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偽のデュー警部



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偽のデュー警部の評価: 4.43/5点 レビュー 23件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

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No.1:
(4pt)

壮大なロマンス

この本が、推理小説のジャンルに入ることは当然ではあろうが、少し納得できないような気もする。確かに人が殺され、それを解決する警部がいる。しかし、しかしである。その舞台が、大西洋を横断する豪華客船であり、その警部も実は偽者で本業は歯医者であるとしたらどうだろう?そしてその歯医者が、警部の役割をしなくてはならなくなったことの背景には、彼自身の壮大な決意のもとの恋物語があったとしたらどうだろう? ピーター・ラブゼイは、この殺人事件を非常にユーモラスに、且つロマンチックに描いている。であればあるこそ、私はこれを単なる推理小説として捉えることはどうしても出来ない。これは、もっとスケールの大きな冒険小説、または恋愛小説であるような気がしてならないのである。
偽のデュー警部 (ハヤカワ・ミステリ文庫 91-1)Amazon書評・レビュー:偽のデュー警部 (ハヤカワ・ミステリ文庫 91-1)より
4150747016

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