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月の扉
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月の扉の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 1~20 1/3ページ
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満足しています | ||||
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自分には面白さがわからなかった。 | ||||
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現実味も何もあるわけないエピソードが延々続く。文章が読めてしまうのはなぜかわからないが、内容はしっちゃかめっちゃか。あり得ないと呟くこと何十回。そして何も残らない空前絶後の駄作。本人は作中トリックを描きたくて強引に強引を重ねただけで悪気ないのかも?!これを平積みで売ろうとする光文社と編集者にただただ怒り。時間とカネのムダ!絶対にお金を出してはいけない本。 | ||||
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飛行機の中で起こる事件という設定に惹かれて読ませていただきました。 先がどうなるのかな、と面白く読んだのですが、飛行機内に250人の乗客がいる緊迫感と赤ちゃんを抱いてる状況がリアルに伝わってこない(ずっとみんなぐったりおとなしくしてたのでしょうか?)のが読んでる間ずっと気になってしまいました。 | ||||
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「扉は閉ざされたまま」が良かったので、こちらも読んでみました。しかし、こちらは最後まで読むのがつらいほど、いまいちでした。緊迫しているであろう飛行機内や飛行機を降りた後の場面で、推理やら何やら、雑談しているかのようにみんなで話しているところに違和感…。 | ||||
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2003年。 ハイジャック。キャンプを主催する石嶺が誤認逮捕された。その石嶺を釈放するために、キャンプ仲間3人がハイジャックをする。舞台は那覇空港。折しもその夜には皆既月食。そうこうしている間に、機内で人が死ぬ。密室ミステリー。 最後はいまいちだが、最後まで一気に読んでしまう推理小説。 | ||||
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信服する人物が不当逮捕されたことを契機に、その人物を取り戻すため、ハイジャックという挙に出る犯人3人組、ところがそのハイジャックした飛行機のトイレ内で不可解な死亡が起こります。自殺か殺人か、殺人ならば誰が殺したのか。この謎解きと、ハイジャックの行方は?というのが、本書の主題です。 登場人物はそれなりに良く書けていたように思いますし、謎解きも中々面白みがあったのですが、まずは主人公であるハイジャック犯3人組にどうしても共感できず、感情移入することができませんでした。動機も理解しがたいものですし、犯行後の計画についても・・・。 ただ、こういう荒唐無稽な話をそれらしく思わせながら読者をして一気読みせしめる筆力は評価すべきものだと思います。 | ||||
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自分の「師匠」を警察の手から取り戻すためにハイジャックを決行する男女三人。彼らの目的は師匠を連れ戻して、「月の扉」 を開けてもらい、皆で別の世界に行くこと。ここら辺の目的からしてこの人間達の正常でない様が見えるが、作者は決して 彼らを異常とは捉えていない。そして、彼らの思惑が大きく外れる事になる予想もしない殺人。ハイジャックされた飛行機の 中で殺人の謎ときをのんびりと行うことにかなり違和感を感じたのは僕だけか。この飛行機密室の中の殺人のトリックと 彼らがどのようにしてハイジャックを成功させて「別の世界」に行くのか。なかなかこの二つのテーマで最後もまで読みきるこ が出来る。しかし、シチュエーション設定のわざとらしさがどうしても引っかかる気がする。 | ||||
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聡美目線での書かれ方が多かったが、共感はできないわ、ハイジャック犯の中でも一番好きになれず、それに新しい世界とか宗教じみた話が入って、尚更後味が悪くなった。 途中でなんか変な話とか思いつつも、和子の件が気になり最後まで読んだが、個人的には結末も好みじゃない。 | ||||
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日本推理作家協会賞候補作ですが、ハイジャック中に密室殺人が起こるというあり得ない展開のため、あまりハイジャック事件自体の緊迫感が伝わってきません。 事件のスケールがでかいのに、終始2.3人の半径5メートル内で展開しているような感じです。 本作に限ってはトリックとプロットありきと言った印象で確かに斬新なストーリーですが、リアリティはあまりありません。 いい意味でも悪い意味でもマンガっぽいというのでしょうか。 退屈せずに一気に読ませるのは凄いですが、読み終わった後は深いテーマを語っているのに何も残らない感じです。 | ||||
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「座間味くん」シリーズの最初の作品という事で読んでみました。 面白かったですけど、スケールというかボリュームというか、そういった厚みはなかったかなあ、という印象です。 この作者さんの作品は、気合の入った世界観やストーリーというものはほぼ皆無で、設定の作り方や謎解きをパズル感覚で楽しめるのが良い所だと思います。 今回の設定は、 「閉ざされた密室(警察による科学捜査ができない飛行機のハイジャック)」 「『奇跡』が存在するという前提でのホワイダニット」 といったところでしょうか。この前提にリアリティを求めるタイプの方であれば、ちょっと白けてしまうかもしれません。 また、先述の通り、ちょっと間延びしてしまって冗長かなあ。短編のようなキレが無いなあという点も否めません。 この作者さんは長編よりは短編の方が合うのかな。 短編集は気軽に楽しめてお勧めです。 | ||||
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「つまらない」 と仰っている方が多くいらっしゃいますが、私はとても楽しめました。 大満足です。 新興宗教が出てきたりするから敬遠されがちなのかな?石持さんの作品は最初話に入りにくいけど、暫くすると続きが気になるのでハマります!「心臓に左手」よりこちらの方が面白かった!座間味くんも活躍してるし! | ||||
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ハイジャックされた旅客機のトイレで起きた殺人事件。 極限状況のなかで、なぜ犯人は殺人を犯したのか……? 事件の背景にあるオカルト思想は、あくまで本格ミステリを成立させるための設定に 過ぎないのですから、真に受ける必要はないですし、そうした特異な思想の持ち主で あることを前提にすれば、ハイジャック犯たちの言動に矛盾はありません。 本作では、自分たちなりの論理を貫徹しようとする生真面目なハイジャック犯たちとは 裏腹な、論理的一貫性など歯牙にもかけない被害者の振る舞いが不可能犯罪を生じ せしめたといえます。 その不可能犯罪は、実体的なトリックと突発的なアクシデントが複合して生じたもので、 シンプルながらよくできています。しかし、やはりホワイダニット、つまり動機探しのほう が主眼といえるでしょう。 その動機は、一般人にはとても共感できない代物ですが、犯人の 内的論理では、一切矛盾がなく、首尾一貫しているのが秀逸です。 そして、殺人の真相が明らかになった後、もうひと波乱あり、ハイジャック事件に 隠された狙いがあったことが判明するのですが、そこにおいても、歪ながら首尾 一貫したホワイダニットを展開しているのが素晴らしいです。 | ||||
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ハイジャックされた飛行機の中で殺人事件が発生する。ハイ ジャック犯は乗客の一人「座間味くん」を探偵に仕立てて謎を 解明しようとする・・・のだけど。 序盤で犯人の想像は容易についてしまう。だけど、登場人物 たちはその可能性を全く無視して、あーでもない、こーでもない と議論を繰り返す。これが延々と終盤まで続く。 この人たちはバカなの? いい加減読んでいてイラついた。 舞台となる航空機に関する作者の知識にも疑問がある。滑走 路上で飛行機のエンジンを切ったら電力の供給が止まって機 内は真っ暗になるはずなのだが。沖縄の空港には滑走路上に 外部から電源を供給できる設備があるのだろうか。 「師匠」と呼ばれる人物やハイジャック犯の動機には現実感が 感じられない。一歩間違えばファンタジーになってしまう所であ る。「座間味くん」のキャラクターなど面白い部分はあるのだが、 作品全体から熟成不足という印象を受けた。 | ||||
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ハイジャックされた飛行機。しかしそのトイレで殺人が起きます。 ある事情により、ハイジャックを中止することは絶対にできない犯人達。 乗客としてたまたま居合わせた青年、通称「座間味くん」は、 変なTシャツを着てたせい…ではなく、そのシャープな頭脳に目をつけられ、 ハイジャック犯達に、殺人の真相を解き明かすように指名されます。 閉ざされた飛行機の中、彼はハイジャック犯と共に(!)殺人の謎をディスカッションします。 犯人捜し自体は、非常に面白いです。 解決に至るまでの展開も引っ張るのが上手いし、何よりロジックそのものがよくできています。 これは手放せない本になるかもしれない。素晴らしい。そう思いました。ラストを読むまでは。 事件のベースには、「奇跡」の存在があります。 そのどちらも曖昧なままに、ともすればファンタジーとも読める形で終わっているのが非常に惜しいです。 謎だけのミステリーとしては面白くても、話を読む小説としては価値が下がってしまったと思います。 ただそこだけがロジカルではなく、それ故に、「奇跡」とは謎のための装置だったのか…とがっかりしました。 それならば、他の沢山あるミステリーと一緒ですから。 「奇跡」が腑に落ちる形でスッキリと終わっていれば、ミステリーとしても小説としても素晴らしい作品だと思うのですが。 「奇跡」を描かないのであれば、「師匠」がただのペテン師だったとか、無理にでも現実的なオチを付けて欲しかったです。 | ||||
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よく漫画や小説である20xx年○月○日奇跡が起こる!みたいなやつで、その奇跡が今ひとつだったら全部駄目だと思うんです。 だから、期待するとつかまされた気分になります。 | ||||
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扉は閉ざされたまま、アイルランドの薔薇、水の迷宮を経て本作に。 最初に感じた違和感、それは…また狭い空間が舞台?というところ。なぜか著者は狭い、限られた空間での話を書きたがる。 そして何より納得がいかなかったのは、ラストシーン。 結局、著者の精神論を聞かされただけのような気持ちになり、非常に時間を無駄にした気がした。 おすすめしません。 | ||||
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発表された年の本ミス3位、このミス8位ということで、期待して読み始めましたが、いまいちでした。登場人物が完全に紙の上の存在(小説なのだから紙の上の存在なわけですが、それを感じさせないのが良い小説ではないでしょうか)という気がして感情移入できない。「師匠」とやらの描写も絶対的に少ないので、その力に納得できない。状況設定はとても魅力的だったんですが、残念です。 | ||||
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最近読んだ中ではすげ面白かった。 ハイジャックされた飛行機のトイレで女性が殺されていた。でも乗客は全員犯人に座らされている。 犯人は第一発見者の女性の恋人の男性を探偵役に命じ、事件の解決を迫る・・・ 別に探偵じゃないのに無理やり推理させられる通称「座間味」くん。もちろんその謎解きも楽しいんだけどハイジャック犯たちの動機も謎で、それが少しずつ明かされていくのも面白い。 タイトルの「月の扉」というのがその謎そのままなんだけど、謎解きまで読まないと全くわからない。 どうなるのか予想がつかないってのは楽しい。 | ||||
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とても独創性のある設定で、 読み始めたらページをめくる手がやまなくなってしまった。 徹夜必至のミステリーである。 にもかかわらず読後の空虚感は否めなかった。 また動機にしても少しこじつけすぎかなぁとは思ったが、 おそらくこういうこともありうるのだろう。 あとひとひねりが欲しかったけれども、 全体のリズム感はとても良かった。 | ||||
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