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アリアドネの声
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アリアドネの声の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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| 三重苦の設定と、その状況にどう対処していくかという脱出ゲーム的なところが面白かった。 結末は楽しめたが、もう少し情景描写に厚みがあると余韻が深まったのでは?と感じる。 | ||||
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| 夢中になって読んで、気づいたら読み終わっていた。読み終わったのに、ドキドキが止まらない。初めての作家、次はどんな本に出会えるんだろう。 | ||||
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| まずミステリーでも、どんでん返しでもありません。 叙述トリック的な感じでした。 スマートシティWANOKUNIの設定はいいなと思いました。 プロの方に監修していただいてるだけあって、ドローンの作中での動きをイメージするのが容易かったです。 ただ、基本的に細かいトラブルが起こってそれを即座に解決して、という流れの繰り返しなのでどうしても盛り上がりに欠けました。 ちまちました問題が何回か起こるのではなく、何か1つ大きな問題が起こってそれをみんなで解決するみたいな方が入り込めたかなと思いました。 その為個人的なクライマックスは「1人取り残されたのが中川博美さんだった」というところでした。(つまり序盤です) シェルターまでの距離や浸水までの時間を定期的に記載してくれてますが、避難中、火や水が迫ってきている緊迫感が全くなかったので余裕そうに感じてしまいました。 あと、韮沢のキャラが薄すぎるのと、謎の暴言のせいで 主人公に助けを乞うてきた時に、「助けてあげてほしい」と積極的に思えませんでした。 良かった点は複雑な表現が無く、文章も軽めなので短時間で読めるところです。 私は本を読むのが遅い方なのですが多分トータル2時間くらいで読めました。 | ||||
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| "夢はドキドキワクワクして、楽しいもの。夢は叶ってしまえはただの現実。その叶えるまでの過程が楽しいから、夢なんです"2023年発刊の本書は障がい者支援都市「WANOKUNI」を舞台に、突然発生した巨大地震で取り残された女性を最新ドローンで救助しようと奮闘する物語。 個人的には"ビブリオバトラー推し本"というフリーペーパーで取り上げられていたので手にとりました。 さて、そんな本書は『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞してデビュー、『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』で2017年本格ミステリベスト10の第一位に選ばれた著者の書き下ろし作品で。街としての機能の大半が地下にあるスマートシティ『WANOKUNI』のオープニングセレモニーにドローンショーの仕事で訪れた主人公、高木ハルオ。彼が突然発生した地震で取り残されてしまった『見えない・聞こえない・話せない』の障がいを抱えた中川博美を誘導、救出するために、最新ドローンと持ち前の技術で奮闘していくことになるのですが。。 個人的にはまず、ドローンに興味があったのでドローンスクールのマネージャーに助言をもらっているらしい本書のドローン描写がとても説得力があって興味深かったです。 また、いわゆる物語は『被災地からの要人救護ミッション』になるわけですが。前述したように大賞が三重苦の女性というわけで。何度も発生するアクシデントを主人公が乗り越えていく展開が胸熱でした。 ドローンに興味がある方にオススメ。 | ||||
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| 口コミが良かったので、読んでみました。 最初に期待しすぎたからかもしれません。 展開に特に驚きは無かったですし、もう一捻りあるかと思ったらすんなり終わってしまったな、という感想でした。 私には合わなかったというだけであり、読みやすかったので、中高生の方に向いているかもしれません。 | ||||
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| Unlimitedにて読了。 やたらと出版社が煽ってきますが、これは私の中ではどんでん返しではないと思 います。途中で生まれた疑問が最後に解消されるだけであって、無意識に思い込 まされていたものが実は違った、とはニュアンスが違います(微妙な話ですが)。 また小説としてはなかなか厳しい出来というのが本音です。文章はいかにもライ ト系小説(昔でいうケータイ小説)のそれといった感じで個人的に合わなかった ですし、パニック系脱出シチュエーションが全てで物語らしい物語もありません。 まぁ設定に無理があるのは置いておきます。次々発生するアクシデントが嘘くさ いのも目をつぶります。人物の造形がおしなべて薄っぺらいのも我慢しましょう。 でも真相を知った時に「だとしても無理じゃね?」となるのはマズイと思います。 なるほど、とは思えるのですがそこで大きな衝撃というよりは、でもそれは厳し くない?となってしまったのが残念です。ラストがもっとしっかりハマってくれ たらマイナス点も吹き飛ばしてくれるんですけどね…その辺が惜しい一冊でした。 | ||||
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| 舞台やギミックがちょっと無理やりすぎます。 さらに次から次へと順番に発生するトラブルが嘘くさく見えました。 ラストの仕込みも「なにそれ?」と言いたくなりました。 | ||||
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| 障がいのある要救助者を、ドローンの遠隔操作によってのみで安全地帯まで連れていく。 聞くだけで「無理では?」という状況に興味を引かれて読みました。 あらすじとアオリでは、救助対象者が「見えない、聞こえない」のにどうやって助けるか、この点に重きがあるストーリーかな?という印象でしたので、 もっと主人公たちの発想や工夫でなにか、ミステリーのトリックを見た時のような「なるほどなあ」と思わされる展開があるのかと思いながら読みましたが、そういう感じではなかったです。 各フロアごとに通過が困難な問題がなにかしらあるので、その都度主人公たちが知恵を絞って誘導していく内容ではあります。ただ、ストーリーの肝というか、一番描きたいことはこれではなく別の部分だったため、比較的あっさり解決していくので…。なんか…結局全部「ドローン操作技術が上手かったのと、要救助者が賢かったのでなんとかなりました」で終わる感じが…。 「もうこれで大丈夫かも」と思っても次々に予想外の状況になって、まっすぐ案内できなくなる展開のアイデアは面白いです。予想外といっても奇天烈な状況ではなく、地震後の建物ならこうなってるかもな…それはそうか…という範疇のため、読んでいる途中で変に我に返ったりは無かったです。そういう、リアルにありそうな状況なことが更にスリルを感じさせます。 ただ途中に仕組まれていたどんでん返しについて途中で察しがついてしまうくらいのものだったため、ミステリーっぽいものを読むつもりが人情モノを読んでいた、という気持ちが拭いきれず。 最後のシーンは美しいと思います。変に後日談や他の人の視点などが描かれず、一番綺麗なところで終わったところは好みです。 | ||||
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| 前評判をうけての読了。クローズド環境でドローンを使って大地震の被災者を救出できるのかという作品。かつ、被害者は目が見えない、耳が聞こえない、喋れない人という設定。興味深い場面設定だけど、救出するのがドローン会社のイチ社員とか、何度も繰り返される、諦めたらそこで終わり的な信念のメッセージ、大地震のわりに援助がなく救い出すのは基本は1人、消防隊が救いに行かず、被災者自らが逃げ出せるように誘導する作戦などなど、見せ場も多く、ドキドキさせられる。ただし、どんでん返しに魅せられるのでしょうが、そこまで絶賛するほどのシーンはなく、逃げ出せるなら救いに行けるだろうとツッコミを入れまくりでした。一気読みできるので読みやすい作品ではありました。 | ||||
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| Audibleで聞きながらKindleで文書を追いながら読み聞きしました。評判がよい作品でしたので、心を動かされる感動やサプライズを期待していたのですが、普通という印象でした。頑張って読むほどでもなかったです | ||||
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| 図面が二種類あるのがトリックらしいが、採光塔とか、排気口とかって、人が簡単に落ちるような設計なんだろうか。 | ||||
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| 映像化させて売りたいんでしょうね 口コミが不自然に高いです 実際読んだところ、別に内容は悪くないし感動的な話なんですが ミステリーというカテゴリに入れるには微妙すぎます 地下に閉じ込められる似たようなので「方舟」がありますが そちらが割と王道のミステリ寄りとしたら、 こちらは……海猿とか刑事モノみたいな感動系ですかね? どんでん返しというほどの驚きもなく、謎解き要素も薄いです 実は救助隊の中に裏切り者がいて救助動画をネットで配信してて……その動機は…… 三重苦の人の正体……裏側、因縁…… そういうの期待してたんですけどね…… ここまで推されてて口コミも高いともっと期待しちゃうじゃないですか? 当たり前ですよね。 が、特に何かあるわけでもなくそのままキレイに終わってしまいました。 別に感動系が嫌いなわけじゃないんですけどね。 表紙からしても、キレイだけどちょっと怖いどんでん返しみたいな話を期待してたんですよ でも出てきたのは普通に良い話。うん。まー……はい。 これに1700円はちょっとキツいなぁ~って感じです。 | ||||
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| エレベーターに電力をもってこれば簡単に解決できるのでは? | ||||
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| 設定は面白いと思うし、最後のオチは悪くは無かったが、うっ、と引いてしまうところがあった 主人公が「無理だと思ったらそこが限界なんですよ」と言うシーンがある。本作の一つのテーマなのだが、サラリーマンである彼が言うとある外食業の社長の言葉が出てきて入り込めなかった。先に過労死という単語が出てきてしまって、思うんならともかく他人に伝えるのはどうなのかなぁと感じた。マジで嫌われてそう 肉親を災害? 事故? で無くしてしまったので必死に人命救助する、青臭いところもあると言うのは分かるのだが、それだったらベンチャーでドローン操縦者しないのでは? と思った。すごくチグハグだと感じた。これはたぶんドローンの操縦が比較的簡単そうに描かれているのが影響しているのかなと思う。消防士みたいに自身の命を顧みず救命しようとする人と比べると、凄さとかを感じにくかった 作中地震があるのだが、母親から連絡があるがなんか分からないが電話に出ないシーンもある。え? いや仲悪いならともかく安心させるために出るところでは? とか思った 昔の同級生と再会した時、いきなり同級生がうざかったと言ってくる。え? どうした急に? と感じた。内心で嫌悪感あるんなら話しかけもせず距離取るんじゃ無いのかな。仲が良いけど、前述の無理だと〜、はあんまり口にしない方が良いよ的なのでフォローするのが良かったのでは。 総じてキャラクタが唐突に感情を発露するものだから、こっちとしてはビクッとなって引いてしまうケースが多かった。主人公もヒロインもそう。最後のオチについて主人公が言及するシーンがあるのだが、それも急に汚い言葉使い始めて良い気分では無かった | ||||
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| うーん。 面白いと言えば面白い。 最後の最後で評価は急激に上がった。 でも最後までは説明がくどかったり、ドローン関係の専門用語が多かったり、ストーリーに深みが無かったり。この設定ならもう少し違ったドキドキ感や感動のある物語に出来たのではないかとも思える。 口コミが良すぎたり、帯で期待し過ぎたかな。 救出中の話は全体の半分弱でそれ以外の話が多くて、期待と違った物語だった。 最近は帯の強調していることと物語の中身にずれを感じることが増えた。 良かったのは最後の数ページだけだった....という印象。他にも良い本はいっぱいあるような。。 本というより映像化した方がいい作品かな。 | ||||
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| 淡々と進んでいくのでサクサク読めます。 ミステリー感はあまりなく、ノンフィクション系の救命の密着番組を見ているような感覚に近かったです。映像化したら観たいなと思いました。 | ||||
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| 人物描写や場面設定がリアルな緊迫感のある作品です。 ただドローンの説明描写が多く、まるで最新機器のプレゼンテーションのようだとも思いました。 肝心のストーリーは面白いのですが、上記の理由で途中で離脱しそうにもなりました。 救出劇にスポットが当てられているので仕方がないのかもしれませんが、ドローンの説明はそこまで多くなくてもよかったです。 | ||||
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| ストーリーとしてはよくできているし、起伏もある。ラストも面白い。ただ、地下の構造、地震の起こり方、街の成り立ち、他に取り残された人が1人もいないこと、酸素ボンベを背負っても水没しないこと、そしてラストに繋がる出来事まで……全てが作り物めいていて、ご都合主義的にうつる。 主人公の青さも痛々しく、わざとらしい。 もっと面白くできるアイデアだと思うので、リアリティレベルを上げる工夫が必要なんじゃないか。正直かなり勿体無いと思った。 | ||||
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| 臆病さゆえに兄を助けられなかった自責の念に思考を支配されているような主人公の、『無理だと思ったらそこが限界なんだ』というセリフの繰り返しの多さにちょっとイラつきました。 そして他に仰ってる方がいるように、文章から緊迫感が伝わってこなくて、映像だったらもっと怖いのかも、と感じました。 | ||||
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| 障がい者支援都市で発生した巨大地震により、見えない、聞こえない、話せないの三重苦を抱える中川博美という女性が地下の危険地帯に取り残されてしまい、ドローンを使ってどう救助していくかを描いた物語。 地下に一人閉じ込められるという危機的な状況に直面する中、急な転倒や漏電にも動じない中川さん。 中川さんにとっては地上も地下も、いきなり水に落ちたり、突然訳の分からないトラブルに巻き込まれることも普段通りであり、淡々と自分にできることをやる姿が印象的だった。 「人にはそれぞれ限界があります。だから私は、自分には無理だと思ったら、すぐに潔く諦めて、もっと自分にできそうなことを見つけて、そちらに目標を切り替えます。できる。できそう。できるかも。そう思ったことから一つずつ。成功のコツは、誰かと比べたりしないこと。あくまで比べるのは、昨日の自分。「無理」から「できそう」に、「できそう」から「できるに」。そうやって一つずつ成長の階段を上って、自分の可能性を広げていくことをお勧めします」 自分のことだけでなく、他人のことを思いやることができる中川さんには好感がもてた。 逆に救助する側の警察や消防、ドローンビジネスを手がけるベンチャー企業の面々は、想定外の出来事に右往左往しながらも、なんとかトラブルを乗り越えていく。 最後はどんでん返しというほどではなかったし、迷惑系Youtuberが簡単に侵入できたり、救助作業中に突然攻撃を喰らったりする場面は、ちょっとあり得ない設定に感じられた。また、同級生というだけで対して親しくもない韮沢との関係性も中途半端だったのが残念。 ドローンベンチャーに勤める主人公の高木以外の視点や、救助される側の視点での描写もほしかった。 | ||||
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