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でぃすぺる
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でぃすぺるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 1~20 1/2ページ
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小学6年生が3人集まって町の七不思議を調べていくうちに 段々スケールが大きくなっていく話 現実論vsオカルト論の構成もいいアイデアだと思う 急に生えてくる仮定推理とか、「真理子が取らない行動~」みたいな 作者独自の謎理論について苦言を呈する人の言いたいことも分からなくもないし、 最後だけやや駆け足気味だったけど、全体で見ると伏線も回収してるし普通に面白かった ただyoutuberとか図書メンバーやオッサンとか、巻き込まれた人らに対するフォローはあってもよかったかもしれん そのままだと主人公らが巻き込んだことになるよね? シリーズ化してくれたら嬉しい | ||||
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超自然現象などがごく自然に表現されていてとても簡単に入り込める。 | ||||
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「ズッコケ三人組」みたいなノリの話だなと思いました。 性格の違う小学生三人がひょんな事から一緒に行動するようになり、あれやこれやしていくという感じです。 本作では彼らは町の七不思議の謎を解明していきます。 個人的には三津田信三的な「一見ホラーなんだけど実は合理的な解釈が出来る」みたいな感じで七不思議を一つづつ読み解いていくのかなという期待があって、実際そういう要素もあるのですが、あんまりそっちには行きませんでした。 ミステリというよりもホラー寄りであり、ホラーよりもジュブナイル要素が大きい感じですね。 思ってたのとは違ったものの、楽しく読めました。 小学生高学年なら大人よりも楽しく読めるのではないでしょうか。 | ||||
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ホラーとしてはあまり怖く感じられなかったが、全体としては大満足だった。主人公たちの成長と絆の深まりもいい。ミステリとホラーの融合としてとても面白かったと思う。ただ終盤の展開は好き嫌いがわかれそうな気もした。 | ||||
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舐めてた。やられた。クソほどおもろい。シリーズ化して欲しい。 | ||||
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オカルト大好きな小学六年生のユースケは、夏休み明けに掲示係に立候補して趣味全開の壁新聞作成を目論むが、予想外にクラスのエリート委員長サツキと春先に転向してきたばかりのミナと組むことになる。ユースケと真逆な現実主義派なサツキが組んだ理由は、去年不審死した従姉のマリ姉が、パソコンに『奥郷町の七不思議』を残しており、この謎を解けば事件の真相が明らかになるのでは・・・と考えたからだ。ユースケはオカルト視点、サツキは現実視点、ミナはそれをジャッジする構図で壁新聞を発表し、クラスメイトから好評を得るが、彼らの活動は想像を絶する闇へと踏み込むことになる・・・・ あーあ、特に思い出を作ることもなく、なーんにも考えず怠惰で無機質な小~中学生時代を過ごした自分にとって、主人公たちが事件を解決するため必死に町中を駆け回る描写は、応援と同時に「自分はガキの頃、何やってきたんだうわああああああああああ」と、奇声を発してのたくり回りたくなった。本書の紹介文通り『こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編』です(笑) あと、事件の真相ですが・・・賛否別れそうですね。自分はこういうジャンルを結構読んでいるので、「なるほど、こう来たか!」と、驚きながらも納得できましたが、まぁ、人によっては「そりゃねーだろ」と不満に思うかもしれません。 それに、サツキが特に頭のキレる小学生という設定だとしても、七不思議の謎が小学生探偵が解決するレベルを遥かに超えていて、後半やや不自然でした。もう少し大人の協力者を活かして、高難易度の調査や分析は分業したという流れなら、そこらへんスムーズに読めたかなと思ってみたり。 そして、この終わり方・・・・中学編、高校編、成人編があってもおかしくありません。期待してます。 【重要】 小学生主人公の割に読者対象年齢やや高めだけど、ぜひ小学生も頑張って読んでみてね。私みたいに手遅れになる前に!!!!!!!! | ||||
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●No.1 Sトンネルの同乗者、No.2 永遠の命研究所、No.3 三笠峠の首あり地蔵・・・など、奥郷町の七 不思議。なのに6つしかない。7つ目を知れば死ぬという。こんなオカルト事件の謎を小学6年生が推理す る。主人公を(高校生や中学生ではなく)小学生に設定した意図は不明だが、文体が簡潔で可読性の高さ をねらったのかもしれない。 謎を追求して行くに従いさらなる謎に遭遇。邪神の影がちらつく不気味さがホラー感を重積させて行く。 逃げ場のない焦燥感や不安感がMaxでした。 3人の主人公が次第に分かり合い、絆が深まって行く様子は微笑ましく、ラストも爽やかだった。 ー蛇足ー 322ページのサツキの手記の中で「ユースケとサツキは・・・」は「ユースケとミナは・・・」の間違いな のでは? | ||||
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オカルト・ホラーとミステリの両面が巧みにブレンドされていて、サプライズなひっくり返し技もあったりして、これは予想以上に面白かったです。読み終えて、「ちょっと舐めてましたわ。ごめんなさい」て、頭下げてました。 話の主役は、単行本の表紙カバーに描かれている三人。向かって左から、木島悠介(きじま ゆうすけ)、畑美奈(はた みな)、波多野沙月(はたの さつき)。小学六年生の二学期、同じクラスで壁新聞を作ることになった彼らが、〈奥郷町(おくさとちょう)の七不思議〉て怪談のなかに隠された不審な事件を調べ、その謎を推理していく‥‥て話です。 オカルトの怪異的な側面から推理するユースケ(悠介)、事件の論理的な側面から推理するサツキ(沙月)、二人の推理の不具合を正す審判役のミナ(美奈)。それぞれの立ち位置は違っているんだけど、それが微妙なバランスをとりつつ、次第に謎の核心へと迫っていく辺りの展開は、かなりやきもきしながら頁をめくってましたねぇ。 そうして、驚き桃の木のラスト・シーンがやって来る。「まさか、そうくるとは‼️」て、このどんでん返しには、やられましたわ。全く予想外の、嬉しいサプライズを味わうことができました。 初出は、第一章が「オール讀物」2022年11月号に掲載されたもので、第二章以降は書き下ろしなんですね。「あれぇっ?! 第一章の出だしのあと、全体が読めるまで一年あいてるんやな」て、そこは結構意外でした。 『このホラーがすごい! 2024年版』(宝島社)の【国内編】第5位に選ばれた一冊。私にとってはこれが初めて読む著者の作品で、好印象を持ちました。面白かったです。 | ||||
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まさのオチだった。 | ||||
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ジュブナイルのホラー?とあんまり期待していなかった。軽いものを想像していた。 でもすごく引き込まれたし、怖かった。 そして最後はほろりと泣いた。とても未来のある終わり方でとてもよかった。 話題になるのも頷ける。 おすすめして回りたい1冊だった!! | ||||
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ミステリーとしての仕掛けは巧妙で、小さな手がかりが組み合わさって真実が明らかになる過程は、非常に満足感がある。 また、オカルト要素は作品の雰囲気を高め、物語に深みを与えている。 結末については賛否が分かれるかも。 推理小説としての予想外の展開は、一部の読者には新鮮な驚きを提供する一方で、他の読者には物足りなさを感じさせる可能性あり。 登場人物たちは魅力的で、特に主人公のユースケとサツキの対照的な推理スタイルは、物語に緊張感をもたらしている。 ユースケのオカルトへの情熱とサツキの現実的なアプローチが交錯し、謎解きのプロセスを面白くしている。 彼らの推理を追いながら、自分も謎解きに参加しているような感覚を味わえる。 著者の柔らかくカジュアルな文体は、物語を通じて読者を引き込む。 | ||||
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途中涼宮ハルヒのパロディみたいな場面もあったし、ホラーとミステリーを一つの作品で行ったり来たりする非常に面白い作品だった。 | ||||
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オカルトとリアル、どちらに転ぶのか?最後まで見えないのが良いですね。 | ||||
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導入部分から読みやすく一気に読んだ。 怪奇ものと謎解きが同時に楽しめる本だった。 | ||||
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本屋で推しの一冊として、Kindleで購入しました。 七不思議について始まり、最後は特に面白かったです。 | ||||
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物凄く面白くて、一気に読破してしまいました! 充分に満足なのですが、他の方も指摘している通り、周囲の人間に被害が降りかかる場面で、そこを気にかける描写がほぼ無かったのは確かに気になりましたね。 でも気になった点を差し引いても面白い部分が断然勝りました。七不思議やホラーが想像以上に怖いので、怖がりな方は明るいところで読むことをお勧めします。 | ||||
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小学生3人組が、殺人事件の真相を追う。手掛かりは被害者女性が残した6つの怪談のみ。 怪談を読み解く過程で事件の真相が徐々に明らかになるという凝った展開で、本格と怪異のバランスが見事で、そういう意味では三津田信三の作品や、綾辻行人の「Another」などに近いテイスト。 ただ、主人公を小学校6年生としたことで、全体的に明るくさっぱりとしたトーンになっている。 あちこに伏線があり、ラストで余すことなく回収されていく展開は見事だが、この真相には好みが分かれるかもしれない。 それにしてもこの作者の作品は、デビュー作から全くハズレがなくどれもレベルが高い! | ||||
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最後の展開は賛否分かれるだろうなという印象。私は、急に没入できなくなったのが気になった。 でも、それまでの内容はとても面白いと思ったし全体的に見れば良い読書体験をしたと思う。 | ||||
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(a) 本書は、殺された女性が残した6話の怪談の謎を小学校6年生の3人が解いていくストーリーです。男子(主人公)と女子2人の3人は、それぞれタイプが異なり、ジュブナイル小説の要素がある作品であるとともに、ミステリーの謎解きの要素、怪談のホラー的な要素を併せ持った、ちょっと変わったテイストの作品です。 (b) 上記のように、いろんな要素を詰め込んでおり、単行本で440ページの文字がギッシリ詰まった本なので、かなり読み応えのある作品と思います。 (c) やや変わった風合いのある本であり、人によって好き嫌いのある本かもしれません。多くのレビュアーさんが高評価している本ですが、私の場合は「長いストーリー、少したいくつ」と感じながら読みました。 (d) そして本書の結末は、読者によって、さらに賛否が分かれる部分かもしれません。何を書いてもネタバレになるので書けないのですが、私の場合は「そんなのアリ?」と思い、釈然としない思いが残りました。ミステリーとしては、こんな結末はいかがなものかと思います。 (e) 辛口のレビューになってしまいましたが、見方によっては、「新たな境地を開いた力作」と言えるかもしれませんので、一読の価値はあるようには思います。 | ||||
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怪談の謎解き部分は、よく組み立てられていると感じたし、徐々に解き明かされていくドキドキ感は抜群だったが、結末は良くも悪くも想定外。推理モノとしては良い意味で裏切られたが、あまり好きではない終わり方。良い感じで没入感があったのに、最後は一気に引いて俯瞰で観てる感覚に。 子どもたちの言動、行動があまりにも大人びているのは違和感だったが、あの結末を持ってくる物語であれば、フィクションとしてまあ仕方ないかな。 | ||||
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