■スポンサードリンク
イノセント・ゲリラの祝祭
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
イノセント・ゲリラの祝祭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全71件 61~71 4/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
チームバチスタから一貫した海堂氏のテーマ「エーアイ」をめぐる、医師、官僚、警察の思惑が入り乱れての会議場面の連続で、何回か厚生労働省の合同庁舎の会議の席にいたことのある者として、興味深かった。入り口を固めているのは「警備員さん」だと思っていたが、実は「歩哨」だったのね。議事の進行など「ありえねぇ」と突っ込みたくなるところはあったが、それなりに面白く読めた。田口先生がちょっと頑張った分、白鳥の毒気が薄かった気がするが、それに対しては別に文句はないし。 以下は個人的なことだが、情けないことに過労で倒れて何日か病院にお世話になり、点滴を受けながら読了した。だからということもないだろうが、このまま行ったら日本の医療は崩壊する、何とかせねばという理想と、でも大きく動かし過ぎるともっと大きな混乱を来たすだろうという諦めの気分との板挟みで読むのは、結構しんどいものはあった。 蛇足。デジタルハウンドドックこと加納氏、もう少しうまく使えないものだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ4作目ですが,ミステリ要素が全く無いという点で他とは随分異なります. 一言で言えば”続・「死因不明社会」”. では面白くないかといえば決してそんなことはなく,相変わらず個性的なキャラクター満載で最後まで一気に読ませます.重いテーマを実に軽妙に. 作者はこれからも「メディカルエンターテイメント」の形で,読者,社会に様々な医療問題を提起していくのでしょうね.物語的にもまた様々な伏線が張り巡らされているので,今後の展開が楽しみです. 願わくば作者があまり「スピンオフ作品」に走らずに,本線であるこのシリーズが進んでいきますように・・・. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ4作目ですが,ミステリ要素が全く無いという点で他とは随分異なります. 一言で言えば”続・「死因不明社会」”. では面白くないかといえば決してそんなことはなく,相変わらず個性的なキャラクター満載で最後まで一気に読ませます.重いテーマを実に軽妙に. 作者はこれからも「メディカルエンターテイメント」の形で,読者,社会に様々な医療問題を提起していくのでしょうね.物語的にもまた様々な伏線が張り巡らされているので,今後の展開が楽しみです. 願わくば作者があまり「スピンオフ作品」に走らずに,本線であるこのシリーズが進んでいきますように・・・. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
語り手である不定愁訴外来の田口講師のキャラが微妙にアグレッシブに変わっている。 しかし、会議室に座ったまま交わされる退屈な審議会のはずが、視線と視線が絡み合う丁々発止のバトルになってしまい、なかなかにおもしろい。地雷を踏んでしまった田口先生の「アア、しまった」感は、社会人には覚えがあるだろう。 印象深いのは地域医療に貢献していながら、疲れ果てて撤退する須永医師だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
待ちに待ったシリーズ続編。 シリーズ一気読みしてお腹一杯になっていたのですが 読み進めると一気に引き込まれてしまう田口&白鳥のやり取りに今回も一喜一憂。 日本の医療界、省庁、法が抱える様々な現状の問題点を明確化、向かうべき方向性の提示など シリーズ通しての一環した構造は変わらないのですが素晴らしいエンターテイメントとして今回も楽しませて頂きました。 海堂さんの代わりとなる語り部たる突き抜けた提示(啓示?)は 近い将来現実的になるのではと思う程に引き込まれました。 個人的には、以前まで白鳥の圧倒的な立ち居振る舞いをが楽しみだったのですが、 シリーズを読み進めていると個性豊かなキャラクターが出てくるので最近はそちらに期待しています(笑 ○○さんの部下AやBとか同窓生とか、暗躍する人、振り回される人(笑 今回動きがなかったキャラの今後が次回のシリーズで出てくることを期待しつつ 楽しみに待っておこうかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
海堂氏の小説はこれが初見。 事件は会議室で起こっているとでも言いたげな、 根回し、策略、暗躍、跳躍が満載の会議室エンターティメント。 ・・・といっては失礼なのだろうが、そういう読み方で読ませていただいた。 法律学、医学、省庁政治が入り交じった難しく、けして楽しいとは思えない世界を独自の切り口でエンターティメントに昇華させている。 これらの知識を体系的に持つものからすれば、あれ?と思うシーン(刑法学者は、罪状を拡大刷る方向の意味で悪法でも法という言葉を使うのか?) という疑問はあるにせよ、その辺もうまくこなしていると思う。逆にこだわるとストーリィが進まないだろうし。 何よりも、後半を作者は読ませたかったのでしょう:−) 前2作も読んでみます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
海堂氏の小説はこれが初見。 事件は会議室で起こっているとでも言いたげな、 根回し、策略、暗躍、跳躍が満載の会議室エンターティメント。 ・・・といっては失礼なのだろうが、そういう読み方で読ませていただいた。 法律学、医学、省庁政治が入り交じった難しく、けして楽しいとは思えない世界を独自の切り口でエンターティメントに昇華させている。 これらの知識を体系的に持つものからすれば、あれ?と思うシーン(刑法学者は、罪状を拡大刷る方向の意味で悪法でも法という言葉を使うのか?) という疑問はあるにせよ、その辺もうまくこなしていると思う。逆にこだわるとストーリィが進まないだろうし。 何よりも、後半を作者は読ませたかったのでしょう:−) 前2作も読んでみます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
待ちに待ったシリーズ続編。 シリーズ一気読みしてお腹一杯になっていたのですが 読み進めると一気に引き込まれてしまう田口&白鳥のやり取りに今回も一喜一憂。 日本の医療界、省庁、法が抱える様々な現状の問題点を明確化、向かうべき方向性の提示など シリーズ通しての一環した構造は変わらないのですが素晴らしいエンターテイメントとして今回も楽しませて頂きました。 海堂さんの代わりとなる語り部たる突き抜けた提示(啓示?)は 近い将来現実的になるのではと思う程に引き込まれました。 個人的には、以前まで白鳥の圧倒的な立ち居振る舞いをが楽しみだったのですが、 シリーズを読み進めていると個性豊かなキャラクターが出てくるので最近はそちらに期待しています(笑 ○○さんの部下AやBとか同窓生とか、暗躍する人、振り回される人(笑 今回動きがなかったキャラの今後が次回のシリーズで出てくることを期待しつつ 楽しみに待っておこうかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
語り手である不定愁訴外来の田口講師のキャラが微妙にアグレッシブに変わっている。 しかし、会議室に座ったまま交わされる退屈な審議会のはずが、視線と視線が絡み合う丁々発止のバトルになってしまい、なかなかにおもしろい。地雷を踏んでしまった田口先生の「アア、しまった」感は、社会人には覚えがあるだろう。 印象深いのは地域医療に貢献していながら、疲れ果てて撤退する須永医師だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まさしく海堂カラー全開ですね。物語自体は過去のテーマを踏襲していて安心して楽しめます。(ジェネラルに近い。)まあ、この作品は過去の作品と今後の作品のジョイントとして必読になるでしょうから読んでおいた方が良いでしょう。かなり舞台が広がってくる予告だらけで、この先の作品の方が気になってきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まさしく海堂カラー全開ですね。物語自体は過去のテーマを踏襲していて安心して楽しめます。(ジェネラルに近い。)まあ、この作品は過去の作品と今後の作品のジョイントとして必読になるでしょうから読んでおいた方が良いでしょう。かなり舞台が広がってくる予告だらけで、この先の作品の方が気になってきます。 総括すると、イノセントゲリラや医翼主義、テロリストという単語よりも、医療原理主義の思想犯というのがピッタリかも。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!