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ナイチンゲールの沈黙
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【この小説が収録されている参考書籍】
ナイチンゲールの沈黙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全154件 141~154 8/8ページ
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前作のバチスタスキャンダルから8ヶ月後のお話。 濃いキャラクター達は健在。そこへ猫田看護師・加納警視正が加わり、 主人公である田口の影の薄さに更に拍車がかかった。 軽妙なテンポの会話も冴えています。 残念なのは白鳥のパワーダウン。 前作にあった傍若無人さが、加納の登場で嫌な方向に分散してしまったように感じる。 面白いかつまらないかの話になれば、面白い部類だと思う。 しかし、物語の根幹に関わる「歌」のファンタジー的ぶっ飛びがネックになったためか、世間での評判が悪い。 私は、ミステリとかの特定ジャンルへの思い入れも、ディティールへのこだわりもないのですんなり楽しめてしまった。 逆にそうでない人には、肩透かしに感じるということだろうか。 | ||||
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色々言われすぎて、考えすぎてしまったのかなあと思います。 とっちらかってて全体像がぼやけてしまった印象です。 前作のような、ガッチリとした芯のある話に、田口先生が茶々をいれるように切り崩してゆく展開がとても斬新だと思ったのですが。今回は主役の影がいよいよ薄くなり、白鳥もいまひとつさえない活躍。殺人動機にも全然共感できないし。 登場人物の関係もあるでしょうが、オッサン小説をよんでいるような気分にもなった。 医療スタッフの会話や、内部のリアルは今回も興味深く読めました。 取材して書いた!といったような気負いがないところがいいです。変に理屈っぽくも、説明臭くもないし、客観的な事実が描写されているのだと思います。 ドキュメンタリー度合いを調節して物語に組み込ませる技はとてもお上手だと思う。 最後まで「なにか面白いことがあるかも」とおもわせるような文章力も凄いと思います。 おかげで「いまひとつ・・・」と思いながらもさいごまで一気によんでしまった。 色々な方がいってますが、この作者はエンターテイナーなのだと思います。 まだ2作目ですものね、この方にしか書けない作品が絶対あると思うので、以降に期待大です。 | ||||
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やはりデビュー作で力尽きたのだろう。「チーム・バチスタの栄光」ほど密な感じはしないし、犯行現場も院外となっている。また、類似したストーリーではなく、全くキャラクターが異なっても別なサスペンスとして成立するものだ。続編とは正直言いにくい。 普通、最後の30ページくらいはあっという間に読み終わるのだが、最後の方が面白くない。詰めの甘さがある。良い作品を残そうという意気込みが感じられない。 | ||||
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前作があまりにも面白すぎたために、今回のは・・・正直、ちょっとイメージと違ってた、と言うのが本音でしょうか・・・・。今回も「田口&白鳥」コンビがメチャクチャながらも事件真相を究明する(爆笑)医療サスペンスを期待していたのに、読んでも読んでも白鳥は出てこないし、高階(ダンディ)院長も最初で出番終了だし、田口先生も前作に比べたら大学病院や白鳥に対する毒舌がかなり弱毒化されてる感じで・・・。物足りなさばかりが目立ったと言う感じでしょうか。主人公の小夜にもほとんど感情移入出来なかった。目立たないキャラが歌の才能見出されて、図太くなってく感じがど〜〜〜〜〜しても好きになれなかった。小夜の内面の描写が続くページを読みながら、「あ〜、田口先生と白鳥は今頃どうしてるのかな〜」と考えるばかりだった。(それぐらいあの二人が好き。)前作がリアルに展開されていく手術描写や丁々発止な白鳥と田口の会話がテンポよく並んだ最高の医療サスペンスだっただけに、ちょっと『ファンタジー』に走った今作は期待していたものとは大きくかけ離れていた。今作の収穫は「加納」の登場だと思う。「白鳥にも苦手なヤツはいたんだー」とちょっと笑ってしまった。 次回作では「本当」の白鳥&田口コンビの復活を祈る!!!!! | ||||
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皆さんと同じく、前作が面白かったので期待して買いましたが 今ひとつ・・・あまり後味はよくない話ですね。 登場人物がごちゃごちゃしすぎ&エピソードが多すぎで、 それらがうまくまとまっていればいいのですが どうにも散漫な印象があります。 次作は愚痴外来を舞台にした短編連作が読みたいなあ。 (でも、奥田英朗の伊良部シリーズとかぶるかな) | ||||
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多く登場する人物それぞれが魅力を持っているし、その会話も軽妙で面白いんですが、全体として見ると完成度が低すぎる。個々のエピソードがバラバラに展開して話の主流に上手くつながっていないことや、「事件」のレベルの低さは酷い。 あと、もう一つのメインテーマ「歌」ですが、もうファンタジーとして突き抜けてしまっているのでツッコミはどうでもいいです。それよりこの作品におけるこの話で作者がいったい何が書きたかったのかということの方が気になります。 | ||||
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前作「チーム・バチスタの栄光」を読んで、やたら存在感のない主人公とやたら濃いキャラのその他の登場人物でのシリーズ化を期待していた。その願いがかなってワクワクしながら読んだものの拍子抜けという感じ。 高階病院長のたぬきオヤジっぷりは健在。藤原看護師の老獪ぶりも健在。そこに新たに猫田看護師というツワモノが加わり、脇をかためる登場人物は光っているのだけれど、肝心の愚痴外来田口の存在感は前作にも増して薄くなってきた。厚生労働省の白鳥はなかなか出てこないし、その活躍ぶりもいまひとつ冴えなかった。 小児病棟を舞台に繰り広げられる歌姫看護師の切ないミステリだった。しかし医学ミステリにつきものの、足のひっぱりあいだの悪意むき出しのドロドロ合戦がないのは救いで、エンターテインメントとして楽しむ分には読み応えがある。 | ||||
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1作目の印象が鮮烈だった分、2作目はやや拍子抜けでした。白鳥以外にもうひとり濃いキャラ(加納)を登場させたため、エンタテイメント性は強まったものの、ミステリーとしての緊張感がやや緩み、散漫になった気がします。もし次回作をお考えなら、もっとシンプルな設定がいいと思います。田口センセを主人公にして、1人称形式でアイロニックに語らせながら愚痴外来を舞台にしたストーリー展開。医療界はミステリーの題材には事欠かないと思います。 私も神経内科医なので、今度はやっぱり田口センセに活躍してもらいたいナー・・・ | ||||
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前作がかなりおもしろく読めたので,2作目が出ると聞いたときから楽しみに待ち,書店でも発売日に手に取ったのですが。退屈でした。後半は読むのが苦痛でしたが,せっかく買ったので我慢して読了しました。やたらに多い登場人物も生かし切れていないし,何のために出てきたのかもわからない人も…。白鳥の大学の同窓とかいう人々もうざかった。ミステリーではないと思います。前作とは設定や登場人物はがぶっているけれども,全然違うタイプの小説です。でも,この作者に結構期待しているので,次作も読んでしまうと思います。 | ||||
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前作が良かったので発売、即購入したんですが、期待外れでした。 キャラクターが悪い方に丸くなってしまってます。 特にロジカルモンスター白鳥が大きくレベルダウンです。 医療現場がリアルだった前作の内容を期待していると肩透かしをくらいます。 主要な設定がぶっ飛びすぎていてついていけません。ファンタジーです。 ミステリとしてみると、何のひねりもなくある意味衝撃の結末です。 話がふらふらしていて何が言いたいのかさっぱりわからないです。 前作はまぐれだったのか… 次作への伏線らしきものもありますが、このままじゃ駄目だろうなあ。 白鳥を完全な主役にすえて、突き抜けたロジックを炸裂させてほしいなあ。 | ||||
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途中でお話がみえなくなったりしましたが、じっくり読めました。 個人的にはアツシくんが好きです。白鳥がつく”ウソ”にも考えさせられました。 色んなエピソードが錯綜するし、たくさんのキャラクターが出てくるのに 最後にはすべてまとまって終わっているので、作者の手腕はさすがだと思います。 小説で、”メディカル・エンターテイメント”というジャンルを確立するんじゃないでしょうか。 次回作も期待します。ちなみに前作『チーム・バチスタの栄光』もおススメ! | ||||
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正直、トリックそのものは低レベルもいいところです。 ミステリを愛する読者にとっては、もしかしたら我慢ならないレベルであるかもしれない、それほどひどい。 でも、単純にエンタメ小説として読むなら充分におもしろいです。 現役勤務医ならではの視点が効いています。 くれぐれもミステリと思って読まないようにしましょう。 | ||||
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いろいろムダが多かったように思えます。 ちょっとした人物でさえ名前やエピソードがでてくる、 聞き取り調査での比喩は重要だけど、それ以外での不必要なあだ名や通称。 話がみえなくて、序盤はホントにいらいらしました。 メインストーリーが登場するのも遅いし。 肝心なストーリーは、おもしろい・・・のかな?? 前作のように、誰が犯人かわからない!!というものではないので、比べることはむずかしいけど。 それでもバチスタのほうがはるかにのめりこめました。 白鳥さんの聞き取りでの活躍度も低いです。(そもそもやたら人はでてくるのに聞き取り対象が少ないのです) 前作のハラハラ感(?)が好きだった人は、あまり期待しないほうがいいのかもしれません。 “小児科病棟でのメンタルケア”という興味のある問題が作品の要素のひとつだたので、なんだかんだ言って一気に読んじゃったんですけど。 星は3つでもいいけど・・・ いらいらさせられたからやっぱり2つかな。 | ||||
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前作「チーム・バチスタの栄光」ですっかりファンになってしまい、早速一気に読んでしまいました。主人公田口先生ののほほんぶりや、厚生労働省の役人白鳥の変人ぶりも相変わらずで最高です。 今回はさらに白鳥も真っ青の変人デカさんの登場で盛り上がってます。展開の読めないストーリーにも引き込まれてしまいました。それに今回は舞台が小児病棟なだけに、胸が痛くなる部分もあり、よりドラマチックです。 | ||||
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