■スポンサードリンク


検察捜査



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
検察捜査
検察捜査 (講談社文庫)
新装版 検察捜査 (講談社文庫)

検察捜査の評価: 3.40/5点 レビュー 30件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.40pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(3pt)

再度購入

本を紛失してしまったので再度購入した。内容的には判っているので記すことなし。
検察捜査Amazon書評・レビュー:検察捜査より
4062071789
No.8:
(3pt)

法律の世界を描いた本

法律界のサスペンスを描いた作品.法曹界の問題点を深く切り込んだ意欲作。少し勇み足の内容ですが、この意思の高さは十分に感じられます、もう少しこなれた文章であれば、もつと受けたと思います。
検察捜査Amazon書評・レビュー:検察捜査より
4062071789
No.7:
(3pt)

注意が必要

小説としての内容は悪くないと思う。
ただ、50ページも読まないうちから明らかに事実と異なる点(取材不足によるミス?)が散見されるので注意が必要。
▼「主席検事」などという呼称は存在しない。検事正の次は次席検事。
▼殺人を担当するのは捜査二課ではなく、捜査一課。
▼司法担当記者が県警の広報に記者会見の要望をすることはあり得ない。県警担当記者がきちんと別にいる。
検察捜査Amazon書評・レビュー:検察捜査より
4062071789
No.6:
(3pt)

注意が必要

小説としての内容は悪くないと思う。
ただ、50ページも読まないうちから明らかに事実と異なる点(取材不足によるミス?)が散見されるので注意が必要。
▼「主席検事」などという呼称は存在しない。検事正の次は次席検事。
▼殺人を担当するのは捜査二課ではなく、捜査一課。
▼司法担当記者が県警の広報に記者会見の要望をすることはあり得ない。県警担当記者がきちんと別にいる。
検察捜査Amazon書評・レビュー:検察捜査より
4062071789
No.5:
(3pt)

圧倒的な臨場感は認める

流石、弁護士というプロが著しただけあって、法曹界の内情や暗部の描写は迫力がある。冒頭の検察を取り巻く急迫の問題の場面から、ただならぬ緊張感が漂っている。 「検察捜査」なる表題からして法廷サスペンスかと思わされるのだが、実はそうではない。大物弁護士が殺され、なんと検事の疑惑の目が日弁連に対して向けられるのだ。 だが、物語の核心部分が早いうちからちらついていて、この時点から大方、事件の黒幕や全貌の察しがついてしまうのが惜しい。美人検事と相方の事務官といったユニークなキャラクター達や、奥深い司法の闇に惹き付けられただけに、伏線にもう一工夫欲しかった。 とはいっても、やはり現場を知悉した人間に書かれると妙な説得力があるものだ。ラストの壮大な陰謀オチなどは、現実には到底起こり得ないと分かっているにもかかわらず、その有無を言わせぬリアリティーを前に、戦慄を感じずにはおられない。
検察捜査Amazon書評・レビュー:検察捜査より
4062071789
No.4:
(3pt)

法曹界の裏側がのぞけるも、ミステリーとしてはどうか

検察組織や現状を垣間見られるほか、日弁連など実在の組織についても現役弁護士ならではの視点で事情が描かれている。その部分は一般にはわからないことなので、かなりおもしろく読めた。ただ、肝心の殺人事件については、殺人現場の描写はショッキングだけれど、動機や背景などについては弱い感じがする。最終的な真相も、あまりにも「ありえない」領域に入っており、それを裏付けるには必然性が薄い気がしてならない。
検察捜査 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:検察捜査 (講談社文庫)より
4062635461
No.3:
(3pt)

検察幹部って、こんなに愚か者なの?

 本作は第40回江戸川乱歩賞受賞作です。江戸川乱歩賞は推理作家の登竜門として多くの人気作家を輩出しており、受賞作の質も高く文庫で読む際もハズレが少ないので読む機会が多い賞です。乱歩賞の選評では、「検察の問題点を中心とする法曹界の問題点がわかりやすく、興味深く描かれている」(阿刀田高氏)とあり、現役弁護士のデビュー作として評価されています。
 それ故読むほうとしては自然と点が辛くなってしまいます。確かに私たちがあまり知らない法曹界の内幕を、物語を通して語っている点は評価できます。しかし内容的に業界暴露話的な部分が下駄を履かせている面も否定できません。
 では何が足りないのか?登場人物がやや、ステレオタイプに描かれて人物描写にもう少し深みが欲しいところでした。犯人の動機についても説得力に欠けるし、勧善懲悪的な単純さが司法に携わる人物にそぐわないと感じたのは、弁護士や検事に対する私の幻想なのでしょうか。あまりにも愚か者が多すぎました。
 海外に比べ、リーガルミステリーが貧弱なのは、ドラマの起き辛い日本の司法制度にも原因があるのかもしれません。その点でストーリーとしての水準はクリアしているので、今後この分野の発展を期待して作者にはがんばってもらいたいと思いました。
検察捜査 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:検察捜査 (講談社文庫)より
4062635461
No.2:
(3pt)

鋭い指摘

う~む・・・。作品としてよく出来ていることは確かだ。(10年前の作品ではあるが)現在の法曹会の抱える問題、例えば圧倒的な検察官の不足、その一方で過剰になってしまった弁護士の問題であるとかを鋭くえぐった作品であり、また、検察官の職務などと言ったことに関してもすんなりと飲み込むことが出来た。ある意味では、司法の世界を知るためのよい道しるべとも言えるのではないかと思う。が、小説、いわゆるエンターテインメント作品として捉えた場合はどうかと言うと、話は別になる。じゃじゃ馬娘的な主人公、それに付き従うちょっと頼りない相棒、野心に燃えるお偉方・・・登場人物はあまりにも定型的過ぎるし、途中に出てくる容疑者もいかにもなミスリード。そして、どうしても無理を感じざるを得ない真相・・・と、上記の良さ抜きで考えると苦しい。「社会問題に切り込む」という点では評価するにせよ、エンタテインメント性は今一歩。
検察捜査 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:検察捜査 (講談社文庫)より
4062635461
No.1:
(3pt)

テーマは面白いが盛り上がりが足りない

 乱歩賞作品はやはり平凡にとどまるのが仕方ないのか、と。作家の限界ではなくページの限界というのでもあるか。 大物弁護士西垣が拷問らしいものを受けた後殺されていた。捜査に当たったのは女性検察官の岩崎。パートナーの伊藤と共に捜査に当たっていると浮かび上がってくる背景。そこに絡んでくるのは別の弁護士、ある会社と人の存在。日弁連までもが絡んでくる理由は。 5章構成となっており章を負う毎にうんうんと事件の深みにはまっていき、内容もうっすら見えてくる。岩崎は何事もてきぱきしている上自分の仕事になかなかの誇りを持っている。誰もがそうあればよいのだが。パートナーの伊藤は最後活躍するので、存在が否定はされない。 テーマは法曹界のタブーということで、問題点や課題が本書を読むにつれ浮かび上がってくる。圧倒的な検察官不足だったり、無罪の増加だったり。捌かれる者が消えることはない。民事なら更にだ。日本特有の縦社会ならではでの事件でもあったか。色んな場所で問題点を追求している。 普通だったかな。読みにくい訳じゃないが盛り上がりには欠けた。
検察捜査 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:検察捜査 (講談社文庫)より
4062635461

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!