Xの螺旋
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コーヒーを拒絶するカフェインアレルギーの主人公が紅茶を飲むなど 細かな疑問点は多数存在する。筆者の専門知識はいかほどのものであろうか と疑問に感じてしまう。例えるならばNatureに投稿しようとしているのに学研の 科学雑誌が十分理解できていないのではないか?と感じてしまう。 故に専門的な目で見ると液状化現象が危惧される土地に家を建てようとしている ので、他の方が言うようにサイエンスミステリーと銘打つには謎解きや話の展開 などに不満が残る。 しかし掲載されている事象などはマニアックと呼べる重箱の隅に眠る情報ばかり。 且つ登場人物がしっかりと自分達の足で立っていることから、おそらく筆者の交遊関係? に基づくキャラ設定がよかったのではないだろうか。アイデアなども彼らから提供されたのか、 内容的にも細かなネタが生き生きと現実感溢れる内容で描かれているので、 これは、その様な知人を持てる筆者の人間性の結晶ではないかと思われる。娯楽小説として 十分楽しめる作品だと思われる。 唯一不満なのは主人公が友人の医師に喰われてしまっている事。もう少し主人公らしく描いて ほしい。 | ||||
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一応、ミステリ・・・いや、ミステリ風エンターテイメントか。 医者や看護婦がいきなり倒れ、女性の入院患者が死ぬ。そして患者の身体から有毒ガスが噴き出したと証言した看護婦は行方不明になり、死んだ患者の妹は名誉毀損だと騒ぎ出す。渦中の病院の医者と菌糸ハンターの女性が謎を追うが・・・ 人体からの有毒発生ガス事態は、どちらかと云えば導入の為の謎で、あまり大したものではない。又、本筋は死んだ患者自身にまつわる謎、死んだ患者の関係者達に関わる謎の解明で、結局、殆ど無関係の二つの事件が死んだ女性を巡って螺旋の様に絡まっている・・・と云う感じか。だが、導入部に惹かれて読んだ方としては、何処かはぐらかされた感じだ。まあ、個性的なキャラ達の会話なども面白く、テンポが良くて退屈はしないので娯楽小説としてはそれなりに面白いが、ミステリを期待すると一寸・・・ | ||||
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