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狐闇
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狐闇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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内容は、史実をどう解釈するかの仮説、仮説、とにかく仮説、ひたすら仮説。それらを民俗学で繋いでいます。 そういった仮定の上に仮定を重ねた話が好きな読者さんなら楽しめると思います。多分。 | ||||
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骨董界の裏側を興味深く描き、これに殺人をからませた面白いお話。少しだけ劇画調で、推理が文系的考えで理論的でありません。現実世界では「たとえ踏切から電車に飛び込んだ自殺?と見える事故であっても、警察は、自殺、他殺の両面から一応徹底的に調べます。よってこのような素人推理がまかり通るのはあまりにも現実離れしたお話で、推理的には大人向きではありませんが、骨董界の裏話は大変面白く、読んで損はありません」。 | ||||
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冬狐堂こと宇佐見陶子を主人公として北森ワールドのメンバーがフルキャストで出演。明治の政治家、税所篤コレクションの三角縁神獣鏡をめぐる遺跡ミステリー。全体の3分の2位までは作者得意の骨董業界の魑魅魍魎彷徨う駆け引きや青銅鏡の具体的な製作過程、地方の博物館学芸員の一般人への対応などリアリティがあって楽しめた。いけないのは作者が最も力を入れたと思われる謎の核心部分、三角縁神獣鏡の使用意図を日本の大陸政策と絡ませた部分である。確かに戦前日本において大陸浪人や右翼団体、さらに彼らを操る政府の中枢部の人間が種々いたことは事実である。そして、今やそのほとんどが歴史の闇の彼方にある。そこで後半の記述は‘ほのめかし’に終わっている。望むべくもないことと思いながら残念である。なお、今年1月に急逝された作者は早すぎる死という他ない。 | ||||
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2002年に出た単行本の文庫化。 冬狐堂ものの第2長編。 とにかく『狐罠』に似ている。話の流れ、雰囲気、裏切りの話。もちろん細部は異なっているし、前作と重ねているようでひっくり返している部分もある。しかし、読後感は非常に似通ったものであった。ちょっとどうなのだろうと思ってしまう。やはり、北森氏は長編が得意でないようだ。 骨董の話、コン・ゲーム、古墳の話が好きな人にはおすすめ。 | ||||
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狐罠の続編。狐さんが、さる骨董市で競り落とした一対の青銅鏡の片方が、三角面神獣鏡に入れ替わっていたことからおこる事件。そもそも、狐さんがちょっと欲をかいたというか、不誠実だったために起こしてしまった事件と言えるかも。骨董ネタとしてはなかなか面白いし、神獣鏡の謎解きもそれなりに面白いが、ストーリーの展開は強引というか、殆どこじつけ。一言で言うと荒唐無稽。最後まで読まずにはいられないけど、満足度はそれなり。 | ||||
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