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真珠とダイヤモンド
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真珠とダイヤモンドの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 21~40 2/3ページ
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| 読み始めて当時の頃を思い出す。 株のことは知らない子供だった私でもニュースでNTT株の話は覚えていて、その後バブル期またバブルが弾けたあとどーなるのか、下巻もすぐクリックしてしまいました。 | ||||
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| 20代の頃にバブルを経験した世代として、懐かしさから手にした上下2巻は圧巻の面白さで、わくわくしながら読み進めた。バブルとくれば、上げ潮に乗って上手に儲けたはずが勝ち逃げできずに...、というストーリーだが、舞台裏にはこんな光景が繰り広げられていたのか、というディテイルは大変興味深かった。終盤で、バブルに踊らされたというより大人たちに上手く利用されただけだったという意味の述懐があったが、その大人の姿が見えない。怖い反社の親玉を除いて。敢えて姿の見えにくい黒幕たちを想像させたかったのかも知れないが、こちらには伝わってこなかった。 | ||||
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| 桐野夏生の書くものは後味は良くない、でも彼女は力量があるので後味の悪さを吹き飛ばして私の心にくさびを打ってくれる。 桐野夏生の書く人は女にだらしない人、見栄っ張り、浅はかな人、人を見下す人、色んな醜い人が出てくるが、そんな人たちに滑稽さを感じてしまう。 彼女が冷静に書ききっているからだと思う。、、ヤクザは洒落にならないが。 ドライな描き方だが登場人物が無理なく頭に入り込み、ずんずんと読めました。読後感は悪くない! | ||||
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| 悪いことは書かないので参考にならないかも…。とにかく新作を読みたくて購入しました。新人作家の作品は賭けみたいな所が有るので、この氏の作品は安心して読めました。結局、好みの問題なんですけどね。敢えて言うなら、OUTみたいな思いっきり後味の悪い作品が好きなんですけど、万人受けしないから難しいのかな? | ||||
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| 前作「燕は戻ってこない」に感銘を受けましたので、早速上下巻を購入しました。バブル期の「空気」を吸うような感覚で、あっという間に読み終えました。主人公の3人、望月、佳那、水矢子のキャラクターの描写が緻密で、近くに住んでいた若者のように親しみを覚えました。それぞれが人格に難を持ちながらも(例えば礼儀を知らない望月)、三人とも同情してしまうような愛おしいキャラです。 「燕は」が5星でしたので、あえて4星ですが、秀作です。 | ||||
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| 楽しく読みました。 読んでいて当時の記憶がよみがえりました。最後が悲しいです。 バブル期、私は東京証券取引所に勤めていました。売買ポストに沢山の人が集まりすごかったです。 日経平均株価が節目の15,000円や20,000円を超えると証券会社の人全員が拍手し、立会所が揺れた記憶があります。 | ||||
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| とにかく読んでみて。 | ||||
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| 桐野夏生に外れ無しと思っているので、予備知識なくこの本を手に取った。 バブル期の話だったのかと思いながら読み進めていったが、上巻は退屈に感じた。 登場人物と同世代なのでNTT株の話はあったなあと思い出し、大手N証券で全社員に臨時ボーナス100万円が出るという新聞記事を同僚と読み、証券ってどれだけ儲かっているんだろうと話した記憶がよみがえった。日本はすごいという高揚感が東京をはじめ日本に溢れていた時代で、知らない世代にとってこういう小説は記録として意味があると思うが私には既視感の方が強かった。 主要な登場人物3人にもっと魅力があればまた違ったのにと思う。特に望月は若いとはいえあまりに姑息で考えなしに感じた。こういう若者でも一攫千金を夢見ることができたのがバブルだったのか。 上巻は序章で下巻はもっと面白くなるのかもと期待して読んだが、上巻の福岡から下巻は東京に舞台を移し脇の人物も増えたが、結末は予想の範疇だった。もしかしたら私自身がバブル期を苦々しく思っているので面白さを感じられなかったのかもしれない。 | ||||
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| 確かにあの時代を生き、言われるままに買った1株で何十万も儲けた。小心なのでそれだけだったが。 忘れていたあの時代の人々の暮らしや言動を思い出させてくれた。ほろ苦い感傷とともに。 | ||||
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| バブルを経験したものとして、それでも東京生まれ、とうきょう育ちとして、悲しい後編でした。あのバブル、こういう面もあったんだろうなと思います。 | ||||
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| 主人公が、ほぼ私と同年代。バブルの時を思い出させてくれました。とは言え、証券の世界は知らないので、勉強になりました。 | ||||
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| 本の内容はともかく、アマゾンで買い物して、こんな汚い本は初めてです。 擦れた跡はあり、とても、新品には見えません。 面倒なので返品はしませんが、もし、書店へ行って購入するなら、このコンディションなら絶対に買いません。 古本屋でも、もっと綺麗にして販売してると思います。 | ||||
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| 桐野夏生氏は全作品読んでいます。 バブルの栄枯盛衰を証券会社で働く人間を通して書いたものですが、バブルに懐かしみがある方が多いらしく、口コミを見ると取材の綿密さを讃えるものや、フィクションなのに現実との僅かな誤差をグズグズ言うお門違いな口コミまで様々ですね。 スリリングで非常に読みやすく、読み物としては楽しかったです。 テーマがもう少し深いと更に読後感が良かったのですが、そういう作品なんだなと。 相変わらずヤクザ出てきますが、私は桐野夏生氏の描くヤクザが狡猾でいかにもヤクザらしく結構好きです。 が、(ここからネタバレあり)山鼻が望月夫妻を心中に追い詰めますが、ここ、怨恨ではなくお金が原因なのですから勿体ない。 佳那は若くて綺麗なのですから当然風呂に沈めるのが定番で、心中してもらってもリスク高まりますし得るものも無いかと。 とはいえ、長編ですが読む手が止まらずあっという間でした。 桐野夏生氏も70代となり、あとどれくらい新作が読めるのかと考えるようになりました。 今後も人の恐れと悪意を書き続けて欲しいなと思います。 | ||||
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| 始まりは1986年。昭和末期に起こったバブル景気の時代、萬三証券(現実の山一と岡三を思い出させるネーミング)福岡支店に同期入社した三人の運命が、節ごとに入れ変わる視点で物語られてゆく。高校を卒業したばかりの伊東水矢子(”輝かないダイヤモンド”と評される)、短大を出た美人の小島佳那(”薄汚れた真珠”と自嘲する)、無名の私大出の望月昭平。三人とも貧しい家庭に育ち、恵まれた生活を送ってきたとはいえなかった。 今から思うとホントかよと言いたくなりそうなサラリーマン社会、なかでも証券会社の当時の有様は、実際に身を置いていたという人からもリアルだとの声が上がっている。後半のホストクラブの様子もそうであるのだろう。いつもながら、桐野夏生さんの取材力には驚かされ、再現活写する文章力にため息が出る。 プロローグで、コロナ禍でホームレスになった水矢子が深夜の公園で佳那に呼びかけられる。そして佳那は結婚した望月も元気でいると答える。結末をいきなり明かす作者の大胆な手口、読者は彼女らにどんな運命が待ち受けていたのかと読み進めていく。 「読み進める手が止まらない」と広告感想にあるが、その通りどんどん読める。渋滞なく読めるのは、凝った修辞(レトリック)を交えぬ平明な文章によるのであろう。 ただ、どうもストーリー展開や人物造形が型にはまりすぎてるように思える。広告には「予想できない展開」ともあるが、これはどうだろうか。 桐野文学は一貫して、人間の弱さや愚かしさを厳しく抉りながらも、そんな人物を優しく包み込む作風で、数々の名作、傑作を生んできた。今作もその路線上にあるのだが、近作で比較すれば『日没』や『砂に埋もれる犬』に遠く及ばないのが残念である。主人公三人の置かれた状況がさほど共感できるものではなかったからか、脇役を含めた人物たちの誰も彼もが、定番のタイプからはみ出ていないからなのか。 読み易い、というのは”俗に通じ”てしまうことでもあると改めて思わされた。 | ||||
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| 一気に読みました。面白かったです。証券会社に勤務した経験者として、よくここまでリアルに描けるなと感心しました。小説は面白くてナンボというのを実感した作品でした。 | ||||
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| 桐野さんの小説は、加害者と被害者が状況に応じて入れカわる。この小説もバブルで大儲けした男女が一転して落語者に!登場人物の内面の変化がドラマを作っていく。しかし、魅力はその底に作者の倫理感があるところ。なんでも許されているようで許されないこのニンゲン社会、そこに希望を感じる。 | ||||
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| 奥付を見ると、単行本化にあたり大幅に加筆修正したとある。「大幅に」の基準が知りたいところだが、僕の想像では「プロローグ」「エピローグ」を加筆したのではないかと思う。読者によってはあざといと感じるかもしれないこの章の意味を考えることで、桐野氏の小説への考え方を邪推してみたい。 本作は、近著『砂に埋もれる犬』『燕は戻ってこない』にも増して恐ろしく読みやすい小説である。この読みやすさはどこからくるのか。 三人称だが心象描写が多く、殊に主役においては主観的である。ところが、その心理描写があまりに精密なため、本当に彼ら彼女らが瞬時にこのように気持ちを言語化できているとは思えない。だから三人称を採用しているのだろうが、それにしてもこの小説中の登場人物は、設定以上に「賢く」感じられる。 この「賢さ」は、若い頃の経験で、その時にはよくわかっていなかったことが、何年も経ってからその意味にようやく気づく、という体験に似ている。あるいは、自分で自分のことがわからないとき、第三者が、それはこういうことなんだ、と叡智を授けるようなものか。作品中に占い師の中年女性が登場するが、彼女が諭す「人間のタイプと名前の意味」の蘊蓄もそのバリエーションだろう。 この物語の創造主である桐野氏は、生み出した登場人物が自立して動き出す様を見て、「そのあなたの気持ちを言葉にするとこういうことなんじゃない?」といちいち親身になって助言しているようである。その厳格さ、単純に好き嫌いの感情に寄らない理性的な分析が、読者にとって目を逸らすことができない緊迫感を生み出している。それがダレることなく持続していくから、読みやすいと感じるのだ。 何が物語を推進させるのか。思いもつかないストーリーなのか、愛すべきキャラクターなのか。そういう要素も欠かせないが、特に本作においては、登場人物の人生を回顧すること、今だから言えること、わかること、でも当時はどうすることもできなかったこと、そうした残酷さを「見物する」他人事としての好奇心なのだ。 そこでプロローグとエピローグである。桐野氏は、自身が生み出したキャラクターに「魂が宿る」と感じているのではないか。あの章は、物語から彼女らの魂を解放し救済するプロセスなのではないかと感じた。 | ||||
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| 多分こういう結末だろうと推測していた 通りの終わりかたでした。 投資に関する用語に 触れたくて購入したのが本音です。 それ以上でもそれ以下でもありません。 | ||||
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|---|---|---|---|---|
| 久しぶりに桐野夏生氏の著書を買い、上下巻一気に読みました。バブル期の証券会社を舞台に、地方出身の若者達が、野望と上昇志向を持って駆け抜けて行く様は、当時金融業界にいたので、懐かしく切なく、感情移入して読んでいました。以前よりは、尖っていないと感じましたが、人間の欲や業を一貫して書いている桐野氏の、読みやすさの中にある深いテーマはずっしりと伝わってきました。バブルを経験していない世代が読んだら、どのように感じるのでしょうか。 | ||||
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| 久しぶりに桐野夏生氏の著書を買い、上下巻一気に読みました。バブル期の証券会社を舞台に、地方出身の若者達が、野望と上昇志向を持って駆け抜けて行く様は、当時金融業界にいたので、懐かしく切なく、感情移入して読んでいました。以前よりは、尖っていないと感じましたが、人間の欲や業を一貫して書いている桐野氏の、読みやすさの中にある深いテーマはずっしりと伝わってきました。バブルを経験していない世代が読んだら、どのように感じるのでしょうか。 | ||||
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