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(短編集)
雨の山吹
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雨の山吹の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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8編の時代ものと2編の現代ものが収録された短編集。表題作「雨の山吹」が素晴らしいです。失踪した妹一家に許しを与える又三郎の人情が本作のハイライト。雨で濡れた山吹の花の枝を妹一家に例えるラストが鮮やかです。「山茶花帖」も秀作です。生まれつき不幸な芸者の八重は自らを卑下し気の張り詰めた生を送っています。しかし好きになった武士新一郎の外叔父である桑島儀兵衛の言葉によって心が改められます。人間は皆支えあって生きているという儀兵衛の言葉が何より感動的でした。 | ||||
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中古の文庫本が安いので買いましたら文字が小さくて読んでいられませんでした。改版の度に文字を大きく変えていると知りました。新刊を買い直そうかと思っています。 | ||||
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毎晩、寝る前に読んで、落ち着いた気持ちで眠ります。 「山茶花帖」に感動しました。 江戸時代の、純愛ですね。 | ||||
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何度も読みましたが涙を流しています、また繰り返し読みます、Kindleにして正解 | ||||
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短編10編どれも、周五郎の感性が光る、すばらしい話だが、私は、やはり、表題作の雨の山吹が、好きだ。 | ||||
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周五郎の作品は読後に清々しい気分にさせてくれるので好きです。この作品も例外ではありませんでした。 | ||||
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収録作品は以下の通りです。 「暗がりの乙松」(昭和11年) 「喧嘩主従」(昭和13年) 「彩虹」(昭和21年) 「恋の伝七郎」(昭和21年) 「山茶花帖」(昭和23年) 「半之助祝言」(昭和26年) 「雨の山吹」(昭和27年) 「いしが奢る」(昭和27年) 「花咲かぬリラの話」(昭和9年) 「四年間」(昭和21年) 山本周五郎は恋愛小説においても一級の作品を提供している。それは人物の描き方がさえ渡っていて、読み手にさわやかな涙を提供できる作品が少なからずあるからだとおもう。 ここでは、「いしが奢る」が最高に素敵な作品。女主人公のおいしは、周五郎が創造した女性登場人物ではもっとも愛らしく心打つ女性だとおもう。「いしが奢る」だけで本書は読む価値がある。「山茶花帖」も素敵なラヴストーリーで読後のさわやかを味わえる。 「花咲かぬリラの話」「四年間」は現代もの。昭和初期に書かれたこちらはやや辛口な切り口。 | ||||
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