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熟柿
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熟柿の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 21~40 2/3ページ
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| ある事件を起こした女性の17年の人生の物語。はじめの方は主人公の身に様々な不幸があり、試練の連続ですが、それでもひたむきに真面目に生きていく姿に心打たれます。淡々としているような主人公の心の葛藤、なのか闇なのか、不安定な部分がありつつも少しずつ前に進んでいる様が非常にリアルで、この聡明な彼女をいつの間にか応援していました。 待ち焦がれていた時には全然実現しなかったことが、黙って待っていれば突然その時はやってきます。最後のシーンは本当に涙なしには見られないです。人生色々あったし後悔もある。けどもうどっちでもいい。今も結構幸せじゃないか。そう思える内容です。 重たい内容であるにも関わらず読み終えた私の心はスッキリしていました。 | ||||
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| 一番の被害者は轢かれた老婆だと思いますが、その背景も人物像もまったく描かれておらず、主人公はそのことでその後大変な人生を歩むことにはなりますが、贖罪は単に服役したことと保険金で金銭的にはかたがついたことででとまっており被害者へ思いを寄せることもなく、浮かばれない。また、この描写の欠如によって、主人公の内面の独白が、自らの被害妄想的なものを主軸としたもののような印象を与えてしまうような気がするが、著者の意図はどのようなものだったのだろうか。 | ||||
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| 熟練の筆で、表現も豊かで先が知りたくてたまらなくなるが、あまりにも主人公の人生が酷すぎて、中盤でもしかして重松清の疾走みたいにどんどん落ちていく残酷な話なのではと憂鬱になりそうだった。 くじゅうりさん母娘が素敵な人格者で救いがある。晴子おばさんや、引かれてしまった柿をもった老女やその家族がもう少し最後に関係してくるのかと思ったが、それはなかった。 息子はどうやらくじゅうりさんとずっと親しい関係でいられるような聡明な男性らしいが、なぜ元夫はよれよれの背広の可哀っぽい姿にするのか?最後に主人公が出会った男性を美化するためかと思えばちょっと残念。 思い出したが、生命保険金をかけ始めた時、満期になったら自死するのかと思ったら違っていました。たくましく生きようとしていました。 全体として、ストーリーも文章も安定していて、面白く読めました。初めて呼んだ作者ですが、年齢的にも熟練の腕前と思いました。お勧めしたいです。 | ||||
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| まず、主人公自身が交通事故で自分の両親を失っていることと自分の行動の対比のようなものが一切ないことに違和感 普通はそこを描くものでは? 主人公の長い中途部分、どこそこで働いていたけれど犯罪歴がバレてくびになりました、次はこちらです、っていう部分が助長すぎると感じた あと最後に主人公が知らなかったことが暴露されたところも蛇足だと思う 少なくとも必須の要素ではない もっと主人公と子供のことにフォーカスしたほうがよかった気がする このつじつまの合わない感じは連載小説だなと思ったらやはりその通りだった | ||||
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| 新聞の広告に紹介されていて、読んで見たくなりました。楽しみに読みます。 ありがとうごさいました。 | ||||
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| 星五を付けておきながら、少しマイナスな意見が先行することを許してもらいたい。読み始めてから、何となく生きにくい女性(「黄色い家」のような)の話かな、と悪くはないが、そこまででも正直なかった。しかしながら、本当に最後ですべてがすとんと腑に落ちた。「なるほど」、と。登場人物云々ではなく、「そうかもね」と。焦ることなく、積み重ねていって、収束というか、ぱっと浮かび上がってくる感じ。うーん、我ながら下手なレビューだな。まあ、途中で挫折しそうになっても、最後まで読んでください。 | ||||
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| 久しぶりに出会った心が揺さぶられる本でした。 一気に読みました。 本屋大賞ノミネート作品ですが、大賞をとってもとらなくても、どっちでもいい。 そう、思わせる深い深い一冊でした。 | ||||
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| 9割がた辛く厳しい読書になった。予感があったので、買ってから1か月以上読まずにいた。結局1日で読了したが、前後に娯楽作を準備してから読むことをお勧めします。ヘビーだけど、読んでよかった。 | ||||
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| サンプルを読んでから気になっていたので購入 只今kindleで読んでいます 佐藤正午ワールドの世界にはまっています | ||||
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| 内容を記載するとネタバレになるので避けますが、重い人生のはなしです。 私は誰かの妻だけど子供がないので母ではありません。 でも、もし自分が母だったら。 主人公と同じ立場だったら。 社会的な自分の存在意義とかプライドとか、様々なことを選択できるかどうか、などについて今と全く違う環境になる。 罪とその後と立場 みたいなことを考えさせられる一冊でした。 | ||||
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| 期待値が高すぎたのかもしれないけど 既視感があるような新しさはない小説 映画やドラマの脚本みたいなストーリーだった あと主人公が好きになれない 苦労を重ね子供を想うのもわかるけど ずっと自分のことばかり 反省と後悔の話の割には出会う人に恵まれ 助けられてることも多いし 何より轢き逃げとは言え交通事故加害者で こんなひっそり逃げるように生きる意味も 無いと思うし 実際はみんな普通に生きてますよ 近所の方も交通事故加害者の方だけど 普通に生活されて何なら車の免許も再取得 してるし 申し訳なく思うなら子供じゃなく 被害者と被害者家族に対して常々思って 生きていて欲しい と、交通事故被害者遺族としては感じた そういう記述が何もないとこに驚いた | ||||
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| 一人一人にそれぞれ違う人生がある。決して派手ではなくても、お金がなくても、周りからは不幸と思われる生き方であっても、愛する人がいればその人にとっては輝いた生き方なんだと思った。 息子との再会の場面は、変に感動的な表現がない分、ぐっと胸がつまりました。 おすすめの一冊です。 | ||||
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| 読書系SNSで良いとよくみるので読み始めましたが、佐藤さんの本は初めてで慣れていないので気づいたら寝ていて、少しクセ強だと感じてます。そう感じる箇所は、うまく書けませんが、やっぱり自分が選んで読んできた例えば原田マハ、金原ひとみ、朝井リョウ、綿谷りさなどと少し違う、なかなか読み進められない。親戚が集まって葬式で柿の実でジャグリングのあたりからなんだか…と思っていて、ちょっと佐藤さんの別の本で慣らしておくべきだったと思ってます。とっても個人的な感想です。 | ||||
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| 黒い軍手の跡のような汚れがあって、白の表紙に目立ってとても残念でした。 | ||||
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| 誰しも主人公と同じ事故に遭遇する可能性があり、その後の境遇の変化を漠然と想像するが、主人公の辿る人生の歩みは現実的で感情移入せずにはいられないものがある。読了時、時が熟し救済されることへの期待で救われる思いがした。とても良い小説との出会いでした。 | ||||
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| . 2008年、妊娠中の市木かおりは遠縁の伯母・晴子の葬儀に出る。その帰り道、酔って寝てしまった夫を助手席に乗せて夜道を運転しているうちに、その後の人生を大きく左右する事態に遭遇する……。 --------------- 2017年に直木賞受賞作『月の満ち欠け』が出てから、次作の『冬に子供が生まれる』が昨2024年に出るまで7年の歳月を要しました。ですからさらに次回作が出るまであと7年くらい待たされることを覚悟していましたが、驚いたことに、なんと1年でこの『熟柿』を手にすることができました。なぜこんなに早く新作を手にすることができたのか。その謎は奥付を見て解けました。『熟柿』は小説・野生時代に2016年から2024年にかけて連載されていたのです。 さてこの新作も佐藤正午ワールドが全開です。主人公かおりの人生はある日を境に大きく様変わりし、本人の制御が全く効かない形で右へ左へと大きく揺れ動いていきます。その詳細はここでは記しません。ある種の謎解き物語として、そして人生のままならなさを、これからこの書を手にする読者に思う存分楽しんでもらうためにも、野暮な種明かしはしないでおきたいと思います。 ただ、一言すると、作家・佐藤正午氏が紡ぐのは常に、機縁と奇縁の物語だということ。 「ひとには向き不向きもあれば、個人の思惑を超えたところでつながる不思議な縁というものもあります」(212頁) 「いつまでも続いていくもの、不変なものなど一つもない。たった一日で人生は変わる」(223頁) 昨日までの自分には想像もできない人や出来事との遭遇が、今日と明日の自分を一変させてしまう。そんな人生の定理を、無理なく提示する佐藤文学がわたしはたまらなく好きです。 リンゴが表紙にあしらわれた『ジャンプ』を2000年に読んだとき、あまりにも魅力的な物語に驚き、徹夜で一気に読んだことを鮮明に覚えています。今回の物語の表紙には柿が描かれていて、もしわたしがいまよりも25歳若ければ、きっとこの『熟柿』も徹夜で読み切ったことでしょう。 残念なことに、「熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つ」時間はもうわたしの年齢にはありません。だからこそ、物語の中で機が熟すのを待つことを疑似体験する歓びは手放したくないものです。 . | ||||
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| 個人的に、家族と別居しており、4年間会えていない子どもたちがいるので、そのことを思いながら読みました。切なかった。 機が熟するの、信じて待ちたいと思いました。 | ||||
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| 装幀が気に入り心に染み入るような物語を読みたかったので購入。 帯の推薦コメントは信用して大丈夫。 読後、パタっと本を閉じて心地よい余韻に浸ると同時に結末に問いかけ、自らの考察にもじっくりと時間をかけたくなる内容。 感動ともまた違うリアルがそこにあって、決してハッピーエンドとかバッドエンドとか安い言葉では片付けられないリアル。本が終わってもかおりの人生も子供の人生もこれから始まって行く、また間違えた選択ばかりするかもしれないけれどきっとそれが人生。そんな想像を掻き立てられる素晴らしい小説で、リアルでした | ||||
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| 女性、必読! | ||||
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| 人生はいくつからでもやり直せるのかもしれない、と思わせるラストに喝采を送りたくなった。 春子伯母さんのお葬式から思いがけない展開、しかも庭の柿の木や実がラストにつながる伏線だったとは。 | ||||
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