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人形館の殺人
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人形館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 21~40 2/6ページ
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館シリーズ4作目。父が飛龍想一へ遺した京都の屋敷。そこは顔のないマネキン人形たちが佇む人形館だった。そこで暮らし始めた想一のもとへ、謎の脅迫者が現れる。命の危険を感じた彼は旧友である島田潔へと助けを求めるが、事件は不可解さを増していく。 今回は社会と隔絶された場所ではなく、京都の住宅地のただ中で事件が発生する。警察も呼べるし、助けてくれる人間もいる。それなのにまるで社会から隔絶されたような閉塞感が漂う作品になっている。いわゆるミステリとしての密室というよりは、人間の心という密室を描く心理的なサスペンスの色が濃い。基本的には想一の一人称で話が進んでいくが、その語り口に身を委ねている内にいつの間にか毒が回っている感覚を楽しめた。 事前に異色作とだけ聞いて読んだのもあって、結末にはそこまで大きなショックはなかった。むしろ今の時代に初めて読んだからか、こういうのもあったのかと冷静に受け止めていた気がする。ただ、こういう作品で犯人の心理を推理する流れは、説明すればするほどリアリティから遠ざかる気がして難しいものだなと。いっそのこともっと振り切れたラストで読者を煙に巻いてもよかった。大胆な服を作ったのに、マネキンに着せてるみたいなもったいなさを感じた。 | ||||
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館シリーズの4作目なので、前シリーズの話も少し出てきます 連作だというのを意識した上でのどんでん返しもあるため、前シリーズを読んでからの方がおすすめです トリックとしては綾辻先生お得意の意外性のあるものですが、勘のいい人は気づくと思います とある古典推理小説とネタが似てるので… でも、話は面白く終始緊張感にあふれてます | ||||
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後味悪いです。 この作戦はありですか? いい人に裏切られたような… 安っぽい夢落ちのような… これがルール違反ではないとしても、お勧め出来る作品ではないです。 | ||||
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ヨレてるのを覚悟していたのですが、想像していたよりきれいな本だったので嬉しかったです。 | ||||
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読後は、やられた!と唸ってしまいました。 ただ、この結末は気に入らない方もいるのでは?と思い、警鐘の意味で星を減らしました。 書き方に気をつけないとネタバレになってしまいますので、曖昧な表現になってしまいますが、館シリーズに高い期待値を持っている方は、シリーズの最後に読んでもいいかもしれません。 | ||||
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※ネタばれナシ※ 先ほど読了しました。 十角館・水車館・迷路館と来て「お、なかなかノってきたな!」という勢いで手を出したのですが、大失敗でした。素直に勘弁してほしいと思ったので☆1評価です。 館シリーズの中でも異色作というのは聞いていました。まあ確かにシリーズものの長編作なんて、いくつも出してたら中にはこういうのも"出てきてしまう"んでしょうね。絶賛してる人はそういうのがお好きなタイプの方なのかなって・・・。 ただ読後感は最悪ですが、これを4作目に持ってくるのは戦略としては上手い。「なるほど、こういうシリーズなんだな」と思った読者を裏切るのには絶好のタイミングです。 確かに言えるのは、この本は絶対シリーズ初心者(あるいは初見)に読ませてはいけないヤツです。「これは番外編に位置付けるべきだろう」という批判は当たっていると思います。何かの間違いで人形館を最初に読もうものなら、もう二度と綾辻読めないと思います。生粋の綾辻ファンが箸休めに読むくらいならダメージ少ないでしょうけど、それぐらいアクが強いというか、劇薬ですね。 付け加えて、以下を求める方にはおススメ出来ません。 ・謎解きに爽快感を求める人(これぐらい期待しちゃいけないのでしょうか) ・名探偵の活躍が見たい人(シリーズ既読にはいないと思うけど) ・最近推理小説を読み始めた人 ただし、以下の方にはおススメ可能です。 ・綾辻ワールドにどっぷり漬かりたい人 ・行人の書くモノなら何でも受け入れられる人 ・クリシェを完全無視した作品しか読めない人 ・館シリーズ飽きた人 ・何も期待しない人 ということで、私基準ではありますが読後感想でした。 これ飛ばして時計館に行くべきだったー!! | ||||
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発想はなかなかよい。 何より叙述の仕方が上手い。 読んでいて途中で、「あれ、これはもしかして…」と思うことがあると思います。多分その推理で合っていますよ。 | ||||
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館シリーズを順番に読み始めて、四つ目の本作です。 私的に、館シリーズは、最初はペースが遅いものの、後半スピードがあがってきて、 ラストはじっくり味わいたい気分になるのですが。 本作は、なかなかペースが乗らず。 このままじゃ先に進めない!と、速読の要領でザッと読み進めてしまいました。 途中トリックに気づいてしまい、 それが覆されることがなかったのが残念です。 ほかの方の解説を読んで、 なるほど、館シリーズを順番に読んできた人にとっての、ある意味での裏切りがあるのだと知って、 納得しました! たしかに、裏切られました! 早く次の時計館の殺人が読みたいです。 | ||||
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いやー面白い。 館の殺人シリーズ初めて読みましたが、二転三転していく状況に呑まれました。 ちょっと厚い?と思ったけど、面白くてどんどん読み進められました。 | ||||
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十角館から始まり、水車館、迷路館ときて今作の人形館。それぞれが衝撃、王道、応用からの変化球といったところでしょうか。 何が変化球なのかを説明するとネタバレになりそうなので控えますが、作中で島田潔が活躍しないところは十角館と似ています。 正直ここでの評価もそこまで良いわけじゃないし、実際これを飛ばしてもシリーズには影響しないんじゃないかと思うレベルなんですが、ここまでシリーズとして読んできて飛ばすのも不粋だし。。。迷ってる方は読んでみることをおすすめします。前作を読んでないよ、というでも作中にほぼ前作のネタバレがないので単品としても読める作品です。むしろ館シリーズとしては趣向が違う作品なので単品扱いにした方が評価は高いかもしれません。 | ||||
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解決部分に入ってからの新事実(よく読めば気づくのかも知れないが)、、、 ちょっとずるいなぁ、と。 もちろん、物語としては秀逸なんですが。。。 | ||||
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と、思いました。笑 ちょっと気持ち的にドロドロというかなんというか…そういう本が読みたくて、以前から読んでいた『館シリーズ』に久々に手を出しました。 今までの作品に比べると犯人に対してかなり変化球を投げてきたなあ、と感じました。 賛否両論な展開にも納得。 私はどちらでもありませんが、犯人像が犯人像なだけに話に入り込むことがかなり困難かなあと感じました。 そして毎回思うのが、館内図がなかなかイメージできずに話に集中できないことが悩みです。 想像力鍛えます。笑 | ||||
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この館シリーズは何と言っても世界観が素晴らしい! 奇妙な雰囲気を見事読者にも想像させる。 前半から中盤までの流れが一番読んでいてワクワクしました。 ただ、後半の切羽詰まった感でいつものどんでん返しが来るのですが、、、 ある意味どんでん返しです。 でも、綾辻さんの作品でこうはなってほしくなかったと個人的に思うような結末でした。 最後の結末で好き嫌いがかなり別れる小説だと思います。 ミステリーだけど、ミステリーじゃ無い的な、、、 | ||||
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たぶん私が読んだのが2016年という、この手の話が出し尽くされてる時代なので、犯人というか粗方のオチというか…は早い段階で簡単に気付くのですが、それでも面白かったです。 本当の結末までは考えずに読んだので、最後になるほどね〜と思えました。 人形館の描写がじわじわ怖くて夜中にベッドライトだけだ読んでるとラップ音にビビりまくりました。それくらい、心に迫る描写がとても好きです。 | ||||
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館シリーズの異色作にて、賛否両論の問題作です。 確かに、読了直後は「何だこの駄作は!?」と呆れてため息をついたものです。しかし、時間が経てば経つほど、綾辻行人氏の真意に気づくに至り、じわじわとその「面白さ」に気付いていきました。 シリーズものであることを逆手に取り、意外な落としどころを見つけた綾辻氏の手腕。それは称賛されるべきです。 賛否両論も、型にとらわれない斬新な発想の結果、生まれたものだと思います。 この作品の面白さは、じわじわ後からやって来ます。くれぐれも、読了後すぐにBOOK・OFF行きにしないように。きっと後悔しますよ。 | ||||
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これが書かれた年を考えると、当時としてはとても斬新だったと思う。 後の時代に読む読者は、そのことを考慮に入れて評価するべきだと思う。 ただ、小説や映画がこの手法を取り入れる場合、現実と照らし合わせるとご都合主義であることは否めない。 こうであったらおもしろいだろうふうに現実を捻じ曲げて描かれるからだ。 フィクションの中では雄弁で便利な説明装置になる。 そして読者もそれなら仕方ないねと不思議に納得させる力をもっている。 あたかも自由解放区であるかのごとく・・。 ここらへんがオチにしっくりこない感覚を 残してしまう。 | ||||
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異色作とは商業的な安定があるから出来る、作品を媒介としたファンとのコミュニケーションなのだろう。 個人的には、多重人格もののトリックはあまり好みではなく、真相でがっかりした。 小説家がみな精神医学の専門家ではないし、そうである必要もないのだが、 どうしても人物描写が薄っぺらい気がする。 殺人事件のための症状であって彼の人格の中心にあるべきものがないというか。 こういう症状を深刻なひとつのトラウマで片付けてしまう傾向もこういう作品に目立つが、人間理解としてシンプルすぎると思う。 | ||||
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最後のどんでん返しはあるが、薄々犯人に気づきそうで。 でも、そこそこ楽しめました。 | ||||
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最近、館シリーズを順番に読み進んでます。この作品に限ったことではないでしょうが、館シリーズを順番に読んできた人でないと十分に楽しめないでしょう。 読む前から、この作品が館シリーズの中ではかなりの変化球であるということは知っていました。それもあってか、途中で犯人の予想はつきました。しかし、オチではある意味どんでん返しでしてやられたという感じです。オチの展開までわかるヒントはそれまでに提示されているのですが、そこまではわかりませんでした。仮に犯人の予想がついたとしても楽しめる内容になっていると思います。 | ||||
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読者のモリです。 館シリーズは全て読みました。 綾辻先生は凄い。大ファンです。 友人のキンちゃんににも紹介します。 | ||||
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