのだが、背景設定に真実味が無いので、違和感のあるまま読了した。また、幼児が暴力、レイプ、殺人といったアナーキーな世の中で生きて行く様はハードボイルドなのだろうが、これでは身も蓋もないのでは?21世紀のハードボイルドはこういうのもアリなんすかねぇ。 | ||||
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