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ダレカガナカニイル…
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ダレカガナカニイル…の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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とても面白かったです。 | ||||
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中古でも読みたかったのでやや高くても購入しましたが、今までの中で最低の保管状態で、 中には枯れた葉が入っていました。 | ||||
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はっきり言って読む価値なし。冒頭にラストシーンを持ってくるありがちな作品ですが、冒頭とラストシーンがかみ合わないです。 冒頭で主人公は人間の存在とは記憶が全てといった発言をしますがラストでそういった心境に達する理由は皆無です。 ヒロインが犯人だとの推理も男が犯人との前提条件を無視してトリックを見破られたから逃げただから犯人だと強引な展開を見せますが前提を踏まえたらトリックを見たことで犯人を知ったヒロインが犯人のもとに向かったとならなければおかしい。 主人公は都合の悪いことには目をつむり現実逃避するだけで頭の中の声にも自分が狂ってるからだとか犯人が分かった時にもそんなはずないとか、イライラするほど主人公に魅力もない。 さらに冒頭に記憶がなくなれば人間は消えるとの見解からすれば頭の中の声が人であるとの結論には至らず物語が成立しなくなる。 歴史的名作との呼び声を真に受けて読んだ事を後悔する結末でした。 いろいろ言いたい事はありますが最後までグイグイ引っ張るパワーのある作品ですがラストが全て台無しにします。 矛盾点は多くとも一応は理由はつけてくるので最後までは読めますが最終的に過去に行くとか荒唐無稽な事になる、100歩譲って過去に戻る事を納得しても現在の主人公の頭の中の声が消える理由がなくなり意味不明な作品となり読後感はかなり悪いです。 | ||||
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長い。まずこの一言に尽きます。 警備会社に勤める主人公が違法行為を行ったことがきっかけで左遷され、新しい勤務先の警備対象である宗教団体へと向かうところから物語は展開します。 本作はミステリー小説でありながらSF要素が盛り込まれており、それは直接トリックに影響しないものの超常現象が絡むミステリー物が受け付けないという方は気を付けましょう。いわゆる幽体離脱が現実に「ある」ものとして本作は始終一貫しています。 全体的な仕掛けとしてはそれほど悪くないのですが、いかんせん長い。長すぎる。正直この程度のトリックで700ページは多い。短編から1000ページ越えの大長編まで読むこと自体は苦痛ではありませんが、それは無駄な描写がないというのが前提です。本作はとにかく冗長で、中だるみが強く、このトリックなら半分のページ数で充分だったんじゃないの?と読み終えてすぐ思いました。 特にSF要素と恋愛要素に大きくページが割かれておりこれが曲者。主人公の中にもう一人の人格が入り込み、そのことに主人公が混乱するわけですがその描写が本当にしつこい。そして物語を進める上で主人公とヒロインが深い恋愛に落ちることが必須なのはわかりますがこれも無理やり感が強く共感しにくい。上辺だけで惚れた腫れたと言い合っているだけという印象で、しかもこの描写もしつこい。総じて「いいから早く話を進めてくれよ」とうんざりしてしまいました。 逆を言えばそのSF要素・恋愛要素に共感できればそこそこ面白く読める小説だと思います。文章としては読みやすい部類ですしミステリー小説としては☆3。しかし物語の核に対して長すぎるのとSF・恋愛要素が合わなかったため少し評価を下げて☆2が妥当かな。 | ||||
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岡嶋二人解散後の井上氏による初のソロデビュー作品。新潮ミステリー倶楽部の一作として発表されたため、ビデオ機器を扱った申し訳程度の密室トリックが扱われているが、本書ではミステリー的な要素よりも「クラインの壺」系のSF趣味が濃厚に出ている作品である。オウムを連想させる新興宗教をモチーフにしているが、社会派的な側面というよりは超常現象を扱うために取りあえず持ってきた的な感じがする。本書の目玉は超常現象ネタによる時間軸構成ネタだと思われるが、そこに至るまではやや余計な要素が多いように思われる。実質井上氏一人で書いていた「クラインの壺」と同趣向の作品だが、明らかに岡嶋二人名義で発表していた作品群よりかは何か物足りない気がする。ラストで判明する作品全体の構成などよく出来ているのだが、やや印象としては弱い。 | ||||
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どちらかというと宗教団体側からの目線で物語が進んでいきます。 引き込まれ度&ラストも完璧でページ数の多さを全く感じさせません。 宗教信仰者は異常であるという偏見が多い中、実は無信仰の人間のほうが異常なのではないか と物語以外のところでも考えさせられました。 | ||||
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去年くらいから山梨にお引っ越しした生○の家が、同じ歩みをする予言やったらすごいよなぁ とても偶然に思えない | ||||
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かなり前に読んだ「メドゥサ、鏡をごらん」が面白かったことを思い出して、買ってみました。狂気を孕んだミステリー、を期待していたので、ちょっと拍子抜けしました。読むのが辛いとかではないが、人には薦めないだろうなと思った作品。 | ||||
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かなり前に読んだ「メドゥサ、鏡をごらん」が面白かったことを思い出して、 買ってみました。 狂気を孕んだミステリー、を期待していたので、 ちょっと拍子抜けしました。 読むのが辛いとかではないが、人には薦めないだろうなと思った作品。 | ||||
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30代、男です。井上氏の作品を初めて読みました。いろんな要素が入って、面白く仕上がっている素晴らしい作品ですね。なのに、このレヴューの少なさが意外です。過去に、書店で手に取ったことは何度かあったのですが、表紙のイラストが想像力を萎えさせてしまい、購入には至りませんでした。もっと、興味をそそる意味深なイラストが良かったのではないでしょうか。これからも、井上氏の作品を探して読み漁ろうと思います。 | ||||
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30代、男です。 井上氏の作品を初めて読みました。 いろんな要素が入って、面白く仕上がっている 素晴らしい作品ですね。 なのに、このレヴューの少なさが意外です。 過去に、書店で手に取ったことは何度かあったのですが、 表紙のイラストが想像力を萎えさせてしまい、購入には 至りませんでした。 もっと、興味をそそる意味深なイラストが良かったのではないでしょうか。 これからも、井上氏の作品を探して読み漁ろうと思います。 | ||||
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SF恋愛物語。「」より前にタイムパラドックスの手法を用いた恋愛作品があった(ホントはもっと昔にあるのだろうな…)。宗教を扱っているにも関わらずさわやかに、そして悲しく仕上がっている。 | ||||
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SF恋愛物語。「いま、会いにゆきます (小学館文庫)」より前にタイムパラドックスの手法を用いた恋愛作品があった(ホントはもっと昔にあるのだろうな…)。宗教を扱っているにも関わらずさわやかに、そして悲しく仕上がっている。 | ||||
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結果的に時空を越えた壮絶な一人芝居を演じぜざるえなかった女と、その憑代にされた男との哀しき悲恋の物語。 それは、自分で自分の尾を飲み込む輪廻の輪の虜となったウロボロスの悲劇でもある・・ ラスト数ページで全てをひっくり返すどんでん返し。 実は誰々の正体は・・という「衝撃の結末物」には、いわゆる小説が小説であるが故のトリックを使ったものが少なくない。すなわち、読者は登場人物を想像はしても直接目にすることはないという特性を利用したものだ。映像化すれば全てが露呈しトリックがトリックの体をなさない。 有名なところではアイラ・レヴィンの「死の接吻」がそうだし(故に映画はつまらなかった)、最近では我孫子武丸の「殺戮に至る病」・貫井徳郎の「慟哭」がそうだ。 本編では、その心配は露ほどもない。一人の身体の中に二人の人格という、ともすれば陳腐といってもよい設定を用いているからだ。それでいて、少々のことでは驚かない「すれた」読者をもうならせる見事などんでん返しを演出する。読後に世界が反転する衝撃は、細部に渡る見事な整合性とともに、深い哀しみを伴い我々を包む。 探偵・被害者・犯人が同一のミステリとも読めるし、ある種のタイムトラベルものでもある(結末は悲劇だが、読後感はハインラインの『夏への扉』に通じるものがある)。そして、実は母親はどこにもいなかったのだという、恐怖小説ともとれるであろう。むろん、一人の男のただの妄想にすぎなかったととることも・・ ジャンル分け不要の佳作。 お勧め。 | ||||
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結果的に時空を越えた壮絶な一人芝居を演じぜざるえなかった女と、その憑代にされた男との哀しき悲恋の物語。 それは、自分で自分の尾を飲み込む輪廻の輪の虜となったウロボロスの悲劇でもある・・ ラスト数ページで全てをひっくり返すどんでん返し。 実は誰々の正体は・・という「衝撃の結末物」には、いわゆる小説が小説であるが故のトリックを使ったものが少なくない。すなわち、読者は登場人物を想像はしても直接目にすることはないという特性を利用したものだ。映像化すれば全てが露呈しトリックがトリックの体をなさない。 有名なところではアイラ・レヴィンの「死の接吻」がそうだし(故に映画はつまらなかった)、最近では我孫子武丸の「殺戮に至る病」・貫井徳郎の「慟哭」がそうだ。 本編では、その心配は露ほどもない。一人の身体の中に二人の人格という、ともすれば陳腐といってもよい設定を用いているからだ。それでいて、少々のことでは驚かない「すれた」読者をもうならせる見事などんでん返しを演出する。読後に世界が反転する衝撃は、細部に渡る見事な整合性とともに、深い哀しみを伴い我々を包む。 探偵・被害者・犯人が同一のミステリとも読めるし、ある種のタイムトラベルものでもある(結末は悲劇だが、読後感はハインラインの『夏への扉』に通じるものがある)。そして、実は母親はどこにもいなかったのだという、恐怖小説ともとれるであろう。むろん、一人の男のただの妄想にすぎなかったととることも・・ ジャンル分け不要の佳作。 お勧め。 | ||||
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臨死体験、宗教、精神学、多重人格等ちょっと間違えるとなんでもありになってしまい、陳腐化してしまう材料をうまくあわせ、驚いたことに最後には悲恋物語になっていた。宗教団体描写である団体を思いだしたが、小説だと割り切って受け入れられれば、楽しめると思います。 | ||||
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臨死体験、宗教、精神学、多重人格等ちょっと間違えるとなんでもありになってしまい、陳腐化してしまう材料をうまくあわせ、驚いたことに最後には悲恋物語になっていた。 宗教団体描写である団体を思いだしたが、小説だと割り切って受け入れられれば、楽しめると思います。 | ||||
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元々ミステリーという括りが好きではないので、岡嶋二人時代の本は読んだことがありません。しかしソロになってからの作品は本当にポテンシャルが高く高品質な小説です。この作品も例外ではありません。とても悲しい小説ですが、とても心に残ります。 | ||||
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元々ミステリーという括りが好きではないので、岡嶋二人時代の本は読んだことがありません。 しかしソロになってからの作品は本当にポテンシャルが高く高品質な小説です。この作品も例外ではありません。 とても悲しい小説ですが、とても心に残ります。 | ||||
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ある日突然、頭の中に謎の声が鳴り響く。丁度そのとき、宗教指導者が謎の死を遂げた。声の正体は?指導者の関係は?構成はシンプルなものの、最初から惹きこまれる内容で最後まで飽きさせなかった。「ミステリー、SF、恋愛小説、すべてを融合した奇跡的傑作」という多少、大げさにも取れるコピーも許せると思った。どうでも良いことではあるが、この物語の中の言葉などで某宗教団体を思い浮かべてしまった。別に欠点でも何でもないのであるが。 | ||||
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