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でぃすぺる
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でぃすぺるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
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ジュブナイル×オカルト×本格ミステリという売り文句の本作ですが、 少年少女が冒険を通して成長してゆくストーリーは王道で、とても満足がいくものでした。 それからミステリとしての仕掛けはとても凝っていて、散りばめられた小さなパーツが組み合わさって真実が見えてくる快感も十分味わえます。 あとはオカルトの部分をどう感じるかで評価が分かれる作品だとは思いますが、これはもう実際に読んでみてジャッジしてもらうしかないと思います。 少なくとも私はとても楽しめました。 | ||||
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小学生が七不思議に隠された謎を解き、事件の真相に迫るミステリー。 ミステリーとホラー、2つの要素が事件と絡んできて、終始首を捻りながら面白く読むことが出来た。 話が進むにつれ、どういう風にオチをつけるのかなと思ったが、最後の最後で出てきた展開にポカーンとなってしまった。 とはいえ、ちゃんと作中でそういった伏線自体は張られているので、騙し討ちや出オチということは無い。 だがそれまで積み上げて来たものに比べ、決着が余りにもあっさりと呆気ないように感じられた。 (そこだけ急にミステリーからラノベになったような・・・・・・) そういった展開やオチに納得出来るなら、良い作品かと思う。 主人公が小学生ということで、小学生ならではの制約や葛藤も話の展開に活きているように思う。そういう点で、同じ小学生ならばまた楽しく読めるのでは無いだろうかとも思った。夏休み読書感想文の題材に良いかもしれない。 | ||||
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オカルト好きだしミステリ好きだし個人的には今年読んだ本の中で一番面白い^_^ | ||||
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本作を読む読者はおそらく今村氏のこれまでの作品をすでに読了しているものと思います。 それが前提と考えれば、本作はそれら前作じたいが伏線として機能して完結する非常に壮大なメタ小説です。 (そのぶん、本作から読む読者にとって評価が低くなるのはしかたないと思われます) ほかのレビューアさんも書いてますが、前作までの流れを考えると何を書いてもネタバレになるし「こう来たか」と膝を打つしかないし、この作品、今村氏にしか書けないんじゃないかと思われます。 | ||||
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序盤は☆5くらいの面白さでした。 そこからイマイチ方向性が見えない状態が続いてオチで☆3って感じでした。 魔女がルールどうこう言いだしたあたりからジュブナイル的な良さが減った気がします。 オカルトかミステリーか、帯で煽る分にはいいと思いますけど、登場人物までそれを言い出すには恐怖が足りてなかったと思います。オカルトを主張する主人公が急に子供っぽくみえました。普段の思考や行動力は設定を高校生にしても成立するレベルだったので、このへん違和感凄かったです。 もうちょっと、どっちとも取れる現象で読む側を振り回してほしかったです。 | ||||
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やられました ミステリーは初めて読んだのですがやられました いやー、やられました | ||||
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怪談はあまりすきじゃないので、普段ホラー系の小説は読まない。しかし、今村さんの本だから読んでみた。怖かった。夜には読まないことをお勧めする。でも展開が気になってどんどん読んでしまった。単なる怖いオカルトの話に止まらず、パズラーとしてもいい作品だと思う。 | ||||
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いつも複数の本を併読する読書スタイルなのに面白過ぎて珍しく一気読みしてしまいました!『屍人荘ー』のシリーズより好きです! 町の七不思議と殺人推理がキレイに絡んでいて鍵となる怪談がまたいちいち怖い! 小学生の壁新聞係の推理と冒険に胸キュン。 子供という存在の無力さ心細さ、狭い人間関係の機微、大人への不満と甘え、将来へのぼんやりとした不安など「そうだったなあ」と色々思い出されて胸が締め付けられる。 誰が味方で誰が敵なのか?狭くて斜陽の町の人間模様にハラハラ。 終盤は色々とにかくビックリしました!今村先生のジュブナイル最高です! | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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今村先生の著作は初めて読みましたがとにかく読みやすかったです。あちらこちらに伏線が張り巡らされており圧倒させられました。最後の衝撃は暫く忘れないと思います。 最初は、これはどう収束するんだ?とかミステリーなのか?等と疑問はありましたが読み終わった今となっての感想としては、The本格。大変素晴らしかったです。 | ||||
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この本は本格推理小説ではないが、読者にサプライズを与える | ||||
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今年1番面白い本だった。今村先生すごい!! 今村先生の新作と聞いて、おっ、葉山ひるこシリーズの新作かと思ったので、違うと分かりちょっとがっかりした。でも、あらすじを見てこれは面白そうだと迷いながらも即購入してみた。結果、大正解!こんな面白い本ならいくらでも出す。 子どもの頃からズッコケ三人組シリーズが大好きで、今でもよく読むんだけれどそんな感じの書き味。登場人物もみんな魅力的。主人公のお家が商売やってるのもなんとなく似てるし。小学生の冒険譚って感じだけれど、きちんと謎解きもあって、ワクワクする。ホラー小説家が書いたミステリーをこないだ読んでみたけどあんまり面白くなかったので、ミステリー小説家の書くホラー?はどうなのかと思ったけど、これは素晴らしい!!というか、これはホラーではなくちゃんとミステリーだわ。こんな面白い本が読めて幸せです。余談だけど、この著者の書き味が好き。シリアスなシーンもシリアスになりすぎないし、ユーモアがあるから、さらりと読めるし。また、新作楽しみに待っています。 | ||||
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なにを言ってもネタバレに近づくのでこれ以上コメントできません。 ただ、参りました。負けました。 こうきたか、今村! | ||||
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壁新聞の係に選ばれた三人の小学生が、町にある七不思議と一つの殺人事件との関連に着目し、謎解き捜査を繰り広げながら記事にしてゆくジュブナイル作品。怪談、心霊スポット、殺人事件にと、オカルト好きの少年は超自然的な論理でアプローチし、ミステリ好きの秀才少女は合理的なロジックで全てを説明しようとする。そして、もう一人の少女は第三者的な視座から、二人の推理・見解に冷静なジャッジを下す。 この対決とすり合わせのうちに捜査と謎解きが進行してゆく展開が面白い。 事件とは直接関係のない日常の謎をあつかった謎解きエピソードなども散りばめ、さらに後半では、町全体に巣くう巨大な闇と対決する冒険談へと進行してゆくのも、ワクワク感いっぱいの楽しさだ。ホラーでありミステリなのだが、どちらに偏ることもなく、絶妙のバランス感覚で、完成度の高い謎解きエンタメ作品に仕上げている。小学生を主人公にしたジュブナイルに仕立てたため、読みやすさやそゆえの面白さもたくさんあるのだが、やや軽量な印象もぬぐえない。この内容なら大人を主人公にして、オドロオドロしい雰囲気いっぱいの文章で書き上げたら、さらにスゴい作品になったのではないかと、幾分もったいなくも感じた。 | ||||
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