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インシテミル
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インシテミルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 1~20 1/3ページ
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映画よりも小説の方が面白いという評判を信じて読みましたが、期待はずれでした。 冒頭こそこれから何が起きるんだというワクワク感を持って読み進められましたが、後半の推理パートも長いし、その長ーい推理パートが終えられて色々わかった先のスッキリ感や驚きも全くないです。 ある人物が何がなんでも大金を欲している理由も説明がなく最後まで「???」です。 謎を残せばいいってもんじゃない。 これならサクッと見れる映画の方(も、そこまで良い出来ではありませんが…)で楽しめば十分です。 | ||||
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いくらフィクションとは言え、人を殺すことで報奨金が出るのは、非現実的すぎる。 12人も登場人物がいて特徴を覚えきれない。 途中から主人公が急に賢くなって、違和感がありすぎ。 謎解きも納得できない。 10億を指を立てて示すなら、1本指ではなくて、両手パーでは? | ||||
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一度目読んで正直イマイチだったので何年も本棚で眠らせていました。 どなたかも書かれていましたが二度目に読むと確かに細部にも気を配っているところが随所に見られ意外にいいかも、別の作品も読んでみるのもいいかな、と思いました。 ただ、一点どうしてもいただけません。 化粧水の瓶のくだりですが、商品名やマーク、製造元等がが印字されていない化粧水って販売されているのでしょうか? そもそも化粧水の瓶は化粧水の瓶にしか見えません。 また、毒殺があることを見込んでいたのならあまりにも有名すぎる(と犯人も自ら書いている)トップオブ有名な毒物を選ぶでしょうか?それこそダブる恐れありまくりです。 メインの部分で破綻しているのは流石にちょっと | ||||
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映画のレビューがあまりにも酷いので、原作はどんなものかと読んでみました。 うーん…作者が青春小説作家を称されるだけあって、登場人物は一人一人外見的な個性もあって魅力的。12人もいるけど割とすぐ覚えられる。 が、こと心理描写や背景描写がかなり薄く、感情移入がしにくい。どうして彼女は彼を殺さなければならなかったのか?など、ミステリで1番重要となる動機が最後まで軽いため、最終的な真犯人が判明した際も「へー」で終わってしまった。 また、そもそもかなり怪しい求人に対してこれだけ集まったとなると、全員それなりの理由が必要な筈。にも関わらず、金だけ追い求めてるのか、結局金は必要ないのかもあまりハッキリせず終了してしまった。 主人公とヒロインは何がしたかったんだろう…。一応軽く触れられてはいるけど、これも特に納得は出来ない。というか、ついで感が凄い。 建物の設定や有名ミステリのオマージュは面白かったが、この作品自体の推理的なミステリ感は低め。バトルロイヤルものだと思えば、まあまあ読み応えはあるしそれなりだった。 | ||||
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同作者の”満願”を読んで、凄いなぁ。。。と感じただけに、残念な作品だったという印象が強かったです。おそらく作者が昔読まれたミステリーの名作に対するオマージュ的な位置づけの作品なのかなと思いましたが、主人公含め誰に対しても共感を持てない点や、トリックの整合取りの強引さ等、最後の最後まで物語に入り込めず終わってしまいました。もう一作品読んでこの作者の作品の品質の良し悪しを見極めたいな。。。と思っています。 | ||||
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筋書きはキッチリ組み立てられている。 まあでも、もう少し面白い結末を作ってもらいたかったです。 先に、作者の最近のほうの作品を読んでいて、期待が高かったからでしょうか。 そう考えると本作は新たな方向性を模索し格闘し、 儚い羊たちの~などを発表していく作者の転換期なのかもしれません。 それにしても本作の主人公のように、普通の青年を魅力的に表現しますね。 10億円必要な理由が分からなかった。分からなくてもまあ、良かったですが。 | ||||
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凄く前に映画を見たので原作も読んだのですがこれがまたびっくりするくらい面白くなかった。読んでる最中眠気が止まんなかったです。テンポも遅いし。流し見で済む点、まだ映画の方がマシですね。よく映像化すると原作の方が面白いと言われるものですがこれに関しては内容の質的に映画だけで充分かと思いました。 | ||||
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トリックもサプライズもアイデアも無いのにこの設定だけ拝借するのは過去作品に対する愚弄。 詐欺レベル。 新奇性が皆無じゃ盗作といわれても仕方ない。 読者との暗黙の了解を反古にする作者の創作姿勢を疑う。 たとえポンコツトリックでも、有と無じゃ次元自体違う。 つまらないだけの小説の方がはるかにマシ。 | ||||
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難しいところを排除してサクサク読めます。 前半はまぁまぁですが、後半は何とも こういうのが面白いと評価する人も一定数いるだろうなぁと思います。 スナッフ・フィルム目当てにしてはなんとも切迫感がないし ラノベと思えばいい出来なのかな | ||||
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結末にいくまでは☆2ぐらいの面白さといったところでしたが、最後まで読んで前言撤回、申し訳ないですがこれは☆1です。 「バトルロワイアル」「クリムゾンの迷宮」「ダークゾーン」「死のロングウォーク」とデスゲーム物に目がなく色々探しているうちに本作に行き当たり手に取りましたが、結論から言うとちょっとこれはないなと。先に挙げた他の作家のデスゲーム作品と比較しての評価ではなく、単体として見た場合でも残念ながら同じ評価です。 まず主人公を始めとした登場人物たちに共感できる者が一人もいないというのが大きい。これがないので、キャラに共感することで得られる恐怖感やハラハラ感というものは始終皆無でした。 特に主人公。ヒロインの須和名さんに夢中でずっと須和名さん須和名さんと崇め奉っていましたが肝心の彼女にそれほどの魅力がある描写をされていなかったので変に浮いてます。 それは他の登場人物たちにも言えることで、全員どこか不自然。人が死んでるのに無反応だったり、かと思えば反応が過剰すぎたり、いくら憔悴していたとしてもその考え方や行動はないだろうということは頻繁にあり、生の人間が動いているという感じがしませんでした。 というか頭を使うミステリーデスゲーム物でみんなバカばかりなのは問題がある気がしますが。終盤で推理対決みたいなことが起こりますが、相手が主人公を追い詰めるために繰り広げた推理のあまりのお粗末さに「あれ?これはバカミスだっけ?」と思ったくらいです。しかもその推理が通るんだから二重に驚きました。ないないこれはない。一応フォローはしてありますがだとしてもこれはない。 とはいえゲームの設定やシステムはなかなか凝っていて面白かったです。それだけに、それ以外の部分が全部足を引っ張っているのが本当に惜しい。 ☆1の決定打になったのは犯人の動機と処遇の薄っぺらさです。殺人に至るまでの動機がまったく説明されていないのに加え、その犯人に対して主人公が助け船を出した時点で「これはひどいな」と思いました。ミステリーにおいて動機が薄かったり人間が書けていないということはよくありますがすでにそういう問題ではないというか。作者が人間の感情を書くのが苦手で手抜きしたんじゃないかと疑うレベルの薄さ。 少しネタバレをすると、犯人には人を殺してまで達成しなくてはならなかった目的があり、同情した主人公がその手助けをするのですが、それをしてしまったらなんの罪もなく殺された人たちはどうなるの?犯人の丸儲けじゃないの?というか肝心の犯人のその目的すら明かされないのは本当になんなのか。手抜きすぎです。 別に勧善懲悪を望んでいるわけではなく、後味を悪くするならするでその結末にするために物語を収束させる手順というものがあると思います。本作はそもそも後味を悪くするという意図は感じられずすっきり完結させたかのような終わり方なのがまた。 デスゲーム物としてもミステリー物としてもホラー物としても人間ドラマ物としてもお勧めはできません。同作者で気になっていた小説もいくつかあったのですが、ちょっと他の作品に手を伸ばすのが躊躇われますね。 | ||||
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途中までは良い。 終盤の盛り下がりがちょっと残念ではあるし、謎も残る。 続編をやるなら謎な点も回収してほしいが、あまり興味を持たない気もする。 | ||||
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一番気になったのは、どうして最初の殺人が起こった時点で全員の凶器を回収しなかったのかです。 それをやるだけで銃を持っている人間=犯人だとわかりますよね? そのことを誰も口にしないのはさすがにご都合主義が過ぎる。 自分の身を守るために武器を持っていたかったにしても、相手が銃を持ってるってわかったら普通は「全員の凶器を回収する」という考えになりますよね? せめて最初の殺人は主人公の武器で対処できるような凶器での殺人にすべきだった。 あと、二人目の被害者が出ても、誰も「全員の凶器を回収しよう」とか「全員の部屋を調べてあの凶器を隠し持っていないか調べよう」と言い出さないのも、ご都合主義。本気で殺人に怯えている人間なら、それをまず第一に考えると思うのですか・・・ | ||||
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米澤さんのファンですが、これは正直なところ楽しめなかったです。何のひねりもウィットもありません。よりにもよって何故これが映画化された? | ||||
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閉鎖空間におけるデスゲームという設定と、暗鬼館というネーミングから、 参加者達が疑心暗鬼に囚われ、最後には主人公も誰も信じなくなり、 背筋が凍り付くような惨劇が繰り広げられる・・・! と、いうようなストーリーを勝手に期待してましたが、そんな事はなかったです・・・(笑) いや、中盤(第二の殺人)までは緊張感があってよかったです。 ゾクゾクワクワクと期待(?)しながら読み進めていました が、段々と殺人が雑になり始め、主人公が、監獄という名の安全圏に入った時には、 完全に緊張感がなくなってました。 おまけに作者がキャラを使って、酒を飲みながら作品の内容である舞台を ダメだしし始めるという始末・・・ あれでは監獄というより、ゲームのスタッフルームの座談会です。。。 なんかラストでもヒロインにもダメ出しをさせてましたが、作者が 自分で自分の作品を駄作だと言ってるようなものじゃないでしょうか。 しかも、それを作品内でやるのはちょっとどうかな・・・と思います。 自分でそうわかってるんなら、キチンと手直ししてから刊行してくれたらいいでしょうに。。 犯人の動機の書き方も不十分だし、誰と誰が関係を持っていたという伏線も未回収のまま なんだか雑に終わらせた感が残り、せっかくの設定がもったいない気がしました。 あと、ヒロインの美しさをやたら褒め称える描写が多かったですけど、 それって、ミステリーに必要な要素なのでしょうか・・・? (主催者があのヒロインを参加させた理由も、辻褄があってない気がしますが。。) 色々書いてますが、犯人やトリックは単純明快で、破綻してなくてよかったです。 (あの時間とあの状況で、犯行が可能なのは、あの人しかいませんしね・・・) | ||||
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私が一番納得できなかった点は、「なぜ全員の凶器をさっさと回収してしまわなかったのか?」という点です。 本編ではその理由を「護身用」「自分の武器を信用できない相手に見せたくない」などとしていますが、 実際はともかく、プレイヤーの視点では、拳銃を持った人間が殺人を犯し、そして次は自分が被害者になってもおかしくない状況でした。 ならば、その拳銃を取り上げることが、プレイヤー達にとって最も優先すべきことだったはずです。 プレイヤー達の武器は拳銃から身を守れるようなものでは到底なかったわけですから。 当然すべき武器の回収をなぜしなかったか? それは、それをやってしまうと、シナリオ上の不都合が生じるから。 | ||||
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この作家は好きだし、途中までのめり込めたのだが、オチで興ざめしてしまった。毎度海外ミステリーからの影響も色濃くあり、そういった部分での期待もあったのだか、今回は見事に裏切られた形だ。 映画化もされたそうだが、これではアイドルタレントものにでもなってしまいそう。次々にスリリングな場面を挿入していく力量などは、さすがとしか言いようがないだけに、残念だった。出版社に書かされた感じが残るように思う。 | ||||
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設定は悪くないのだが無駄が多く、展開もいまいち、それにトリックはバレバレすぎて吹いてしまうレベル 最低限ゲリラ支援でもなんでもいいから、犯人が金を欲した理由は説明すべきだったと思う そして意味深なだけのヒロインは一体何だったのか。続編前提のキャラだったのだろうか、謎だ 無関係な殺人もいただけない そういうはサバイバルホラーでやるもので、本格風味の作品でやるべきことじゃないのでは まあ読むだけならたやすいので、中古なら買ってもいいかもしれない | ||||
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話題になっていたのと、自分がこういったジャンルのものが大好きなので読んでみました。 簡単に評価すると、物凄くさっくりしたクローズドサークルものです。 さっくりというのは、細かい裏付けや深い描写、綿密な掘り下げのないという意味です。 密室に何人かが閉じ込められて、欲望と恐怖の葛藤の中で殺人が起き、 疑念と良心とがせめぎ合う。こんな感じがこのジャンルの一番面白いところだと思います。 この作品は、そこだけをさくっと味あわせようという感じです。 料理でいうなら、面倒な前菜やら、テーブルマナーやら無視してステーキがドンみたいな。 確かにステーキはうまい。すぐにステーキが出てくるのは手っ取り早くていい。 ですが私には合いませんでした…。 もっと突っ込めよ、とか、それ変だろ、誰か気づけよ!と思ってしまう部分が多すぎて、 途中から読むのがひたすら苦痛に。 主催者の意思も、登場人物の思考も何かと現実味を感じない。 物凄く都合よくお話が進んでいく感じです。 本当に自分が同じ立場になったら、そうは考えないと思うんだけど。その連続でした。 私は本は必ず最後まで読んでから評価することにしているので頑張って読みましたが、 ラストもかなり残念でした。 すっきりするわけでもないし、後味が悪いわけでもないし、何とも尻切れトンボでした。 夢オチやサイコオチ以下なんです。というか、オチてません。 夢オチやサイコオチは、それなりにそこに至るまでの伏線が埋め込んであったり、納得のいく描写がちりばめてあったり するものなのですが、このオチはそういった努力が感じられません。 本当に、何となく終わったという感じで。え?これで終わり?と思いました。 個人的に小説は、作家の知性がはっきり表れるものだと思っています。 この作品は、知性をあえて低くというか、単純なレベルにあわせて書いたのかもしれません。 私がちょっと贅沢になりすぎたのかもしれませんが。 失礼を承知で言わせていただきますと、どうしてこの作品が映画にまでなるのかよくわかりません。 同じジャンルなら、貴志祐介さん、土橋信二郎さん、二宮敦人さんをお勧めします。 貴志祐介さんは重厚な感じ、二宮敦人さんはライトな感じ、土橋信二郎さんはその中間です。 | ||||
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テレビのサスペンスドラマでは開始5分で人が死ぬのが基本だそうだ。 ミステリ小説も、人が殺されてから本題が始まるのが基本のようだ。 小説とは創作だから、「人が殺された」といっても心配はないのだが、死ななくてもいいのでは?とさほどミステリファンでないので思うことがある。 実際、人が死なないミステリ小説もある。がそれは実験的あるいは挑戦的意図で書かれただけで、本流は殺人事件の解明だ。 本書も高時給なんてもんじゃなくってなんと時給11万2千円! 年間1600時間働くとして、年収が約179百万円。2010年度の社長報酬と比較すると第93位がアステラス製薬の野木森社長で180百万円。第94位が幻冬舎の見城社長で177百万円だから、ここら辺。 とまあお金につられて主人公の大学生がアルバイトに応募するのだが、そこは閉じられた空間で12人いる。 あとはおきまりの人が死んで犯人捜しが始まるのだが、誰かわからない犯人と同じ空間にいるというスリルがある。 にもかかわらず、残された人たちは犯人捜しをする。 もちろん、犯人が一緒にいるのでおびえている描写もあるのだが、ミステリ作家なのでどうもそこは苦手のようで。 最終的には犯人も解明されるのだが、この殺人劇の動機が最後まで読んでぼくにはわからなかった。 それがミステリ。。。 | ||||
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……本当に、金の為だけに、みんなで殺しをするだけなんですね。しかも、“そこまでしてお金が必要な動機”も、全員持ってない。人間ドラマ的な部分が足りないのでは?『そして誰もいなくなった』の犯人には、明確な動機がありました。『十角館の殺人』もそう。だから、トリックに多少難があっても面白い。けどこれは…。ただ単に、著者が自分のミステリー通ぶりを自慢してるだけのよう。社会風刺的な側面すらないし……。 まだ、映画版の方が面白かった気が。関水の動機ぐらいは記して欲しかった。 | ||||
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