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百舌の叫ぶ夜
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百舌の叫ぶ夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全116件 21~40 2/6ページ
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語り口はいかにもなミステリーで始まる。 誰かを殺そうとする者、殺される者、誰もが予定外の爆発事故。 読者の知的好奇心を刺激するように続いて起こる殺人事件や記憶喪失者。 文章も読みやすく、描写も秀逸。 満足の一冊だ。 | ||||
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ドラマを最初にみたので、原作を読もうか悩みましたが読んで満足。 個人的には、小説の方がストーリーもシチュエーションも無理がなくて断然おもしろいです。 もっとはやく読めばよかった。 | ||||
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大変面白く読みました。包装もきちんとされていて傷んだところもなくよかったです。 | ||||
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最初は昭和に書かれた小説ということを知らず、その言い回しや価値観、時代設定などに違和感を覚えましたが、すぐに『別の作品として』楽しむことができました。エンターテイメント性が高いのでミステリー要素は正直期待していなかったのですが、かなりひっくり返されて面白かったです。ただハードボイルドにありがちなことで人物はあまり描かれていないのでとくにその点に関しては印象には残りませんでした。 | ||||
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小説が面白いかどうか判断するのには、夢中になって読み続けられるかどうか? これも一つの基準だと思う。そういった意味では、次はどうなるんだろうとページを捲りたくなる本だ。 ただ、TVドラマシリーズ「MOZU」の原作本であることから手に取っているので、その予備知識は余計ではあった。 登場人物のイメージを想像することなく、俳優の顔が頭の中に勝手に入ってきてしまう。 当然展開も解っている。人気作品ではありがちな事ではあり、仕方のないものだ。 この作品のミステリー感を堪能するには、ちょっとばかり損をした気がする。 話の進行と回想シーンが入り混じっている為、「あれ?こいつ死んだんじゃなかったっけ?」と思ったり、 (それは筆者もあとがきで書いてはいるが…)若干読みずらいところもあった。 警察内部での抗争やテロとの駆け引き。実際にあったら恐ろしいが、もしや?と思わせるリアリティー感もたまらない。 百舌は、続けて読んでみたくなるシリーズだと思う。 | ||||
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TVシリーズも楽しめたが、原作はさすがにおもしろかった。 特にラスト、新谷ひろみについては解釈がいろいろできると思うが 兄に対しての想いに身震いがした。 | ||||
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数作しか読んだことがないが、逢坂剛は手堅い小説家のイメージ。 本作もそうした手堅さを感じさせるが、 テレビ版を先に見てしまっているので、テレビ版と原作の差異をネタバレにならない程度に 1.やはり時代を感じる テレビイメージよりハードではなく、人の体温を感じさせ、少しひょうひょうとした軽さもある。 テレビよりリアルであるがゆえに、時代を感じさせる。 またその時代設定ゆえか、明星未希も真木よう子イメージより、もっとマチュアな感じがする。 2.テレビでは伏線の設定だけ借りている 設定だけ借りて、伏線の回収をしてないところもあるために???の部分があるがさすがに原作は謎がすべてわかる(笑)。 むしろテレビはその回収できなかった穴埋めに「ダルマ」を出さざるを得なかったか? | ||||
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テレビドラマの方は脚色が凝りすぎて大げさなだけの話になってしまった。 この原作が1980年代半ばに書かれた ことは何度思い出してもいい。 あの当時で都心での爆弾テロを取り上げたばかりでなく、新谷(しんがい)というハンニバル・ レクターを先取りしたようなキャラクターを創り出していた。 そしてバイオレンスがサスペンスを盛り上げる。 ただ、ドラマは赤星美希を真木よう子に演じさせた点では評価したい。 美希は真木よう子以外には考えつかない。 こういうクールな女性を80年代に登場させていた先取りも思えば、80年代には早すぎた小説かもしれない。 | ||||
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久しぶりに、面白い小説に巡り会えました。 スピード感、場面の切り替えが はっきりしていて読みやすい。 途中…気持ち悪いシーンもありましたが 作者の表現力が素晴らしく 頭の中でグッときました。 この小説は、25年以上も前の作品らしいですが 今読んでも全然おかしくない。 | ||||
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価格が大変安かったにもかかわらず、申し分の無い良い本で満足です。 | ||||
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ドラマを見てから入る人も多いでしょうが、 私もその一人です。 原作を読みたくなるドラマと、そうでないドラマ。 こちらは、文句なく前者です。 最近いしては、珍しく派手なアクションシーンのあるドラマ。 その面白さを裏切らない原作。 たまにはこういった派手なハードボイルド系の作品もいい。 アンフェアと同じで、原作を読むとドラマの登場人物に置き換えて読んでしまいます。 原作を読んでも、今回のキャスティングの妙が伺えます。 | ||||
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こんなに読むのを途中でやめられなかった物語は久しぶりです。ストーリーはもちろんですが、登場人物のキャラが実によくて。。倉木、美希、大杉、津城、実に生き生きと描かれています。会話もすごくいいです。実はもうのすりの巣の途中まで読んでしまいましたので、シリーズものとしての感想になってしまうことをお許しください。とにかく読み終わるとさみしくなるのでどうしようかと思っているくらいハマっています。。。シリーズものってだんだんマンネリ化して話も小さくなっていくものですが、このシリーズもそういわれても仕方ないところはたしかにあります。でも、登場人物がだんだん年をとって成長していくところとか、実によく書かれて、逢坂剛ってうまいなー!極上のエンターテイメントです。 | ||||
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久しぶりの逢坂さん。なんとかの赤い星?以来。あの長編は高校生の時読んでおもしろかった記憶があり、それ以来逢坂さんのはなぜか手にしてなかったんですが、文庫本の写真にひかれ、購入。 数ヵ月たってからのレビューですが、ストーリーがほとんど記憶にない。たしか、妻が裏切った話だったか。。 むしろテレビのセリフが頭にこびりついてます。 西島さんのセリフ、 「本当の真実」。 変な言葉として。原作にもあったのかなぁ。 真実には本当のも何もないだろうよ、と。 それが気になりすぎて、シリーズ通読にはなりませんでしたわ。 | ||||
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外国人のせいか、時間帯が少し難しくて捕まらないところもあったんですけど。小説は面白かったです。 | ||||
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ドラマを観て、原作を読み直す人は多いと思いますが、私もその一人です。ドラマより原作のほうが絶対に面白いはずだと思いながら、読み進めましたが、良い意味で期待を裏切られました。それくらいドラマが小説を忠実に再現してました。それくらい小説のストーリーが完璧なんでしょうね。 | ||||
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逢坂剛の作品を読むのは初めてだ。大方の読者と同じく、私もドラマに触発されて読んでみた。そして、WowWowとTBSのドラマ作りの手法に却って舌を巻いた。この原作の通りの人物設定ならば、非常にスケールの小さな「警察・公安モノ小説」で終わってしまう。 ネタバレになる事は書きたくないが、最後に病院で「全員集合」というのは、如何にも話が出来過ぎなのである。 それから、倉木はもっとストイックに(ドラマのように)あってほしい。瀕死の重傷を負いながら、妻以外の女性に欲情するのは、読者サービスのつもりだろうが、全く余計なお世話である。むろん、ドラマでは、その手の演出はされていなかった。・・・という訳で、ドラマが好きで原作も読んでみよう、と言う方には、余りお勧めできません。 | ||||
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ドキドキのシーンの連続で、通勤の電車内でほぼ一気に読み終えてしまいました。 | ||||
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人物造形もすばらしいが、公安の人たちを登場させなくても話はなりたつような気もする。百舌の側を描いている部分が特に秀逸。 | ||||
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この作品は20年前に読んでいるのだが、縁あって、新装版を手に入れたので、さっそく読んでみた。読み進むうちに少しずつストーリーを思い出し、20年前に受けた衝撃が蘇って来た。 今、読んでも十二分に面白い。百舌はダークヒーローの先駆けだろうか。公安警察と刑事警察の確執に暴力団にテロ組織、プロの殺し屋が絡み、一体、百舌とは何者なのかという謎とミステリーが交錯する。読者の大半は新谷和彦が百舌かと錯覚するはず。冒険小説の要素も多分に散りばめられた傑作小説である。 | ||||
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結城信孝が、叙述ミステリー日本編ベストテンに入れていたので、図書館で借りようとしたら多量予約されていて、何かと思ったらドラマ化されていたのね。 中盤までは、なるほど面白いのだが、そこでまとめておけばいいのに、後から後から大物が出てくるし、やたらと人が殺されるしで、苦笑してしまう。日本のように二年で総理が変わる国で、政権をとって何するかにする、と言われてもね。 | ||||
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