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(短編集)
花の下にて春死なむ
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【この小説が収録されている参考書籍】
花の下にて春死なむの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 1~20 1/3ページ
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綺麗な状態でした。 | ||||
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Very nice | ||||
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著者はすでに亡くなっているそうです。 上質のお茶を飲んでいるような印象の小説なのですが、残念です。 こういう小説はそんなに存在してないんですよ。 | ||||
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鮎川賞作家の北森氏がその後、日本推理作家協会賞の短編および連作短編部門を受賞した代表作と言える連作短編集。 鮎川氏のバーテン探偵シリーズを彷彿とさせる安楽椅子ものの日常の謎系のミステリーだが、一編一編にしっかりと登場人物達の人生の断片がきっちりと描きこまれており、まさに理想的な短編の見本とも言える仕上がりだ。 | ||||
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北森さんの本を初めて読みました。退任される社会の先生にオススメの本をお聞きしたところ,この本を教えて戴きました。 気負いの無い文章で,スラスラと内容が自分の中に飛び込んできて,気持ちよく読めました。もっと早くに出会いたかったです。 | ||||
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きれいに片付けられたカウンターの向こうには、工藤マスターの秘密があるんだろう。そう、マスターはこの世にいるミニ弥勒。また一人、今夜も弥勒に会いに行く。作者は仏教系大学の歴史学部出身。きっとこんな弥勒に逢いたかったのかな?鴻に乗って、三茶にまたおいでください。 | ||||
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順番はラストになりましたが、逆にそれで良かったと思いました。 工藤マスターの人間臭さの様なものが 感じられたので。 なんか超越したキャラで 親しみに欠けていたから ちょうど 程よかったです。 ラストの作品で 山口へと旅立った 飯島七緒さんの、香月氏と結婚することになる ひずるさん等の20代の女性たちの ラスト作までの10年ちょっと?と 常連の男性たち。 第1作目なのに これでラスト作のような お客と工藤マスターの描かれ方の潔さ。 実際は続編は 考えていなかったのかもな、と思いました。 | ||||
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さらっと読めて、ちょっぴり寂しくなる内容でした、いや、かなり寂しくなるかな、薄幸の佳人の人生にやるせなさを感じますが、主人公に知ってもらえて成仏しているかもしれないですね。 | ||||
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北森鴻の独特のしっとり感が好きです。香菜里屋シリーズはそんな北森作品の中でもとくに調和のとれた設定とキャラクターの活かし方が秀逸ではないでしょうか。登場人物はそう多くありません。このクローズド感がいいのですね。自分もカウンターの片隅で話を聴いてるような。かつての深夜放送ラジオのような一体感とでもいうのか。読後感の良さはそういうところにあります。 | ||||
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読み進めると短編が絶妙にリンクし一冊で一つの物語となっていて、とてもおもしろかった。作者が亡くなっているのが残念。 | ||||
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今まで読んだことが無い作家さんの作品でしたが、タイトルに惹かれて読みました。 バーが舞台になっていて、食欲をそそられる食べ物も登場するし、寡黙なマスターも素敵。 少し切ないミステリアスな展開で、最後まで一気に読みました。 すぐに再読したい!と思いましたし、他の北森鴻さんの作品を読み始めました。 でも、好きになったら、もう亡くなられていたなんて・・・・ | ||||
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第一話 花の下にて春死なむ。 極めて印象的な言葉があるので記す。 「正木の垣根に囲まれた木造の一軒家があった。小さな家だが壁も屋根も玄関も全体が紛らわしいもの、歪んだもの、荒んだものが一点もないまっすぐな印象を受ける家である」 人の縁の不可思議さを描いた妙なる物語である。 第二話 家族写生。 これは、「自由」の重荷とそれが孤独に変わった瞬間の恐怖についてが通奏低音を奏でている。 第三話 終の棲み家。 死と背中合わせの自由についての物語である。 第四話 殺人者の赤い手。 都市伝説を、民俗学的考察により事実若しくは真実を掬い取るアプローチとして捉える。 第五話 七皿は多すぎる。 略。 第六話 魚の交わり。 「ソウカ、コノ一言ガ聞キタクテ、ワタシハココニイルノカ」。 香菜里屋のマスター工藤の一言を聴いて。 冬瓜と挽肉の葛とろみ、コンソメ味。サニーレタスとムール貝の酢みそ和え。地蛸のスモークマリネ。鯖の棒鮨を蒸したもの。といったため息、吐息、感嘆の逸品が出てきて愉しい。 北森鴻の物語を好むのはミステリーだからではない。その奥に潜む人間に対する信頼による。 | ||||
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事件はあるけど地の文章だけ追いかけても、文学としてきちんと読める良書だと思う。 個人的にはもう少しマスターの個性とか過去とかがあってもいいように思うけれど、 あくまで脇役としてのマスターは、さりげなく優しくしみいる。 所々に推理小説の名作のタイトルのもじりなどが入ったり、 オーソドックスな安楽椅子探偵らしいマスターの振る舞いなど、 本当に丁寧な作品だと思った。 読んでよかった、と、最後のページをめくってほっとするような逸品。 秋の夜長にぜひぜひ、どうぞ。 個人的には、花火のもとにて夏死なむ、って、ずっと思ってますけどねあたしは。 | ||||
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事件はあるけど地の文章だけ追いかけても、文学としてきちんと読める良書だと思う。 個人的にはもう少しマスターの個性とか過去とかがあってもいいように思うけれど、 あくまで脇役としてのマスターは、さりげなく優しくしみいる。 所々に推理小説の名作のタイトルのもじりなどが入ったり、 オーソドックスな安楽椅子探偵らしいマスターの振る舞いなど、 本当に丁寧な作品だと思った。 読んでよかった、と、最後のページをめくってほっとするような逸品。 秋の夜長にぜひぜひ、どうぞ。 個人的には、花火のもとにて夏死なむ、って、ずっと思ってますけどねあたしは。 | ||||
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西行の句からとられたタイトルの美しさに惹かれて、手にとりました。 「香菜里屋」というBeer Barに集う人々の周りの事件や、不思議な話を、 マスターが安楽椅子探偵として解決していく、連作短編集です。 ストーリーも絶品なのですが、マスターの出すこだわりのビールとお料理も素晴らしく美味しそう。 | ||||
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西行の句からとられたタイトルの美しさに惹かれて、手にとりました。 「香菜里屋」というBeer Barに集う人々の周りの事件や、不思議な話を、 マスターが安楽椅子探偵として解決していく、連作短編集です。 ストーリーも絶品なのですが、マスターの出すこだわりのビールとお料理も素晴らしく美味しそう。 | ||||
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初めての北森作品として読みました。物語にグイグイと引き込まれ、とても面白かったです。 4種類の度数の異なるビールが飲めるビアバー『香菜里屋』のマスター工藤が謎解きをする連作ミステリー。 登場人物の個性が光り、それぞれが短編として完成されています。 また、ミステリーを読んでいて初めて、こんなお店に行ってみたいと思わせてくれたほど、料理の描写が絶妙です。 シリーズとして続編があるとのこと、読破してみたいと思います。また一人、好きな作家が増えて嬉しいです。 | ||||
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初めての北森作品として読みました。物語にグイグイと引き込まれ、とても面白かったです。 4種類の度数の異なるビールが飲めるビアバー『香菜里屋』のマスター工藤が謎解きをする連作ミステリー。 登場人物の個性が光り、それぞれが短編として完成されています。 また、ミステリーを読んでいて初めて、こんなお店に行ってみたいと思わせてくれたほど、料理の描写が絶妙です。 シリーズとして続編があるとのこと、読破してみたいと思います。また一人、好きな作家が増えて嬉しいです。 | ||||
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三軒茶屋の奥まったところにあるビヤ・バー「香菜里屋」。 アルコール度数の違うビール四種と 読むだけで涎が出そうな創作料理が大きな魅力。 そこのマスター工藤が安楽椅子探偵となって 「日常の謎」を解いていく連作短編シリーズ第一弾。 謎解きはやや強引で、テクニックに走りがちといえども、 表題作『花の下にて春死なむ』を皮切りに 読者の琴線に触れる短編も多い。 なにより工藤をはじめ、登場人物たちの人間としての陰影が 謎解きに華を添える上品な一面を持ち合わせている。 | ||||
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三軒茶屋の奥まったところにあるビヤ・バー「香菜里屋」。 アルコール度数の違うビール四種と 読むだけで涎が出そうな創作料理が大きな魅力。 そこのマスター工藤が安楽椅子探偵となって 「日常の謎」を解いていく連作短編シリーズ第一弾。 謎解きはやや強引で、テクニックに走りがちといえども、 表題作『花の下にて春死なむ』を皮切りに 読者の琴線に触れる短編も多い。 なにより工藤をはじめ、登場人物たちの人間としての陰影が 謎解きに華を添える上品な一面を持ち合わせている。 | ||||
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