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私の家では何も起こらない
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私の家では何も起こらないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 1~20 1/2ページ
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最初の方はちょっととっつきにくかったけど、読み進めていくうち徐々に輪郭が見えてきて面白かった。 這う音とかね。残穢を思い出しました。 想像を膨らませながら読む必要があり、文字数が少ないわりに少し時間がかかったように思います。 しかしこんな小説を書くなんて頭の中はどんな構造をしているのかと脱帽しちゃいますね。 | ||||
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サラリとした読み心地です。幽霊屋敷の話ですが怖くはなく、美しいです。 設定ゴリゴリのミステリーや、アハ体験をくれる本が好きな方には向かないかもしれません。 自分は起承転結より雰囲気を求めるタイプなので、十分楽しめました。 全編を通して漂う食べ物ネタがまた好みでした。塩漬け肉が食べたい。 | ||||
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題名通り。わたしの好みではなかった。なんとなく怖いようなことはあるけど、題名があらわしてる通りと言う感じ。 | ||||
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各話の配置、繋がりがお見事で連作短編の長所をこれでもかと使った一冊でした。 なかなかにグロいお話も出てくるのですが、するりと読めてしまう言葉運び、言葉選びで想像力を掻き立てられる怖さです。 一部、難しいお話もあって好みが分かれるかもしれません。 | ||||
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何も起こってないです。 | ||||
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一軒の家の連作短編です。話によって主人公が違うのでちょっと混乱しちゃうかも…。というか混乱しました。 作家さんは一体何人いるんだ!みたいな。 断片的に色々な所で話が繋がっているので、アレがコレか!とか思いながら読むと面白いのですが、ホラーかと言われると全く怖くはない。 ゾクッとする怖さが欲しい方には向かないかも…。 もっと幽霊屋敷チックな話だと思っていた分、ホラーな面に関してはちょっと肩透かしでした。 一番好きだったのは大工さんの話かなぁ…。 | ||||
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恩田ワールド炸裂。 | ||||
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難しいホラー | ||||
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小さな丘に佇む古い洋館を中心に巻き起こる、生きる者と死ぬ者の対話。 家自体に刻み込まれた記憶が、新たな物語を紡ぎ続けていく。 全体を通して流れている、ひんやりとした怖さが癖になる一冊。 | ||||
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恩田先生の作品は何作か読んだ事があり、作品ごとにテイストや世界感が違うので驚かされる事が多いのですが 今回の作品は「幽霊屋敷」がテーマになった作品でした。 ゾッとする、背筋が凍るような怖さの作品ではないものの、幽霊目線での話など、じわりとした怖さがある作品でした。 ホラー作品としての怖さは今一つですが、読みやすいホラー小説なのでホラー小説が苦手な人でも読める作品だと感じました。 | ||||
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9編の連作短編+付記で構成。 過去に色々凄惨な殺人の歴史を持つ丘の上の一軒のおうち。 それぞれの殺人の顛末は全く救いようのない展開のまま過去のものとなっていくのに、8編目で痛快な結末となり、9編目でなにか爽やかな読後感を生じさせます。 ただ最後の付記がどうも余分な感じがして、それが必要だという人もいるはずだけど自分は違和感しか残さず抵当に読み飛ばしてしまいました。 | ||||
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何度も何度も読み返した作品です。 上品でホラーで謎が多くて 何度読み返してもあぁ素敵な小説だったと 読み終わったあと思わせてくれます。 とてもオススメです。 | ||||
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とてもストーリーの作り方がウィットある上手な作り方をしているホラー小説だと思いました。怖いはずなのに、一度はそこに行ってみたいような気にもさせてくれる感じで、良かったです。 | ||||
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189ページの後半部分が何度読んでも”理解”できず、本を読み終えてもまだ結末を読んでいないみたい。 Wikipediaで元の説話を理解したあと、改めて本文に戻ってもやっぱりわからなかったです。私の日本語力欠乏によるものと思われます……がっかり(自分に) | ||||
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ふわ~っとした女性的で詩的な文と、しっかりした構成という、二律背反した性質を合わせ持つ連作幽霊屋敷短編集です。 ほぼ口語体で書かれており、ショッキングなシーンは想像を促す程度のもので変に神経を煽ったりせず、ホラーでありながら言葉を選んで書かれた文章は見る者の疲れた心を癒します。 ようやく物語のつながりが見えてきて、全貌がおぼろげにわかった思ったら本編が終わり、付記という名のややズレた視点のポエムで謎にさらに謎の薄布をかけて締める、うーむ、これぞまさに幽霊小説ですねえ。 | ||||
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幽霊屋敷を買った女性作家とその家で起こったコワイ話。 あぁ、長編じゃなくて怖い話の短編集なのね~、と思って読んでいて、途中ダラダラつまらなくなってきたらいきなり見事に綺麗につながり驚く。 ラストはきれいに終わらせたなぁと思いました。 そう、どの家も新築だろうとボロだろうと全て幽霊屋敷なのです。 | ||||
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上品な文章でホラー感はさほどなく読みやすかった。 ただ、解読が難しい話があって最後まで引っ掛かったままでスッキリしない。 もう少し最後に説明が欲しかったと思った。 | ||||
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正統派『幽霊屋敷モノ』。 古い屋敷で起こった凄惨な事件、不幸な事故、そして小さな澱が瓶の底に少しずつ少しずつ積もっていき、 芳醇なワインになるように、この作品も名作になる。 この作品に付けられた評価は概ね高いが、中には低いものもある。 そうした人は多分、ある事に気づいておられないのだろうと思う。 本文の紹介に『驚愕のラスト!』とあるだろう。もはやどの作品にも付けられる陳腐な文言だ。 しかしこの作品は『驚愕のラスト!』に相応しいと思う。 これからこの作品を読む人はぜひそのしかけに気付いてほしい。 | ||||
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映画しか観てないですけど、残穢。 凄く色んなことが起こった家の話なのに、「何も起こらない」とはどうゆうことか? それで手にしてみたわけなのですが・・・。 最初の話でその意図は分かったものの、もう1つ分かった事がありました。 「あ、これは俺の読む本ではない!!」 ごめんなさい。でも読了しました。 ちなみに、大工のエピソードのパートは良かったと思います。 解説が、全然解説になってないのがまた凄いですね。これは斬新。 | ||||
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恩田陸さんの本は大体いつもそうですが、途中のドキドキ感がたまらない。小説世界の構築の仕様と読者を引き込む言葉の巧みさで、まるで夢の中でこの幽霊屋敷を訪れているような気にさせてくれる。時々読み返して、このドキドキ感を楽しみたいと思うような本ですね。 | ||||
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