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斬首の森



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【この小説が収録されている参考書籍】
斬首の森

斬首の森の評価: 3.56/5点 レビュー 18件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全18件 1~18 1/1ページ
No.18:
(3pt)

ギリギリ特殊設定ミステリ枠に入るか?

カルト教団施設から脱走した5人が深い森で迷子となるが、そこでは…。

”真相”に意外性がある、という意味では面白いのだけど、キャラが退屈で魅力がない。
ここらは好みなんだろうが、作者の文章回しも分かりにくくてあまり好きになれなかった。

ミステリーとしてもホラーとしても、さほど引き込まれなかったが、映像化作品の原作としては面白いのでは?
斬首の森Amazon書評・レビュー:斬首の森より
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No.17:
(3pt)

確かに怖い…

怖いけれど、それは新興宗教の洗脳の部分がめちゃくちゃリアルで怖かった。
宗教団体(正しくは宗教ではないのだけれど)から力を合わせて逃げている中で1人、また1人と脱落していくのが本当に辛い。できれば全員助けて欲しかったなぁ。まぁ、この作家さんでは無理だと思うけど。
後半の森の謎的な所と誰が裏切り者なのかはミステリーと言えばミステリーかも知らないけど、ミステリーとして読まない方がいいかもと思ってしまいました。その方が純粋に怖く感じる気がする。
とは言え、後半は意外と尻窄み気味な感じ。盛り上がったのにここが着々か〜と思ってしまいました。前半は本当に良かったんですけどね。
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No.16:
(2pt)

次の比嘉姉妹シリーズに期待します

澤村先生の本はほぼ★5ですが、(特に比嘉シリーズ)
でも今回の作品は、よくある物語で、アレンジもいまいちだったような・・・
比嘉シリーズ新作お願いいたします!!!
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No.15:
(5pt)

ミステリじゃん!

ホラーなんだけどちゃんとミステリで楽しく読みました。
こいつが怪しいなとかページを行ったり来たりしながら。
2周目は、1周目では読み取れない伏線を見つけて楽しみました。

気味の悪い描写、とのレビューが散見されますが、私としては後半に出てくる気味悪いやつはむしろそそられます。それよりも冒頭、カルト洗脳の描写がリアルでグロくて気分悪くなりました。

ここからはちょっとだけ系統のネタバレになる内容を書きます。



本作ですが、澤村伊智『邪教の子』、貴志祐介『天使の囀り』と似た雰囲気を感じました。
ちゃんと原因があるというところですね。科学的な細かいツッコミは無しでね。
なんか知らんけどその土地の霊や怪奇におそわれたーっ!という怖い話ではないので、私はとても好きですね。
ちなみに作中の登場人物では佐原さんが一番好きです。
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No.14:
(3pt)

B級ホラー?

う〜ん、そういう話か、、、
結構評価がいいので期待していたのですが、悪い意味で裏切られた感じです
ハッキリ言って面白くなかった
急にあまりにも話が飛躍してオカルトというかホラーになる感じは、純粋なミステリーと思って読んでいた私にとっては残念な展開でした
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No.13:
(5pt)

閉鎖空間系SFホラー

脱走し陰惨な風習があった森に踏み込んだ人間たち、というJホラー的な始まりですが、その実遊星からの物体X的なSF風な背景があります。
ブラック企業の研修所、禁足地の森、飢えながらの逃避行、SF風ミュータントと要素を抜き出すとトンデモ系に見えますが、しっかりと組み合って調和も感じられます。
人格を残しているために不死身の肉体があっても悩み苦しむ、というのも『ライダー』や『デビルマン』で描かれた普遍性あるテーマ。唸らされる。
しかしクリーチャーは対処が確立されていて脅威度は低く、そちらを期待して読むとやや肩透かし。と思いましたが終盤まで読めば印象も一転します。ある手段でデメリットを打ち消した完成体こそが、成功例の真のクリーチャのようです。
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No.12:
(4pt)

面白いけど後味は悪い

面白いし読みやすくて一気に読めました。
ただ、後味は悪いです。
お話としてはまとまってると思うのですが、勧善懲悪的なものが好きな私は若干モヤモヤしました。
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No.11:
(4pt)

読み始めたら止まらない

※若干ネタバレあり※

怪しい団体からの追手と、森の中で遭遇する奇怪な出来事、ダブルの恐怖に苛まれる登場人物達の緊張が伝わり、読み始めると止まりませんでした。
細かな描写を拾っていくと、なんとなくラストは予想できてしまったので、どんでん返し的な結末は無いかも。
終盤で一気に超常現象的な流れが解放される感じがあり、これまでとの温度差を感じて…ん?となってしまった部分もありました。
映画化するなら、相当魅せ方を考えないと確実にB級映画に落ちてしまいそう。
とはいえ、夏の夜の良いお供になりました!
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No.10:
(4pt)

2度読みしたくなる一冊

4時間程度で読み切れる量の長編ですが、中弛みせず一気読みさせる筆力はお見事!

澤村伊智ファンなら終盤の場面展開で
「おや?これは?」とオチを推測できそうな所が
やや残念ですが、それを差し引いても楽しませてもらいました。

個人的な好みとして怪異や変異に説得力が欲しいタイプなので
こうなるに至った原因をさらに掘り下げてもらいたかったかも。

さりげない描写が伏線になっていたり、ミスリードを誘っていたりと一度読了したらもう一度最初から読みたくなる本です。
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No.9:
(3pt)

お酒飲まない?

なかなか面白かったです。オチも良かった。最近の著書の中では秀逸だと思います。
なぜ被害者の女をライターが取材している態にしているのか。
そこには隠された意味があり納得。
ライターの描写ですが、参考図書を見て思わずニヤリ。
そうですよねー、村田らむさんですよね。

ちょっと細かいですが、ウィスキーの水割りを飲むシーンで、
喉と胃が心地よい熱を帯びるとの描写がありましたが、水割りじゃ熱帯びないです。
ストレートかロックですかね。
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No.8:
(3pt)

あともう一歩!

詐欺のような宗教のような、得体のしれないカルト企業『T』の合宿所で行われた「研修」から脱出した女性のインタビューと、後半からTの部長と代表のやり取りが交錯しながら恐ろしい結末へと突き進みます。

 森の中の殺人鬼モノなのか、妖怪や怪奇現象モノなのか、どっちへ転がるかと読み進めながら物語以外のほうでドキドキしましたが、「そっちにいったかー!?」と、ちょっとビックリ。とはいえ、ちゃんとスジは通っているので、ありがちな奇をてらったちゃぶ台返しを狙って、話が薄っぺらになることはありません。
そこらへん、澤村伊智はさすがだなーと感心させられる。

でも、厳しめに星2つ原点。
主人公が土壇場で「すべてを理解し行動を起こす」流れが唐突すぎることと、その真相のシステムがちょっと無理あるんじゃないかなーと、自分の中で消化しきれず不満が残る。
いや、面白いんですけどね。よくできている作品だからこそ、アレッと気になったところが余計に目立ってしまう。
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No.7:
(3pt)

ホラーミステリというジャンルは、

こういうものなのかという感想でした。
普段からゾンビ映画を愛好している自分にはホラーもグロもそこまでという印象でしたが、勘違いでどっちかというと最後にミステリ的な種明かし(犯人はオマエだ的な)を期待していたため、そのあたりは自分のホント勘違いでしたが拍子抜けしたというか。
あと156頁で煙草を揉み消した行動主はTさんでなくAさんの間違いですよね?何度前後を読み直しても合わないので、たぶん作者の書き間違いかと思うに至りました。本筋とはまったく関係ないですが、二版で修正かかるだろうかと、そっちのほうが気になっている今日この頃です。
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No.6:
(3pt)

ホラーなので仕方ないが

ジャンルがホラーなので仕方ないが追われる緊迫感やサバイバルで生き延びる切迫感がもう少しあればなぁと思う。でもそうなると詰め込みすぎて面白くなくなってしまうのかも。
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No.5:
(2pt)

長い

ぼぎわん以来、著者のファンではあります。
が、今作は、このオチならば短編でよかったかと、、
いかんせん道中の会話が長すぎるし、どうでもよすぎる。なによりオチが荒唐無稽なのが好みじゃなかった。。
カルトやマルチなど好物のテーマもあるのに、なんだかうまくない。
まあ、高評価の方もいるので、あくまで個人の感想です。
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No.4:
(5pt)

怖いけど…

毎度読みやすいので2日間で読み終わりました。
終わり方はこれでいいのかな?
解決ってことになるのかな?
まぁ超常現象的なことも絡んでいるからこれでいいのか。
カルト集団への復讐とかではなかったのですね。
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No.3:
(3pt)

グロいというより気味が悪い。

カルト系の描写が強くある今作は、ホラーといえど人怖に落ち着くのかなと思って読んでいたら思わぬ方向になっていった。

相変わらず社会から取り残された余裕のない人間の描写が秀逸。もう少し人物の深堀があればより理解しやすいとは思ったが、今回は人物や場面の転換が特に多めだったため、そこは察しろということなのか。

また今回は味覚の表現が強いように感じていたが、最後で納得。
後半はグロいよりも気味が悪い、気持ちが悪いという感覚。痛覚に訴える描写がやや苦手な自分はむしろ今作は読みやすかった。

全体の内容としては面白かったために、人物や森の些細をより描写して欲しかったとも思う。
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No.2:
(5pt)

カルト団体から逃げ出し、迷い込んだ森で待ち受けるものとは……?

比嘉姉妹シリーズの澤村伊智さんによる、独立した長編新作。澤村伊智さんは引き出しが多い作家さんという印象があるので、今回は怪異系か?それとも「結局怖いのは人」系か?と疑いながら読み進め、真相に至ると、なるほどそう来たか~!と笑ってしまった。ビジュアルが想像しやすく、だからこそ気持ち悪さ満点。カルトに参加してしまった人たちを揶揄する言葉には、自分まで責められているような気がして居心地が悪かった。一気読み必至のおもしろさでした。
「喩えるなら……そうだな、ベンチ入りもできてないのにバッターボックスに立てて、人生の一発逆転ホームランが打てると信じてるお茶目さんたちを」
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No.1:
(4pt)

このグロテスクな味わいは、かなりのもの。終盤、吐きそうになりました。

深い深い森の中を歩いていたら、とんでもなくおぞましいものが飛び出してきた‥‥みたいな読み心地。
昔読んだ某フランス作家のホラー・ミステリー、あの驚き桃の木とんでもねぇ衝撃を思い浮かべた次第。
「ぎょえぇぇぇ」てな終盤の展開には、あまりの気持ち悪さに、吐きそうになりました。

かなりグロテスクな味わいのホラーなので、その手の作品が苦手な人にはおすすめできないかなあ。
ぞくぞくしながら頁をめくっていったら、とんでもない所に連れていかれた仰天ホラーでした。
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