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(短編集)
福家警部補の挨拶
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福家警部補の挨拶の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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AmazonKindleの他の小説はすべて、マウスホイールを下に回すとページが進むが、 この小説だけ、上に回すとページが進む。 何で?評価外。俺環ならゴメンだが。 | ||||
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シリーズ物を一冊で判断するには早計かもしれないが、探偵役キャラクターに親近感がもてなかった。むしろ嫌みで憎たらしく思える。もしかするとそれが著者の狙いかもしれないが。 よくできた倒叙ミステリでは、犯人の動機が共感を呼べば呼ぶほど、読者は我が身を犯人に置き換え探偵役と対峙する展開になる。つまり探偵を恐ろしく感じたり、憎らしなったりと、追い詰められた獣が牙をむくようなスリリングな展開になっていくのだ。 解説で著者が「刑事コロンボ」の大ファンで、ノベライゼーションも手がけていることを知った。「刑事コロンボ」の魅力は数えることが出来ないくらい沢山あるが、ピーター・フォークの発する強烈なオーラを誰もが真っ先に指摘するであろう。もちろん小池朝生の吹き替えも忘れてはならないが。知的な犯人との対決に相応しい探偵。見た目のギャップだけでなくキャラクターの造形に細部まで計算され尽くしている。だからと言って作り物めいているのではなく血肉が通っている。 映像で表現されたキャラクターと文字のみで表現されたのキャラクターを比較するのはフェアではないのは充分承知しているが、もう少し工夫があってもよかったのではないかと思ってしまう。 倒叙ミステリの魅力は何もキャラクターだけではなく「完全犯罪を目論んで墓穴を掘った犯人への一撃」にあるとするなら、この短編集に納められた作品はよく出来ている。 それならばこそ思ってしまう。 残念ながら、福家警部補は非常に薄っぺらい。まるでコミックの主人公だ。 | ||||
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コロンボのオマージュというか、焼き直しだからしょうがないとはいえ、答える必要のない刑事の質問に、素直に答えて墓穴を掘る容疑者。 答えを引き出すための工夫などないとあまりに陳腐 | ||||
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捜査一課の殺陣を扱う部署であるが、あまりにもテンポよく、解決につなげる観察眼が楽しい。しかし、あまりにも向かう星に行くタイミングが早すぎる。 | ||||
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注:刑事コロンボのネタバレも含みます。 いろんな推理トリックや解決方法が刑事コロンボで見たのと同じ。なので事件解決まで読み終わったときは爽快感はなくて、なんかイロイロともやもや。 犯人を疑うきっかけが「幸運にも高価なギターは壊れなかった」という「白鳥の歌」だったり、犯人を追い込む決定的証拠が犯人しか知りえないカメラを自ら手に取る「逆転の構図」だったり。罪を被せるために容疑者のマンションに殺人の決定的証拠を隠したら、そこは実は他人が使ってるマンションで墓穴を掘る所は「権力の墓穴」かな?(しかもこの話は、真犯人が「奧さん殺した警察関係者」所まで一致。)密造酒を吊していたのが見えるのは犯行現場近くの死亡推定時刻の付近。つまり密造酒を目撃したあなたが犯人だは「祝砲の挽歌」。 ワインを愛し、ワイナリーと高価なワインを所持していたけど、相続人はそこを売り払おうとしていて、貴重なワインを守るために殺人を計画するのは「別れのワイン」。エアコンの不調が事件の鍵になる所も類似している。絵についてるはずのない指紋がベタベタついてるのは「二枚のドガの絵」。稀覯本に付くはずのない指紋をベタベタ付けるシーンはトリックに関係しなかったので、一応オマージュですまされるか。 コロンボを知らない人だと新鮮に面白い推理小説と思えるんでしょうけど、コロンボを知ってる人が見ると、「あ、これコロンボで見たのと同じ」になっちゃう。 それこそ仮に作者本人でさえも、過去作で出した推理トリックと同じネタを新作の中で披露したら、やはり相当の非難を覚悟する必用はあるだろう。(新刑事コロンボ「殺人講義」のトリックは違うが、オチは「権力の墓穴」と同じでガッカリした火とは多いだろう。)ましてやTVドラマのコロンボである。パロディというよりは、もはやパクリにしか見えない。そこがギャグと推理物との大きな違いだ。 他に推理物として見た時の難点は、偶然に頼る所があまりに多すぎるということですね。長年追い求めた稀覯本を入手できたその日が、「偶然」殺人する予定の当日だった。しかもその日に「偶然」エアコンが故障する。たまたま雨が降っていたくらいなら「運が悪い」ですむけれど、本を入手する日と殺人決行が偶然重なる確率は、いったいどのくらい低いんだろう。そこにさらにエアコン故障まで重なるとか、どんだけ呪われてるんだ。 前科者を事件の共犯者にして、マンションまで用意するのも無理すぎる。身分証明やら保証人やら用意することを考えると、いくらなんでも足が付くぞ。彼との関係を考えれば、ネカフェやカプセルホテル程度で十分だ。むしろそっちの方がリアリティが出る。 病的なヘビースモーカーもいるだろうし、滅多に売ってない煙草を愛用してる人もいるだろう。しかしそういう人間だったらつねにタバコを肌身離さず持ち歩き、予備の煙草の5個や6個は、自宅と職場の双方に鍵のかかる引き出しや金庫を置いて常にストックしておくだろう。家や車の中にはにはダース単位で在庫があっても不思議はないし、外出の際は常に1箱以上持っていることを確認するのが日常になっているだろう。普段からイタズラで隠されてるならなおのこと。タバコに強く拘るのにタバコとライターの確認を怠るのは、とても「甘い」気がする。 単独の小説として見た場合も、情景や心理描写がアッサリしすぎていると思う。「刑事?この浮浪者にしか見えない小汚い親父が?」「いやあのトリックに気づくとは、見かけほどマヌケではないのかもしれない」「まさかッ!あのトリックに気づいただろ?!」みたいな犯人の内心の変化について、もっと描写しないと緊迫感が出てこない。なんかまるでTV番組のセリフだけを抜き出して肉付けしたために、影像では説明する必要のない部分を説明し忘れてるような気分だ。 | ||||
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倒叙ものなので,犯人の犯行過程が先に提示され,それを主人公が疑問点・矛盾点などをつきながら推理して 解明していくスタイルになります。このスタイルだから当然なのですが,犯人の「ミス」を主人公がつついて いく、そのときのやり方が個人的に全くマッチしませんでした。刑事コロンボや古畑任三郎に見られるように 主人公が非常に「厭らしい」。「1ついいですか」と言いながら複数聞く,またこの主人公は警部補に見えないと いうのがウリの1つらしいですが,そこもストーリー的には全く不要。 続篇はあまり読みたいとは思いません。 | ||||
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最初に殺害現場から始まり、刑事が徐々に犯人にたどり着く。その推理の仮定を楽しむというスタイル。このスタイルは珍しい訳でもないし個人的に嫌いでもないが、推理の方法(きっかけ)が突飛すぎて読者が一緒に推理出来ない。 こういったスタイルの推理小説は個人的には楽しめなかった。 | ||||
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犯人が先にわかっている倒叙ミステリー。 主人公が「刑事コロンボ」を彷彿とさせるキャラにしたことで、自らハードルを上げてしまっている。 謎解きとしては可もなく不可もなくといったところだが、本家「刑事コロンボ」と比べてしまうと、追い詰めていく(追い詰められていく)緊迫感の足りなさが目に付いてしまう。 淡々と事実を指摘していっているだけになって、犯人役との駆け引きがないからなんだろう。 短編ということもあって仕方ない部分もあるんだろうけど、それなら「刑事コロンボ」を彷彿とさせるキャラにしなければ良かったんじゃないかと思う。 その主人公の描写も本家ありきに頼り切っていて、知らない人にとってはボンヤリした印象にしかならないんだろかというほど、描写が拙いのも気になった。 | ||||
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「~を愛した容疑者」シリーズは好きでよく読んでいるのですが、この本は私にはあまり面白いと感じられませんでした。 最初に犯人が分かっていて、犯行の一部始終を最初に描いて、それを主人公が暴いていくのですが、最初に全部分かっているため、全く謎解きにワクワクできません。犯人が犯人である証拠をどうやって見つけるかというのが見せ場なのですが、それもあっさり簡潔に終わってしまって、物足りませんでした。せめてどうやったか解けないトリックを暴くという話ならもっと面白かったのにと思います。 しかし、好みの問題もあると思うので星2つで。 | ||||
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推理部分も読み物としても魅力を感じることができませんでした。 | ||||
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既読感が強く、物語の展開が強引すぎる。シリーズ化されている理由が分からない。 | ||||
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このシリーズを読んだことがある人なら楽しめるのかもしれませんが、初読の私には面白いポイントがわかりませんでした。 福家警部補の人となりも「地味なだけ」という印象しか受けず、犯人やそのほかの登場人物についても 人間性の描写やそれぞれの行動の動機につながる描写が少なくて感情移入できませんでした。 ストーリーやトリックにしても単調でした。 | ||||
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どの章も、いまいち。推理するまでもないし ストーリーもつまらん。 | ||||
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