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鵼の碑
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鵼の碑の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全76件 41~60 3/4ページ
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| 17年ぶりの新刊! と前のめりで買いに行って、まず己の読み進むスピードの遅さに愕然としました。 昔はあの厚みの本をグイグイ読んだのに、当時は学生でSNSも無かったから時間がたっぷりあったんだな、と…。 本の外側の自分ばっかり年を取っていて、作中にはほんのちょっとの時間しか流れていないから、いつもの面子がいつもの調子で出て来ます。そこがとても嬉しい。 17年ぶりに読む新刊は、最近再読した絡新婦に比べると随分読み進めやすかったな~という印象。 よく知った人物が大体出てくるので、興味を失うことなく読めました。 京極堂シリーズは構造こそが「謎」の要であり、ミステリを読む我々は「ミステリを読むんだぞ!」と気合いを入れて本を開くため、今回もまたまんまとその構造に嵌め込まれてしまいました。 今回はおどろおどろしさよりも、静かでしっとりした話だった印象です。 【以下は本編に関わる個人的な感想】 17年ぶりの今作ですが、作中では核開発に関しての情報が重要な役割を果たしていました。 日本は東日本大震災以降、放射能に関する話題に敏感だったわけで、もし地震以降間を置かずに発表されていたらまた騒がれ方が違ったような気がしてしまいました。 作中に出て来たガイガーカウンターなんて、あの地震以降に初めて知った言葉だった気がするし、文字だけ見てあの機械がどんな音を出すのかを無意識に連想できるようになっているなんて、昔だったら想像もできなかったことです。 ラストで、あの不思議なことなど何も無いはずなのに、お化けはそっと人の心の暗がりに存在している世界にまだまだ見ていない物語があるのだと思い出させられたので、まずはどの本を買い漏らしているのか調べてみようと思っています。 | ||||
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| 17年振りのシリーズ最新作ということで、発売日に購入 ミステリー呪われ視点で読むと、コロッとやられます きっちりと、ヌエに取り憑かれました(我ながらちょろい) 作中で散々注意を受けていると言うのに、、、 ただ、この我々が取り憑かれて祓われる、という構造と、取り憑かれるのがヌエという関係もあって、 いわゆるミステリー的なカタルシスは薄味目なので、そこは注意です | ||||
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| 京極ワールド満載でこれからが楽しみです | ||||
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| 読むほうもずいぶんとブランクがあるので、あの頃と同じような気持ちで読めるかなぁと心配しましたが、読み始めればすぐにあの頃と同じ気持ちで読めました。 | ||||
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| 学生時代読んでいて、いつ出るからずーっと待ってました。 やっぱり京極先生の本はこのシリーズが一番好きです。 | ||||
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| 本当に久しぶりで、「どこどこの事件」というのが何だったか出てこないので別冊宝島のムック本を参考書代わりにしていました。 すでにどなたかが書いておられるかとは思いますが、「百鬼夜行ー陽」のなかの「墓の火」と「蛇帯」が本作のキーパーソンの前日譚なので、さらっておくと本作に入り込みやすいかと思います。私は後で気づきましたが。 | ||||
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| 大好きな作家様の待望の新刊、地方住みなので発売翌日でないと店頭で買えない。店頭購入したい派ですが、悩んで悩んで注文しました。新品で買う大切な本なのに、重いし厚いし、届いたときに折れや汚れ、潰れがあったらどうしよう、と不安でしたが、届いてみればピカピカの美麗な鈍器!!めちゃ嬉しかったです。配送に関わって下さった方々、丁寧に扱ってくださって心から感謝します。 | ||||
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| 久しぶりに京極堂をはじめとする各氏にお会いできて嬉しかったです。ところどころに以前関わった事件の関係者の名前が出てくるのもファンは喜ぶポイントかと。 セツちゃんが出てきたときは声をあげて笑いました。 京極堂の関口さんに対する名台詞もあります。 もっと本格的な憑き物落としをやってほしかった気もしますが、ないものは落とせませんし、依頼されることではないので仕方ないですね。 榎木津さんは大活躍とまでは参りませんがバカでかい声が聞こえてくるようでつい口角があがります。 お話は【鵼】のタイトル通りでした。 本来、ないものをあると信じて探求し、読者はまんまとしてやられます。 いつものように(⁈)読み終わった後のやりきれない後味の悪さはありません(笑) 同窓会に参加し「あー、楽しかった」と思う、そんな感覚を得てください。 新参の方は姑獲鳥からすべて読破しご参加下さい。 | ||||
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| 懐かしや、京極堂! なんか、前の事件は忘れてしまったけれど、それも良し。 | ||||
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| 久々の京極堂ものでうれしく読んだ。京極堂の出番が少ないので、もっともっと出してもらいたかった。 内容はまあまあ興味深いものだったが、もっと奇抜な方が良かった。 | ||||
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| 17年、待ち侘びました。 読み進めたいのに、読み終わってしまう事が惜しいような心地で何度も残りのページを確認したり。 学生の頃、憧れのような存在だった京極堂たちの歳を追い越したからか、あのころよりもキャラが身近に感じられるようになった気がします。 ネタバレはしませんが、この作品はこのタイトルでなければならなかったのだなと納得の内容。 そして、作中で語られる事は、今にも通じるもの、今だからこそ余計に響くものかもしれません。 前作までの事件で、キャラの多くが心に何らかの傷を負っていましたが、そこにそれぞれが折り合いをつけ、ちょっと強くなったというか、地に足つけて生きている事が感じられて嬉しかったです。 ほぼオールスターな事も嬉しかったですし、新キャラの方もとても素敵。 蘊蓄も健在で大満足です。 百鬼夜行シリーズだけでなく、京極夏彦作品の1ファンとしても嬉しい展開でした。 次回作、幽谷響の家も楽しみです。 これまでの百鬼夜行シリーズを再読しながら、ゆるりとお待ちしてます。 | ||||
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| 何時もの事だけど厚さにはやっぱりで開いたとたん物語に引き込まれしまいました。京極夏彦さんのシリーズは全部読んで怪異の世界は私は大好きです。 | ||||
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| 前作からの間に色々なことがこの日本でもありましたからね…おそらく何度も書き直されたり、追加されたエピソードがふんだんに盛り込まれているのだろうと思います。 舞台は昭和の前半ですが、陰陽師が語る言葉は現代の我々にも届き得る言葉の数々でした。 そして百鬼夜行シリーズを追いかけてきた読者へのご褒美ともいえるラスト。 満足感のある一冊でした。 | ||||
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| 17年、待ちました甲斐があったというものです。複数のグループが徐々に徐々に深めていく謎が章を追うごとにワンフレーズづつリンクして、巨大な化け物を虚空に描き出します。 この17年を埋めてくれていたシリーズとのリンクもお見事!! レンガ本の読了感の爽やかさは最高ですね。 帯にしっかり書かれた次回作「幽谷響の家」はいつになるかは分かりませんが、また彼らに会うのが楽しみです。 | ||||
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| 長年作品を楽しみにしていました。久しぶりに京極堂一座に出会えて嬉しく思い、またとても面白かったです。巻末には次回の予告もあってドキドキします。 | ||||
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| 待ちに待った新刊読み切りました。 目録式は登場人物それぞれの動きを遡りやすく、さらに鵼という化け物の性質をも表していて良かったです。 事件としては薄味であるという意見もありますね。先日テレビの取材で先生がおっしゃっていましたが、百鬼夜行シリーズは謎解きがメインではない。読み終えた人の心に表題の妖怪が浮かんでいるかどうかを意識して書かれているそうです。過去作ですと陰摩羅鬼を読んで真相や犯人がすぐわかってしまったという不満を当時見ました。そもそもこのシリーズはそこ(謎解き)に重きを置いていないのです。 結果としてこの作品自体がまさに鵼でした!先生、しっかり受け取りました。過去作を再読しながら次作も楽しみに待たせていただきます。 | ||||
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| 【読書のきっかけ】 もう出版されることはないだろうと思っていました。 前作「邪魅の雫」が発表された2006年には、同書中に次作として「鵼の碑」の題名は掲げられていました。 ところが、待てど暮らせど新作は発表されず。 17年後の2023年9月、まさかの新作発表で、早速読んでみることとしました。 【率直な感想】 <「姑獲鳥の夏」を思い出す> 1994年のある日、私は書店の新刊本コーナーで奇妙な一冊を発見しました。 「姑獲鳥の夏」とある。 「奇妙な」というのは、その表紙に、女性の姿が描かれていたから。 「うぶめ」というのは、ゲゲゲの鬼太郎にも登場する妖怪で、確か、巨大な「鳥」の姿だったはず。 そもそも、姑獲「鳥」というくらいだから、「鳥」のはずだろう。 でも、面白そうだから、読んでみよう、と。 これが、大評判となった百鬼夜行シリーズとの出会いでした。 そして、「鳥」は、本作品中でも、重要なキーワードとなっています。 <レンガ本との久々の出会い> この10数年の間に、私はKindleを使い始め、書籍の購入は専ら電子書籍となっていました。 本書も思ったとおり、ノベルズ版で800ページほどあり、紙の本だと、例のレンガ本であることは確実。 それでも、久々に紙の本で購入したのには理由があります。 レンガ本の厚みを実体験したいというのもありますが、もうひとつ。 それは、ノベルズ版に付いてくる「しおり」に仕掛けがあって、著者自ら描いた妖怪のイラストと「謹製 開運○○(妖怪名)栞」と「御祓済」の文字が書かれていて、大変有り難いものです。 この「しおり」は3作目の「鉄鼠の檻」から付いてくるようになり、描かれる妖怪は毎回異なっています。 Kindle本だとこれは付いていなさそうでしたので…。 このシリーズの終盤の恒例は、京極堂による憑物落としですが、この「しおり」には、読者の皆さんは、既にお祓いしておきましたので、安心してお読みくださいという著者からのメッセージと受け取っています。 <本物の碑を見たことがあります> 本作品でも、冒頭の古文書に、源頼政が鵼を弓矢で退治したという伝説が掲載されていますが、京都に「鵺大名神社」という小さな社があります。 (ぬえの漢字の部首が、本作品では「空」、神社では、「夜」ですが、どちらも正しい。作中で京極堂から説明があります) 今から20年ほど前、私は観光旅行でそこを訪れ、携帯電話でその社と、「鵺」について記された石碑を携帯電話で撮影してきました。 久々に、パソコンの中を探っていったら、その写真が見つかり、少し嬉しかったです。 どうしてこの出来事を書いているかというと、本作品での「碑」は、この神社の石碑とは全く別物。 しかし、著者は当然、この神社の石碑のことはご存じだと思うので、本作品の着想のヒントになっていたのではないかと推測しています。 【全体評価】 シリーズの常連が登場するたびに、懐かしい人と再会した気分にさせてくれる嬉しい一冊でした。 大人の妖怪小説ゆえ、ゲゲゲの鬼太郎のように作中に妖怪が登場するわけではないけれど、なぜ「鵼」が今回題名となっているのか、憑物落としのシーンで明らかになる構成はさすがと言わざるを得ません。 800ページが長いどころか、もっと読んでいたいという気にさせてしまう良作でした。 次作は、「幽谷響の家」とのこと。 10何年も待たせるようなことはないように、切にお願いします! | ||||
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| 待った甲斐がありました。散らばる謎を一気に畳む快感は他にかえがたいです。 | ||||
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| 前作から17年という事実に驚きました。 前作を読んだのがついこの間くらいに思っていたのに、それだけの時間が経ってしまった事、なのに気持ちだけは17年前とあんまり変わっていない事に個人的に愕然とします。 そしてシリーズおなじみのキャラ達との再会もあんまり違和感はなく、スッとこの世界に入っていけてしまいました。 これは「京極堂」シリーズの存在感の大きさによるものなのかもしれません。 そして今作はシリーズでも異色な作品に感じました。 どう異色なのかはネタバレになるので言えませんが、〇シリーズでいう所の〇〇〇をマイルドにした感じという印象です。 今回は意外と榎木津の出番はあんまりなかったですね。 あとは関口に気の合う作家友達が出来たのは何か微笑ましかったです。 あと新キャラのあの人は扱いが既存キャラっぽく感じたのですがひょっとして外伝作品に既に出てる人なのでしょうか? | ||||
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| 京極堂シリーズについてレビューはたくさんあると思うので、少しずれた話を。 本作のなかには「陰謀論」「戦争と反戦」「国家と個人」「原子力」など トランプをめぐる報道やウクライナ戦争など今の国際情勢を念頭においたかのような記述がわりと多い。 信仰と宗教の違い、政治と宗教の住み分け、科学と科学信仰の差など面白い議論もたくさんあるが、 戦争観や国家観については意外に平凡なものを感じた(あくまで個人的見解)。 たとえば手塚治虫の畢生の大作『火の鳥』の歴史観が戦後教科書的な陳腐さに基づいているのに似ている。 ナンセンスを承知で言うと、京極堂の言葉ではウクライナ戦争を止めることはできないし、そのような力ある世論を喚起することもできないだろう。そういう限界を見たような気がした。 しかしそんなこととは関係がなく、 鵺の悲しみ=化け物の幽霊の悲しみというメッセージはよかった。 | ||||
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