コーリング 闇からの声
- 孤独死 (7)
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死体の痕跡を完璧に消し去るという「特殊清掃」を生業にしている主人公たちが、 仕事で「片付けた」浴槽内で自殺した20代前半女性の死因を探り始める。 描写は所々グロいが、読むスピードを妨げない。 SNSの匿名性、ネット社会における孤独、美容整形の恐ろしさなどが現実的で こちらの恐怖心を存分に煽る。 読後はエンターテインメント的に作られた「怖さ」よりも、語られた内容の リアルな「怖さ」が色濃く感じられた。 | ||||
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美を求める女性の心理を逆手に取った凶悪犯罪のお話 救いのない話だが勢いがあり一気に読める ただ主人公の霊が見えるという能力が大して生かされないのは ちょっと首をひねってしまうが良作といえるレベルだろう | ||||
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いかさま師からのファンです。さすがというか、軽快に読み進めていける本です。じっくり読むと色々不条理な箇所もちらほら見受けられるのですが、それはおそらく私の専門分野とかぶる部分が 多いためでしょう。もっとも個人的に趣味の読書まで自分の仕事を持ち込みたくない私にとっては頭を使わずともサクサクと読み進めていける感じが気に入っているのですが。つまり、専門的な知識が 弱いというのはこの作者にとってはウィークポイントではなく、あえて割り切ってその点を巧妙な書き筋でカヴァーして長所にしている。流石の手腕ですね。シリーズ化も検討できる内容です。続編を期待します。 | ||||
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しみじみとした恐怖感となんとも言えない寂しさと胸の奥につかえるようななんとも言えない感情。たった今読み終わって感じている事の全てです。 なんというか心霊的な怖さと人間の悪意とも断言できない悪意と、そして自分では防ぎようのないことへの恐怖がない交ぜになって襲ってきます。ある意味たまらん。身に迫る恐怖とは自分にとってまさにこのことです。出てくる事柄(扇風機おばさんとか、『サイバーフォレスト』とか)が身近な事だけに、近くで起きてても不思議じゃないんだなーと思った瞬間、とてつもなくリアルな物語に変身しました。 女性側の心理もよく判る。恵美の美しくなりたい、という気持ちだって、志織の私だけ置いていくなんて、という気持ちだって、持っていない女は絶対にいない。そこを理解し、そして文章を読んでビジュアル的に想像する事ができ、そして病気に対する恐怖感を感じられる人ならば、これはミステリというよりもホラーになりえる物語だと思います。 しかし怖いだけではありません。この主人公コンビの前向きな強さとさわやかさ、彼ら二人を取り巻くペニノと沙莉菜のキャラクターが物凄い救いになってます。シリーズ化したら買い続けるのは決定です。 | ||||
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死体の後始末というか、清掃屋の話であるが、なかなかどうして・・読み応えがあった。 自殺か他殺なのか?から真犯人へたどりつく展開は、最近のネット犯罪と一昔前になったが狂牛病の話、整形、風俗といろんなことが絡まりあって、読者を厭きさせない。 この二人の若者の今後の活躍を期待してしまう。 たぶん、シリーズものになれば迷わず購入してしまうと思う。 | ||||
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