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六番目の小夜子



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六番目の小夜子の評価: 3.72/5点 レビュー 161件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.72pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全99件 61~80 4/5ページ
No.39:
(5pt)

青春!

恩田作品の中で一番初めに読んだのがこの『六番目の小夜子』でした。
テレビドラマを観ておもしろかったので、原作も読んでみようと思ったのがきっかけでした。
ドラマとは設定に異なる点がありましたが、それ以上のおもしろさでした。
ミステリ小説としてもかなり読みやすいし、それ以上に青春小説として楽しめる作品だと思います。
はじめて恩田作品に触れる人にとっても最適だと思います。
この作品に登場する人物がほかの作品でも重要な役割をしていたりするので是非一読を!
六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)Amazon書評・レビュー:六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)より
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No.38:
(4pt)

狂言回し

狂言回しの妙で最後までぐいぐい読ませます。どんどん明らかになる謎は、実はシンプルだったりしますが、一人一人が細かく描かれていて人物像がはっきりしています。最後が少し強引かもしれませんが、それはそれで許せる範囲です。
六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)Amazon書評・レビュー:六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)より
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No.37:
(4pt)

疑問の答えは物語の中に

こういうミステリーを待っていたような気がします。
どうして?なぜ?の多くの疑問が読み終わっても続いています。
実は読み終わってからが、この物語の真の始まりなのかもしれません。
謎はすべて明らかにされません。続きは読者の心の中で解き明かされていくことでしょう。
疑問の答えは物語の中にあります。ふと思い当たったらまたページを開いてみてください。その度に新しい発見があることでしょう。
一つだけヒント:
生徒の間で密かに受け継がれていく「サヨコ」。
そして今年は六番目の”小夜子”の年――。
六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)Amazon書評・レビュー:六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)より
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No.36:
(4pt)

唯一無二の一年

恩田陸のデビュー作。最初は酷評されたそうだ。確かにストーリーはギクシャクしてるし、結末もなんだかすっきりしない。でも読むものを惹き付ける何かを持っているのは確か。
それは、作者がこの作品で一番書きたかったに違いないもの。高校三年生という人生に一度きりの瞬間。受験という枠組みにはめられて、焦り、苛立ち、情緒不安定になりながらも、同じ境遇におかれたクラスメートと不思議なくらい連帯感を共有することが出来たあの一年間を見事に書き切っている。
高校卒業して20年以上たった私も、まるで昨日の事のようにあの頃の事を思い出してしまった。
六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)Amazon書評・レビュー:六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)より
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No.35:
(4pt)

六番目のサヨコの年

地方のとある高校では「サヨコ」という奇妙なゲームが受け継がれていた。毎年ひそかに伝えられていく「サヨコ」は3年に1度表立ってある約束を実行しなければならなかった。春、津村沙世子という不思議な雰囲気の美少女が転校してきた。昔2番目のサヨコであり在学中交通事故で死んだ少女と同姓同名である事を関根秋は知る。そして今年は六番目のサヨコの年に当たっていた。GWの朝にご飯食べながら何げに見ていたNHKのドラマにあっさりはまりました。もっと「エコエコアザラク」とか「トイレの花子さん」っぽい話だと思ってました。「少ドラ」の匂いに惹かれたというのもあります。その原作です。基本は一緒ですが、だいぶ味付けや設定がかわっていて驚きました。主人公が「高校生」である事を考えれば原作のほうが自然というかあるべき姿だと思います。自分は男女の恋愛をあえて発展させず、人間的な繋がりを追求しているドラマのほうにより魅力を感じましたが。いずれにしても良い作家さんに出会えた事には違いありません。
六番目の小夜子 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:六番目の小夜子 (新潮文庫)より
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No.34:
(5pt)

伝説の超エンターテイメントデビュー小説!

処女作には作家の原点が詰まっているとよく言うが、この作品には恩田陸の恋愛ワールドもミステリーワールドも全てが凝縮されています。これを読んでハラハラドキドキしない人はいないであろうと言い切れる作品です。恩田作品はこれをなくしては語れない。
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No.33:
(5pt)

人生に幸福な出逢いを。

今、最も愛される作家さんのひとり、恩田陸さんのデビュー作です。とはいえ、意外に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、決して祝福されたスタートではなかったのですな。新潮文庫のファンタジーノベル大賞の候補に選ばれながら、酷評されてあっさり落選。その後加筆の上世に出たものの、すぐに絶版となって姿を消した、という経緯は恩田さん自らあとがきで書いておられます。然しその後口コミで噂が広まり、綾辻行人さんなどの絶賛もあって徐々に「伝説の作品」としての知名度が上がり、今やファンの間では知らぬ人は居ないというほどの傑作に昇華、というストーリーも有名です。で。学園青春ミステリ、とはひと括りにできない、何でも呑み込むブラックホールのような作品だと私は思います。ラベリングするなら、「恩田陸」としか貼れない世界。他に似たものはありません(多分)。優れたポップカルチャーには常に「毒」がスパイスのように効いているわけで、この作品は、怖い。少年・少女から大人へ。その狭間、どちらでもあり、どちらでもない、人生に於いて唯一無二の、短いけれどこの上なく濃密な時間。爽やかで、ドロドロしていて、無邪気で、とんがって、甘酸っぱい。はい。ミステリであり、ホラーであり、ラヴストーリーであり――そのどれでもないような、凄くクールで、優しい傑作です。恩田陸さんのファンでも、そうでなくても、小説好きの人は是非。
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No.32:
(4pt)

ホラーのような爽やかなような

懐かしい。。。あの年代特有の、きらきらした、それでいて不確かな時間がしっかり描かれていた。内容はホラーに近いだろうか。転校生の「小夜子」と伝説の「小夜子」、現在の「小夜子」が交錯して、不思議な雰囲気をかもし出している。現実と伝説が絡み合う中、少々の不気味さを漂わせながら展開していくストーリに目が話せなかった。ラストの締め方がまたいい。気がついたらどんどん読み進めていて、なかなか途中で止めるのが躊躇われる物語だ。
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No.31:
(4pt)

謎がはっきりしすぎないところが良い

NHKのドラマを観てから読みました。雰囲気はドラマと似てるけど、ストーリーはだいぶ違います。ドラマも小説も、謎が最後まではっきりは解明してない感じですが、小説の方が納得できるかな。最後まで謎めいていながら、自分なりに解釈できるところが、味わいがあると思います。高校生活が瑞々しく描かれていて、自分の高校時代に感じた気分や出来事が、重なるように物語の中に、ひきこまれました。
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No.30:
(4pt)

雰囲気がとてもいい。

 作品の雰囲気をとても大事にしている人だと思う。 そして、それが病的にまで上手い。三月は深き~でもそうだし、ネバーランドなども、根底に漂う清閑で奇妙な雰囲気が作品を上手く盛り上げている。 青春小説として申し分ない良作。学園祭の体育祭でのシーンが素晴らしい。
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No.29:
(4pt)

結局のところ...

 学園を舞台にした青春恋愛ミステリー。冒頭のトランプゲームの「犯人探し」。謎の転校生の登場によって始まる高校生活最後の1年間。物語の出だしとしては大いに興味をそそられるものだった。しかし... 春夏秋とよく物語りは紡がれていくが、肝心の山場「冬」が個人的にはいまいちのような気がした。結局謎解きも中途半端な気もする。いろいろ詰め込みすぎて中途半端になった感じもっとミステリーに重点を置くべきだったのではないだろうか?
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No.28:
(5pt)

異色の青春ストーリー

同名のドラマを一話か二話観たことがあった。もちろん話の流れは理解できない。でも直感的に面白い小説の匂いを感じた。本を手にとり、自分が吸い込まれていった。あの時、確かに自分も「サヨコ伝説」を信じていた、肌で感じていた。意識の中で自分は確かに主人公たちと一緒だった。一息で読んでしまうこと間違いなしの一冊。タイトルはホラーな感じだが、この小説はホラーじゃない、ホラーじゃなくて良かった・・・そう思える、深みある小説。自信を持って星五つ☆
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No.27:
(4pt)

ドラマを見てから・・・

この作品はだいぶん前にNHKでドラマ化されました。私はこのドラマをすべて見ていて、当時かなり気に入っていました。今でも「再放送しないかなー」と思っているくらいです。ですが、最近になってやっと原作のこの小説を読みました。読んでみたら、ドラマのストーリーと小説のストーリーが結構違っていて、驚きました。ですが、「六番目の小夜子」のメインイベントは小説とドラマではあまり差異はなかったと思います。どのシーンかは読んでもらえればわかると思います。一番ドキドキするところです^^。小説の終わり方が私はちょっと気に入らないのですが、それを除けばすごく面白い作品です。ぜひ読んでみてください!!
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No.26:
(4pt)

次期直木賞当確:恩田陸の処女作ファンタジー必読。

どっかで聴いたこと在るようなストーリー。小学生の頃、こっくりさんだとか、トイレの花子さんだとかのようなものの、不幸の手紙的な口承伝承文化を描いた秀作。物語には比較的入りやすいのでこの著者は非常に多作なので、まずはこの処女作。そして”光の帝国”あたりへとすすみ、ミステリーの長編ではまる。というのが正しい恩田陸の楽しみ方。としておすすめ。とにかく、まず初めに読んでおいて損はない。
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No.25:
(4pt)

さすが恩田ワールド

 すごいおもしろいか、と聞かれると果たしてはっきりそうは言い切れない作品です。 が。 まぎれもない恩田ワールドだと思います。確かにラストがちょっと割り切れない、というかすっきりしない部分はありますが、これはデビュー作ということでがまんかな。でも途中はすごくストーリーに引き込まれました。関根秋くんやそのお友達たちのキャラクターも好感持てます。秋くんのお父さんは『象と耳鳴り』にでてくる元判事さん。ここの一家の雰囲気ってとっても好きなんですよねえ。 ストーリーはこの学園に伝わる「サヨコ」という一種のゲームのようなものを中心に進んでいきます。転校生の津村沙世子はなにものなのか?「サヨコ」が今まで一度も途切れず続いているのは誰かの強い意思が働いているのか?その誰かとは?なんだか現実と幻想が入り交じる不思議な空間。まさに恩田ワールドですよ。 ミステリーだとかホラーだとかファンタジーだとか、ジャンルを特定しないで「恩田陸の作品」として読めば、素直に楽しめる作品だと思います。
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No.24:
(5pt)

なつかしくて、ゾーとして

代々高校に伝わる「小夜子伝説」。このゲームは、いったい何なのか、誰がなんのために、このゲームをはじめたのか?そして、伝説の女性と同じ名前を持つ転校生は、いったい何者なのか?伝説と、この転校生は、どう関係があるのか・・高校の1年間の行事とともに、主人公の高校生達は、この謎に挑んでいきます。謎とともに、話の筋と文章でゾーと来る恐怖、高校のあの頃しか味わえない感情・不安、主人公たちの青臭さと妙に老熟した考えの同居、高校生活の凝縮、ゆかいな仲間たちとの掛け合い、豊かな本でした。この本を読めば、同じ筆者の別の本がきっと読みたくなります。
六番目の小夜子 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:六番目の小夜子 (新潮文庫)より
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No.23:
(4pt)

デビュー作としてはいいかも

 テレビ版を見てから読んだので、正直、設定の違いに「あれ?」という感じも。少年少女の内面などデビュー作らしい初々しさがあるが、ミステリーとしてはテレビの方が面白かった。主人公もちょっとインパクトが弱い。 恩田作品で一番最初に読んだので、結構楽しめたけど、散々他の作品を読んでからだとちょっと物足りないかも。が、魅力的なタイトルのつけ方はやっぱりさすが!
六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)Amazon書評・レビュー:六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)より
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No.22:
(4pt)

学校の伝説

学校の伝説って、どこに行ってもありますよね。大半は怪談ですけど。この本を読んだとき、過ぎてしまった学生時代を思い出しました。ミステリー要素もありますが、これは学園モノとして割り切った方が読みやすいと思います。登場人物も好感が持てて、微笑ましい情景が目に浮かんできました。恩田さんを知るきっかけになった本なので、とても印象に残りました。
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4101234116
No.21:
(5pt)

最高!!

本当におもしろい!何度読んでも読みたくなる。ミステリーのような、学園ドラマのような不思議な魅力が詰まってます。サヨコとは何・・?本当は何がしたかったのか、なんど読んでもちがうなぞが出てきます。恩田陸の本は全部好きなんだけどとくに最高傑作だと思う!絶対読んでほしい!!
六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)Amazon書評・レビュー:六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)より
4101234116
No.20:
(5pt)

最高!!

本当におもしろい!何度読んでも読みたくなる。ミステリーのような、学園ドラマのような不思議な魅力が詰まってます。サヨコとは何・・?本当は何がしたかったのか、なんど読んでもちがうなぞが出てきます。恩田陸の本は全部好きなんだけどとくに最高傑作だと思う!絶対読んでほしい!!
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