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でぃすぺる



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【この小説が収録されている参考書籍】
でぃすぺる

でぃすぺるの評価: 3.98/5点 レビュー 44件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.98pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 21~34 2/2ページ
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No.14:
(5pt)

オカルト上等!な方にはマジお勧めできます。

ジュブナイル×オカルト×本格ミステリという売り文句の本作ですが、
少年少女が冒険を通して成長してゆくストーリーは王道で、とても満足がいくものでした。
それからミステリとしての仕掛けはとても凝っていて、散りばめられた小さなパーツが組み合わさって真実が見えてくる快感も十分味わえます。
あとはオカルトの部分をどう感じるかで評価が分かれる作品だとは思いますが、これはもう実際に読んでみてジャッジしてもらうしかないと思います。
少なくとも私はとても楽しめました。
でぃすぺるAmazon書評・レビュー:でぃすぺるより
4163917497
No.13:
(4pt)

オチに納得出来るかどうか

小学生が七不思議に隠された謎を解き、事件の真相に迫るミステリー。
ミステリーとホラー、2つの要素が事件と絡んできて、終始首を捻りながら面白く読むことが出来た。
話が進むにつれ、どういう風にオチをつけるのかなと思ったが、最後の最後で出てきた展開にポカーンとなってしまった。
とはいえ、ちゃんと作中でそういった伏線自体は張られているので、騙し討ちや出オチということは無い。
だがそれまで積み上げて来たものに比べ、決着が余りにもあっさりと呆気ないように感じられた。
(そこだけ急にミステリーからラノベになったような・・・・・・)
そういった展開やオチに納得出来るなら、良い作品かと思う。
主人公が小学生ということで、小学生ならではの制約や葛藤も話の展開に活きているように思う。そういう点で、同じ小学生ならばまた楽しく読めるのでは無いだろうかとも思った。夏休み読書感想文の題材に良いかもしれない。
でぃすぺるAmazon書評・レビュー:でぃすぺるより
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No.12:
(5pt)

面白い^ - ^

オカルト好きだしミステリ好きだし個人的には今年読んだ本の中で一番面白い^_^
でぃすぺるAmazon書評・レビュー:でぃすぺるより
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No.11:
(5pt)

ほんとうに何を書いてもネタバレになるので何も書けない

本作を読む読者はおそらく今村氏のこれまでの作品をすでに読了しているものと思います。
それが前提と考えれば、本作はそれら前作じたいが伏線として機能して完結する非常に壮大なメタ小説です。
(そのぶん、本作から読む読者にとって評価が低くなるのはしかたないと思われます)
ほかのレビューアさんも書いてますが、前作までの流れを考えると何を書いてもネタバレになるし「こう来たか」と膝を打つしかないし、この作品、今村氏にしか書けないんじゃないかと思われます。
でぃすぺるAmazon書評・レビュー:でぃすぺるより
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No.10:
(4pt)

もったいない!

序盤は☆5くらいの面白さでした。
そこからイマイチ方向性が見えない状態が続いてオチで☆3って感じでした。
魔女がルールどうこう言いだしたあたりからジュブナイル的な良さが減った気がします。

オカルトかミステリーか、帯で煽る分にはいいと思いますけど、登場人物までそれを言い出すには恐怖が足りてなかったと思います。オカルトを主張する主人公が急に子供っぽくみえました。普段の思考や行動力は設定を高校生にしても成立するレベルだったので、このへん違和感凄かったです。

もうちょっと、どっちとも取れる現象で読む側を振り回してほしかったです。
でぃすぺるAmazon書評・レビュー:でぃすぺるより
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No.9:
(5pt)

やられた

やられました
ミステリーは初めて読んだのですがやられました
いやー、やられました
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No.8:
(4pt)

ホラー版少年探偵団の誕生

怪談はあまりすきじゃないので、普段ホラー系の小説は読まない。しかし、今村さんの本だから読んでみた。怖かった。夜には読まないことをお勧めする。でも展開が気になってどんどん読んでしまった。単なる怖いオカルトの話に止まらず、パズラーとしてもいい作品だと思う。
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No.7:
(5pt)

面白い!怖い!驚いた!

いつも複数の本を併読する読書スタイルなのに面白過ぎて珍しく一気読みしてしまいました!『屍人荘ー』のシリーズより好きです!
町の七不思議と殺人推理がキレイに絡んでいて鍵となる怪談がまたいちいち怖い!
小学生の壁新聞係の推理と冒険に胸キュン。
子供という存在の無力さ心細さ、狭い人間関係の機微、大人への不満と甘え、将来へのぼんやりとした不安など「そうだったなあ」と色々思い出されて胸が締め付けられる。
誰が味方で誰が敵なのか?狭くて斜陽の町の人間模様にハラハラ。
終盤は色々とにかくビックリしました!今村先生のジュブナイル最高です!
でぃすぺるAmazon書評・レビュー:でぃすぺるより
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No.6:
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』が好きな方にぜひ読んでいただきたい

良かった点

・ストーリーが非常に引き込まれる
・キャラクターの心情が深く感じられる

悪かった点

・タイトルが内容を明示していない
・カバーイラストとストーリーのギャップが大きい
・人物が容易に命を捧げすぎる
・ホラー要素は必要ないのでは?

「簡単に命を投げ出しすぎ」というのはこの人の「~の殺人」シリーズ3冊めまでを含めた、4冊を読んでの感想。
そんなに簡単に、人間は自ら死を選べるものなのだろうか、の是非はともかく、「またこれ?」となってしまったのも事実。
「ホラー要素は蛇足」は、「犯人はお化けでした」とか言われても納得できないでしょう。
「じゃあオマエは『屍人荘の殺人』も駄作だというのか?」って、いやいやアレも大傑作です。
なぜアレが良くて、こっちがダメなのかと言いますと、「屍人荘」はちゃんとルール設定が明確にされています。
そのルール内でなら殺人が起ころうとフェアなわけです。
でも「でぃすぺる」はそうではない。
本を読み終えたばかりの時は良いけれど、余韻が引いて素に戻ると
「ん? 待てよ、じゃああいつ何でもできたってことじゃん! なんで子供たちをさっさと殺してしまわなかったんだ?」
という疑問が頭をもたげてしまいます。
「おばけ」の部分をそっくり取っ払っても、ぜんぜん成立する物語なだけに、惜しいと感じました。
これだけ書いて言うのもなんですが、「でぃすぺる」は大傑作です。
願わくば、あせって変な映画会社に版権を売らないでいただきたい。

おすすめする読者層

・岩井俊二監督作品、またはアニメ版『打ち上げ花火~』が好きな方
・アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』の雰囲気が好きな方
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No.5:
(5pt)

今まで読んだ中でもトップクラスのでき

今村先生の著作は初めて読みましたがとにかく読みやすかったです。あちらこちらに伏線が張り巡らされており圧倒させられました。最後の衝撃は暫く忘れないと思います。
最初は、これはどう収束するんだ?とかミステリーなのか?等と疑問はありましたが読み終わった今となっての感想としては、The本格。大変素晴らしかったです。
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No.4:
(5pt)

この作者の本とにかく面白い

この本は本格推理小説ではないが、読者にサプライズを与える
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No.3:
(5pt)

面白い!!!

今年1番面白い本だった。今村先生すごい!!
今村先生の新作と聞いて、おっ、葉山ひるこシリーズの新作かと思ったので、違うと分かりちょっとがっかりした。でも、あらすじを見てこれは面白そうだと迷いながらも即購入してみた。結果、大正解!こんな面白い本ならいくらでも出す。
子どもの頃からズッコケ三人組シリーズが大好きで、今でもよく読むんだけれどそんな感じの書き味。登場人物もみんな魅力的。主人公のお家が商売やってるのもなんとなく似てるし。小学生の冒険譚って感じだけれど、きちんと謎解きもあって、ワクワクする。ホラー小説家が書いたミステリーをこないだ読んでみたけどあんまり面白くなかったので、ミステリー小説家の書くホラー?はどうなのかと思ったけど、これは素晴らしい!!というか、これはホラーではなくちゃんとミステリーだわ。こんな面白い本が読めて幸せです。余談だけど、この著者の書き味が好き。シリアスなシーンもシリアスになりすぎないし、ユーモアがあるから、さらりと読めるし。また、新作楽しみに待っています。
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No.2:
(5pt)

完敗。こうきたか!

なにを言ってもネタバレに近づくのでこれ以上コメントできません。
ただ、参りました。負けました。
こうきたか、今村!
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No.1:
(4pt)

ホラー+ミステリのジュブナイル作品

壁新聞の係に選ばれた三人の小学生が、町にある七不思議と一つの殺人事件との関連に着目し、謎解き捜査を繰り広げながら記事にしてゆくジュブナイル作品。怪談、心霊スポット、殺人事件にと、オカルト好きの少年は超自然的な論理でアプローチし、ミステリ好きの秀才少女は合理的なロジックで全てを説明しようとする。そして、もう一人の少女は第三者的な視座から、二人の推理・見解に冷静なジャッジを下す。 この対決とすり合わせのうちに捜査と謎解きが進行してゆく展開が面白い。

事件とは直接関係のない日常の謎をあつかった謎解きエピソードなども散りばめ、さらに後半では、町全体に巣くう巨大な闇と対決する冒険談へと進行してゆくのも、ワクワク感いっぱいの楽しさだ。ホラーでありミステリなのだが、どちらに偏ることもなく、絶妙のバランス感覚で、完成度の高い謎解きエンタメ作品に仕上げている。小学生を主人公にしたジュブナイルに仕立てたため、読みやすさやそゆえの面白さもたくさんあるのだが、やや軽量な印象もぬぐえない。この内容なら大人を主人公にして、オドロオドロしい雰囲気いっぱいの文章で書き上げたら、さらにスゴい作品になったのではないかと、幾分もったいなくも感じた。
でぃすぺるAmazon書評・レビュー:でぃすぺるより
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