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(アンソロジー)
本好きに捧げる英国ミステリ傑作選
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本好きに捧げる英国ミステリ傑作選の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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| イギリスに限らず、日本でも、アメリカその他でも、ミステリー好きが「多い」 んだなぁと思う。 そういえば、イギリスはシャーロック・ホームズの国だったなと思う。本書を 読んで、わたしには面白かったもの、必ずしもそうでもなかったものもあった が、「これ」をもしお読みいただいた人が居て、読書欲を下げさせてはいけな いので、個別的な意見は書かないが、シャーロック・ホームズのファン、そう ではなく、ホームズから離れたい人が居るのを知ったのは興味深かった。 (ファンでは、やはりホームズの雰囲気を漂わせるし、そうでないものには、 アガサ・クリスティなど他のミステリー作家へ影響を与えているように思われ た。) さらにわたしには既に著名な人が収入のためにミステリーを別名で書く人が居 るのを知ったのは興味深かった(例えば、ディ=ルーイス。クマのプーさんの 著者も居た。) 編者は弁護士が本業らしいが、ミステリー好きが高じて、既存を選りすぐって 編集されたのを知って、なるほどと思う面もあった。ご本人もミステリーを実 際にお書きだそうだ。「ミステリー好きのサロン」のような感じである。 (わたしはホームズは全作品を読んだし、他にも広義のミステリーと言えそう な、ケン・フォレット、ダン・ブラウン、レイモンド・チャンドラー、マイケ ル・クライトンはほとんど全部を(長編だ!)読んでいて、それぞれに好きだ が、斬新さで言えば、スティーヴ・ハミルトン(『解錠師』だったかな?)が 気に入っている。) 本書で取り上げられている作品は短編だし、必ずしも最近の作品ではないが、 わたしが今まであまり接しなかった作品が多く、結構”新しい”気がして好かっ た。 (原文で読みたい気もしたが、原書1冊があって、それを一括翻訳したもので は「ない」ので、原典に当たるのに不便なのが残念だった。原文がどのような 文体なのか、じっくり味わいたかった。但し編者は、すべての出典をいちいち 紹介しているので、それらに当たればよいのだが、それには時間と金がかかり 過ぎる。) | ||||
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| 狭義のビブリオミステリというより、作家が登場人物だったり本がモチーフになっているかどちらの条件を満たした作品が収録されているが、評論家としても定評のある編者らしいアヴェレージの高い作品が並ぶ。 ユーモラスかつ不気味な「作家に授ける殺人講義」、編中では最もビブリオミステリの趣きが濃い「救いの天使」、ナイジェル・ストレンジウェイズやアレン警視の探偵譚、怪談と謎解きのハイブリッドのような「灰色の幽霊」ヒッチコック劇場でテレビ化されたのも納得の皮肉な落ちの「殺意の家」、爽やかな結末に心和む「名誉の書」など読み応えがある短編揃いだが、ロイ・ヴィカーズとヴィクター・カニングの二作品の心理描写の緻密さに英国ミステリの真骨頂を感じる。 | ||||
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| 『本好きに捧げる英国ミステリ傑作選』(クリスチアナ・ブランド他著、マーティン・エドワーズ編、深町眞理子他訳、創元推理文庫)には力作16篇が収められているが、一番印象に残ったのは、『性格(キャラクター)の問題』(ヴィクター・カニング著、山田順子訳)です。 ベストセラー推理作家ジェフリー・ギルロイがなぜ妻を殺そうと決めたのか、それは、虚栄心のせいでした。10年前にギルロイが20歳のマーサと結婚した頃、一途にギルロイを愛していたマーサは夫の原稿をタイプするだけだったが、そのうち、夫に作品上のアイディアを提供するようになります。 やがて、自身の作品を発表するようになったマーサは瞬く間に、夫を大きく凌ぐベストセラー作家になってしまいます。 「そんな状況のなかで、ギルロイはイヴリン・マークスという女性と恋に落ちた。マーサはそれに気づいているが、ふたりがそれを話題にしたことは一度もない。彼女はまだ夫を愛しているし、いずれ夫は妻である自分の元に帰ってくると信じていたので、離婚するつもりもなかった。ふたりはいっしょに暮らしていたが、夫とその妻という関係ではなくなっていた、それでもマーサは、夫を待つ暮らしに甘んじているだけではなく、必ず夫が帰ってくると確信していた。そうして2年が過ぎた・・・」。 ギルロイは妻を殺そうと決意し、綿密な殺人計画を練り上げます。 そして、遂に、実行に移すが、思いがけないことが・・・。 | ||||
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| ミステリ好きですが、期待に反した作品でした。短編なので読みやすさはありますが、謎解きや事件に関わる人間模様の面白さに欠けます。いくつかは、内容が似通い読んでいて疲れました。 事件解決までのワクワク感は 長編をじっくり味わい、読み進めて得られるかと。 | ||||
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| 大作家たちに対して、失礼極まりないとは思いますが、読者の特権として、採点してみます。これはもちろん、個人の感想です。計算間違いご容赦。 ☆コール夫妻「作家に捧げる殺人講義」・・ストーリー4点、情感3点、ひねり3点、びっくり度4点、本のミステリ度4点。計18点 ☆E・C・ベントリー「救いの天使」・・ストーリー4点、情感3点、ひねり4点、びっくり度3点、本のミステリ度5点。計19点。 ☆ニコラス・ブレイク「暗殺者クラブ」・・ストーリー4点、情感3点、ひねり4点、びっくり度3点、本のミステリ度4点、計18点。 ☆S・C・ロバーツ「メガテリウム・クラブの奇妙な盗難事件」・・ストーリー3点、情感3点、ひねり3点、びっくり度3点、本のミステリ度4点、計16点、 ☆フィリップ・マクドナルド「殺意の家」・・ストーリー4点、情感4点、ひねり4点、びっくり度4点、本のミステリ度3点。計19点。 ☆A・A・ミルン「荒っぽいゲーム」・・ストーリー4点、情感4点、ひねり3点、びっくり度3点、本のミステリ度4点、計18点。 ☆ジュリアン・シモンズ「本の中の手がかり」・・ストーリー4点、情感3点、ひねり3点、びっくり度4点、本のミステリ度4点、計18点。 ☆グラディス・ミッチェル「ある原稿」・・ストーリー3点、情感3点、ひねり4点、びっくり度3点、本のミステリ度4点、計17点。 ☆ロイ・ヴィカーズ「ある男とその姑」・・ストーリー4点、情感5点、ひねり4点、びっくり度3点、本のミステリ度4点、計20点。 ☆マイクル・イネス「灰色の幽霊」・・ストーリー4点、情感3点、ひねり4点、びっくり度4点、本のミステリ度4点、計19点。 ☆クリスチアナ・ブランド「拝啓、編集長様」・・ストーリー4点、情感4点、ひねり4点、びっくり度3点、本のミステリ度4点、計19点。 ☆マージョリー・ブレムナー「あらかじめの殺人」・・ストーリー4点、情感3点、ひねり4点、びっくり度3点、本のミステリ度4点、計18点。 ☆ヴィクター・カニング「性格の問題」・・ストーリー5点、情感5点、ひねり5点、びっくり度5点、本のミステリ度4点、計24点。 ☆ジョン・クリーシー「名誉の書」・・ストーリー4点、情感5点、ひねり4点、びっくり度4点、本のミステリ度4 点、計21点。 ☆エドマンド・クリスピン「きみが執筆で忙しいのはわかってるけど、ちょっとお邪魔してもかまわないだろうと思ってたんだ」・・ストーリー5点、情感5点、ひねり4 点、びっくり度4点、本のミステリ度5点、計23点。 ☆ナイオ・マーシュ「章と節」・・ストーリー4点、情感4点 ひねり5点、びっくり度4点、本のミステリ度5点、計22点。 以上16編。 それで、私的ベストテンは、第一位見事などんでん返し「性格の問題」24点、第二位先の読めない「きみが執筆で忙しいのはわかってるけど、ちょっとお邪魔してもかまわないだろうと思ってたんだ」23点、第三位聖書がらみの「章と節」22点、第四位インドもの「名誉の書」21点、第五位気の毒な「ある男とその姑」20点となった。 | ||||
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| レイチェル・サヴァナクシリーズのマーティン・エドワーズによるアンソロジー。マーティン・エドワーズはミステリ研究でも有名らしく各作品ごとに著者、作品の詳細が紹介されてます。小説家など本にまつわる広義なクラシックミステリが作品が収録されてます。どの作品も面白く、ミステリは英国がいいですね。(個人的な感想)帯にあるように紅茶を飲みながらがぴったしの本です。 | ||||
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| イギリスの本に関する短篇を集めたアンソロジー。16篇収録。 いずれも本に関する作品で、作家が事件に巻き込まれたり、本屋が舞台になったり、本が重要な手がかりになる作品を集めてらっしゃいます。 個人的には面白かった物もあるし、それ程でもない、という作品もあり、玉石混交の感がありましたが、総じて推理小説やサスペンスを読む喜びに溢れていて、本を好きな人にはうってつけみたいになっていると思いました。 個人的には、紙の本は置き場所に困るので、なるべく電子書籍で読む様にしているので、いずれは全て電子化されるとは思いますが、紙の本を長く読んできたので、紙の本への偏愛ぶりも判ります(私の場合、本書も電子書籍で読みました)。 何れにしろ、本が好きなら楽しめるアンソロジーになっていると思いました。紙の本に思い入れのある方は是非。 | ||||
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