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斬首の森
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斬首の森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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ホラーなんだけどちゃんとミステリで楽しく読みました。 こいつが怪しいなとかページを行ったり来たりしながら。 2周目は、1周目では読み取れない伏線を見つけて楽しみました。 気味の悪い描写、とのレビューが散見されますが、私としては後半に出てくる気味悪いやつはむしろそそられます。それよりも冒頭、カルト洗脳の描写がリアルでグロくて気分悪くなりました。 ここからはちょっとだけ系統のネタバレになる内容を書きます。 ↓ ↓ ↓ 本作ですが、澤村伊智『邪教の子』、貴志祐介『天使の囀り』と似た雰囲気を感じました。 ちゃんと原因があるというところですね。科学的な細かいツッコミは無しでね。 なんか知らんけどその土地の霊や怪奇におそわれたーっ!という怖い話ではないので、私はとても好きですね。 ちなみに作中の登場人物では佐原さんが一番好きです。 | ||||
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脱走し陰惨な風習があった森に踏み込んだ人間たち、というJホラー的な始まりですが、その実遊星からの物体X的なSF風な背景があります。 ブラック企業の研修所、禁足地の森、飢えながらの逃避行、SF風ミュータントと要素を抜き出すとトンデモ系に見えますが、しっかりと組み合って調和も感じられます。 人格を残しているために不死身の肉体があっても悩み苦しむ、というのも『ライダー』や『デビルマン』で描かれた普遍性あるテーマ。唸らされる。 しかしクリーチャーは対処が確立されていて脅威度は低く、そちらを期待して読むとやや肩透かし。と思いましたが終盤まで読めば印象も一転します。ある手段でデメリットを打ち消した完成体こそが、成功例の真のクリーチャのようです。 | ||||
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面白いし読みやすくて一気に読めました。 ただ、後味は悪いです。 お話としてはまとまってると思うのですが、勧善懲悪的なものが好きな私は若干モヤモヤしました。 | ||||
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※若干ネタバレあり※ 怪しい団体からの追手と、森の中で遭遇する奇怪な出来事、ダブルの恐怖に苛まれる登場人物達の緊張が伝わり、読み始めると止まりませんでした。 細かな描写を拾っていくと、なんとなくラストは予想できてしまったので、どんでん返し的な結末は無いかも。 終盤で一気に超常現象的な流れが解放される感じがあり、これまでとの温度差を感じて…ん?となってしまった部分もありました。 映画化するなら、相当魅せ方を考えないと確実にB級映画に落ちてしまいそう。 とはいえ、夏の夜の良いお供になりました! | ||||
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4時間程度で読み切れる量の長編ですが、中弛みせず一気読みさせる筆力はお見事! 澤村伊智ファンなら終盤の場面展開で 「おや?これは?」とオチを推測できそうな所が やや残念ですが、それを差し引いても楽しませてもらいました。 個人的な好みとして怪異や変異に説得力が欲しいタイプなので こうなるに至った原因をさらに掘り下げてもらいたかったかも。 さりげない描写が伏線になっていたり、ミスリードを誘っていたりと一度読了したらもう一度最初から読みたくなる本です。 | ||||
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毎度読みやすいので2日間で読み終わりました。 終わり方はこれでいいのかな? 解決ってことになるのかな? まぁ超常現象的なことも絡んでいるからこれでいいのか。 カルト集団への復讐とかではなかったのですね。 | ||||
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比嘉姉妹シリーズの澤村伊智さんによる、独立した長編新作。澤村伊智さんは引き出しが多い作家さんという印象があるので、今回は怪異系か?それとも「結局怖いのは人」系か?と疑いながら読み進め、真相に至ると、なるほどそう来たか~!と笑ってしまった。ビジュアルが想像しやすく、だからこそ気持ち悪さ満点。カルトに参加してしまった人たちを揶揄する言葉には、自分まで責められているような気がして居心地が悪かった。一気読み必至のおもしろさでした。 「喩えるなら……そうだな、ベンチ入りもできてないのにバッターボックスに立てて、人生の一発逆転ホームランが打てると信じてるお茶目さんたちを」 | ||||
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深い深い森の中を歩いていたら、とんでもなくおぞましいものが飛び出してきた‥‥みたいな読み心地。 昔読んだ某フランス作家のホラー・ミステリー、あの驚き桃の木とんでもねぇ衝撃を思い浮かべた次第。 「ぎょえぇぇぇ」てな終盤の展開には、あまりの気持ち悪さに、吐きそうになりました。 かなりグロテスクな味わいのホラーなので、その手の作品が苦手な人にはおすすめできないかなあ。 ぞくぞくしながら頁をめくっていったら、とんでもない所に連れていかれた仰天ホラーでした。 | ||||
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