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パーフェクト・プラン



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パーフェクト・プランの評価: 3.08/5点 レビュー 48件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.08pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全48件 21~40 2/3ページ
No.28:
(3pt)

帯にやられて買いました

身代金ゼロ!せしめる金は5億円!
キャッチに引かれて買ったけれど
オンライントレードやES細胞の辺りが
なんか、「そんな簡単なもんじゃないだろう?汗」って
疑念が多くて現実味を帯びて読めなかった。
新しいこと+専門的なことを扱う場合
ターゲットをどの程度絞るかが
難しいのかなぁ・・・と内容と違う所で考えた一冊(汗)
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
4796644520
No.27:
(3pt)

スピード感のある展開だったが…

スピード感がある展開でとても読みやすかった。また、最近話題となっているネット・トレーディングを使って5億円をせしめるという発想がおもしろかった。ただ、主人公の刑事が女性ということも途中まで分からず人物描写が足りないように思った。また、誘拐犯たちの仲間割れの理由も子供を引き渡さなかったということだが、素直に理由を話していれば特に大きなトラブルもなかったのではないかと思う。
パーフェクト・プランAmazon書評・レビュー:パーフェクト・プランより
4796638113
No.26:
(2pt)

ウーム…

専門用語の羅列にそこまでする必要性を感じませんでした。
詰め込みすぎな気がしました
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
4796644520
No.25:
(4pt)

ストーリー展開はおもしろい

 虐待の場面や受精卵をどうこうというところで少し不快感を覚えた(表現のどギツさはまったくなく、きわめてソフト)が、全文を通して作者の倫理観・道徳心の高さが垣間見られたので救われた。「ミステリー」というよりは「サスペンス」。緊張感を持って読み進めることができた。
 ただ、気になった点がひとつ。「自閉症」という言葉の扱いはもっと慎重になったほうがいい。差別的な表現が見られたし、一般読者に、自閉症に対する誤った認識を植えつける恐れがあると感じる部分があった。
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
4796644520
No.24:
(3pt)

大賞には疑問

でもそこそこ面白かったと思います。ふつーでした。
コンピュータ等、専門用語をふんだんに取り込みすぎて分からない人(特に年配の方)には理解できないだろうし。そこで誤魔化されてる感がありますね。
展開にスピード感があって流れがとても理解しやすい為に、読み手は考える必要なくただ文字を追っていくことに終始。特に何も考えることなく読み終えました。
これってミステリー?
しかしながら、コンピュータでの人間のつながりが希薄だからこそ、生身の人間の横のつながりは親近感を覚えました。
パーフェクト・プランAmazon書評・レビュー:パーフェクト・プランより
4796638113
No.23:
(3pt)

トリックが興味深かった。

親から邪険にされている子供を預かって(誘拐)、父親から金融商品の知識を伝授してもらって、5億円をせしめるというトリックが新鮮でした。
誘拐事件なのにどこかほのぼの感があって、これと対照的な親の冷淡ぶりも。
 ただ、人間ドラマ、心情のほうはあまり迫力なかったような。
咲子とハッカーが事件を悪展開させる異分子(悪役)のように描かれていて、説得力感じなかったです。
ラスト、上手く収まりがいいように、後味がいいように持っていかれてて、読み手に気を配られているようでいるようで、その配慮がよかったです。
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
4796644520
No.22:
(5pt)

身代金0の誘拐ミステリー

第2回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作
読み手をひきつけるモチーフを次々と繰り出し、誘拐とハッキングを
ミックスしたミステリーに落とし込む構成力にワクワクさせられます。
元新宿の女王で現在は代理母で生計を立てている小田桐良江は
以前産んだ三輪俊成が、実の母親から虐待を受けているのを知り
連れ出します。
元相場師の張龍生、アングラカジノ店長の赤星、キャバクラ店長の幸司が
加わった誘拐グループ「Enigma」は、俊成を「トロイの木馬」にし、
一度家に帰します。
母親が外出した隙に、俊成はEnigumaに連絡。
Enigumaはこの家の事情を探り
「身代金0。せしめる金は5億円」という計画を立てます。
俊成の父親俊英は投資アドバイザー「インフィニティ」の経営者であり
トレーダー。誘拐犯の誘いに乗り、メスを入れずに永遠に若さと美しさを
保てる新しい技術を開発したジェノック社の株の仕手戦をともに仕掛けます。
一方、クラッカーのJoshuaは、仕掛けたウイルスから三輪俊英の
コンピューターから、この誘拐と仕手戦の情報を盗み出します。
そして俊成の母親咲子に近づいていきます。
さらに警視庁特殊班の女性刑事鈴村馨は、得意のIT知識を駆使し
誘拐犯を追います。
龍生の父親の痴呆、自閉症の俊成のサヴァン症候群、ES細胞を使った
新しい整形技術など盛りだくさんの要素と
先の読めないストーリーテイリング力に引っ張られます。
しかも「相似形の感性」などといった印象的なフレーズが随所に
見られ、その表現力も光ります。
そしてなによりも、龍生の父親泰生を加えた誘拐犯たちの疑似家族、
虐待と父親の不在で壊れていく三輪家、引きこもりのJoshaなど、
現代社会の家族形態をも反映させます。
物語の底には「家族の幸福」というテーマが潜んでいました。
そしてなによりも驚くことに、著者は女性。ここまでしっかりと
楽しませてくれるエンタメ作家が現れたんだな〜と嬉しくなりました。
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
4796644520
No.21:
(1pt)

がっかりした

アマチュア小説の範囲を超えないもので
「このミス大賞」とは思えない内容だった。
ストーリーの節目に出てくる情景の表現力が稚拙で、
似合わないスーツを着ている大学生を見ているような
「一生懸命背伸びをしているけど馴染んでない」気持ちの悪さを
文章から感じてしまい、ストーリーにのめりこむことができなかった。
デイトレーディングやES細胞などの要素を無理やり
ストーリーに盛り込んでるように感じたのは
文章力と構成力の未熟さからだろう。
パーフェクト・プランAmazon書評・レビュー:パーフェクト・プランより
4796638113
No.20:
(4pt)

ライブドア事件を受けて

ライブドアの事件が発覚した時、「今更何言ってるの」と思ったのは、私がこの本を読んでいたからである。
手口は違うがこの作品でもやはり主人公たちは株を使って一儲けしようと企んでいる。
その手口たるや巧妙!
誰も傷つけず、損もさせず、5億円をせしめとる。
この発想をした作者には脱帽ものである。
時事ネタが多く、今から読み返せば「ES細胞」のウソもばれ、株を巡る状況も変化しているでしょうが、十分面白い要素満載です。
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
4796644520
No.19:
(3pt)

異色の…

誘拐劇。
株価操作、遺伝子医療、ハッキング、虐待…
と様々な話題が飛び交うストーリー。
多岐に渡る話題には、脱帽だが、
その反面でどこに焦点を合わすべきか、
戸惑ってしまう部分もあり。
人物描写など比較的しっかりしているので、
余りに話題を増やさず、1つか2つに絞った方が
骨太の作品になったのではないかと思う。
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
4796644520
No.18:
(3pt)

女性陣がポイントかも

本書は、身代金ゼロ、せしめる金は5億円、誰も傷つけない誘拐ミステリーである(本の帯に書かれている内容をそのまま抜粋)。本書は確かに読みやすいなあとおもいます。また、登場人物がそれぞれ個性的で、特に女性陣がキーポイントだなとおもいます。しかし、最新トピックをあらゆる形で詰め込むのはいいのだが、しかし作者が一生懸命に調べたんだなというのが見えるのはどうかなと思う。もう少し、その素材というかトピックを自分のものにしてほしいなあと思う。本書を読み終わったときの読後感は、家族愛の優しさとあっけなさというものを感じてしまった。あっけなさとは、簡単に犯人(ヨシュア)が見つかったという意味である。また、そのあっけなさが可愛いのかもしれない。コンピュータの世界では完璧だが、現実社会での失敗(証拠をたくさん残す)ことでつかまるというのがあっけないことなのかなと思う。
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
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No.17:
(5pt)

すごくおもしろかった

あまり普段本を読まないんですけど、そんな私でも一気に読んでしまいました。
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4796644520
No.16:
(4pt)

ミステリー

ミステリーの作品としては、このミス大賞の中では一番じゃないだろうか。一番読んでいて「安心」できた。文体も読みやすいしプロットも面白い。ただ、なんというか「普通」すぎるきがする。
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
4796644520
No.15:
(4pt)

‘愛すべき’誘拐犯たち

『このミステリーがすごい!』第二回大賞受賞作☆ということで、期待を胸に読み始めました。内容的には、非常に展開も速くて文体も読みやすくあっという間に読み終えてしまいました。『代理母』というテーマを扱っているので、日本国内では馴染みがないので、どうかな?と思いながら読み進めていきました。しかし、今後、遺伝子問題も含めて起こりうる未来を予見するような内容に驚きました。ミステリー作家が描いた事件が、後に、実際に非常に類似した事件として起こることは今までにもありました。そういう意味では、著者は女性ということですが、『宮部みゆき』さんのような先見の才能を予感させる一端を見せてくれたのではないでしょうか。登場人物たちも、非常に愛すべきキャラクターとしてそれぞれが描かれていると思います。ただ・・・設定的にインターネットを利用しての犯罪が描かれているだけに、人物同士の交流がどこか空虚なものに感じられ、ミステリー特有の緊張感を期待している読者にとっては、大いに肩透かしを食らってしまうかもしれない。しかし逆に、ミステリーなのに、どこかほのぼの感が漂っているのが個人的には興味深かった。著者は、これがデビュー作ということで、ともかくも次回作に更なる期待を込めてみたいと思う☆
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
4796644520
No.14:
(3pt)

『このミス』大賞の発展段階か

総括としては、まぁ、面白かったです。しかし同じ著者の作品をもっと読みたいと思うほどだったかというとそれほどでは無かったです。2004年度の受賞作品が非常に印象深い作品だったので、期待して読んでみたのですが、まあまあの面白さとまあまあの爽快感がありました。せっかく色んな人間模様を掘り下げるならどこか一点をまず徹底的に掘り下げたらもっと面白くなったかも、と思う読後感です。色んな登場人物の背景をまんべんなくちりばめたらそれなりに物語とのかかわりが浅目になってしまった印象があります。『このミス』大賞もまだまだ歴史が浅いですから作品共に成長しているのでしょうか。そんな感じがします。
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
4796644520
No.13:
(4pt)

プラン自体はたいしたことないが……

なるほど確かに「身代金ゼロ!せしめる金は五億円」という誘拐の「パーフェクトプラン」に誘われてこのエンターテイメント小説を読みはじめたのではあるが、実はプランの顛末はこの小説の半分も行かないうちに決着がついてしまう。そしてその仕掛け自体も、よく考えればたいしたものではない。しかしこの小説の面白さは、半分まで読んだら最後まで読まないと収まりがつかない、話口の巧みさにあるのだろう。つまり久しぶりに「完徹」をしてしまったのである。(次の日が大変でした。歳だから気をつけないと。<私)
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
4796644520
No.12:
(5pt)

スピーディー

 第二回このミステリーがすごい大賞受賞作ということで読んでみた。おもしろい。とにかく話の展開が速かった。ノリとしてはどこかオーシャンズイレブンを彷彿とさせられる物があった。 限定された少人数の中で繰り広げられる犯罪であって犯罪ではないドタバタ劇。主人公を限定してはいなかったが、登場人物の影が薄くなってしまうこともなく、個性的な人物として描かれていた。もっと個人個人について事細かに描いていたら、おそらく物語のスピード感が失われたしまっただろう。ミステリーとして描かれた作品なので、適度な描かれ方だったと思う。 「四日間の奇蹟」といい「沈むさかな」といいこのミス関連の作品にははずれがない。素晴しい!今後も期待したい。
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
4796644520
No.11:
(1pt)

ガックリ

~第2回『このミス』大賞という謳い文句に惹かれて買ったが、他の方もおっしゃっているようになによりもまず文章が稚拙であった。スピード感があると言えば聞こえがいいが、単に細かな部分を都合よく端折っただけ。都合の良すぎる展開には何度も首を傾げた。金融についての描写も、おそらくは参考文献にあった小説を読んで流用したのだろうと思われる~~レベル。作者が本質的な理解をした上で書いているとは思えない。久しぶりにガックリきた作品。ところで『このミス』大賞って一体何を評価してるんでしょう?~
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
4796644520
No.10:
(1pt)

未熟

ストーリーの展開や小道具類はいいが、引き込むだけの説得力が欠ける。なんとなく、調子のいい登場人物が、都合のいい展開で物語が展開していくのにはがっかりした。心の葛藤や回顧など、人間心理の捉え方が浅いのだ。文体が中学生の作文レベルとしか思えないので、中学生向け作品として読むのがベスト。本格的な読後感や緻密な描写を求める方には不向きと言える。
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
4796644520
No.9:
(5pt)

こんな誘拐ミステリー読んだことない!!

 本書は、第2回「このミステリーがすごい!」の大賞受賞作品『夜の河にすべてを流せ』を改名して発行したものである。ちなみに、著者の柳原慧は本書がデビュー作。 他人の子を産む代理母となった小田桐良江。良江は、かつて代理母として産んだ三輪俊英が母親から虐待を受けているのを見兼ね、連れて来てしまう。そして良江の昔の恋人の田代幸司、幸司の兄貴分の赤星サトル、さらに元株屋の張龍生がチームEnigmaを結成し、俊英の父親で世界的なトレーダーである俊成を焚きつけ、株価操作で大金を稼ぎ出すという空前絶後の誘拐事件をスタートさせる。チームEnigmaの目的は程なく達成したが、狂気にふれた俊英の母親咲子を見た良江が俊英を強奪し逃亡…。 一方、俊英への虐待に気付いた捜査一課特殊班の鈴村馨は三輪家に乗り込む。馨は、俊成のパソコンを介して悪意の第三者でハッカーであるJoshuaがこの誘拐事件を裏で操っていることを探り出す。そして俊英を連れ添った良江を追い求め、咲子、Enigma、Joshua、馨の一行が向かった場所は…? 俊英と良江は一体どうなってしまうのか!? そして、Joshuaの正体とは!? 著者が実体験したというハッキングと、一風変わった誘拐事件を絡み合わせ、最後には事件の首謀者であるハッカーが誰なのか解き明かす謎解き、さらに読みやすさをも併せ持った秀作中の秀作、そしてミステリーファン必読の推理小説。
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・プラン (宝島社文庫)より
4796644520

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