コーリング 闇からの声



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初公開日(参考)2007年02月
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長編小説

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コーリング 闇からの声 (宝島社文庫 C や 1-3)

2009年04月04日 コーリング 闇からの声 (宝島社文庫 C や 1-3)

『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家による文庫化最新作! 零と純は、腐乱した死体の片付けなどを行なう特殊清掃屋。ある日、浴槽内で死んでいた女の部屋を清掃するが、あまりにも不審な彼女の死に疑問を抱いた彼らは、女の死の謎に迫っていく。 溶けた死体と一緒に、浴槽内で発見された1台の携帯電話。彼女が最後に呼びかけたのはいったい誰? ※この作品は2007年3月に単行本として刊行されたものです。 出版社からのコメント 『特殊清掃』とは、死体の痕跡をきれいに消し去る仕事。特殊 清掃員の零と純也がその日請け負ったのは、浴槽の中で溶けた死体を除去すると いう仕事。死んでいたのは津島恵美。彼女は浴槽の中で死に、溶けてしまった。 底に落ちていた携帯電話。恵美は死ぬ前に、誰と何を話そうとしていたの か。恵美の死を悼む純也は、強い精神感応を起こす。夢の中で囁かれる意味不明 の言葉。恵美が感じていた孤独と恐怖に、純也も苦しめられる。SNS内で、 「津島恵美」の名前を発見した純也は、彼女の闇を解き明かしてゆく。恵美には 二つの顔があった。どんな男を愛していたのか、どんな孤独を抱えていたのか、 そして、なぜ狂気に捉われていったのか。自殺か事故か殺人か。闇の中で、津 島恵美が囁き続けている。なぜわたしは死ななければならなかったのか。 そこには、単なる都会の孤独死ではすまされない、大きな謎が隠されていた。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。 (「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(4pt)

色濃い「リアルな怖さ」

死体の痕跡を完璧に消し去るという「特殊清掃」を生業にしている主人公たちが、
仕事で「片付けた」浴槽内で自殺した20代前半女性の死因を探り始める。

描写は所々グロいが、読むスピードを妨げない。

SNSの匿名性、ネット社会における孤独、美容整形の恐ろしさなどが現実的で
こちらの恐怖心を存分に煽る。

読後はエンターテインメント的に作られた「怖さ」よりも、語られた内容の
リアルな「怖さ」が色濃く感じられた。
コーリング 闇からの声Amazon書評・レビュー:コーリング 闇からの声より
479665710X
No.5:
(3pt)

美を求める女性の心理を逆手に取った凶悪犯罪のお話
救いのない話だが勢いがあり一気に読める
ただ主人公の霊が見えるという能力が大して生かされないのは
ちょっと首をひねってしまうが良作といえるレベルだろう
コーリング 闇からの声Amazon書評・レビュー:コーリング 闇からの声より
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No.4:
(4pt)

さすが

いかさま師からのファンです。さすがというか、軽快に読み進めていける本です。じっくり読むと色々不条理な箇所もちらほら見受けられるのですが、それはおそらく私の専門分野とかぶる部分が
多いためでしょう。もっとも個人的に趣味の読書まで自分の仕事を持ち込みたくない私にとっては頭を使わずともサクサクと読み進めていける感じが気に入っているのですが。つまり、専門的な知識が
弱いというのはこの作者にとってはウィークポイントではなく、あえて割り切ってその点を巧妙な書き筋でカヴァーして長所にしている。流石の手腕ですね。シリーズ化も検討できる内容です。続編を期待します。
コーリング 闇からの声Amazon書評・レビュー:コーリング 闇からの声より
479665710X
No.3:
(4pt)

どれが一番怖いのか?

しみじみとした恐怖感となんとも言えない寂しさと胸の奥につかえるようななんとも言えない感情。たった今読み終わって感じている事の全てです。
 なんというか心霊的な怖さと人間の悪意とも断言できない悪意と、そして自分では防ぎようのないことへの恐怖がない交ぜになって襲ってきます。ある意味たまらん。身に迫る恐怖とは自分にとってまさにこのことです。出てくる事柄(扇風機おばさんとか、『サイバーフォレスト』とか)が身近な事だけに、近くで起きてても不思議じゃないんだなーと思った瞬間、とてつもなくリアルな物語に変身しました。
 女性側の心理もよく判る。恵美の美しくなりたい、という気持ちだって、志織の私だけ置いていくなんて、という気持ちだって、持っていない女は絶対にいない。そこを理解し、そして文章を読んでビジュアル的に想像する事ができ、そして病気に対する恐怖感を感じられる人ならば、これはミステリというよりもホラーになりえる物語だと思います。
 しかし怖いだけではありません。この主人公コンビの前向きな強さとさわやかさ、彼ら二人を取り巻くペニノと沙莉菜のキャラクターが物凄い救いになってます。シリーズ化したら買い続けるのは決定です。
コーリング 闇からの声Amazon書評・レビュー:コーリング 闇からの声より
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No.2:
(4pt)

このコンビはなかなか面白い

死体の後始末というか、清掃屋の話であるが、なかなかどうして・・読み応えがあった。
自殺か他殺なのか?から真犯人へたどりつく展開は、最近のネット犯罪と一昔前になったが狂牛病の話、整形、風俗といろんなことが絡まりあって、読者を厭きさせない。
この二人の若者の今後の活躍を期待してしまう。
たぶん、シリーズものになれば迷わず購入してしまうと思う。
コーリング 闇からの声Amazon書評・レビュー:コーリング 闇からの声より
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