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鈍色幻視行
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鈍色幻視行の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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Qを褒めてる人がいるがこいつの設定の甘さがこの作品の全てを物語っている。バカキャラのくせに昔の俳優は知っているってめちゃくちゃ矛盾している。 テレビに出てくるお馬鹿タレントの方が設定守ってると思う。 みんながゲイカップルを受け入れてますみたいな描写もキモい。なんの葛藤もないなら同性愛を描く意味ってありますか? 似たような作品なら「黒と茶の幻想」の方がずっと面白いし、描写される同性愛も登場人物に苦悩や葛藤に繋がっていて意味がある。というかアレの焼き直しですよね、この作品 | ||||
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面白くなさすぎて読むのが苦痛なレベルでした。 恩田陸さん、面白い作品はとっっても面白いのに外れも多い気がします。 | ||||
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長い時間使った割に、あまりにつまらなかったので珍しくレビューを書く。 こんなに面白くなかったっけ、恩田さん。というのが率直な感想。 内輪ウケというより「作者」ウケ。普段お考えのことをキャラを使って延々と言わせている感じ。 思わせぶりな人物やアイテムも出したら出しっぱなしで何の意味もなく触れられずに終わる。坊主二人はなんだった? タムラ氏は? アカシアは? 幸宏との関係をなんでほのめかした? 読者に委ねる余地があるならまだしも、そもそも物語と絡んでこないので、興味も惹かれないし、想像を掻き立てられもしないので、深読みしてみようという気にもならない。意味はないけれど、なんとなくこの辺で謎っぽい要素を置いておこう、という感じか。最後の最後にある怪談的エピソードもまたしかり。最後にひと盛り上げ、とばかりに、とってつけた感がすごい。冒頭のカメラマンと怪奇現象とか、呪いと呼ばれる数々の事件事故も、ただ「呪われた原作」という魅惑的な(?)アイテム提示のための意図的な飾りとしか思えず、なんとも中途半端。 あと、どなたかも書いておられたが、煮詰まるの誤用がやけに気になった。一つの言葉が全体への信用とか説得力を失わせることはあるんじゃないかと思う。 そして最後の方の作者的カタルシスにあたるのだろう、関係者たちの絆的な描写とか、旅の終わりに際しての感傷的な雑感とか、作者の満足しきった様子に、読者として置いて行かれる感が否めなかった。人物たちの葛藤や落としどころを尤もらしい文章で無理やりいい話(呪縛からの解放とか)にして終わっちゃっている。だから何? という感じ。 要は最初から最後まで毒がないのだ。みんなクセはあっても結局は物分かりのいい人たち。気持ちの良い人たち。読者が気をもむまでもない人たち。 全てが作者の中で作り出された予定調和的問題であり、読者という存在によって漉される必要も余地もなく、長々と引っ張った割に作者があっさりとまとめてしまっている。 読者として期待をもって一緒に乗船したのに、一度も目を合わせてもらえずに、作者の一人語りで船旅が終わってしまった感じ。そりゃつまらない。梢の最後の謎解き(?)もなんともお粗末で、それ改まって(特に読者に)披露することか? と思わずにいられなかった。 初期の作品の方がずっと面白かった。雰囲気を楽しむ作風だとしても、初期のものは少なくともなんらかの決着らしきものがあった気がする。痛みや爪痕も感じた気がする。割とこの作者のミステリは拝読しているが、今回は作者が今まで書いてきた作者自身が好きな世界やお気に入りの作品等をあちこちに散りばめてそれこそ漫然と広がっている海のような印象。あるいは出し殻で再度煮出した薄味のスープのよう、というのが素直な感想だ。ミステリの醍醐味も、ヒリヒリする緊張感も、腑に落ちるような納得感も何もない。 そもそも「夜果つるところ」はこれだけのひとかどの人々を翻弄するほどの小説なのだろうか。未読だが、多分そうではない、という予感しかしない。 Qちゃんがすごく可愛かった。 個人的にはっきり言える肯定的な感想はこれだけだ。 | ||||
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恩田さんの作品を読むのはコレが初だと思うんですが、内容紹介にひかれて読んでみました。が、お話に中に何回も出てくる「こういう事象に出会うとこういう風に思うでしょう、みなさんもそうでしょう。」的な文章がいたるところででてきて、この方の他の作品もそうなのだろうか?と思ってしまった。「映画化」に関する話なので色々な映画のタイトルが出てきくるのですが、名画ばかりなのでしょうが昔の映画通でもない私には???のものが多かった。それと、「リア充」の間違い(これは発言する登場人物のおじさんが間違ってるだけ?作者は分かってるのだろうか。) これ一作を読んだ感想では作者さんは なんですかな、小説で「ちびまるこちゃん」的なモノが書きたい方なのかな思ってしまった。(みんなのあるあるや過去にあったあったを書きたいのかなって、そうでないにしてもそういう文が多すぎると思います) | ||||
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恩田さんの作品はあらすじに惹かれて何度か手に取ったことがあるが、読み進めるに従い苦痛になることが多い。 その理由として文、あるいは描写が下手くそだからと感じている。 本作品にも、行き詰まる、というべきところが煮詰まると書かれている。何度も。ベテラン作家だし編集や校正は何も言わないのだろうか。 もちろん、これは知識の問題であり、創造性とは別だ。こんな揚げ足を取らずとも怒涛の表現に圧倒されるのであればそれで良い。 しかし、真実はパレードの紙吹雪、夫婦はダム、など物語を理解する上で重要な比喩ですら長い説明を読んでもピンとこない。当然のことながら、恩田さんの思想を拝借して、私が誰かに、真実はパレードの紙吹雪だよね、なんて得意気に語る気もおきない。 作中人物の言葉や会話も筋書きのためのもので人間味を一切感じない。結局、読了しても何の物語だったか理解できない。 自分の理解が及ばなくとも、多くの人はここを楽しんだ、あるいは楽しむのだろうな、ということもイメージ出来ない。 この作品が良かった、という人に心から聞きたい。一体、どこが面白かったの?と。 私の読解力の無さが問題なのかもしれないので、どこが面白いのか心から理解したい。 恩田さんは沢山の作品を書き上げる才能はあるし、常に新しいことにトライしようとする企画とその着想力には優れていると思う。 ただ、恩田陸さんは肝心の文章を書く才能がない。 あくまでも個人の感想だ。 基本的に自分と恩田陸さんとは相性が悪いのだと思う。 | ||||
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恩田さんの長編なので楽しみに読みましたが、残念の一言です。 個別のインタビュー以降は、苦痛でした。 「夜は果つるところ」に期待します。 | ||||
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下巻である「夜果つるところ」を読ませるための存在のみ。 ミステリーとはは言いがたい。いっそ、上下巻とした方がいい。 | ||||
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