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人形館の殺人
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人形館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全115件 1~20 1/6ページ
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読んでのお楽しみにして下さい。 | ||||
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シリーズ前作で著者が指摘している「ミステリー小説の3つの評価基準」に沿って本作を評価するならば、(1) 冒頭の神秘性-は確かに充しており、(2) 中盤の展開-は過去を含めた多くのエピソードと登場人物の錯綜が読者の推理を混乱させる一方で、(3) 結末の驚き-は読者の筋読みを誘導した上でのドンデン返しは著者らしいサプライズを与えてくれている。シリーズ続作にも同様のサプライズを期待したい。 | ||||
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前3作を「館シリーズ」とすればそこからは外れている作品です。異色と言われる所以でしょう。しかし『十角館』が「島」と「本土」の、『水車館』が「現在」と「過去」の、『迷路館』が「現実」と「作品」の二元中継だとすれば、本作もきっちり二元中継を踏襲しており面白いです。敢えて言うなら「二元中継シリーズ」でしょうか。 | ||||
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館シリーズの中では異色作品とのことですが、私はこの作品が一番好きです。 読了してから1週間が経過しましたが、私にとって時がたつほどにじわじわと魅力が増す1冊です。 思い返してニヤニヤしたり、パラパラ読み返して伏線を拾ったりして、未だにこの作品の世界にはまっています。 一部ネタバレ 想像の斜め上というのはこのことで、トリックは大筋で想像と同じであったものの、さらに上、さらに上、と上書きされて、最終的に、「ん?島田さん???」というところまで到達しました。最高。 あれ?今一人称誰?誰が喋ってるの?というゾワゾワ感とワクワク感。このあたりの文章が綾辻さんの真骨頂で、めっちゃ引き込まれました! これを番外編にせず、堂々と館シリーズに組み込んでいるところもニヤリとさせられます。 蛇足ですが、新装版文庫の装丁画も素晴らしくイメージが湧きやすかったです。 館シリーズの中で一番好きな作品ですが、映像化は無理だろうな~。でもあの十角館が可能だったことを考えると行けるかな? | ||||
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一味が二味か違う様相の作品。 ミステリ初心者の私にしては、読み進めて中盤で、結末が解っちゃった!と思っていたのに最後の最後でひっくり返された。 何を言ってもネタバレになってしまいそうなので一言だけ。 もっと島田さんを登場させて欲しい…。。。 | ||||
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読んでる途中ですが面白いと思います。安値だったですが、本も綺麗です | ||||
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今の「スレた」推理小説好きには若干の既視感がありますが、さらにその先の仕掛け、さらにその先の先まではほとんどの読者はたどり着けないかな。異色作ながらも、秀逸な傑作です。シリーズ初のホラーテイストが強めなのも良い。館がクローズドでないのも意外。 しかしながら、この真相なら、シリーズの後の方に持ってきた方が、より光ったかもしれませんね。暗黒館の後くらいに。 | ||||
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講談社の館シリーズのウェブページで、著者が喜んでくれる人と怒る人に分かれるとコメントしていたのを見ていたので、ということはそういうオチかな?とメタで読んでしまいました。 みんなが言うようにミステリ感は薄いけれど、シリーズを順番に読んできたからこそ、これが4作目にあることが面白い感じ。この本単体で見るのではなく、シリーズの一つとして見ると良さが分かるような。 何はともあれ、一番の感想はタイトルのとおりです!笑 | ||||
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館シリーズ独特の平面図、登場人物たちの怪しげな雰囲気、を思い描きながら事件発生を゙期待して読み進みました。正直これまでの館シリーズとはちょっと違うな、と感じました。これは、人間のからくりかも。 | ||||
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館シリーズではあるが、「十角館」のような本格的な謎解きミステリとは大きく作風が異なる。ホラー色もあり、少し乱歩的というか。面白かったが、正直なところ「驚愕の結末」というより、想定の範囲内といった感じだった。それと、幼い子供が簡単に殺されてしまうのも精神的にちょっとつらい。読んで損はないが、ミステリファン必読とまでは言えないだろう。 | ||||
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「館シリーズ」 ややマンネリなトリックではあるが、storyが楽しめるので作成順に読み進めてます。 しかし、本作だけは何か腰砕け感が…。 シリーズ中の一休み的存在かもしれませんが…。 | ||||
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きちんと順番に十角館から読んできまして、人形館も一日で読了! 事前にこの作品は異色であり、シリーズ的にもこちらは飛ばしても差し支えないとの意見も知った上で読みました。 自分は楽しめましたが、確かにシリーズの中では異色ですね。なんせ館も島田も… ミステリー初心者の自分ですらある程度結末と言うか、犯人というか薄々気づきはしますが、それでもそこは綾辻さん、自分には一気読みしたくなるほど面白かったです! | ||||
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まず、この作品は館シリーズとして見た場合の評価と館シリーズとは独立した作品とした見た場合の評価が著しく違います。 今作以外の館シリーズを2、3作読んでから読むのであれば、中村青司の館という情報から秘密の隠し通路や何らかの絡繰仕掛けがあるに違いないと考え作者の術中にはまり読者は笑顔で騙された!と言えるでしょう。 ただ、パターン2、独立した作品として見た場合は、心理サスペンスとして読むならともかく本格物として評価するなら落第です。 独立した作品として見た場合の弊害として犯人がすぐに分かってしまい、物語全体が茶番になってしまいます。 今作から館シリーズを読もうという人は絶対やめて下さい。 あと、本作を読んで思ったのはライト版ドグラ・マグラ。どちらも犯人は精神〇〇であり、〇人〇であるということ。 | ||||
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このオチは、私はダメでした。 序盤から、語り手である飛龍想一(ひりゅう そういち)の日記みたいな、それも彼の悪夢みたいな不可解な文句が時折差し挟まれる文章が延々と続くんだけど、その真相があれというのはなあ‥‥。脱力してしまいました。 ミステリ小説というよりも、幻想ホラー小説と言ったほうがいいかも。 〈館〉シリーズのほかの作品とは風味の異なる作品で、作品の種が明らかになった瞬間、「あちゃあ。やられたわ」思いました。 | ||||
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★★★☆☆ | ||||
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賛否両論とかシリーズで最も異色作という前評判を知った上で読んだから楽しめたけど、発表当初にそれまでのシリーズと同じ調子で読んだファンから不評だったのは全く当然。すぐに主人公の異常性に気づいて「これは推理小説ではない」と割り切って読んだので面白かった。 | ||||
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今回も綾辻行人の小説を買いました。この人の文章は読みやすく時間を忘れて読めるので気に入ってます。早速読みたいと思います。 | ||||
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本シリーズの島田潔ファンなので登場シーンが少ない点が残念でした。物語として途中から気付き始めた事もあり予想も出来たけど、空想話か実話かは最後まで読まないとわからないので、中盤から最後まではあっと言う間に読めました。 常に色々なパターンが展開するシリーズなのでとても楽しめました。 | ||||
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文章は良い。ずっと読んでいたいような文章。しかし結末にはだいぶ失望した。確かに図と地が反転するような展開があるのだが、それは禁じ手だろうという結末と強引な動機探し。駄作に類するものだと思うが、あるいはこういうのが好きという人も一定程度いるのかもしれない。まだこの頃は作者が若い分、随所に話の筋に稚拙さがある。読んで損したとまでは思わない、それはひとえに文章の良さにある。 | ||||
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語り部が病弱で受身な人物で、主体的に動いてくれないのがとてもストレスでした。展開についてはネタバレになるので言及を避けます。わたしには合いませんでした。 | ||||
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