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木洩れ日に泳ぐ魚
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木洩れ日に泳ぐ魚の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 21~29 2/2ページ
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男女の心理合戦がこの小説のウリであったようだが、駆け引きなどはほとんどなく、男女の恋愛感情が絡んでるがために、いかに自分の本能・本心を曝け出さようにするかの我慢比べの印象が強い。そして設定がちょっと複雑でありなかなか感情移入がきなかった。 なにやら不穏な雰囲気を孕んだままの男女が引き払ったアパートの一室で呑むことになるのだが、二人が兄弟であったりとか、二人の父親が登山のインストラクターを務めていて、ツアー中に転落死したりとか、徐々に新しい事実が判明されていくミステリー小説のような展開がされていくが、二人の恋愛感情も絡んでいるため、次元が高尚すぎるのか、恩田陸の世界観が突飛なのかイマイチ共感ができない。 アキが、ヒロとは兄弟ではなく実は従弟だったという仮説が浮かび上がると、ヒロに対しての恋愛感情が雲集霧散する場面があったがそんなものだろうか?恩田陸は女性作家なので、女性優位に展開していきたかったのだろうか。 | ||||
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恩田陸さんの大ファンですが、初めて恩田さんの本でがっかりしてしまいました。ストーリーはどこか陳腐でありきたり。文章もいつもの恩田さんの文とは思えないような安易な表現ばかり。ミステリーっぽいのにミステリーではない、ストーリーにきれいな終わりがない、ということは他の小説でもありますが、いつも圧倒的な文章の力を味わうだけでも楽しくてストーリーの多少の弱さは認識しても気にはなっていませんでした。 本作の場合は、文章も物足りないので退屈で、何が描きたかったのか全く分かりません。お時間のない中で書かざるを得なかったのだと信じたいです。 恩田さんの本を初めて読まれるかたは、他に素晴らしい作品がたくさんあるので、そちらから是非始めてください... | ||||
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登場人物のモノローグには共感できないものばかり。真相は勝手な憶測でしか語られずなんの根拠も可能性の保証もない。こんな駄作が出版までこぎつけているのが理解しがたい。 | ||||
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最初からとっつきにくい文章だったが、我慢して読み進んだ。しかしイライラは募るばかり。読み終えて理由がはっきりした。結局この2人には共感できる点が1つもない事 ミステリーな要素の答えが全て想像であり事実がないことなどである。少なくとも誰かにお勧めできる作品ではない事はたしか。 | ||||
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この作者の作品は、文章そのものは綺麗で読みやすいものが多いのですが、 抽象的で意味不明なストーリーという特徴も目立つようにも思います。 本作はその傾向が顕著で、ファンの方なら気にしないのかもしれませんが、 私のように、純粋にミステリを堪能したい人間には合わないと感じました。 冒頭で 「 ある男の死を巡る謎についての物語 」 「 一組の男女の別離の話 」 とありますが、 それぞれが中途半端なように見えました。 最初は面白かったのですが、段々と支離滅裂になっていき、いつものように、 「 何が言いたいのか分からない 」 まま終了。 欲求不満に陥ってしまいます。 何より、主役2人と亡くなった男が出会うという 「 偶然 」 は、 あまりにも都合が良すぎるのではないでしょうか。 雰囲気を重視するあまり、プロットが破綻しているという印象です。 欲張らず、 「 男の死 」 か 「 2人の過去 」 の片方だけを中心としたストーリーでよかったのではないかと思います。 あれもこれもミステリ仕立てにする必然性は感じられず、残念でした。 | ||||
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この作者の作品は、文章そのものは綺麗で読みやすいものが多いのですが、 抽象的で意味不明なストーリーという特徴も目立つようにも思います。 本作はその傾向が顕著で、ファンの方なら気にしないのかもしれませんが、 私のように、純粋にミステリを堪能したい人間には合わないと感じました。 冒頭で 「 ある男の死を巡る謎についての物語 」 「 一組の男女の別離の話 」 とありますが、 それぞれが中途半端なように見えました。 最初は面白かったのですが、段々と支離滅裂になっていき、いつものように、 「 何が言いたいのか分からない 」 まま終了。 欲求不満に陥ってしまいます。 何より、主役2人と亡くなった男が出会うという 「 偶然 」 は、 あまりにも都合が良すぎるのではないでしょうか。 雰囲気を重視するあまり、プロットが破綻しているという印象です。 欲張らず、 「 男の死 」 か 「 2人の過去 」 の片方だけを中心としたストーリーでよかったのではないかと思います。 あれもこれもミステリ仕立てにする必然性は感じられず、残念でした。 | ||||
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面白くなかった…(*_*) 内容が意味分からない上、薄い。 「夜ピク」の素晴らしさと比較的しちゃうと、同じ作家とは思えなかった。 | ||||
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物語は2転3転4転5転...くらいします。 ただしそれだけ期待して読むと、最後が物足りなく感じます。 なぜならこの本は、スリリングなミステリーのふりをした?・・・だからです。 後半3分の1くらいは一気読みしました。 といっても、面白くってやめられない、というのではなく、 この本に時間をかけるのは勿体無いので、早く読み終わってしまいたい、 という感じ。 もう一転ほしかったな。 | ||||
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昔は恩田陸さんのファンだったのですが、最近それも若気の至りとも思える気がしてきました。 パターンは「藪の中」。兄と一緒に腹違いの妹が暮らすという設定も、いくら小説だとしても リアリティが無いし、第一父親だと思われる人物と山登り中に遭遇するというのも ご都合主義だ。 主人公の二人ともがナルシシズム全開なんですよ。そこが恩田さんの特徴ともいえるのかな。 三人の農夫の引用もこれまた、さもありなん。 読書中の楽しみも、残るものもないです。 | ||||
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