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夏期限定トロピカルパフェ事件



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【この小説が収録されている参考書籍】
夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)

夏期限定トロピカルパフェ事件の評価: 4.18/5点 レビュー 45件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.18pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全45件 1~20 1/3ページ
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No.45:
(5pt)

シリーズの折り返しにふさわしい引き

依頼人は嘘を吐く。ましてやその依頼人が狼ならなおさら。そう勘ぐってならない狐とそれを見越した上で欺く狼。
歪な互恵関係を結んだ二人の人夏かけた壮大な計画がこんなに人間味あふれた幕引になるとは…
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No.44:
(3pt)

オーディブルが!

オーディブルで聞いてあまりに面白かったので購入。
本も面白かったです。

でもアニメより、本より、オーディブルが最高に面白いです。
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No.43:
(5pt)

アニメから入りました!ワンカットでこんな思惑があったことがしれて良かったです。
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No.42:
(4pt)

やっぱり米澤穂信

「小市民」として放映された今年の夏アニメの原作だ。正確に言うと、この前著に当たる「春季限定いちごタルト事件」とこの本の2冊分が原作に当たる。この著者のミステリーは大好物でたくさん読んできたが、恥ずかしながらアニメ化されるまでは存在を知らなかった。というわけで、先にアニメを見て小説を読むことになったわけだが、さすがに米澤穂信作品である。アニメはアニメで出来は良かったし、それでこの本を読むことにしたわけだが、何かひとつひねりが足りないというか、深みが足りない部分がアニメに感じていた。だからちょっと期待せずに読み始め、確かに前作の「いちご」までは、アニメとの違いをあまり感じなかったが、こちらの「トロピカル」に移って、そして最終章の謎解きに突入した瞬間、ついに米澤ワールド全開である。緻密に張り巡らされ論理破綻のない自然な伏線回収、そして登場人物たちの繊細な心の機微の描写、これは流石にアニメでは表現できない世界であり、敢えて脚本化しなかった、小説だからこそ伝えられる技なのだ。ということで、すっかり今回も米澤ワールドを堪能させていただきました。なお、既にアニメ「小市民」は第2期が決定しているようだ。秋季限定と冬季限定がネタ本になるのだろうが、読んでから見るか、見てから読むか、難しい選択を迫られている。
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No.41:
(5pt)

不器用な高校生同士の恋愛を描くフリして、読者を陥れる、驚天動地の展開。

小市民シリーズ第2作。相変わらず主役の小鳩君は、余りイメージがわかないのでけど、それも、余りある、圧倒的な存在感の小佐内さんがカバー。彼氏でもないのに、小鳩君を夏休み中連れ回して、甘いもの鑑賞に付き合わせる。どう見ても押しかけ女房のバカップルで、むしろ微笑ましい、不器用な高校生の恋愛小説のようだった。

  ところが、これが伏線で、小佐内さんの深謀遠慮な企みだとわかると、彼女の印象が一変。彼女を巻き込んだ誘拐事件に発展し、不良少女のリンチで顔を傷付けられる、危機一髪のピンチに、小鳩君が、旧友と共に救いに現れる。ダイナミックな展開は、バカップルぶりの前半からは想像も出来なかった。そして真相が明かされると、正に驚天動地で、これぞミステリーの醍醐味だと、感服した。

  思えば、第1作から、妙に過去のある男女として、描かれていたのも、伏線だったわけだ。不器用な高校生同士の恋愛を描くフリして、読者を陥れた作者の手腕は高く評価したい。
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No.40:
(2pt)

話は上手い思うけど

精神的未熟さというには、人物造詣が今ひとつ作り物ぽいというか、一面的な感じがして乗り切れない。小山内さん視点で書けば、かなり共感のハードルが上がりそう。
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No.39:
(5pt)

かわいいタイトルだが、ミステリー好きならイチオシ!

この巻から読めないこともないが、前巻の「春期」から読むことをおすすめします。前巻で登場したキャラクターの性向を存分に活かしたミステリーで、バラバラに見えていた謎が最後に一つにつながり……というやつで、日常の謎ミステリーの進化形態に驚かされました。
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No.38:
(5pt)

日常の中に隠れた謎とその奥の恐怖。おちおちパフェも食べていられない

謎としては上質ながら軽めの話だった春の巻に続く夏の巻は本格ミステリー。高校生の日常にある事件ですから、それ自体はおどろおどろしいものではなく、安心して読み切れるのです。軽い謎解きが実は結果的に大きな流れ、大事件に繋がるものになっているのは全体構成の妙。しかし、読後感はそんなに穏やかではありません。被害者がいて加害者がいる。加害者を促した者がいる。さらにそれを導いた者、そしてそんな元絵を描いて周到に配置した者。関係者の発言と行動を読み解いて、わずかな違和感を発火点に何も無さそうなところに秘密を見つける。何重にも折り重ねられた動機と行動に目が回る。全ての謎が明らかになった時、小鳩君の心中には夏なのに冷たく硬いものが残ったようです。こ、怖い。何がと言って・・・。
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No.37:
(4pt)

意外に面白かった

満願が自分としてはイマイチだったのでこの作家を敬遠していましたが、
青春小説というかライトノベルというのかわかりませんが、意外に面白
かった。楽しい。小市民シリーズの他の作品も読んでみようと思います。
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No.36:
(3pt)

なかなか感情移入のしづらいお話だったかな。

シリーズ第2弾。ここから読み始めましたが、特別困ったことはありませんでした。
短編ですしとても読みやすいので、空き時間に読むにはとても最適でした。
シリーズ第1弾から読んでいないからかもしれないですし、また主要登場人物2人が高校生という年齢的なことがあるからかもしれませんが、2人とも「こうだ」と自分で自分のことを決めつけて譲らない姿勢がなんだか…中年の私からすると青臭いといいますか、少し感情移入に困る感じはありました。
あらすじに関しては、日常のなんでもない事件を解決していくお話なのですが、ある程度は先が読めてしまうのが少々残念だったところ。ただ最後だけは今までの雰囲気とは違った感じだったので、よかったです。
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No.35:
(4pt)

ビターな味わいのパフェをどうぞ。

第一作の春季限定にて明らかにされた小鳩くんと小山内さんの本性と二人の関係性が余すことなくスパークした傑作といえる。
タイトルにもあるスイーツが前作よりも内容に絡んでくるのも二作めにしてこなれた感じがあり楽しめる。
個人的に二人とも調子に乗っていないか?と思う描写や言動もあったのだが、ビターな結末につながる伏線でもあったのかと思う。
春季限定が連続短編であったのに対して本作は連なったエピソードである。序盤からびっくりさせられる第1章でのシャルロットでの二人の小山内邸でのでのやりとりは読み応えがあった。
探偵と復讐者。次作も本当に楽しみ。
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No.34:
(4pt)

青春サスペンス

序盤は、この作者らしくもたつくものの、中盤から、サスペンス&推理が十分盛り込まれるスリリングなストーリーになる。小鳩くんが一旦辿り着く結論から、さらに皮を剥いて本当の真相に辿り着くという展開は手に汗握る。
謎解きの過程で小鳩くんが抱く違和感は、読者も同感であり、違和感を抱えながら話は進行するが、後で説明はあるので納得できる。
小鳩くんの推理によって、事件の解決のみならず、小鳩君と小山内さんと互いの理解も深まるが、それによって、互いが互いのためにならないということに気づいてしまうというのも、切なくて印象的だった。
読んで良かった。

ただ、それだけに、高校生らしさを出そうとしているのか、小鳩君の独白の言い回しがラノベ的で、ストーリーの先を知りたいのにいちいちブレーキをかけられるようでうっとおしい。スイーツの食べ歩きも、結末の衝撃を際立たせる効果があるのだが、それにしても邪魔だった。
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No.33:
(4pt)

小市民になれない狐と狼は

小市民シリーズ第二作。 ケーキを食べた証拠隠滅に躍起になる小鳩君に笑いが込み上げていた第一章から、あの怒濤の終盤は想像もできませんでした。 小鳩君も、小佐内さんも、三つ子の魂百までと言うべきか、『小市民』の関係をむしろ大義名分にして、自身の本質を嬉々として体現してしまう。 別れ際のシーンは胸にきます。 確かにこんな経験したらパフェが食えなくなるよ。 甘すぎて……。 なお、春期に引き続き夏期でも健吾はいいやつです。 良心です。 全体的にはスイーツの描写が細かく丁寧で、読んでいると柄にもなくスイーツ巡りをしたくなりました。
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No.32:
(4pt)

“高校生らしい” スウィーツめぐりの裏にひそむ “高校生らしからぬ” 真相

謎解きにとり憑かれた小鳩くんと、復讐を愛する小佐内さんの活躍を描く〈小市民シリーズ〉第二弾。

前作とは違い本作では、謎解きと復讐という小鳩くんと小佐内さんの抱える “業” というシリーズのテーマを踏襲しながらも、高校生たちをめぐる “日常の謎” というには少しばかりおおきな事件に発展していきます。けれど事件の規模が “日常” からはみ出した反面、ミステリとしての出来も前作よりも上がっています。

ふたりの “業” の深さ、そして “青春に特有の” と呼ぶにはあまりに肥大しすぎた自意識や傲慢さ。それらが本作ではそれが描かれます。結末は、やはり “青春に特有の” とは片付けることのできない苦い余韻を読者に残します。前半に描かれる “高校生らしい” ふたりのスウィーツめぐりの描写も楽しいのですが、それゆえに、スウィーツめぐりの裏にひそむ “高校生らしからぬ” 真相が語られたとき、読者はやりきれなさを覚えるでしょう。

〈小市民シリーズ〉の第1、第3作は以下のタイトルで出版されていますが、タイトルどおり、おいしそうなスウィーツがたくさん登場するので、お腹が空くこと請け合いです。

第1作 春期限定いちごタルト事件
第3作 秋期限定栗きんとん事件(上・下)
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No.31:
(5pt)

本の状態が良くて最高です

本の状態が良くて最高です。
便利な時代になったと実感しています。
また利用します。
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No.30:
(4pt)

小佐内さんは女性読者にもてない?

前作の”春季限定いちごタルト事件”から1年以上経過した高校2年の夏に、小鳩くんと小佐内さんのコンビ、それに小鳩くんの友人の堂島くんの3人が、今回は少しシリアスなところがある事案に取り組みます。
小鳩くんは、自分が狐なら小佐内さんは狼だと言いますが、例えに違わず、本作で描かれる彼女の罠は周到かつリスキーで、甘いものに目がないという嗜好がチグハグに感じるほどクールです。ちょっと度が過ぎているよね、とも思いますが、そういう場合いつもならリアリティに欠けるとかなんとかレビューするのに、冷笑する小佐内さんが魅力的で、次、”秋季限定栗きんとん事件”も読まなくちゃと思うばかりでした。
ところが、ミステリもそれ以外の本も大好きなフツーの女性である妻は、小佐内さんのことを、実際にいたら気持ち悪くて付き合えないし、話も子供だましじゃないの、ミステリなのに刑事が出てこないし、と言うのです。小佐内さんは、女性にはウケないのでしょうか?
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No.29:
(1pt)

裏表紙に擦れた傷跡がありました

今までアマゾンでの購入で状態の良くない本はなかったので、いつものように購入しました。
今回、裏表紙に擦れた傷跡がありました。
交換や返品するにも文庫本で単価が安いし、手間などいろいろ勘案してこのままですが、なんか残念でした。
在庫数も数冊あったので、まさかこんなのが来るとは思わなかった・・・
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No.28:
(4pt)

スイーツの

表現は素晴らしいの一言。読むだけで太りそうな気がしますwww
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No.27:
(5pt)

利害関係が一致した(?)、少し不思議な二人の物語・夏

前作から一年ちょっと後の、友人でも恋人でもない互恵関係を結んでいる男の子と女の子のおはなし。
探偵の真似事をして他人から嫌な顔をされたことがきっかけで、他人の顔色を窺うようになった小鳩常悟朗と、
痛い目に遭わせられた相手に復讐する自分が嫌で、その性格を封じ込めんとする小佐内ゆきは、
「小市民」を目指すべく互恵関係を結んでいるが、ゆきはこの夏休みに食べる予定の洋菓子と和菓子を記した
〈小佐内スイーツセレクション・夏〉と称するリストまで作り、常悟朗と二人で町中の洋菓子や和菓子を
食する日々を送るのだが……というのがネタバレにならない程度に紹介できる簡単なあらすじ。

前作のような連作短編と思いきや、誘拐された小佐内ゆきを、常悟朗が彼女からのメールをヒントに
助け出すという大きな話になり、更に誘拐の真相について二段、三段オチそしてリベンジの『狼』としての
小佐内ゆき本来の姿が常悟朗によって炙り出されるさまは痺れるものがありました。
そして、図らずも「小市民」として振る舞うことに揺らぎが生じた二人が一体どこに行こうとしているのか、
今後の展開が非常に気になるところです。

あと、洋菓子店<ジェフベック>(元ネタは同名のギタリストだろう)のシャルロットの描写がおいしそうだったこと、
久々にキャドバリー・チョコレート(個人的にはFruits&NutsとTime Outが好き)が食べたくなりましたが、
<セシリア>の夏季限定トロピカルパフェは読んだだけでおなかいっぱいです。
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No.26:
(5pt)

楽しく読みました。

アニメの氷菓を見て、その後本を読み、その流れで「いちごタルト」~本作品を読みましたが、楽しく読めました。
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