■スポンサードリンク
人形館の殺人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
人形館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.35pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全115件 81~100 5/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『十角館の殺人』、『水車館の殺人』、『迷路館の殺人』に継ぐ館シリーズの四作目です。 この作品はかなり賛否両論ありまして異色作、力作、労作、駄作...云々。本格として読める かどうかも際どいエキセントリックな内容になっております。 諸事情により京都にある人形館に移り住む事になった飛龍想一(主人公)の一人称で徹底して 進む本作の構成は実にパワフル!?なんですねハイ。簡単に並べると... ■度重なって身の回りに起きる不可解な出来事に何者かの敵意・悪意を感じておののく主人公 ■がんじがらめの思考に陥ってく主人公 ■過ぎ去った己の暗い記憶に振り回される主人公 ■ぎりぎりの精神状態に追い込まれる主人公 ■ただの狂人がそこにいた ...と、なんとも力技な一品に仕上がってます。とにかくヤッテやろう!と云う意志だけはとて も強く感じるがそれが空回りしてしまって、著者独特の柔軟且つ豊潤な表現力が今一つ活きな い内容になってしまったのが事実だ。 ただ、ありきたりのパターンと云うものに飽きてしまった方にとっては心地好いフックをかま してくれるのもまた事実(それとて好みはわかれ、こんなの許せないと読了後に本を叩きつけ たくなる気持ちになるかもしれない。でも何より求めていたものの熱さ故の反動には違いない のだ。その精神性は否定せず買ってあげようじゃないか)。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『十角館の殺人』、『水車館の殺人』、『迷路館の殺人』に継ぐ館シリーズの四作目です。 この作品はかなり賛否両論ありまして異色作、力作、労作、駄作...云々。本格として読める かどうかも際どいエキセントリックな内容になっております。 諸事情により京都にある人形館に移り住む事になった飛龍想一(主人公)の一人称で徹底して 進む本作の構成は実にパワフル!?なんですねハイ。簡単に並べると... ■度重なって身の回りに起きる不可解な出来事に何者かの敵意・悪意を感じておののく主人公 ■がんじがらめの思考に陥ってく主人公 ■過ぎ去った己の暗い記憶に振り回される主人公 ■ぎりぎりの精神状態に追い込まれる主人公 ■ただの狂人がそこにいた ...と、なんとも力技な一品に仕上がってます。とにかくヤッテやろう!と云う意志だけはとて も強く感じるがそれが空回りしてしまって、著者独特の柔軟且つ豊潤な表現力が今一つ活きな い内容になってしまったのが事実だ。 ただ、ありきたりのパターンと云うものに飽きてしまった方にとっては心地好いフックをかま してくれるのもまた事実(それとて好みはわかれ、こんなの許せないと読了後に本を叩きつけ たくなる気持ちになるかもしれない。でも何より求めていたものの熱さ故の反動には違いない のだ。その精神性は否定せず買ってあげようじゃないか)。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の作品の中ではやや異色かなぁと思いました。 最後の謎解きは、びっくりもし、逆にちょっとありえないだろーとも思いました。 でもやはり面白い。 最初から最後までだれることなく一気に読める!そんな感じです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
十角、水車、迷路、時計館、黒猫と読んだあとで、肩すかし的な人形館を読むと違った世界が見られます。ただ、この作品をパスして暗黒館に行っても違和感は全くありません。 館シリーズの副生成物、派生物と考えればいいのですが。変化球すぎてストライクゾーンを大きくはずした作品だとは思うますが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
館シリーズもいよいよ4冊目。 他の作品に比べると、ちと読むペースが落ちたかな? まさかこういうオチじゃないよねぇ…? って思いながら読んでいたらば見事に当たってしまったという(苦笑) あ、でも3人目は気付かなかったけどw 今までの館シリーズとはちょっと違った感じの読後感。 もう一度読もう…とは思わないかなぁ… やっぱりこのシリーズは島田氏に活躍してほしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今更ながら館シリーズにハマリ、一気に4冊購入。十角館・水車館・迷路館と立て続けに読み、次はどんな話って期待して読み始めたが、人形館は途中で読むのを止めてしまった…まだ時計館・黒猫館・暗黒館とあるが、購入するべきか、暫く間を空けるべきか…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
横溝正史「夜歩く」をご存知だろうか? あれを読んだときの衝撃が、時間を越えて蘇る。 そういう作品だ。 館シリーズとしては、かなり異質な作品にあたるので 今までの館シリーズの展開を期待して読むことは厳禁です。 「夜歩く」を知らない方には、ぜひ体験してみて欲しい作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは……嫌いでは無いですね。 ただ、シリーズありきな作品かな、と。単独の作品としては活きない。 早い話これはカバーでも言っている通り、習作のようなモノでしょう。 他にも沢山の名作を残している綾辻さん。コレくらいの冒険があってもいい。むしろあるべきだと、僕は思います。 まあ、えてして習作という物の評価は低いものなので、下で語られている評価も然るべきものかな、と。 ちょっと作者をかばった意見ですけどねw | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
悲しいことに悪い意味で当たったのですが。途中から浮かんだ「おいおい……こういうオチじゃなければいいがなあ」が当たってしまったという悲劇の典型。館シリーズにもメリハリが付けたかったのでしょうが、個人的にはかなり厳しいものがありました。夢オチに匹敵する結末に、読後感は最悪の部類。なお、ある程度シリーズを読んでる人を前提にした作品ですし、そのつもりで評価したので、他の館シリーズを読んでない人なら★1つとお考えください。期待しすぎを差し引いてもこれは辛かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本である。やっぱりこんな真相は反則(またはギリギリセーフ。まあ、個人的には許せない)だと思う。「十角館」を読んで期待していただけに、残念だった。 読者の推理も裏切ったが、読者の期待も裏切った作。 「十角館」の鮎川氏のコメントにならって、この作品をこれ以上叩くことは控える。 しかしながら、「十角館」に続いて島田が活躍していない、という点でもかなり残念、無念。 まあ、ホラー味がある、ということで☆2つです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルの通りです。というか多くの方はある程度序盤で犯人がわかってしまうのではないでしょうか?ですから犯人当て小説として読むならやめたほうがいいでしょう。 ただ個人的には十分楽しめました。今までの館シリーズの番外編のようなこの作品。物語の進行も異なっています。全体的には暗い雰囲気が漂っています。雰囲気的には「水車館の殺人」に似ているかもしれません。 いろいろ批判も多いですが、読んで損はないでしょう。ただ再読したいとは思いませんがね (笑 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
うなってしまいます。 トリックの絶妙さとかそういうのではなくて, なんと言ったらいいのかわからない読後感についてです。 苦いけど体によくない薬です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは、シリーズ番外といった感じではないでしょうか? オチでガックンとなりました。 やはり、この手のミステリーは、どんな作家でも書きたがるものなんでしょうか? こういったドンデンは、個人的に受け付けません! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品を読む為には館シリーズをいくつか読んでいることが条件となる。でなければ楽しめない。館シリーズがある意味「ワンパターン」化していた為の変化球だ。とはいえこの変化球を違和感と感じるほどに他の館シリーズを読む事に快感を感じているのも確かである。まぁオレのレビューなんか参考にする必要ないよ。きっと君は館シリーズ全部読むんだから。人形館も含めてね。できるだけ出版順に読む事をオススメするよ。十角、水車、迷路、人形の順に。そして次は時計だな。フフフ・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「館」シリーズ中の一作。本シリーズ中の作品に関しては、平凡過ぎるとか旧作の焼き直しとか作者本意のこじつけ小説とか辛口の批評を書いてきたが、本作はそれにも値しない。本作は犯人の妄想だけで成り立っている小説で他に何もない。妄想が昇華されて「ドグラ・マグラ」のような奇想譚になるのならともかく、あくまで本格風に話を進めようとしている作者の頭の構造はどうなっているのであろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは、数ある館シリーズの中でも異色の異色になるでしょう。ラストにかなり賛否が分かれると思いますが、ボクは全くダメでした・・。映画でも、こういったオチのやつがあるけど、ほんとバカにされてるみたいでごっつい嫌いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今までの館シリーズとはちょっと別格?? 犯人当てられなかった言い訳じゃないけどちょっとずるい気がします。 あんまり期待しないほうがいいかも。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
館シリーズが好きで、全部読んでますが、人形館だけはだめです。 最初の1ページで犯人がわかって、「どんでんがえしがあるんだろうな」と期待してもムダで、予想通りの犯人。本格推理としては評価できない作品でしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
犯人を当てて楽しむ本ではない気がする、この手に慣れ始めた人ならすぐオチが読めるだろうし。 推理小説という大前提に構えて、シリーズを通して読んできた読者の、 心の中にある「ちょっとした油断」を上手く翻弄した、これぞ正統な「館」シリーズに思う。 ぜひ、発行順に読んで頂きたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
犯人を当てて楽しむ本ではない気がする、この手に慣れ始めた人ならすぐオチが読めるだろうし。 推理小説という大前提に構えて、シリーズを通して読んできた読者の、 心の中にある「ちょっとした油断」を上手く翻弄した、これぞ正統な「館」シリーズに思う。 ぜひ、発行順に読んで頂きたい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!