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イノセント・ゲリラの祝祭
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【この小説が収録されている参考書籍】
イノセント・ゲリラの祝祭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全71件 1~20 1/4ページ
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もともと、バチスタシリーズを順に読んでいます。舞台が霞ヶ浦とあって地味な展開ですが、充分楽しめる作品で満足しました。 | ||||
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美品でとても満足しましたぁ | ||||
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下巻に入ってから、メチャクチャ面白くなる。 素朴な田口公平の指摘が、的を得ている。よく話を聞いて、整合性のない部分を追求する。 そして、イノセントゲリラの彦根先生の大独演会。 医療現場からの告発と希望を語る。医療事故を防ぐにはという検討会でありながら。 死体解剖が、ただの2%という現実。旧態前とした法律のつじつま合わせ。 司法と医療の分離。エーアイという画像診断の優位性。 結果として、無難な道をとる官僚たち。それに対して、解体せよという。 国が滅びても医療は滅ばないと見得を切る。 死亡診断書は、どうできるのか? 確かに、心不全ではねぇ。 その仕掛けをしたのが、厚生労働省の白鳥だった。 さて、大阪弁の坂田局長は、どう幕を引くのだろうか。 小説の名を借りた直訴状。 おおコワイ。こういう方法もあるのだね。 | ||||
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なんか、厚労省の会議での理屈の押収ばっかでちょっと難しくて面白みに欠けたかも… 結局、Ai推進派がうやむやにする厚労省官僚への切込みと医療と司法の分離がメインかな。 謎の警察庁官僚の無声狂犬(サイレント・マッドドック)と呼ばれる斑鳩芳正は、「北」と呼ばれる任務、極北市民病院産婦人科医三枝久弘を逮捕したけど、姫宮も潜入してたはず…これは「極北クレイマー」の話らしいので読んでみよう! 色んな話の伏線がちりばめられているので、読み返した時に本書の面白さが増すかもしれません。 | ||||
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今後への伏線小説なので、新キャラクターをチェックするのがいいかも。 ひねくれ彦根、ミラージュ・シオンが何のために出て来たのかいまいち分からなかったけど。。。 田口の学生時代の仲間が出てきてたと思ったら、今度は、白鳥のゆかいな仲間達が! 独立した小説としての盛り上がりはなかったのでがっかり感はありますが、海堂尊の物語の一部で重要な伏線有りと思えば、次に期待もできるので、のちのち読み返してあのときのあれはこれか!と思う為にとっておこうと思います。 | ||||
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厚生労働省での会議における議論がクライマックス。 会議なんて面白いはずがない、という先入観を覆すまでの 丁々発止のやりとりに惹き込まれて、後半は特に 一気に読まされてしまいます。 田口の後輩の彦根の舌鋒が鋭く、 彼の今後の活躍にも期待してしまいます。 前半は多少辛抱しても読み進める価値があります。 まずは読んでみてください。 ちなみに途中の小ネタは 短編集『玉村警部補の災難』に書き直して採録されています。 ややとっつきにくい前半の いいスパイスになっています。 | ||||
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下巻に早く行きたくなる面白さです。しばらくは海堂シリーズに嵌りそうです。 | ||||
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一度に読んでしまう面白さです。読んでて本当の話なのか作り話なのか分からなくなります。 | ||||
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値段も安いし、本自体もきれいでした。 とても満足のいく品物でした。 | ||||
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面白かったです。 むしろ、螺鈿迷宮とか、ナイチンゲールの沈黙より、 こちらのほうが読み応えがありました。 進まないで回るだけの会議と、 ファミレスに隠遁する諸葛孔明。 それでも、事態は動いている。かたつむりのように。 | ||||
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前振りが長くインパクトが弱いが読み終えると問題提起の重さにきずかされる。 | ||||
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情景の広がりから感じられる面白さは、場面の殆どが会議室ゆえ、ありません。 がしかし、それを補ってあまりあるのが、言葉に内包される力の爆発。 恐らく桜宮サーガのキーパーソンの一人であろう彦根新吾に自分自身を同化させて読んだ時に、痛快さは五割増しに感じられます。 医療は正に行政とそして、医師自身によって30年前からは考えることもできないほど形を変えられてきました。 その主張が彦根先生の口を通じて語られる場面こそが本書の白眉でしょう。 ぼくは、桜宮サーガはチームバチスタ以降ナイチンゲール、螺鈿迷宮、ジェネラルルージュ、ケルベロス、アリアドネ、極北2部、ブラックペアン3部、ナニワモンスター、ひかりの剣その他に至るまで読んでますが本書に一番の面白さを感じました。 1点の減点は上下巻に分ける必要を感じない薄さからです。 | ||||
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海堂尊さんの田口・白鳥シリーズの4弾目。 今回の舞台は主に厚生労働省の会議です。 AI導入に関する日本の現実や解剖率2%の現実など 前作ジェネラル・ルージュの凱旋と通じる部分があります。 ただ今作はひたすら医療問題について延々とやっている感じです。 問題点としては既存の海道シリーズを読んでいないと世界観がつかみにくいのと 他の登場人物の数も多すぎるような。 もうひとつは医療の現場で起こったミステリーでないのも残念に思えてなりません。 分類上小説ですけれども一種の意見書のようにも思える。 | ||||
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チーム・バチスタ(黄)、ナイチンゲール(青)、ジェネラル・ルージュ(赤)、ときて緑の本書。 これまでの海堂節はそのまま、白鳥・田口のコンビはいつもどおりながら、若干、毛色の違う ストーリー展開に面食らう。 官僚批判は分かる(実際、霞ヶ関なんてこんなもんだ)。でもエンタテイメントの題材として やや消化不良というか舌鋒の鈍い印象は否めない。 パブコメに対する白鳥の言葉、 「ただのガス抜き。そして僕たち官僚は国民の声を聞きましたというアリバイ工作、さ」 それはそのとおりで、さもありなんなんだが、普通の小説に成り下がっちゃった? まあ面白さは折り紙付きなので、評価はこのとおりとします。 | ||||
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本書(海堂尊『イノセントゲリラの祝祭』宝島社、2008年)は人気シリーズのバチスタシリーズの一作である。会議や会話中心で、事件性は乏しい。ドラマにもなった『アリアドネの弾丸』に続くAiセンター設立までの橋渡し的な作品である。 本書では厚生労働省が舞台となる。利権まみれの官僚や医療関係者がうごめく。魑魅魍魎のいる霞ヶ関ではゴキブリと形容された白鳥がまともな人間に見えるから不思議である。これは私だけの感想ではなく、ラストになって登場人物の以下の台詞が登場する。 「白鳥さんは官僚モンスターですからね。でももっと手強いのは官僚という名のモンスターたちです」(371頁)。(林田力) | ||||
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もう少しかな、という感じがしました。 でも一気に読みましたけど。 | ||||
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「チーム・バチスタの栄光」シリーズです。 時間の流れでいうと、「ブラックペアン1988」→「チームバチスタの栄光」→「ジェネラル・ルージュの凱旋」+「ナイチンゲールの沈黙」→「螺鈿迷宮」の後でしょうか。 そして、「極北クレイマー」と同時進行のようです。 医療事故調査委員会の設置の検討会から、ストーリーが展開するのですが、 体表からは死因の分からない死体、 きちんと調べるには解剖が必要となるけど、解剖率はなんと2%台。 上手く偽装された死体からは殺人かどうかがわからないという現実が・・・。 事故か故意か、 毎度のことながら、「チーム・バチスタの栄光」シリーズでは、死因の究明にAi オートプシー・イメージング (Autopsy imaging) を使うことを提案しています。 登場する人物は、関連作品に出てくる人物が多く、 いきなり本作読むよりは、関連作品を事前に読んでいたほうがよいと思います。 「ナイチンゲールの沈黙」 加納、玉村刑事 「極北クレイマー」 斑鳩室長 三枝医師 「螺鈿迷宮」 別宮記者 など。 | ||||
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これはミステリーでもエンターテインメントでもありません。 もっと言うと小説というより、小説の形をとった現在の医療行政に対する痛烈な批判と考えます。 私にとっては、とても面白くて、爽快感を得られる本でした。 | ||||
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これはミステリーでもエンターテインメントでもありません。 もっと言うと小説というより、小説の形をとった現在の医療行政に対する痛烈な批判と考えます。 私にとっては、とても面白くて、爽快感を得られる本でした。 | ||||
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施行率2%という司法解剖の現状を入り口に、医療行政の問題点を題材にした小説です。 ミステリー色はないですが、とっつき難い医療問題について、小説の形で展開していくので 医療行政の問題点がわかり易いです。 どの業界もそうですが、医療に利権や権威が絡むと、箱物づくりに力が注がれ、 ろくな結果を生まないなと感じました。 最終的にAI(オートプシーイメージング)に行き着く所、著者の思い入れが感じられます。 | ||||
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