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ダレカガナカニイル…



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ダレカガナカニイル…の評価: 3.79/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.79pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

ん~

中古でも読みたかったのでやや高くても購入しましたが、今までの中で最低の保管状態で、
中には枯れた葉が入っていました。
ダレカガナカニイル… (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ダレカガナカニイル… (新潮文庫)より
4101394113
No.2:
(1pt)

ネタバレアリ

はっきり言って読む価値なし。冒頭にラストシーンを持ってくるありがちな作品ですが、冒頭とラストシーンがかみ合わないです。
冒頭で主人公は人間の存在とは記憶が全てといった発言をしますがラストでそういった心境に達する理由は皆無です。
ヒロインが犯人だとの推理も男が犯人との前提条件を無視してトリックを見破られたから逃げただから犯人だと強引な展開を見せますが前提を踏まえたらトリックを見たことで犯人を知ったヒロインが犯人のもとに向かったとならなければおかしい。
主人公は都合の悪いことには目をつむり現実逃避するだけで頭の中の声にも自分が狂ってるからだとか犯人が分かった時にもそんなはずないとか、イライラするほど主人公に魅力もない。
さらに冒頭に記憶がなくなれば人間は消えるとの見解からすれば頭の中の声が人であるとの結論には至らず物語が成立しなくなる。
歴史的名作との呼び声を真に受けて読んだ事を後悔する結末でした。
いろいろ言いたい事はありますが最後までグイグイ引っ張るパワーのある作品ですがラストが全て台無しにします。
矛盾点は多くとも一応は理由はつけてくるので最後までは読めますが最終的に過去に行くとか荒唐無稽な事になる、100歩譲って過去に戻る事を納得しても現在の主人公の頭の中の声が消える理由がなくなり意味不明な作品となり読後感はかなり悪いです。
ダレカガナカニイル… (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ダレカガナカニイル… (講談社文庫)より
4062739496
No.1:
(2pt)

このトリックに700ページは多い

長い。まずこの一言に尽きます。
警備会社に勤める主人公が違法行為を行ったことがきっかけで左遷され、新しい勤務先の警備対象である宗教団体へと向かうところから物語は展開します。
本作はミステリー小説でありながらSF要素が盛り込まれており、それは直接トリックに影響しないものの超常現象が絡むミステリー物が受け付けないという方は気を付けましょう。いわゆる幽体離脱が現実に「ある」ものとして本作は始終一貫しています。
全体的な仕掛けとしてはそれほど悪くないのですが、いかんせん長い。長すぎる。正直この程度のトリックで700ページは多い。短編から1000ページ越えの大長編まで読むこと自体は苦痛ではありませんが、それは無駄な描写がないというのが前提です。本作はとにかく冗長で、中だるみが強く、このトリックなら半分のページ数で充分だったんじゃないの?と読み終えてすぐ思いました。
特にSF要素と恋愛要素に大きくページが割かれておりこれが曲者。主人公の中にもう一人の人格が入り込み、そのことに主人公が混乱するわけですがその描写が本当にしつこい。そして物語を進める上で主人公とヒロインが深い恋愛に落ちることが必須なのはわかりますがこれも無理やり感が強く共感しにくい。上辺だけで惚れた腫れたと言い合っているだけという印象で、しかもこの描写もしつこい。総じて「いいから早く話を進めてくれよ」とうんざりしてしまいました。
逆を言えばそのSF要素・恋愛要素に共感できればそこそこ面白く読める小説だと思います。文章としては読みやすい部類ですしミステリー小説としては☆3。しかし物語の核に対して長すぎるのとSF・恋愛要素が合わなかったため少し評価を下げて☆2が妥当かな。
ダレカガナカニイル… (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ダレカガナカニイル… (講談社文庫)より
4062739496

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