■スポンサードリンク
ナイチンゲールの沈黙
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ナイチンゲールの沈黙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.04pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全154件 21~40 2/8ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
チーム・バチスタの栄光同様、キャラは立っています。でも、前作よりは弱く、また、物語に起伏が少なく、どうものめり込めませんでした。前作が良かっただけに、落差という意味で、★3つにしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
チーム・バチスタの栄光同様、キャラは立っています。 でも、前作よりはちょっと弱いです。 読んでいて面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔「スペースコブラ」というアニメで、敵がコブラの聴覚と視覚を入れ換えて襲ってくるというエピソードを見たとき、子供ごころに面白い話だなあと感心したが、今考えると、あれは共感覚だったのではと思う。共感覚が扱われている小説をウィキで探してこの本にたどり着いた。 2日で読めたが、苦痛だった。 なんとイメージをつかむのが難しい話だったことか。初登場の「看護師」が丁寧語を使うと、女性か男性かがわかりにくいし(昔の「看護婦」表記が懐かしい)、軍人言葉を使う少年が5歳と知って、のけぞった。また、SF要素が盛り込まれているせいか、共感覚を下調べしてあった分混乱し理解に時間がかかったのも辛かった。ほかに、不必要な横文字、専門用語の濫用も作者自身の知識をひけらかしているようで、院内の雰囲気を演出する効果以上に、言葉は悪いが少々下品に感じた。 希望としては、もう少し改行して時間の経過を表現してほしいのと(歌姫が歌うシーンで、えっ、もう歌ってるの?という時間錯誤を感じたりしたため)、登場人物やエピソードを最低限に絞り、地の文章も、もっと公平な神の目線で書いてほしい。皮肉や嘲笑まじりの、特定のキャラ寄りの地の文は、作者と思考がぴったりシンクロしない読者にとっては苦痛でしかない。というのも、他の方も書かれているとおり、この作品に登場するキャラたちの倫理観の中途半端さ、あるいは無さには辟易するからだ。せめて地の文が完全に独立したナレーターを務めてくれていたら、「こんな病院生活も現実の1つか・・・」と諦めて受け入れられる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
バチスタシリーズは面白いです。 ナイチンゲールとジェネラル・ルージュ、は外せませんね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
バチスタの時も思ったのですが、ミステリの謎解きにポイントがあるのではなく、魅力的な登場人物のドラマとしてとらえた方がしっくり来ます。 前半100ページは20ページくらいに圧縮できないものかと思いました。 白鳥さんが大ヒンシュクを買いながら、大活躍するのを想像してたのですが、予想が外れて残念です。 ハイテクと超能力(?)のからんだ展開には、少々「それはないわ」感があります。 が、凄惨な事件を、なんかさわやかに(無機質に?)書くテクは見事で、おどろおどろした事件を上手く隅に追いやって、あくまでも人間模様を描き切る手腕は大したものです。 ミステリとして読まずに、二人の歌姫のドラマとして考えると圧倒的な情念の迫力に押しつぶされそうでした。(二人の歌姫の物語としてのとらえ方は、偏った見方である事は理解していますが、私が捕えられたのはそこなので、あえて書きました) また、最後の数ページは、温かくもあり、非現実的でもあり、あとをひきます。 素晴らしいドラマでした。 後半はソウルフルで力強いボーカルを音大き目でBGMにしながら読むと、いい感じの世界へ連れて行ってくれます。 想像してた展開と違うけど、前半はたるかったけど、総合判定は「大変よかった」です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上巻を読んで思ったのは、先頭100ページが無駄に長いということです。 物語は進展しないし、登場人物の説明に終始している。 これから何が起こるかわからないままで読み進めるのはちょっと辛かったです。 チームバチスタのテンポの良さは失われていて、やや期待はずれです。 早く白鳥さん来ないかなと思ってました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
バチスタの時も思ったのですが、ミステリの謎解きにポイントがあるのではなく、魅力的な登場人物のドラマとしてとらえた方がしっくり来ます。 凄惨な事件を、なんかさわやかに(事務的に?)書くテクは大したものです。 事件のおどろおどろしたところを隅に追いやって、あくまでも人間模様を描き切る手腕は大したものです。 ハイテクと超能力(?)のからんだ展開には、少々「それはないわ」感がありますが、ミステリとして読まずに、二人の歌姫のドラマとして考えると圧倒的な情念の迫力に押しつぶされそうでした。 最後の二人の会話は、温かくもあり、非現実的でもあり、あとをひきます。 素晴らしいドラマでした。 後半はソウルフルで力強いボーカルを音大き目でBGMにしながら読むと、いい感じの世界へ連れて行ってくれます。 想像してた展開と違うけど、上巻たるかったけど、総合判定は「大変よかった」です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
患者が術後にどのような気持ちで生きていかねばならないのか?考えさせられる作品です。 大人と子供、そして若者からの視点を垣間見れます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直ジェネラルよりも面白かったです。 白鳥が好きなので、彼の活躍シーンも多かったし満足です。 特殊能力はちょっと萎えましたが…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小夜というキャラクターが嫌いなタイプだったのでつまらない作品でした。人格破綻してるよ、このキャラクター。性格悪い。真の意味で内山聖美よりたちが悪い。最初からそういうのをビンビン感じて好きになれなかった。あと、SF的な要素は良いんだけど、この感じだったら別に病院が舞台じゃなくてもよくないかい? 病院と歌っていう組み合わせに必然性を感じなくて、そこもピンと来ませんでした。ともかく、主要人物に感情移入出来ないと読むのがつらいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
医療ミステリーではあるのですが、解決方法が反則すれすれで、ちょっとなぁという感じです。 ですが、ミステリーっぽいSF/ファンタジーとして読めば、それなりに楽しめます。 ・・・以下他書のややネタばれ・・・ 「田口・白鳥シリーズ」、特にジェネラル・ルージュの凱旋を読む上では本書を先に読まれるほうが良いと思います。同書の主人公に対する「感情移入度」が変わってくるからです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
会話に比べて、描写や説明文が少なすぎて読みづらい。 特に前半、視点があちこちに飛んで誰の視点から書かれているのか分からず、迷子になる。素人が躓く問題をクリアできていない。 前作のチームバチスタでは感じなかった違和感で、力量不足が目立った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「チームバチスタ」が面白かったので、こちらの本も読み始めてみました。 上下巻を同時に買ったのですが、上巻で挫折してしまい下巻に進む気が起きません。 事件が起こったところで犯人もなんとなく分かってしまったし、結末が知りたい!この人物がどうなるか知りたい!と感じられる要素がなかったのです。白鳥もいつまでたっても出てこないし、小粒のキャラがゴチャゴチャ出てきて分かりにくいだけ。 メインの女性が承諾書を取りに行くシーンでも、彼女の無用心さというかリアリティのなさにがっかりしました。 いくら急に発生した事態とはいえもともと問題のある人物のところへ一人で、誰にも告げずに行くもの?しかも相手から性的な目線を向けられた経験もしているのに、そいつの家にノコノコついていくの?? 指摘の多い超常現象的な要素についても、なんだか無理やり感があり、それを持ってこれるなら何でもアリじゃないかと思いました。 また余談ですが、女性歌手に「酔いどれ迦陵頻伽」という通称がついているという設定。「がりょうびんが」なんて、耳馴染みもなく今どき滅多に使われず、振り仮名がなければ読めるかも怪しい言葉が、歌手の通称として浸透するもの?って思いました。 ちょっと色々と凝りすぎて失敗したような印象の作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本とドラマでは、登場人物の設定がちょっとしたところで違ってるのだけど、 ドラマの印象が強すぎて、どうしても違和感を拭いきれないまま読んでいるので今一つのめり込めない。 そのせいか、前作に続いての登場人物への思い入れといった気持ちが全然湧いてこないし、 ミステリーとしてのストーリーは「あら?」で終わってしまうし…。 単純に自分には合わないだけかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
荒唐無稽 このことばに尽きる。 小説なんて所詮荒唐無稽ではないか?とも思うが、作り話の中に読者はリアル感を感じながら物語に引き込まれていく。 主人公の小夜や看護師、医師の設定は無難、というか、作者が誰かをイメージして小説化したものだろう。 しかし、子供の設定はいただけない。こんなアツシ君みたいな子供はどこにもいないし、瑞人のような頭脳明晰な中学生もいないだろう。 無理に子供をミステリーに引っ張り込んで大人の世界に引きずり込む。どう考えても無理のうえに無理を重ねた設定だ。 作者は医療関係者の人物設定には長けているが、子供、官僚、警察といった別世界の人物設定が苦手と見える。 ミステリーというべき箇所はなく、途中でダレてしまった。 「チームバチスタの栄光」を超えるのはいつの日か。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
海堂尊さんによる医療小説。 チーム・バチスタの栄光とジェネラル・ルージュの凱旋を先に読んでいたこともあって 世界観には違和感なく入り込めました。 本書は時間軸がジェネラル・ルージュの凱旋とかぶっている部分があるのですね。 まるで同じような描写の箇所があって、どこかで読んだなと一瞬混乱してしまった。 歌声によって情景が見えるようになるという設定はどうしても現実感から離れてしまいますので 今まで読んだ2冊と比べてその点は残念でした。 しかしこれは小説でありフィクションだと割りきって読めば良い。(考えて見ればあたり前ですが) 音楽や歌といったものを文字で表現するのは難しいことだと改めて思った。 やはり実際聴いてみなければ分からないものであるからだ。 それでも白鳥とはじめとするキャラクター達はいきいきとしているのは伝わってくる。 本作はファンの間でも賛否の分かれそうな作品である | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本題になかなかはいらない。 興味の無い話が長すぎる。 子供の会話に出てくるヒーローの話が ウケ狙いかも知れませんが全く面白くないです。 読んでて恥ずかしくなります。 そんな会話も長いです。早く本題に入ってください。 上下って二冊出してますが、一冊にまとめれる無いようです。 無理に長くして緊張感も感じられずがっかりしました・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話としては面白いが、現実にはないだろうなーという感じがします。 バチスタ系の中では、イマイチの部類に入ってしまうかな…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリー的な面白さに欠けているなと思ったら、それもそのはず。 この小説は「ミステリー」ではなく、「メディカル・エンタテイメント」という位置づけ。 「ミステリー」ではないとはいえ、事件が発生するまで長すぎるので、どうしても途中 だれてしまう。極上のエンタテイメントならば、飽きさせずに読ませてくれるのだろう が、事件が起きる前は結局淡々と進んでいるので、ワクワク読むことは無かった。 医療現場を扱っていながらSF的な展開にもなるので、やや違和感も感じてしまうのも 事実。3作目を手に取ることを躊躇させてしまうような2作目だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
海堂尊『ナイチンゲールの沈黙』(宝島社、2006年)はメディカル・エンターテインメント『バチスタ』シリーズの一作で、『ジェネラル・ルージュの凱旋』の姉妹作である。『ナイチンゲールの沈黙』と『ジェネラル・ルージュの凱旋』は同時期の出来事を扱っている。 速水晃一の独壇場であったジェネラル・ルージュに対して、『ナイチンゲールの沈黙』は田口・白鳥コンビが活躍し、バチスタ・シリーズらしくなっている。また、病院経営をテーマにした『ジェネラル・ルージュの凱旋』に対し、『ナイチンゲールの沈黙』は殺人事件が起き、医療ミステリーらしい。一応の科学的説明が付されるものの、超自然的な現象を扱う点もエンターテインメントの醍醐味がある。 実写作品の影響で『ジェネラル・ルージュの凱旋』の方が有名になったが、埋没させるには惜しい作品である。(林田力) | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!