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蒼天の鳥
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蒼天の鳥の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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謎解き要素は殆どありませんし、展開もある程度読み進めると解けてしまいます。 それでも大正期の国内での共産活動や女性躍進などに興味がある方でしたら楽しめる小説だと思います。 中弛みもなく終始テンポ良く読めました。 | ||||
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内容としては、犯人捜しのミステリ。 警察が情報漏洩しすぎ。(コナンでも時々つっこみたくなる) 時々、不明な単語(黒鶏をミノルカと読む)、難しい漢字、鳥取弁が説明もなく出てくることは覚悟して読んでください。 難しい漢字を見るたびにPC、スマホで調べて、調べるついでについついほかのことをしてしまい、 最初の100ページを読むのに時間がかかりました。 これはダメだと思って、難しい漢字は無視して読み、残り200ページを1日で読みました。 これ必要なの?という点あり。(241ページ目など) 内容とは直接関係ないけど、舞台となる浜村温泉に、遠い昔に1泊したことあり、懐かしい。 | ||||
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田中古代子という実在の夭折作家と幼くして亡くなった娘(実在)とを主人公に据えて、当時の「新しい女」の生きにくさや葛藤をからませながら、やや荒唐無稽な活劇を実際の出来事であったかのように収束させる手腕(特に「終局」)は、さすがにプロの脚本家の仕事だと感心しました。しかし、ミステリー小説としてはさほど高い評価にはならないのではないかと思います。 作者は「名探偵コナン」などの脚本家として既に活躍されている方のようですから、多分、いずれ単発ドラマになるのでしょう。ひょっとすると「コナン」の一作にでもなるのでしょうか。なにしろ「「活動写真」の上映中にその主人公「怪盗ジゴマ」が実際に現れて殺人事件を引き起こす。さてその正体は誰でしょう」という謎がメインですから、「コナン」にぴったりです。ミステリ小説としての核の部分は、アニメや漫画の原作程度のレベルということです。 私はこの本を寝床で読みましたが、毎晩少しずつ読み進めても「これ誰だっけ」と前に戻って確認することが少なく、大正時代末期の鳥取を舞台に当時の社会情勢や文化がうまく書かれているので、眠気まじりの目で読んでも頭に入りやすく、「枕上の読書」にふさわしい作品だと思いました。逆に言えば、「寝る間も惜しんで読みふけってしまう」という、優れたミステリ小説特有の強烈な謎やサスペンスがあるわけではなく、それが欠点でもあります。 「枕頭の書」としての評価が星四つ、ミステリ小説としての評価が星二つで、平均して星三つです。 | ||||
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