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鈍色幻視行
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鈍色幻視行の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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恩田陸さんの本はあらゆる物語への愛に溢れていると常々感じますが、この本も特に愛情を感じました。 3月は深き紅の淵を、の『待っている人々』の雰囲気がとても好きで、その舞台をより堪能できる作品でした。 後半のインタビューにおいて、武井氏が語る、虚構の中にしか真実はないという言葉が読書、映画鑑賞を愛する自分を肯定してもらえているようて涙が出ました。 夜果つるところは未読なので、またすぐ読もうと思います。 | ||||
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呪われた小説とその作家について、船上で語り合いながら謎に迫っていくミステリー。事実はわからないけど、それぞれの真実にたどり着いていく感じが面白い。 そして、呪われた小説である『夜果つるところ』を続けて読むと、薄暗い雰囲気に引き込まれて、どっぷり世界観を堪能できました。 | ||||
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クセありワケありのゴージャスなメンバーとの 贅沢な船旅読書会を満喫しました。 心地よい疲労感。 『夜果つるところ』をあらかじめ読んでからこちらを読みました。 読書会に参加しているような、臨場感を味わうことができました。 膨大な読書量から醸成された膨大な知識や哲学、大切にしたい言葉の数々を 今回もたくさんおすそ分けしてもらいました。 わかりやすい結末が用意されているよりも、 曖昧なゾーンで考えるほうが、読み終わった後も 長い間楽しめる気がして、そこも恩田ワールドの大好きなところです。 | ||||
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物語は全体的にモノトーンで進んでいく。映像化しようとするたびに、死人が出てお蔵入りとなる呪われた小説『夜果つるところ』。豪華客船の船旅の間に、映像化しようとした関係者に話を聞き、真相を解明しようとする小説家・梢。登場人物の、一人一人の心の動きを、視点を変えて描写するのは作者の得意とするところだ。しかし、結局は最後まで真相は謎のまま終わる。でも、それでいいのかもしれない。船旅の間見えていた、灰色の海と空。それと対照的なのが、小説『夜果つるところ』。カラフルだけれどグロテスク。こうした、相反する小説を書けるのが恩田陸のすごいところ。読んで損はない。 | ||||
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かつて映画化に2度も失敗したいわく付き小説『夜果つるところ』について、豪華客船の上で関係者や評論家たちがインタビューを受け、作者飯合梓とは何者なのかという謎を解いていく。作中作である『夜果つるところ』も既に刊行されているので、ぜひ両方とも読みことをお勧めする。 | ||||
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恩田陸を最近読み始めた私の感想(最初に読んだのは麦の海) ミステリアスでありホラーであり、何より構成・心理描写が素晴らしい。読み応え十分。 『夜果つるところ』のネタばれは大丈夫なんだろうかと、余計な心配をしてしまう。 既に発表済みの加筆:修正版(2回目のリライト?)との事だが、幸い初心者の私には無縁の話。 が、初出既読の方はどのような感想を持ったのであろう? 私が村上の壁を読んだ時と同じだったのだろうか? 少し心配ではある。 | ||||
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恩田陸の世界感がぎゅーっと詰められた一冊。3月や黒と茶の幻想や、ああ本当に、これをずっとずっと待っていました、と言いたくなる。読んでいて幸せな時間でした。おすすめします。 | ||||
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船旅というゆったりとした時間が、人間のあらゆる感情を丁寧に紡ぎ出せる。決して理屈っぽくなく、好感の持てる一見平易な文体であるのに、心の深淵を覗かせる、素晴らしい作品。この作品を読めて良かったと思わせてくれる。 | ||||
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船旅の限られた空間で進む古典的な推理小説。音や匂いの表現が多く想像を膨らませながら読むことができる。良い意味で久々の恩田陸らしい繊細で心のひだをくすぐる作品。夜に旅先でウイスキー片手に読みたい一冊 | ||||
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ばあちゃんに頼まれて買ったのですがSDGsに配慮した簡易放送で折り目や傷もなく届いたので良かったです | ||||
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