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卍の殺人
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卍の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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建物の平面図にいかにもトリックの秘密がありそうで実はそうではない推理小説も昨今は多いのだが、本書は期待を裏切らず、その建て方こそが鍵となる。とは言うものの、トリック自体は驚天動地、というわけにはいかないし、その動機についても案外平板ではあると思う。最終的な結末自体を敢えて「書かない」という結び方には好感が持てるのだが、真犯人が誰であるかがキャラクターの呼称においてある程度露呈しているのは問題点ではあると思う。 | ||||
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娘のリクエストに応えて購入させていただきました。読書好きのきっかけになった作品です。 | ||||
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推理小説としては面白く読めました。ただ、 teikan さんが言われているように、Kindle版の見取り図の解像度が恐ろしく悪い。 自分で苦労しながら、PCで図を作り直した。 出版社は読者に責任を取って、すぐさまもっとまともな図に差し替え再インストールできるようにしてほしい。 電子書籍版の編集者は正式なお詫びを入れるべきだ。今邑 彩 さんにも失礼極まりない。 | ||||
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多数の人間が集う閉鎖的な空間でおきる連続殺人 いわゆる「館もの」における楽しみの一つに見取り図の存在がある その館にはどんなトリックが仕掛けられどんなアリバイが成立し どんな人間関係が部屋の配置に影響を及ぼしているのか、物語に没頭する前段階として 考えを巡らせつつ見取り図を眺めるのは同ジャンルにとっての大きな楽しみの一つと言っていい また作家さんもきっとそこに力を注いでいるはず よってキンドル版は欠陥商品であると言わざるを得ない 屋敷の見取り図、人物相関図等5枚ほどの図版が差し込まれているが 解像度が荒く、まるで読めない おおくのミステリ小説の電子書籍版の登場は大いに歓迎するが 電子化の素養がない人間に作業させないでほしい 作家にも読者にも失礼だ 結局文庫で買い直して図版を眺めつつキンドルで読むという意味不明なスタイルになってしまった 奥付の発行日は二〇一一年一一月二五日 改訂の際には是非直してもらいたいところ | ||||
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私は今邑 彩の作品を今回の課題作であることから、初めて読んだ。結論から言って非常に面白く読めた。ただ、彼女は余りにも早く逝去されたので、残念である。 | ||||
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苦も無く読める文章力、描写力がこの著者の持ち味だとおもいます。 登場人物も物語らしく一癖ある人物ばかりですが、怪人というわけでもありませんので想像しやすいです。 トリックも舞台を上手く使い無理のないもので好感が持てます。 エピローグでの犯人の心理、破滅への描写もこの著者の作風を象徴していて良いです。 ただ、犯人あての観点から言うと、主人公視点にどっぷりと浸かれば、 ハラハラでき、犯人が分かったときに「あっ」となるのでしょうが、 悲しいかな読者は神の視点を捨てることができないので、この作品の構成では 容易に犯人が想像できてしまう点がマイナスかなという気がします。 ある意味ミステリーというよりサスペンス作品と受け取ったほうがよいです。 二時間ドラマで出演者から犯人が分かっても楽しめる、そんな人にお勧めです | ||||
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新本格ブーム時のデビュー作で、卍の形をした屋敷で巻き起こる連続殺人事件を描いている。 当時は酷評されたと後書きで述べられているが、当時の典型的屋敷もののフォーマットながら、なかなか読みごたえのある作品に仕上がっている。 同時期の男性新本格系作家と比べるとコード重視型ながら、それほどマニアックには流れず、物理トリックなどより、丁寧に人物を描いて動かすことにより引き付けようとするあたり、当時の東野圭吾氏の本格ミステリーに近いテイストと言える。 真犯人や事件の真相はミステリーを読みなれていると途中で分ってしまう人も結構いると思うが、デビュー作としてはよく出きていると言える。 | ||||
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著者のデビュー作ですが、あとがきによると発行当時は酷評されたようです。 しかし、なぜそんなに評判がよくなかったのか不思議です。 普通に良かったです。 最後のどんでん返しには、この著者の作風の醍醐味が詰まっていますし、ここにそのスタートがあったんだなと。 著者の作品が好きな方で、まだ読まれていない方には、ぜひ読んでいただきたく思います。 | ||||
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ちょっとレトロな感じがしたが、この作品が書かれた時代がかなり前だったことを考えれば納得が行く。 | ||||
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ちょっとレトロな感じがしたが、この作品が書かれた時代がかなり前だったことを考えれば納得が行く。 | ||||
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筆者のデビュー作。まあこの形から、なんとなくネタが読めたとこもあったけど、怪しげな人々やら舞台装置とかよく出来てたんじゃないだろうか。ただ、解決どころが後日別の場所で行われるってのがちょっとテンポを崩す。おまけにこの探偵はメインの話どころでは一切登場せず、解決シーンだけに出てきて推理するってな構成だから、ちょっと物足りない。やっぱこの手のミステリーは、探偵がその場にいて、ちょっとずつ推理していって、最後に「犯人はあんただ!」と晒し者にしてやるのが気持ちいいからねー。 | ||||
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筆者のデビュー作。まあこの形から、なんとなくネタが読めたとこもあったけど、怪しげな人々やら舞台装置とかよく出来てたんじゃないだろうか。ただ、解決どころが後日別の場所で行われるってのがちょっとテンポを崩す。おまけにこの探偵はメインの話どころでは一切登場せず、解決シーンだけに出てきて推理するってな構成だから、ちょっと物足りない。やっぱこの手のミステリーは、探偵がその場にいて、ちょっとずつ推理していって、最後に「犯人はあんただ!」と晒し者にしてやるのが気持ちいいからねー。 | ||||
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