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哀惜
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哀惜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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綺麗な状態で問題なく到着しました。 | ||||
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原題であるThe Long Callの意味は、多分「神の思し召し」とか(過去の)「呼び声」といったような意味ではないかと。(さらっと調べた限りですが) 日本語訳を最後まで読み、主人公マシューの過去や現在に至る性格や捜査手法を理解したのであれば、そういった言葉に思い至るかと思われます。自らの疑問を検索せず、思い込みで他者を評価するというのが、この作品で最も作者が忌避している人ではないかと。 作者の小説は初見ではありますが、印象的な事象を、感情に流されない筆致で描き、最後には反吐が出るような事実をマシューを通して収斂させる。その円熟の技法には感心するほかないです。 ともかくマシューが素敵です。彼のパートナーが悪人ではないようにと祈りながら最後まで読み切り、安心しました。 英語圏では、これを含め、3作刊行されるという情報をあとがきで知って、邦訳を楽しみに待っています。 | ||||
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捜査を指揮するヴェン警部が日本ではまず考えられない設定になっている.伏線の一部かもしれないのでそこは触れない.ホームレス風男性の遺体がヴェン警部の父親の葬儀の日に発見される.この人物の素性がなかならわからない中,過疎化する街の中心的なデイサービスとか生涯学習センターに関連しているらしい.このセンターにはヴェン警部のパートナーが中心となって運営されている.ここには街の有力者が理事などを努めている.地道の捜査から男性の生涯が明らかになる中彼は最後にいいことをしたいと考えていたことがわかり,ここに殺害される原因があったのである.訳者のおかげか,著者がうまいのかとにかく500ページを超える分量なのに興味を切らすことなく読み切ることのできる作品であった. | ||||
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