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占星術殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
占星術殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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分厚い説明書を延々と読まされる感じで場面展開が相当に少なく退屈。非常に疲れて眠気を誘発する退屈作品。読む体力がない人にはオススメ出来ない。人を選ぶ作品。好き嫌いが相当分かれる作品である。 | ||||
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この作家さんの作品は、これしか読んでないのですが、手記や手紙のくだりはとても雰囲気があってよいのですが、そのほかの文章がとにかく稚拙でした。セリフも長々としていて、どっちが話してるのか分かりづらいし、どこへいって何があったとかを延々読まされる側は、たまったもんじゃないです。 それでも、どこか悪魔的な雰囲気は惹かれるものがあって読んでみたのですが、トリック説明で興醒めしました。そんなことになるわけないだろうと…。 発刊当時は斬新だったのかもしれませんが、その後、増補改訂して作者も名を成したからでしょう、上から目線のあとがきも、なんだか残念な気持ちがしました。後世の「研究者」に向けて書いたそうですよ。 そのうち、いまのライトノベル作家もこういう立ち位置になるんでしょうかね… あ、でも、この本に関わっている間は楽しかったですよ。 | ||||
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東野圭吾のミステリー『ある閉ざされた雪の山荘で』と『白馬山荘殺人事件』を続けて読んだ。 どちらも面白かったのだが、ライトノベル的軽さが引っかかり、「本当の本格ミステリー」を 読みたいと思った。 ネットで「ミステリーの傑作ベスト10」的な記事を読み、『占星術殺人事件』を発見。『砂の器』 『十角館の殺人』『容疑者Xの献身』などと並んでいたので、読み応えのあるものだろうと購入。 密室殺人にはじまって、猟奇的なバラバラ事件や、占星術をもとにした偏執狂的な展開など、趣向は 限界まで凝らされている。しかし以下のような欠陥がある。 *以下、内容と謎解きについて触れています。 1)自分はそれほど先が読めるタイプではないが、大体の犯人の目星は途中でついてしまう。 こういうミステリーの場合、真犯人が物語の筋と無関係な人間であることはない。むしろ主要な 登場人物の中にいる。すると、作者の記述から、異なる書き方をされているのは、最初に殺された 梅沢平吉の前妻・多恵であり、その娘・時子となる。事件に巻き込まれた竹越文次郎の件も、彼が いたその場所に殺された一枝の遺体があったことがすぐに推測できる。 2)まず冒頭から登場し、物語の最後まで全体を支える「梅沢平吉の手記」がある。それは重厚な 文体で、専門的な知識が盛り込まれている。これが読者をミスリードする。 実際にはそれは、全ての殺人を単独で行った真犯人・時子によって書かれている。書いたとき、 彼女は22歳。この手記は、そんな若い女性が書けるものではない。内容的なこと以外にも、手書き なので、筆跡の問題がある。著者は平吉がほとんど文章らしいものを残していないから筆跡については 怪しまれなかったとするが、時子の筆跡はどうなのか。文庫本で35ページもある文章量の中に、 女性的な筆跡が残らないわけがない。 これならば、犯人が男性であることを文章で示しながら、実はそれが女性であるとひっくり返す 『ハサミ男』の方が、よほど丁寧に周到にそれを行っている。 3)本作で最も重要なのは、殺人の「動機」にある。上記したように、本書は事件の主体が、梅沢平吉 であると読者をミス・リードする。そのための動機は、十分すぎるほど書き込まれている。 後半、作者が出てきて「読者への挑戦」を行い、そこには「必要な材料は全て提供した」と書かれて いるが、ここまでに真犯人・時子の動機は、1行も書かれていない。 さらに不自然なことに、殺される女性たち6人の日常生活の様子が一切描かれない。あまりに日常感が 希薄なので、「読者への挑戦」のところで、これは何らかのトリックで、全員実は存在しなかったという オチなのかと思ったほど。 4)そんな風に思っていると、最後の最後に真犯人・時子の手記(遺書)が出てくる。そこには犯行の ことが(著者の言い訳のように)1から10まで書かれている。これこそ後出しジャンケンそのもの。 「読者への挑戦」というのなら、この手記を先に出して、では真犯人は誰でしょう?とやるべき。 ときおり、読者に必要な情報が与えられず、最後に「実はこうでした」と説明される駄作があるが、 『占星術殺人事件』もそれと同じ。 5)トリックでは、真犯人が画家・梅沢平吉の手記を書いているとなっているが、どうしてそういう 知識や文章力を彼女が身につけたかには触れていない。同様に、作者は得意げに、自分の説(トリック) を行えば、”死体の切断の回数が減る”などと書かれているが、22歳の女性が6体もの遺体から頭や胴体を 切り離すことの異常さについて納得できる説明をしていない。それをかなり忠実に映像化した映画 『冷たい熱帯魚』が相当気持ち悪いのに、実際にそれを行うことの困難さを考慮していない。 事件の全貌があらまし解ったところで、犯人の手記が現れ、それによって事件が露わになるならまだ話は わかる。しかし作者はそれをせず(できず)、犯人を自殺で処理し、何も語らせないまま終えてしまう。 6)トリックだけが込み入っていて、その説明が、主人公の探偵と助手の会話で延々と続く。こんなに 会話が続くことは普通ありえない。何か他のことをしたり、体を動かしたりするが、そういう描写が なく、会話が続く。その書き分けもできていない。 この小説は、作者が頭の中でこねくり出した複雑なトリックを説明するだけの、不出来な叙述ものだ ということになる。 ただし”読みどころ”はある。それは作者が最後に付け足した「あとがき」。それによると、この小説が 登場した1981年頃は、松本清張らによる社会派推理小説が主流で、江戸川乱歩的な怪奇小説や謎解きを メインとするミステリー小説は完全に居場所をなくしていた。それが『占星術殺人事件』の登場によって 大きく変わったという。確かにこれ以降に登場する本格小説の作者たちは、『占星術殺人事件』が持つ 世界観の魅力と致命的な欠陥に意識的で、1986年に発表される綾辻行人の『十角館の殺人』や東野 圭吾の小説は、そういう傷がないように細心の注意を払っている。それらを育てたという意味では、 『占星術殺人事件』は重要な一作なのだろう。 | ||||
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コンディションが「非常に良い」とあり、状態に関する詳細の記載がありましたが、実物はあまりに違うもので大変驚きました。実際に届いてからの返品手続きと再調達は面倒で迷惑なので、ありのままを記載頂けると有難いです。今後の参考に頂けると幸いです。 | ||||
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小説冒頭の梅沢平吉の密室殺人は、密室にする理由がありません。一般的に、殺人犯が被害者のいた部屋を密室に偽装するのは、自殺に偽装するためです。梅沢は他殺であることが判明なのだから、密室にする理由がありません。 また、犯人は、その意図のためには、人に見つかる危険を増やしてまで、多数の死体を別々の場所に埋める必要はないのであって、人が行きそうもないところに全部まとめて埋めればよいのです。実にばかげています。 この小説は、推理パズルに無理矢理ストーリーをくっつけたようなもので、ばかげた小説です。こんな小説が、常に、日本のミステリーランキングの上位に入るということは、日本のミステリー好きには、物語の面白さよりも、パズルを面白がる人が多いとうことを意味しているのだと思います。 | ||||
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プロローグだけ読んでやめました。残念。 | ||||
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文章が読みづらい… 最初、挫折しかけました… これはあれだからあり得ない、あれもそれだから可能性はゼロ…のような謎解きも私に理解力が無いのかすんなり頭に入ってこなかった… とにかく文章が小難しい…普通に読んでれば『あれ?』と気付けるものも、文章が読みにくいからついつい斜め読みしちゃって見落とす感じ… 最後、トリックには『なるほど~っ』と思いました。 | ||||
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本文の30%は、事件とは関係のない、著者の思想を繰り返し話している。 自虐史観、公権力非難、日本人蔑視、イギリス批判、女性卑下。 レビューを読んでも、この部分の指摘がない。今、日本の自虐史観が深刻な水準と考えられる。 特に 「女性は、自分しか知らない。他人を考えている女性は、千人に一人くらい。」 フェミニストたちは何をしていますか? アメリカやヨーロッパの作家だったら執筆を続けることができなかったこと。 海外にも輸出したが、この本を読んだ外国人は、日本には女性の人権がないと考えたのでしょう。 著者は現在、米国に居住しているという。 嫌いな日本を離れて外国で日本を非難する人はたくさんいる。 この著者はその中の一人であるだけだ。 社会派という名前で日本を批判したかったんじゃないか? ミステリーとしても多くの問題が見えますが、省略。(講談社文庫のまどかさんのレビューと同様の考え) 金田一少年の事件簿がはるかに気持ちよく読み取ることができます。 最後に この主人公は、作品の中ですることができ、多くの登場人物を非難するが 最もゴミは主人公とその友人だ。 | ||||
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某有名芸人が名作として挙げていたので、推理小説は嫌いだが、読んでみました。 結果、やっぱり読まなきゃ良かったです。 著者の名前はよく知っていますし、筆力もあるのはわかるのですが、よくそんな残酷なこと思いつくね、と。 そして、よくそんな作品を堂々と世に出せるね、と思ってしまう・・・ わかってます。 一つの文学ジャンルですし、その中のネタであって、倫理感とか持ち出すのはお門違いとはわかるのですが、やっぱりこういうネタを考える人とか、こういうの読んでる人に対して、キモイ・悪趣味と感じてしまう・・・。 きっと、私が、現実社会の猟奇殺人を思い浮かべてしまって、やり切れない気持ちになってしまうせいだ、とは思います。 このジャンルが好きな読者の方々には申し訳ないです。 ただ、この作品が推理小説というジャンルの名作だ!という意見には断固反対です。 このジャンルの倫理的側面を貶めるだけかと。 「点と線」という不朽の名作を生んだ清張も、晩年は倫理感堕ちたな、と感じます。 麻痺しちゃうんですかね、みんな。 | ||||
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トリックが素晴らしいので、純粋に謎解きを楽しむだけの作品としてなら、間違いなく傑作です。 しかし娯楽性を求めるなら、この作品はおすすめできません。 読んでいて楽しくないのです。 冒頭の手記と異常性の高い事件に、最初はどんどん引き込まれたのですが、読み進めるうちに、これは本筋とは全く関係無いんだろうな…という描写が多くなり、中盤あたりから読むのが億劫に。 また、探偵役が好きになれず、犯人の動機も弱いので、人物描写の不足を感じました。 無意味な描写を長々と入れるくらいなら、登場人物に厚みを持たせて、もう少し魅力的に描いてくれれば、まだ楽しめたかもしれません。 とにかく無駄が多い印象が強く残っています。 序盤は傑作の予感がするほど楽しめましたし、トリックも秀逸なので、色々と勿体ない作品でした。 | ||||
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犯罪関係者のドラマ性などはなく、事件解決に終始してるだけの話。物語としては面白味がなかった。序盤は石岡と御手洗のキャラ差が今一つな上、言葉遣いも似た所があり、少々登場人物に没入し辛い。しかも御手洗が事件を解決するというのは、冒頭から示唆されてたため、石岡の捜査パートは読者のミスリードを誘うためと分かってしまう。石岡のみの部分は、無駄な時間の浪費にしか感じなかった。トリック自体も、それほど意表を突かれるものでもなかった。 正直、あまり楽しめなかった。 | ||||
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御手洗の性格がいやだ。まったく感情移入できないほど、嫌なやつだ。こういう友人は絶対に持ちたくないとさえ思った。おかげで、絶賛されているトリックですら、一欠片の感動もなかった。御手洗シリーズは、そのもう読む気はない。 | ||||
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好みの問題だとおもうのですが、ストーリーに入りこめなかった。 金田一少年の事件簿を知っていたので、もしかして、と思いながら読んだら、やっぱそうなのね。と。 私はキャラが動いてストーリーが進んで行くのが好きなので、私には合わなかったなぁ。 そんなわけで、読み終わるのに時間がかかりました。 | ||||
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推理小説好きな人が作ったぐらいの内容。 今では当然通用しない。 しかも、論理的なミスまでしている。 推理小説とは言えないものです。 | ||||
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あまりに評判が良いので読みました。 アガサクリスティとか、綾辻さん読んでる人は多分半分くらいで気づくと思います。 ひとひねりあるかなと思って読み進めても、ひねりはありません。 トリックがわかればあとは気になるのは動機ですが、最後まで読んでも特に納得できる動機はありません。 途中でわかった方は、後半の京都旅行は昼間の旅行番組くらいの気持ちでナナメ読みして問題ありません。 そして最後の本人による解説は自画自賛がひどくて、ひどいです。 アジアを代表するとか、新時代を切り開くとか、自分でいうか。主人公とその友人に魅力が無いのがまた残念。 | ||||
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★がひとつなのは、最後まで読めなかったから。 面白くなくて、読むの途中で止めてしまった。 キャラが立ってない。 皮肉なキャラなら、もっと辛辣な皮肉を期待する。 (私の好みのキャラは、心霊探偵八雲) 可能性を虱潰しにするような、科白のやり取りが延々続く。 探偵も助手も口調が似ていて、時々、どっちの科白か、わからなくなる。 辛辣な意見でごめんなさい。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する※削除申請(2件) | ||||
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名にしおう名作とは長年聞かせれており、 長さにめげず挑戦したのですが・・・。 読後は徒労感のみ残りました。 せめて半分の長さでいいのではないでしょうか? さまざまな可能性をしらみつぶしにしないと フェアでないと作者は考えたのかもしれませんが。 逆にそれが真実のウソっぽさを引き立てています。 犯人はなんでこんな苦労してこんな犯罪をしたのか・・・。 ここまでひっぱって、それはないだろう・・・。 【ネタバレ注意】 すべての推理素材を提供した、という作者から読者への挑戦ですが、 最初の殺人での絵画モデルについての情報や捜査が示されていないのは、 まったくフェアとは思えません。 石岡の京都散策の部分のみ面白かったのは、 わたしが2時間サスペンステレビのファンのせいかな。 前半、手記や対話ばかりが延々と続くので、作者は 背景描写ができないのかと思っていました。 | ||||
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はじめにトリックありき、文章は引き込まれません。年配の作家さんはトリックやどんでん返しを開拓したという点では確かに功績は大きいのですが、本を読んで楽しめたかと自分に問うと評価は1になりました。島田先生は高度成長期の恩恵を受けた世代のくせにやたら社会派じみたしんどさがあるんですよね。加えて気持ち悪いグロなので評価はできませんでした。やはり自分とさほど年齢の離れてない最近の作家の作品の方が楽しめます。公平に見て島田さんの文章は引き込まれる魅力が少ないです。 | ||||
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ミステリーを読むならこの作品は読んでおかないといけないと思い読み始めたが、300ページくらい読んだけど、 全く面白くない。 これのどこが名作なんだろう…? 時代背景が錯綜しているのか、面白さが全くわからない。 最初は占星術の細かいところを説明(?)みたいに読まされるし、ドキドキ感がない。 気が向いたら再読したいと思うけど、 買って損しました。 | ||||
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