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第五の季節
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第五の季節の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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慣れるまで読みにくいので時間がある時に読むのをお勧めします。個人的に作者の思想、言いたいことのために書かれるファンタジーは苦手ですが、不思議とこの作品は好きになりました。 | ||||
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最初が面白くなかったので後書きを読むと、途中から面白くなりますよと書いてあったので我慢して読み進めると次第に展開がよくなり途中で、三つで進む文章もああ同じ人物(エッスン)かぁと納得もし世界をよく創造して描いてるなと思いました。最後の戦いの描写も主人公の特異能力が開花して次に続くぞと期待させてくれました。新品で買ってまでとはならないので☆4つ。 | ||||
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間違いなく一部は名作。 三人の女性の視点を行き来しながら、世界観と謎の提示が行われる。 それぞれのキャラクター視点で読み飛ばしたくなるような話が無く、ページを捲るのが楽しい。 半分ほど読んだ時点で三人の関係に気づいたが、それが面白を損なうことはなかった。 主人公以外のキャラクターも魅力に溢れている。 一冊目の締め方も自分好みで、本棚に入れて時々読み返している。 ただし二部、三部に一部のような読み味はない事を言い添えておく。 この二冊もこれはこれで面白いが、納戸の肥やしになっている。 他作品を例に挙げるのは失礼だとは思うが、星を継ぐものシリーズの「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」の二作が、本作品の二部、三部にあたると個人的に思う。 | ||||
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タイトルに三部作を読んでの感想と書いていますが、シリーズ最後の輝石の空は途中で読むのをやめてしまいました。 一作目ではダマヤ、サイアナイト、エッスンの3人の女性の関係が後半で明らかになる流れが特に驚きで、これからもこんな体験をさせてくれるならと思ってワクワクしていましたが、二作目のオベリスクの門は淡々と生活が続くような感じで、世界の説明や作中に登場する超自然的な力の説明も小出し小出しで辟易してしまいました。 特に気に食わないのがシリーズ通して2人以上の登場人物が交代で話が進んでいくのですが、その切り替わりのタイミングが毎度良いとこで切られるので正直続きが気になるというよりはただただストレスです。 他の方のレビューでも言われている通り、語り部の語り方が特殊で読みづらいです。話の内容も作者の作った造語が飛び交うのでわかりづらいです。私もレビューで見て覚悟して買いましたが、三作目でギブアップしてしまいました。 また、これは完全に愚痴に近いのですが三作目の作者あとがきで開口一番「フゥー、なかなかキツかったでしょう?」みたいなことを書かれていて、いやそんなこと言うならもっと読みやすい文章を書いてくれよと思いました。 一作目の第五の季節は全編通して面白いと感じたのでおすすめできるかなとは思います。 いつか、半分くらいでリタイアした三作目を読み切ったらまた評価変えるかもしれませんが、二、三年は読む気がしません。 | ||||
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時間の無駄 | ||||
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この本の裏表紙に書かれていた「3部作が3年連続ヒューゴー賞受賞。世界の終わりの物語」という言葉に惹かれて手に取った。正直、少々わかりづらい。けれど、世界の終わりをどう表現するのか、3年も連続して大きな賞を取るにはきっと理由があるはず、そう信じて諦めずに読み進めた。途中、繰り返し出てくる「錆び」「錆び地球」「地下火」というフレーズ‥会話の途中にも出てくるこのフレーズに疑問を持つが、きっと訳本でなく英語の原書で読めればその疑問は解決するのかもしれない。 読み終わって思うのは、なんとも形容のしがたいストーリー。意思や感情を持っている地球。その地球の地震事象を操ることができる特殊能力者オロジェンたち。これだけの能力を持ちながら、彼らには自由がない。怯えている。それはなぜ?世界の終焉て何?そして不可解な終わり方。二部へ続くということか? 巻末の解説者が「最後まで読んだらまた読み返すといい」とあった。本当にそう思う。二部へ進むかどうかはそれからだ。 | ||||
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スタートレックと スターウォーズ どちらかというと後者よりです 私達の認識する地球、私達人類の歴史に 一切関わらないお話ですね 或いは旧猿の惑星のように遠い未来の私達地球のお話かもしれませんが 今に至るまでの私達の国家、人種、地名、人名、建物、言葉が何一つ登場しない上、 滅びる前の文明の基幹技術が○○で全く異なるので...うーん表題に破壊された地球とあるけれど、 本当に私達の星のお話かな?ってなりました ほら、漫画ドラゴンボールでは登場する惑星を地球と呼びますが私達の地球とは歴史含め一切関わりありませんよね そんな感じのお話です 表題を見て私達の文明が滅びたあとの 遠い未来の話なのかなと読み始めたら 少し肩すかししてしまうかも | ||||
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一周目はだれの視点かわからないです、主人公は3人の女性です、ですが次作のオベリスクの門で読みにくい理由がわかります。 | ||||
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SFなのだと思って購入したが実はファンタジーなのだとわかった。SFは好きだがファンタジーが苦手な自分にはとっつきにくい物語だった。 地球科学的な導入部の描写がこの先の物語を期待させてくれるものだっただけに、そのあと数百ページ延々と続く「エッスン」「ダマヤ」「サイアナイト」という女性たちの辛い生活の長い描写は、読むのに忍耐を必要とした。言い回しもややくどい。 ただ、物語を読み進めてから最初の方に戻ってまた読んでみると、最初はわからなかった様々なことが腑に落ちる。そういった奥深さがある。謎はまだまだたくさんある。これからいずれ、残り2巻も刊行される予定とのこと。どんな物語になるのか、待ちたい。 | ||||
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三部作の一の時点ではSFというより(SF)ファンタジー寄り。 相当粗削りなのに評価が高いのは、SFファンタジー要素のごった煮感と大きなサプライズ要素のためか。 作中で「何でもアリの本が好き」というような登場人物の語りがあるが、作者の趣味の代弁とも思える。 物語視点は主に三つで、作中用語が初っぱなから飛び交い、 しかも同一の対象を指すのに文化の違いで呼び名が異なっていたりとややこしいことこの上ない。 まわりくどい一人称語りとまどろっこしい展開で、徐々に世界観があらわになっていくのは手法とはいえ、 中盤くらいまではあまり面白くない。 終盤前に、ある登場人物の行動が個人的にかなり驚愕だったので、それだけでも読む価値はあった。 そして次作に期待させるラスト。 「謎」で引っ張るというよりは語られていない過去の物語が大量に埋もれていることを見え隠れさせ、 閉じない物語としての期待で楽しませる小説。 だから(一)の時点では読者の想像力に満足感が左右される。 | ||||
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その世界では、数百年ごとに大規模な災害が起こって文明を亡ぼす。 大地と語って情報を収集し、様々な超能力を発揮するオロジェンと呼ばれる人々がいる。 オロジェンは一般人から畏怖され、時には差別される。夫に連れ去られた娘を探す母親・学校で能力を磨く少女・公的な職につくオロジェンの女と三つの視点から物語が進む。 設定は面白そうだ。が、冗長で退屈である。アクションが極端に少なく、陰鬱な描写が続く。 私の苦手なル=グィンを思わせる作風だ。思弁的でハイブロウというのか。 そういうのが好きな人には、向くかもしれない。 それにしても、本作にこの長さが必要だろうか。文庫600ページは、面白ければあっという間に読める。 しかし本書読破は、苦渋に満ちた難行だった。三部作の一作目らしいが、一冊で食傷した。 作者はアフリカ系女性作家で、反差別とフェミニズムが看板らしい。 たぶん本書の鬱屈した雰囲気は、マイノリティの情念がこもっているのだろう。 主義主張を語るのはいいよ。でも、もう少し小説として面白くないと。 ラスト数ページのアクションは、少しだけ心惹かれた。 あと、「地球との通信」という訳語は誤解を招く。惑星移民の話みたいではないか。 「大地との交信」とでもするのがベターだろう。 | ||||
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本書が面白かったので、未訳の2巻・3巻を原書で読んでみました。 最近欧米で乱造されているSF三部作は続刊がつまらなくて失望することが多かったのですが、本シリーズは標準型?のSF読者にとっても満足できる出来だと思います。今から読み始めても損はないと思います。特に最終3巻 The Stone Sky では全ての謎がきっちりと解き明かされ、読みごたえがあります。 ただし、ほんとに3年連続ヒューゴー賞に値するレベルなのかというと、やや疑問を感じます。その前年受賞の「三体」のあまりのすごさに、こっちの期待度が上がりすぎていたのかもしれませんが。 ところで、他のレビューにもある「あんたは…」という奇妙な語り口ですが、ちゃんと重要な理由がありました。最終巻で明らかになりますので、お楽しみに。「へー、なるほどね~」ですよ! | ||||
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面白かったのだが、その面白さは600ページのうち200ページを我慢して読んだ後にしか出てこない(レビューを書いた後に先行の諸氏のレビューを拝見させてもらったが、皆同じ感想であるというのが面白い、冒頭が読みにくいだけではなく、それはもっと続く、というのが評者の意見)。また、非常に気になるのが、3つの平行するエピソードのうちエッスンのパートで、2人称”あんた”と現在形の組み合わせの文章が続くのが、なんだか不快にさせる。各章の終わりに、その世界の年代記の断片が引用されて、その世界の歴史や成り立ちについて述べて行くのは、かのデューンを彷彿とさせる手法でなかなか効果的だった。別世界の構想自体はとてもよいのだが、どうも登場人物の内面描写が浅く感じられたのがこの小説の最も弱い点だろう。3部作であり続編も日本語訳が刊行予定とのことで、待ち遠しい気持ちもあるが、また難行苦行を耐え忍ばなければならないとも予想され、悩ましいところだ。忍耐力のある人には是非おすすめ。 なお、ヒューゴー賞作品という惹句で購入したのだが、2015年のパピーゲート事件の直後の黒人女性作家による2016年受賞作品であることを、レビューのためにアマゾンの該当ページの作者の写真を見て知った。最近の受賞作では、2008年のマイケル・シェイボン、2010年のチャイナ・ミエヴィル、2011年のコニー・ウィリスしか読んでいないのだが、本作はこれらの作品を小説の質という点で上回っているとは思えなかった。少なくとも私見では、これらの作品はSFファン以外の小説好きにも勧められるが、本作はSF人以外には勧められないと思う。 | ||||
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本書はダラダラと続く文字密度の高い600ページを読み切るだけの体力と、伏線の多い意味不明の(とい うか謎の多い)物語を追い続ける気力を要します。解決策としては先のレビュアー氏が簡潔明瞭に述べられ ていますので、非常に参考になります。同時に巻末の解説でアウトラインを把握してから始めると、より分 かり易く楽しめます(ネタバレにはなりませんので安心)。 数百年周期で繰り返される天変地異「第五の季節」という壮大なスケールのSFテーマや、オロジェン(造 山能力者)、石喰いなどユニークな登場人物を設定し、三人の主人公を軸に進んで行く大河ドラマ仕立てで す。 本書全編を通して、興味ある用語が散見します。例えば感情表現の「地球火にかけて・・・」とか「錆び た地球」など。あるいは登場人物の「サイアナイト(閃長石)」、「アラバスター(雪花石膏)」、「グリ ット(粗粒砂岩)」・・・等々。地学や鉱物関連名が多数見られます。著者のこだわりかユーモアなのか思 わずニヤッとしてしまいました。ミステリー小説張りのどんでん返しも用意されてます。 謎は色々残り、続編にて明らかにされて行くのだろうと思いますが、それまで待てる読者が多ければいい のですが・・・。 | ||||
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出だしのプロローグ部分は、とても読みにくいです。数百年周期で天変地異を繰り返す世界を、意味深な言い回しでほのめかすように綴っていくスタイルなので、目が滑るというか。ここ、あまりの読みにくさに、「すっ飛ばしちゃって、物語を読了した後に振り返って読むのもいい」と、文末の解説文にも書かれているほどです。 このプロローグが終わると、物語の始まりで。3人の女性(中年、少女、若者)の軌跡を、場面チェンジを繰り返しながら進んでいきます。特徴的なのは、中年女性の単元だけが二人称である点。「あんたはエッスン。息子を亡くした女だ」のように。読者=主人公とし、二人称で語ってくる文体ですが、語り部の正体は終盤であきらかに。 3人の軌跡、いつどこで繋がるのか?と思いながら読みましたが、面白かったです。3部作の1作目なので、1冊まるごとかけて序章のようなものだと思いますが、本編最後のセリフを読んで、あらためてプロローグを読み返すと、思わせぶりな言い回しにも意味があることがわかります。 Kindleのサンプル版は、進捗状況からすると全体の10%にあたります。読みにくいプロローグを通り抜け、3人のうちの2人までは、単元でそれぞれの状況のさわり部分がわかるので、まずはサンプルをダウンロードするといいかも。 | ||||
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